【感想・ネタバレ】利休鼠のララバイ~杉原爽香 二十八歳の冬~のレビュー

あらすじ

杉原爽香、28歳の冬。爽香は、勤務先〈Pハウス〉の入居者で女優の栗崎英子(くりさきひでこ)とコンサートに出かけた。が、英子と旧知の仲の歌手・喜美原治(きみはらおさむ)が体調を崩し中止に……。一方、爽香の恩師・河村布子(かわむらきぬこ)は、夫・太郎(たろう)が家を空(あ)けがちなのに悩んでいた。刑事の夫は、事件で知り合った女性と交際しているのだった。登場人物が読者とともに年齢を重ねる画期的シリーズ第14弾!

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Posted by ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
杉原爽香、二十八歳の冬。爽香は、勤務先Pハウスの入居者で女優の栗崎英子とコンサートに出かけた。が、英子と旧知の仲の歌手・喜美原治が体調を崩し中止に…。一方、爽香の恩師・河村布子は、夫・太郎が家を空けがちなのに悩んでいた。刑事の夫は、事件で知り合った女性と交際しているのだった。登場人物が読者とともに年齢を重ねる画期的シリーズ第14弾。

令和元年12月23日~24日

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2019年12月24日

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ネタバレ

爽香シリーズ第14弾。杉原爽香、二十八歳の冬。爽香は、勤務先Pハウスの入居者で女優の栗崎英子とコンサートに出かけた。が、英子と旧知の仲の歌手・喜美原治が体調を崩し中止に...。一方、爽香の恩師・河村布子は、夫・太郎が家を空けがちなのに悩んでいた。刑事の夫は、事件で知り合った女性と交際しているのだった。仲睦ましい結婚生活を送っていると思っていた河村夫婦の関係が、お互いの忙しさでぎこちなくなっていくのが悲しかったです。

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2013年03月31日

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ネタバレ

年に1回出る。
主人公が杉原莢香である。
雑誌などに連載している。
表題が色に関するものである。
いくつもの決まり事が成立しているが,
最終回にはきっとどんでんがえしがあるのだろうと思う。

ひょっとしたら,著者は、もう最終回を書いているのかもしれないという気もした。

事件が多く,ひとつひとつが丁寧に書けていないのはしかたがないとしても、
感情の機微が大雑把になるのは多少気にかかる。

また、主な登場人物のプロファイルにでていない人で大事な人がいる。

三宅舞との出会いである。
この後,断続的に登場する重要人物である。

それに対して,今回だけの重要人物が、弁護士の小沢だろうか。
最後まで,油断できない。

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2011年08月09日

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杉原爽香シリーズ第14弾。
愛妻家だと信じてた河村刑事が浮気とは…。
衣子先生のピンチ。
明生、頼もしくなったな。

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2022年07月26日

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4.2
→サクサクと読み進められるのに、内容はすごく深くて面白かったです。一作ずつ歳を重ねる設定ならではの登場人物の濃さがすごく良かったです!
爽香には幸せになってほしい…

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2022年04月03日

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河村さんも、爽香の兄の充夫も出てくる人みんなしっかりしろよ!!と言いたくなります。明男は、そんなことにならないでほしい。。。布子先生に最後の最後に辛いことがあったので、そんなときこそ、河村さんに側にいてあげてほしいのに。。。。 今回は珍しく最後に気になる点が何点か残っているので、早く次巻を読みたいです。気になります。

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2016年04月29日

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ネタバレ

49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳→37歳→36歳→35歳→34歳→夢色のガイドブック→33歳→32歳→31歳→30歳→29歳→28歳

悩んでいる人間、迷っている人間は、話したがっているのだ。聞いてくれる人を求めている。そして、自分の立場を他人に話して聞かせることで、自分自身も、置かれた位置を認識する。

爽香は、はすっかり ベテランの医師らしい足どりの今日子の後ろ姿を見送って、ちょっと微笑んだ 。誰でも、歳相応に成長し 自分の世界を作っていくのだ。

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2023年06月19日

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ネタバレ

爽香の周囲が不倫だらけになっており、それに巻き込まれてしまう彼女が不憫でならない。
河村夫妻はまだしも実兄の充夫はやはりダメでしょ。借金は返さないは不倫はするはでどんどんクズ人間になっていく。なんであの両親と妹の人間性の良さが備わっていないのか不思議でならない。
以前読んだ時はこの辺であまりにも爽香の周囲の人間関係がドロドロし過ぎてギブアップしてしまったのだが、自分も年をとったせいか今は爽香を始めとした周囲の人たちがどんな選択をしていくのか楽しみでもあり同時に心配でもある。

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2023年01月29日

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連続ものならではの転換章といった印象の作品。メインストーリーのバリトン歌手の相続問題は話としては軽く、完結しない伏線が重い。桜井くんの行動の理由、も分からず、河村の浮気問題も、兄である則夫の浮気問題も、明男の出会いも、すべてが不明瞭な伏線のまま。最後に起こった事件も、なぜそこまで小沢弁護士が、思い詰めたか不明。結果的に、少し「薄い」印象がある。

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2013年06月16日

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