あらすじ
一年B組の名物3人組、爽子(さわこ)、裕一(ゆういち)、彰(あきら)。天文部の彼らは、星の観測をしていた夜、学校に忍び込んだ泥棒と知り合う。金庫から700万円が消えていたが、この泥棒氏は、たったの2000円しか盗んでないと言う。続いて彼らは夜の学校で怪しい3人組を目撃。今度は天文部顧問が殺され、事件は思わぬ方向に……。ユーモアあふれる筆致で描かれる〈学園ミステリー〉の傑作!
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Posted by ブクログ
ひとりの少女と2人の少年の組合せで,学園を取り巻く,殺人,金銭問題,あやしげな人の出入りをあばいていく。
少女の母親ののんびりとした性格が、全体を落ち着いたものにしてくれる。
事件は謎が謎をよび、複数の兄弟の関係が露呈する。
退屈凌ぎにはもってこいの推理小説。
半分以上が分かりませんでした。
いくつかの必然性のない設定の裏もわからないままという気もしました。
連載にできるかもしれません。
Posted by ブクログ
ズッコケ3人組とかこんな感じじゃなかったかな。主人公と同じくらいの年代に受ける話だろう。作者もそれを想定しているんだろう。中学高校時代に女の子が赤川作品をよく読んでいたのが初めて理解できた。不思議なことにその頃の私は読んでみようとも思わなかったな。
Posted by ブクログ
初めての赤川作品。
スラスラ読めてお手軽な感じでした。
友達のお勧めで読んだので、少し期待しすぎました。
でも普通に楽しかったし、突っ込みも多くて面白かったです!