Posted by ブクログ
2014年01月01日
読書録「三毛猫ホームズのびっくり箱」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
P187より引用
“片山と晴美はなんとなく顔を見合わせた。そんなセリフが、東
大出の理論物理学者の口から出て来ようとは思わなかったのであ
る。”
目次から抜粋引用
“三毛猫ホームズの名演奏
三毛猫ホームズのパニック
...続きを読む三毛猫ホームズの幽霊退治
三毛猫ホームズの宝さがし”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、短編ミステリー小説集。
人気シリーズ第9弾、全6編。
いきなり上司の栗原から呼ばれた主人公・片山義太郎、栗原が
持ちかけた用件はパーティーへの代理出席だったのだが…。
(三毛猫ホームズのびっくり箱)
上記の引用は、学者のこの世は理屈では割り切れないことがあ
るといった発言を受けての一文。世界の全ては科学理論で説明で
きると言い切ってしまうような学者よりも、このくらいの考えも
持っている人のほうが、極端でなくて良いのかもしれません。
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