あらすじ
希代子は28歳の雑誌編集者。契約社員ながら、編集長さえやりこめてしまうほどの元気が取り柄。今は特定の恋人はなく、仕事に明け暮れる毎日を送っている。仕事仲間のフリーライター、突然現れた昔の恋人……心を動かされる男性は何人かいるものの、自分のことよりも、周りの恋愛に振り回されてしまうことが多い今日このごろ。しかしある日、7つ年下の大学生・水浜に出会った時から、希代子自身の恋が動きはじめた……。恋する人々のひたむきな姿を描く、長編恋愛小説。
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Posted by ブクログ
読んでいて、赤川次郎作品に、いくつかの分類が可能かもしれないと感じました。
1 透明感ある登場人物を中心に、あまり人を傷つけることない、面白い話。
2 人、社会の裏を書く事により、人を傷つけるかもしれないが、登場人物の描写によって、乗り越える話。
3 どたばたといろいろな事が起こり、結果としてどこかへ落ち着く話。
4 数人の主人公とその取り巻きの人間関係が中心の話。
これ以外にもいろいろな分類が可能かもしれません。
本書を読みながら、分類しながら読むと、面白いことが分かりました。
Posted by ブクログ
大人の恋愛。
色々な人の気持ちが交差している。
綺麗事じゃない主人公の気持ちが読んでいて辛かったです。
現実的な最後な気がしました。完璧なハッピー・エンドじゃないところが良かったのかも。