赤川次郎のレビュー一覧

  • スクールバスは渋滞中(南条姉妹シリーズ)

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    双子姉妹の姉の南条麗子は,結婚した娘が幸子。通称さっちゃん
    通っている幼稚園で、爆弾事件が起こる。
    スクールバスにも爆弾が!

    幼稚園を狙っているのか,幸子の父親の「ケンちゃん」を狙っているのか。
    どこからどう情報が流れているのか、犯人の本当の意図は何か。

    あいまいなところが多いが、主人公達の性格の面白さが、細かいところには気にならなくしてくれる。
    赤川次郎流の描写術。

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    2011年10月09日
  • やさしい季節(下)

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    石堂克子,その兄の浩志。

    浩志の後輩のアイドルの安土ゆかり。
    同じく後輩の女優,原口邦子。
    この4人が主人公。浩志が絵に書いたようなやさしい男性。

    浩志の同僚の女性や,
    浩志の父親も出て来る。

    下になって,克子の恋人の翔とその父が活躍する。
    上だけ読んでいると,浩志だけがやさいしのかと思った。
    下になると,克子がやさしいのだと分かった。

    芸能界を表舞台にした厳しい話と
    経営者の決断の話。

    赤川次郎がめざしていたのが浩志だけでなく克子でもあることが分かる。
    駄目な父親の存在が,やさしい子供を作ったという功績として,記録できるのかもしれない。
    赤川次郎の父親に対する思いが分かる。

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    2011年10月02日
  • 菫色のハンドバッグ~杉原爽香三十八歳の冬~

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    完結あと14作と予想しています。

    1年で1歳,主人公が歳を取ることになっている作品。
    作品がが始まって,10年で終わる予定だったとのこと。
    公表で連作が終わらなかったとき、 どうなるだろうと思った。

    主人公杉原爽香が15歳で始まったので,
    子供が15歳になるまで続くだろうという予想をたてて読んでいる。
    36歳で0歳なのだから,51歳まで続くのだろう。

    がんばれ。
    杉原爽香のような危険な人生でない人生を送って欲しい。

    最後の夫の入院まで,1年でたくさんの事件を抱える人生。
    杉原爽香の前向きの姿勢だけが読み手の心を支えている。

    こまかい点につっこみはじめたら切りがない。

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    2012年05月15日
  • やさしい季節(上)

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    石堂克子,その兄の浩志。

    浩志の後輩のアイドルの安土ゆかり。
    同じく後輩の女優,原口邦子。
    この4人が主人公。浩志が絵に書いたようなやさしい男性。

    浩志の同僚の女性や,
    浩志の父親も出て来る。

    芸能界を表舞台にした厳しい話と
    やさしい浩志の話。
    赤川次郎がめざしていたのが浩志なんだろう。

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    2011年10月02日
  • 幻の四重奏

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    女性だけの四重奏の一人が亡くなる。
    かけおちの日に死亡したので,自殺か,他殺かが疑わしい。

    かけおちをしようとした相手の男性とその父親の謎の行動。
    男性はまた見合いをする。

    見合いの相手の女性と,四重奏の遺った3人が駆け回る。
    以外な結末と,未解決の諸問題が余韻を持って話が終わる。

    食い意地のはった1人という設定は,赤川次郎がよほど性格描写に手を抜こうとしているかが分かる。
    多作ならではの手法なのだろうか。

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    2011年09月30日
  • 万有引力の殺意

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    団地の閉塞状況
    学校での圧迫
    大人と子供が別々の理由で動き回る。

    団地で亡くなった男性は,殺されたらしい。

    お金にまつわる犯罪がかかわる。

    学校の先生も関係していたのか,
    事件が団地と学校にまたがっていく。

    初出誌
    小説WOO
    に掲載されたとのこと。

    推理小説としてはできがよい。

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    2011年09月30日
  • 三毛猫ホームズの幽霊クラブ

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    死んだ人の名前をもらった人が幽霊クラブの会員とか。
    それで何がいいことがあるのかが,ちょっとピンと来ませんでした。

    晴美とその兄の片山刑事、同僚の石津刑事と猫のホームズの,
    でこぼこ4人組は,今日も行く。

    舞台はドイツのホテル。

    日本大使館から礼状をもらうくらいの活躍。

    課長の帰国が突然だし,話の展開が雑なように思えても、
    最後まで読むと、そんなに苦になっていないのが不思議。

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    2011年09月29日
  • 少年探偵と4つの謎

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    赤川 次郎 と杉山 亮 は,なじみ深いのですらすら読めた 。

    杉山は,いつも,ちょっと不思議な間合いなのが,
    探偵ものとして,考える間を与えているようでうまい。

    赤川次郎は動物もので,動物の思いにまで踏み込んでいるのはめずらしい。
    子供向けということで,一歩踏み込んだ感じだ。
    ただし、「良い子は真似しないよう」という編集部の注意書きが入っている。

    探偵ものは,現実にはしてはいけない領域に踏み込むことがあるので仕方が無いといえば,しかたがないのかもしれない。
    見極めが重要なのかもしれない。

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    2011年09月29日
  • 三毛猫ホームズの正誤表

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    片山晴美,兄の刑事,飼い猫の三毛猫ホームズの3人が主人公。

    晴美の友人,野上恵利が女優になっている。
    主役に抜擢されたので、晴美がお祝いをする。
    恵利は「もし,私が殺されたら,よろしくお願いします」。

    グループカウンセリングの岩井則子,その関係者たちの人間関係と,
    恵利とが微妙にからみあう。

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    2011年09月27日
  • 忘れられた花嫁

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    事件の関係者が同じ日に結婚式を上げた。
    結婚式場で亡くなった女性。

    次々起きる死亡事件に,
    原因追求を始めるアルバイト学生。

    赤川次郎の得意の透明感のある女性が活躍する。
    赤川次郎の理想の世界。

    亜由美が活躍する「花嫁」シリーズではない

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    2011年09月29日
  • 夜に迷って

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    赤川次郎は読者に媚びないという人がいる。
    初出の雑誌を観ると、読者に絞った物語を書いていることがある。

    夜に迷っては
    女性自身に掲載した物語との事。
    なっとくできる。

    夜の終わりに が続編とのこと。
    どちらから読んでもいいが,一方を読んでしまったら,もう一方も読まないと損をした気になる。

    夜の終わりに の激しさに比べれば、夜に迷って はおとなしいかもしれない。 
    家族愛を主題にした物語が多い。

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    2011年09月24日
  • 三毛猫ホームズの映画館

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    てっきり、三毛猫ホームズのシリーズだと思って、買って、中を見たら、がっくり。
    三毛猫ホームズシリーズではなく、映画の評論を赤川次郎が書いているだけでした。
    三毛猫ホームズの登場人物は、出てきません。
    間違えて買わないように。

    赤川次郎は、映画監督になりたかったそうなので、映画評論は、面白い話が沢山あります。
    赤川次郎と、映画が好きな方には、購入して損はありません。

    後ほど、リンクリストを作成しようと思っています。

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    2011年09月23日
  • 三毛猫ホームズの恐怖館

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    殺人事件をめぐる学生の縁書
    晴美の兄の片山刑事は,
    女性恐怖症なのになぜかもてる。

    晴美をあがめたてまつる石津刑事は猫恐怖症。

    なさけない男性陣に対して、牝猫のホームズも含めて諸成人が活躍する。
    殺人事件をめぐる学生の縁書,

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    2011年09月23日
  • 恋愛届を忘れずに

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    ネタバレ

    私への招待状
    恋愛届けを忘れずに
    待ちが眠る日
    私からの不等記号
    の4作品。

    私への招待状は,結末が予想に近かった。
    赤川次郎作品を500くらい読み込んでくると,
    著者の手札の10種類くらいが想像でき,
    そのうちのどの札を切ろうとしているかを予測しながら読んでいる。

    私からの不等記号は,予想とは全く違う展開で,なんとなく不等記号らしいといえばそんな感じもする。

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    2011年09月22日
  • ハムレットは行方不明 下

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    ネタバレ

    謎はどんどんふくらんでいき,事件も複雑に展開する。
    誰が犯人で,誰が味方なのか。
    犯人側には抗争があるのか。
    加賀刑事は犯人側ではないのか。
    最後のどんでん返しがあるのか。

    疑問がどんどんわいてくる,興味深い推理小説です。

    主人公の綾子の透明感があり,先輩で写真部の部長の高木を尻に敷くところが、赤川次郎らしい。

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    2011年09月22日
  • ハムレットは行方不明 上

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    ネタバレ

    透明感のある大学生綾子が主人公。
    秋葉原で撮影した男性の謎。
    先輩の写真部の部長、高木を従えて、探偵をする。

    殺人事件の疑いを追求していく。
    衣笠教授の甥。

    男性の婚約者、同棲している女性、母親などを巻き込み事件は展開していく。

    出て来る加賀刑事が全うそうなので,やや不安。最後に犯人ということはないのだろうか。

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    2011年09月22日
  • 風と共に散りぬ

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    ネタバレ

    ヤクザの親娘と娘と結婚した男。
    金持ちの親息子。
    離婚した夫婦とその娘。娘は金持ちの親子に近づいている。
    離婚した夫婦の一方と結婚した家族はやくざの娘と結婚した男のおさななじみ。

    まだまだ複雑な人間模様が続く。

    最後までよくまとめたと思います。

    読んだのは2度目ですが,飽きませんでした。
    複雑な人間関係が,それなりに考えて編み込まれています。

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    2011年09月18日
  • クリスマス・イヴ

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    クリスマスイブにホテルで俳優をつかったアベック向けの探偵企画が計画された。

    出演する俳優は、有名俳優と元所属していた小さな劇団の団員など。
    有名俳優の男女関係を中心に、事態は展開していく。

    ホテルの人間が筋書きを書き足しながら、最終的には関係者が集まる。
    事件は現場で起きた。

    それぞれのクリスマスの過ごし方が想像できる結末。
    やや男性視点が強いのが、女性読者には難点かも。

    透明感のある女性主人公がいない。

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    2011年09月18日
  • 沈める鐘の殺人

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    新たに就任した学園で,池に沈められた鐘にまつわる怪談。
    怪談というか,怪奇な談話というか,
    理事長の夫と,現在の学生の父とをまきこんだ未解決の事件。

    現在の敷地の不動産屋への売買をめぐる,
    裏の工作なども交錯する。

    元婚約者の活躍もほほえましい。
    赤川次郎らしい推理小説。

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    2011年09月18日
  • 決闘

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    親の代からの因縁のある2人。
    妹の大事を知って決闘を申し込む兄。

    親同士が決闘をしたことを知らない。
    妹がうそをついて,相手をはめたことを知らない。

    友人の大事を知って奔走する典子。
    友人の大事を知って、乗り込む春日。

    当事者そっちのけで話が進む。
    当事者意識のない人間を描きたかったのだろうか。

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    2011年09月17日