あらすじ
憧れの課長から昼食に誘われ、「我が社のために重要書類を届けてくれ」と指示された新米女子社員の恭子。ところが細心の注意を払ったはずなのに、その書類を届ける途中で、盗まれてしまったのだから大変だ。偶然知りあった、おかしなアベックと3人でシロウト探偵になって、事件の調査に乗り出すのだが、いきなり死体に出くわして、てんてこ舞い! 若さと大人の陰謀が対決する表題作〈恋愛届けを忘れずに〉など4編を収録。元気いっぱい、大事件続発の青春ミステリー。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私への招待状
恋愛届けを忘れずに
待ちが眠る日
私からの不等記号
の4作品。
私への招待状は,結末が予想に近かった。
赤川次郎作品を500くらい読み込んでくると,
著者の手札の10種類くらいが想像でき,
そのうちのどの札を切ろうとしているかを予測しながら読んでいる。
私からの不等記号は,予想とは全く違う展開で,なんとなく不等記号らしいといえばそんな感じもする。
Posted by ブクログ
4話の短編集。
同僚と結婚式をあげる事になった、同じ職場の女性。
けれど彼女にはまったく心当たりがない、という
謎な事件。
一体誰が? と調べ始めたら…な驚き展開。
いや、まさか狙いがそこだったとは。
表題の2話目もすごいです。
途中で知り合いにならなかったら
あちらの思うつぼ、だったのですが。
3話目の、団地運動会の展開はありそうな感じです。
誰もがいなくなるはずの場所にて…で考えるのも
残っていた少人数が、という落ちも。
最後の話は、刑事さんそれってどうなの? と
終わりに聞きたいものが。
まぁ事件として解決できればいいでしょうが。
そもそも女の子、というか、達?
罪を罪だと思わず生きていけるのは
それはそれで幸せな気もします。