赤川次郎のレビュー一覧
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ネタバレささやくピアノ
イングリッシュホルンの嘆き
シンバルの鳴る夜
弦の切れる日
ハープの影は黄昏に
幻の鼓笛隊
6話からなる短編集。
短編集の表題は、短編の一つから取ることが多いようだが、
本作品は、作品群の構成から表題を命名しているようだ。
小説 すばるに1987年から1998年にかけて掲載したものを集めている。
どれも楽器を題材にしている。
ささやくピアノ は、亡くなったピアノの送り主が、自殺の因縁を込めて鳴らすように聞こえる恐怖話。
イングリッシュホルンの嘆き は、イングリッシュホルンの曲が好きな人の話。
シンバルの鳴る夜 は、シンバルを鳴らさないでという声から始まる。
弦の切れる日 は -
Posted by ブクログ
ネタバレリリアン・J・ブラウンのシャム猫ココのCat Whoシリーズを読んでから
三毛猫ホームズシリーズを読んでいます。
本作品の主人公が片山晴美であることは、他の主人公が、
飼い猫の雌の三毛猫ホームズ
晴美を慕う刑事の石津
兄の片山義太郎
という構成から見ても分かる。
晴美の透明感のある性格は、
三姉妹ものの、次女
爽子ものの、爽子
幽霊ものの、夕子
などなど、赤川次郎の主流の作品の不動点であることは自明のことのように感じられる。
三毛猫ホームズは、晴美が操っているのか?
という疑問にたどり着けば、
魔女と使い魔としての猫という関係が見えてくるかもしれない。
リリアンブラウンが女性だから、主 -
Posted by ブクログ
ネタバレ推理小説の傑作選
さびしがり屋の死体
長き眠りの果てに
死が二人を分かつまで
できごと
三人家族の殺人学
どれも趣向を凝らした話。
「さびしがり屋の死体」は、真犯人が明確にならないまま当事者が別れ別れになる話。
「長き眠りの果てに」は、本当の殺人者は、本人だったという話。
「死が二人を分かつまで」は、夫が殺人者だと分かって警察に突き出すが、夫の帰りを待とうという話。
「できごと」は、高校の修学旅行で起きた事件の犯人は、当初の疑いとは別にあったが、その真犯人を捜したのが最初に疑われたうちの一人。
「三人家族の殺人学」は、殺人者どおしの夫婦の娘が、一番殺人に長けていると