赤川次郎のレビュー一覧

  • さすらい

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    ネタバレ

    文庫版刊行が2006年、連載は約20年前の作品だが、まさに今の日本人が感じている恐怖が描かれているようであった。
    赤川次郎には珍しい、ディストピア小説だが、ウクライナ侵攻が進む2022年現在読むと、明日は我が身感がヤバい。
    読みながら、SNSで公開しちゃえばいいじゃん、とか、YouTubeに動画上げちゃえばいいじゃん、と思っていたけど、20年前まだそんな世の中じゃないよ。。。
    (mixiとYouTubeはあったかな)

    解説を読むと、小泉政権下で著者が感じた不安をメッセージとして発信するために書かれたようだ。
    幸いなことに、本作で描かれた状況にまではなっていないが、徐々にその方向に向かっている

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    2022年06月25日
  • 招かれた女

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    ネタバレ

    黒赤川次郎が炸裂! 何ちゅう結末や。なんともやるせ無い。しかし、読みやすいね。言葉の選び方が的確で、さすが人気作家だな、と思います。

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    2022年06月24日
  • こちら、団地探偵局

    購入済み

    読みやすくて面白い

    昔読んだ本を読み返したくて、購入しました。
    やっぱり赤川次郎さんの作品は後味すっきりな作品ばかりだし、この本は短編集みたいになってて1話が短いのもあって読みやすかったです。

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    2022年04月11日
  • ふたり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    小学生の時に読んだ好きな本

    大好きなお姉ちゃんを亡くした妹みかの中に生き続けるお姉ちゃん。お母さんが弱いから、みかは無理して辛い気持ちを見せないように、心の中にはお姉ちゃんがいるってことをパワーに、お姉ちゃんと一緒に色んなことを乗り越えていく。家族の大切さも改めて感じられ、感動する本でした。

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    2022年04月02日
  • いもうと(新潮文庫)

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    ネタバレ

    まさか『ふたり』の続編が出るとは!!
    『ふたり』は、数ある赤川次郎作品の中で、名作中の名作と言っていい。

    “いもうと”の美加の心の中に、死んだはずの姉・千津子の声が聞こえる……。
    千津子は美加にアドバイスをして導いてくれる存在となるが、美加が千津子の年齢を超え、千津子の経験しなかった父の浮気という事態に直面して、姉を超えてしまった時、美加の心の中の千津子は消えてしまう……。

    思春期の少女の青春と、青春が終わりを告げると同時に喪ってしまったものの大きさを描いた名作である。

    それになんと、続きが!

    『ふたり』から10年が経過し、本作では、美加にも”いもうと”が生まれ、美加自身が姉の立場にな

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    2022年03月31日
  • 踊る男

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    ショートショートシリーズとあって短い文章の中での一編一編それぞれの世界ですが、短い中でもスリリングで不気味な展開が続きます!
    やはり読んだあとの暗い不気味な余韻が良かったです!

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    2022年03月24日
  • 吸血鬼はお年ごろ(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

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    昔読んだ事があり、かなり久々に再読しました。
    赤川次郎さんはいつ読んでも面白いです♪
    吸血鬼と人間のハーフが主人公という設定もユーモアがあって面白いです。

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    2022年03月02日
  • ふたり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    表紙が破れるまで何回も読みました。
    最初はお姉ちゃんに頼りきりだった美加が色々な体験を通して強くなっていく。美加の色々な体験も色々ありすぎて凄く泣きました。泣きまくりです。

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    2022年03月02日
  • 毒 POISON

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    ほぼ20年ぶりの赤川次郎作品。
    楽しくスラスラ読み終えた。
    物語の構成が緻密だけとユーモラスで一級品だと感じた。
    違う作風か三毛猫ホームズシリーズを読もうかな。

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    2022年02月12日
  • お手伝いさんはスーパースパイ!(南条姉妹シリーズ)

    購入済み

    痛快!!

    赤川次郎作品の中でもこのシリーズが一番好きだったので久しぶりに読もうと思い、いつの間にか新作が出ていたので購入した所期待を裏切らない面白さでした!!

    #癒やされる #ほのぼの #アツい

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    2022年02月11日
  • 女優志願殺人事件

    ネタバレ 購入済み

    推し!

    ガチガチの本格ミステリではありませんが、第二話「卒業研究殺人事件」が力作です。人物描写、過去の殺人事件を絡めた展開など、文句なしに面白い。
    特に田舎の閉鎖性の恐ろしさ。村を守るため、殺人を隠蔽する。映画化された「ノイズ」のような雰囲気が出ています。

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    2022年02月03日
  • 三毛猫ホームズシリーズ 1~50巻合本版

    購入済み

    猫好きは読むべし

    タイトルの通り、三毛猫が主役。
    主人公は冴えない男性だけれど、このホームズの導きによってさまざまな事件と関わり、謎を追い、女性関係をこじらせ、解決していく物語の集大成。
    どのお話も主人公といい雰囲気になる女性がいるのだが、いかんせん優柔不断な男なのでいまいち決まらない。それが物語のたびに起きるのである意味超モテモテなのだが、やはり冴えない。
    ホームズ視点な気分で読むのが非常に楽しい。ネコチャン好きはぜひネコチャンの気持ちで読んでほしい。

    #笑える

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    2021年12月26日
  • ぼくが恋した吸血鬼

    懐かしい

    小学校高学年の時に文学少年を気取り、
    初めて漫画以外の本を買ったのがこちらでした。
    ここから赤川次郎さんのテイストにハマり、
    字の本の楽しさを学びました。

    主人公のイメージは発刊よりかなり後にブレイクした僕っ子時代の内田有紀さんがどハマりします。
    (若い子は知らないですね)

    赤川次郎先生お得意の怪奇青春ストーリー。
    内容的にはどちらかと言うとティーン向けで読みやすいと思います。

    懐かしさのあまりレビューしてしまいました。

    #ドキドキハラハラ #胸キュン

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    2021年12月05日
  • 狐色のマフラー~杉原爽香 四十八歳の秋~

    購入済み

    一年ぶりの再会

    毎年、勝手に同級生のような気分で逢えるのを待ちわびています。今回も爽香さんは素敵なメンバーたちと、ナイスコミニュケーション!!と思う場面とキャラクターが確立しているので安心しながら物語りに入り込めました。大切な方との別れは寂しさもありますが、素敵な出逢いもありますます爽香さんの人生に厚みが出てきますね。
    また、逢える日を楽しみにしています。

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    2021年11月27日
  • 三毛猫ホームズの推理

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    しばらく社会派ミステリーが続いたので
    気分転換に

    まだ小学生の時?に多分何度も読んだんだろうな、
    ホント、細部までしっかり覚えてたから…

    大人になってから、いろいろなミステリーを読んでみて思ったことは、世間では結構、赤川次郎作品は子供騙しだとかレベルが低いとか言われるけど、物語の構成もしっかりしてて、わかりやすく、トリックも結構手が込んでいて、個々のキャラクターもおもしろくて
    何十年ぶりの再読なのに、赤川次郎先生がベストセラー作家なのが納得だなと

    もうここまできたらシリーズすべて再読しちゃおうかって本気で思い始めてる…

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    2021年11月10日
  • 東京零年

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    面白かった!
    自分的再ブームが来そう(^^)
    相変わらずの人物設定なんだけど,映像を見ているような文章に「変わらないなぁ」と嬉しくなった.

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    2021年10月27日
  • セーラー服と機関銃

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    何度も何度も読みました。
    小学生時代の朝読書用で買い、
    早5年経ちましたが、未だに好きで読んでいます。

    どきどきハラハラ、少し謎解きです。


    素敵な作品をありがとうございました

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    2021年10月04日
  • 眠りを殺した少女

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    まずは、魔法の小瓶さん、お勧めありがとうございます〜!
    赤川次郎さん…
    食わず嫌いで読んでなかった。あれだけ、作品あって、ドラマ化、映画化、バンバン出してる人が、面白くない訳ないとは思いながら…

    眠りを殺す…の意味。
    教養のない私は、シェークスピア、マクベスとか名前は知ってるけど、な〜んも知らんし^^;

    正当防衛で人殺してもうた(ーー;)
    でも、どんな形であれ、人を殺めたら、罪にはならんでも、ずっと思い悩むわな。寝れんようになるか…
    主人公の智子は、良心というのがあるのか、眠りを殺してまうけど、周りの人ら…
    ぐっすり眠れそうな人ばっかりやん!
    こんな中で、これからも過ごして行く主人公が心配

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    2021年08月14日
  • 午前0時の忘れもの

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    15歳の時に初めてこの本に触れて、赤川次郎という天才に出会えたことが、『本を読む』という一生の趣味に出会えた瞬間だったと思います。

    赤川次郎さんの作品に対して、そのあまりの読みやすい作風から否定的な意見を耳にすることは多いですが、ここまでシンプルに面白さのみに焦点をあてて、難しいことを削ぎ落とし、短い時間で満足度をあげられる読書体験ができるのは赤川次郎さんならではかと。

    特にこの午前0時の忘れものは、刊行された当時に新しいと思った感覚が、今読んでも古臭いとは感じずに生きている感じがして大好きな作品の一つ。

    小難しいことを考えて『本を読む』ということを難しいことだと、思ってしまう現代人にこ

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    2021年06月24日
  • 踊る男

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    ネタバレ

    中学に通ってた頃、図書室の先生が赤川次郎先生のファンでたくさん著書があった。その中の一つ。当時も読んだけど、電子書籍で買って読み直した。
    左右対称にこだわる人の話が子供の頃から頭を離れない笑 「頭から風邪をひいたわけじゃないだろ?」という言葉を度々思い出す。

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    2021年06月19日