赤川次郎のレビュー一覧

  • 眠りを殺した少女
    まずは、魔法の小瓶さん、お勧めありがとうございます〜!
    赤川次郎さん…
    食わず嫌いで読んでなかった。あれだけ、作品あって、ドラマ化、映画化、バンバン出してる人が、面白くない訳ないとは思いながら…

    眠りを殺す…の意味。
    教養のない私は、シェークスピア、マクベスとか名前は知ってるけど、な〜んも知らんし...続きを読む
  • 午前0時の忘れもの
    15歳の時に初めてこの本に触れて、赤川次郎という天才に出会えたことが、『本を読む』という一生の趣味に出会えた瞬間だったと思います。

    赤川次郎さんの作品に対して、そのあまりの読みやすい作風から否定的な意見を耳にすることは多いですが、ここまでシンプルに面白さのみに焦点をあてて、難しいことを削ぎ落とし、...続きを読む
  • 踊る男
    中学に通ってた頃、図書室の先生が赤川次郎先生のファンでたくさん著書があった。その中の一つ。当時も読んだけど、電子書籍で買って読み直した。
    左右対称にこだわる人の話が子供の頃から頭を離れない笑 「頭から風邪をひいたわけじゃないだろ?」という言葉を度々思い出す。
  • 殺人を呼んだ本 ─私は図書館─
    赤川次郎先生はかなり多作だけどその中でもものすごく好きなお話!三記子の性格が活発で強くて良い。こんな子がそばにいたらそりゃ好きになるよな〜!
    ミステリーとホラーの融合。三記子が強すぎるのであんまり怖くはない笑
    幼なじみや弁護士との会話がテンポよくて面白い。
  • 毒 POISON
    この本の鍵となる毒は、誰かに飲ませれば24時間後に誰にもバレることなくその人を殺すことができるモノで、その毒を使う殺人者の真理や、被害者に対する憎悪からくる殺人の動機など殺人者側の視点から楽しめる。また、いざ、簡単に人を殺せることになったときに、人はどのような行動、感情になるのかも楽しめる。殺人者は...続きを読む
  • 月光の誘惑
    赤川次郎作品の中でもこれは傑作の部類に入る。

    けど、これはどうなった?てのがちょいちょいあるから、実際には★4.5くらいかな。
    美紀が女子高生の時に涼子を引き取ってどうやって育ててきたのか、学校はどうしたのか、仕事は?と、その辺が全然描かれてなかったのが、ちょっとリアリティーに欠ける気がする。
  • ビッグボートα~新装版~
    12年前に人生で初めて新品の小説を買った時の思入れ深い本。当時は理解しきれなかった内容も今ならよくわかる。
  • 黒い森の記憶
    初めて読んだ、赤川次郎。 最高に面白かったし、最高などんでん返し。 少女連続殺害事件を、モヤっとした感じで終わらせたのも良い演出に感じた。
  • ローレライは口笛で 新装版
    ナース仲間3人がヨーロッパ旅行中に、
    ライン川遊覧船で初老からもらった
    "チェスの駒のついたキーホルダー"をきっかけに
    殺人事件に誘われるサスペンス小説。

    殺人を次々と起こす、心のない犯人かと思いきや、
    もう1人の主人公とも言える晶子の病気を気遣る
    姿も描写させており、狂気の中にも愛を感じるシーン...続きを読む
  • 招待状~赤川次郎ショートショート王国~
    短編好きなので、好きな本。
    どの短編も面白かった。
    短編のストーリーをたくさん思いつけるのは凄い才能だなと思う。
    幽霊がでてくる、記憶をなくした花嫁、幽霊の忘れ物、が印象に残った。
  • 焦茶色のナイトガウン~杉原爽香 四十七歳の冬~
    毎回読んでいるわけでは無いシリーズだけど面白かったです。

    展開が早くて読んで退屈のない爽快感。

    年に一冊出版され、主人公が一年ずつ歳を取ってくのがすごい。
    ずっと続いて欲しいな。

    いろいろな事件が最後一つにまとまって解決できてよかった。
  • 鼠、危地に立つ
    内容(「BOOK」データベースより)
    ちょいとドジを踏んでしまった“鼠小僧”こと次郎吉。忍び込んだ大名屋敷で、狙った大金はなく、いつもならそこで諦めるところ、ちょいと好奇心が頭をもたげた。開いている土蔵の扉に近づいた途端、侍と鉢合わせてしまったのだ。たちまち捕手が集まってきて、細い路地へ追い詰められ...続きを読む
  • 薄紫のウィークエンド 杉原爽香十八歳の秋
    お金持ちの息子さんが犯罪に手を染めている・・・というのはよくある話ですが、今回は意外な展開になっていましたね。あくまで「そういうふうに演じている」というオチは思いもよりませんでした。
  • 三毛猫ホームズの推理
    面白すぎる!!!
    お母さんが好きなシリーズで知ってはいたけど、結構前に出版されたものやし、内容難しいんかなあ、、とか思ってた
    全然読みやすいし、主人公とホームズ、その周りでどんどん起こる事件が面白くて、読んでて飽きない。ミステリーも真新しくて面白い。
    一見、関係ないと思われる事件が何個も起きるが、実...続きを読む
  • 鼠、影を断つ
    内容(「BOOK」データベースより)
    なじみの小料理屋で飲み、寝入ってしまった次郎吉。おかしな気配に気がついて目を覚ますと、隣家から火の手が上がっている!次郎吉の機転で延焼は防げたが、火元の家に住んでいた母と幼い娘が焼け出された。火事の原因は不明。さらに母子の周辺に見え隠れする怪しい人物たち。何かあ...続きを読む
  • 群青色のカンバス 杉原爽香 十六歳の夏
    このシリーズ全体に言えることですが、1巻ごとに(きっちり)主人公が歳をとるという流れが好きです。今回は前の巻と違い、事件に関わる人物がさらに増えて少し複雑でした。しかしその分、より展開が気になってより面白い作品となっています。
  • 輪舞─恋と死のゲーム

    やっぱり

    短編集は読みやすい。前の話と人物がつながっていて、最後は元に戻る。まさにロンドだなと。
  • 殺人はそよ風のように

    長編だが

    スラスラと読める。登場人物は赤川流でキャラが立っていて面白い。
  • 一日だけの殺し屋

    赤川節

    赤川流の言い回し、ストーリー展開は面白い。特に短編集だと、読み飽きない
  • 三毛猫ホームズの推理
    推理小説だけど推理は猫がやる。補佐役(?)の片山は血が苦手。推理小説の入口に適した軽やかなキャラクター設定の割に取り扱う事件は暗い、そのギャップに病みつきになります。