あらすじ
恋人の首すじに丸い穴が二つ。吸血鬼に襲われた確かな証拠! 大学生の平石正人は恋人の仇討ちに、幼なじみの元気娘宮沢有子の力を借りる。有子は吸血鬼の本拠、古い洋館で奇怪な棺をみつけるが、やがて有子の目の前に現われた人物とは? そして意外な展開とは? 怖くて美しい、青春ミステリーの傑作!
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懐かしい
小学校高学年の時に文学少年を気取り、
初めて漫画以外の本を買ったのがこちらでした。
ここから赤川次郎さんのテイストにハマり、
字の本の楽しさを学びました。
主人公のイメージは発刊よりかなり後にブレイクした僕っ子時代の内田有紀さんがどハマりします。
(若い子は知らないですね)
赤川次郎先生お得意の怪奇青春ストーリー。
内容的にはどちらかと言うとティーン向けで読みやすいと思います。
懐かしさのあまりレビューしてしまいました。
Posted by ブクログ
どこからかやってきた吸血鬼。
吸血鬼の妻に似た娘。その幼なじみ。その彼女。
殺された人々と、どこからかやってきた吸血鬼が同一人物かどうかが分かりにくかった。
なぜ殺されたのか、なぜ吸血されたのか。
謎が多く、最後まで解決しなかったところが不満かも。
吸血されても吸血鬼にならないというのはどうしてかも分からなかった。