【感想・ネタバレ】人形たちの椅子のレビュー

あらすじ

28歳の敦子は、K化学工業の受付嬢。ごく普通のOL生活を過ごす毎日だが、閉鎖する工場の組合員が抗議のため本社に来た日から、敦子の生活が少しずつかわり始めた……。その日を境に一人の組合員が消えてしまったのだ。男の行方を追う敦子だが、同僚で恋人の有田もなぜかそのことには口をひらこうとしない。なぜ?――恋人に不信感を抱く敦子は、やがて“会社”のもう一つの顔を見てしまう!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

企業の受付の仕事をしている女性の物語。

工場を閉鎖して,仕事を紹介しないという事態から,一転して違う方向へ話が展開する。

行方不明になった父を探す娘。

事件はどこへ発展するのだろうか。

赤川次郎らしく,社会性が薄められ,人間性が表に出た読み易い本だ。

唯川恵が解説を書いていて、受賞したときの審査委員は親も同然との事。
間接的な弟子から見た師匠像が浮き出て来ているよい解説だ。

誰が赤川次郎を乗り越えられるか心配だったが,候補者がいることが分かった。

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2011年08月12日

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