角田光代のレビュー一覧

  • エコノミカル・パレス

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    ちょうど私たちが若い頃に、柴田翔や庄司薫がもてはやされたように、今の30半ばの人には角田さんがもてはやされるのだろうか。

    感想を書こうとして何を書けばいいのだろうと途惑ってしまう。この本に関する書評をネットで検索しても、30代のフリーターの生活を淡々と綴ったこの作品についての、これという書評は発見できない。

    強いて言うなら挫折の物語なのか。社会人になって10数年、特に目標もなく豊かな社会に埋もれ、その日その日を生きていく男女。しかし、その先には何かが待ち受けていることもなく、次第に若さだけが失われていく。。。。

    世相を映したこのような作品に、書評など不要なのかもしれない。

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    2017年10月30日
  • 降り積もる光の粒

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    旅行にはあまり行きたいと思わないのだが、著者のようにアチコチ旅したい気分になった。
    第四章を読んで、いかに自分が恵まれた環境にいるかが分かった。

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    2017年10月22日
  • 薄闇シルエット

    ネタバレ 購入済み

    いますこんな女性

    私の友達には申し訳ないのですが、その友達もしばらく恋人ができず長年付き合った恋人とも別れ主人公となんとなく似ていて重ねてしまいました。でも読みやすく、特に私と同じ年代(20代後半)の女性には是非、第三者的な目線で読んでいただきたい本です。

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    2017年10月15日
  • エコノミカル・パレス

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    この物語を初めて読んだのは確か高校生の頃だった。その頃は読み終わった時に、「えっ、もう終わり?何が面白かったんだろうこの本??」となんだか腑に落ちない気分になったのを覚えている。けれど、成人し、社会人になり、働いてお金を稼ぐ生活をおくるようになって数年ぶりにもう一度最初から読んでみると、その感想はまったく変わっていた。
    大人の女性に是非読んでもらいたい一冊

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    2017年10月06日
  • 三月の招待状

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    何かと満足しない、人のことは色々言えるけど、自分のことはよく分からない。そういうモヤモヤが続くのは、結構共感できる。

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    2017年09月23日
  • ぼくはきみのおにいさん

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    謎めいた物語のはじまりに引き込まれた。
    ファンタジーなのかミステリーなのか気になり、一気に読んだ。
    「夢でした」や「謎は謎のままで」のような感じでの終わり方ではなくてよかった。

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    2017年09月01日
  • 幾千の夜、昨日の月

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    ネタバレ

    夜と旅に関するエッセイ集。
    角田さんが若い頃からあちこちの海外を旅しておられることに驚いた。
    しかも一人旅で、旅先で色々手配する自由旅。
    でもビビリ性で夜が怖いらしい。
    旅先で幾度となくビビる夜を過ごしても、知らない場所を旅することがとにかく好きらしい。

    私はこんな一人旅を今までしたことがないので、旅先での夜の怖さも経験ない。
    でもモロッコの砂漠のど真ん中で見た月やモンゴルの夜の光景等、怖い気持ちを越えた素晴らしい体験はとても羨ましい!
    角田さんのお陰で、なかなか体験しえない旅先の夜に出逢うことができたように思う。

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    2017年08月19日
  • 私たちには物語がある

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    ネタバレ

    角田さんの本に関するエッセイと感想文集。
    川端康成、尾崎翠から、伊坂幸太郎氏、三浦しをん氏等、実に様々なジャンルの本の感想があり、今後の本選びの参考にしたい。

    太宰治の『斜陽』で、10代の頃全く理解出来なかったのに、30代半ばに再読して、その世界観にのめり込んだエピソードにとても共感した。
    サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』のホールデンのことをパンクだとし、大人になるための通過儀礼と言い切る。
    若い頃、好きな男の子が『ライ麦畑……』を読んだことがないと分かり、彼に対する想いが急激に冷めたエピソードには笑った。

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    2017年08月19日
  • ポケットに物語を入れて

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    ネタバレ

    角田さんによる読書案内。
    角田さんの「感想文」は一冊物語を読んだ気分になる位、読んでいて唸るものばかり。
    時々読んだ文庫本の最後に、思いがけず角田さんの解説が載っているとラッキー!と思ってしまう。
    その位角田さんの解説は本文とはまた違う楽しみを私にもたらしてくれる。

    物語を読んでいて感じる、言葉にできない深い余韻。物語に正解なんてない。
    でも正解よりも遥かに巨大な豊穣がある!
    角田さんの本や物語に対する愛をひしひしと感じられる文章だ。

    角田さんが雑誌の企画で依頼された「図書カード三万円使い放題!」。
    なんて羨ましい企画!私なら…と考えるだけで幸せな気分を味わえた。
    そして角田さんのお陰で読

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    2017年08月19日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    私が当事者ではないせいか(父とは問題があったけれど母とは特になかった)信田さよ子さんや水無田気流さんとの専門的な話になるとあまり頭に入ってこない。子どもも息子一人なので娘を育てる悩みもママ友から聞くだけだし。
    母娘問題について思い当たる人には気付きのきっかけになるかも。(ただ田房永子さんの「呪詛植え」は我が子に対しても気を付けようと思いました)

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    2017年08月17日
  • 降り積もる光の粒

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    一人旅は好きだけど、私とは質が違うと驚いた。でも、バックパッカーのような旅を若い時に経験したかったなぁと羨ましくも思う。いつまでたっても旅慣れないことなど、私も!と共感できて楽しく読めました。

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    2017年08月06日
  • 三面記事小説

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    ネタバレ

    角田光代先生の著作だから読んだ本。内容のことを知らない状態で読んだ本。どの話も登場人物の心理が怖かった。この本に収録してある本の中で「赤い筆箱」と「光の川」の事件の背景の描写に共感した。読後感が重い小説が苦手な人には薦められない本だと思った。この小説のキャラクターの中で「秘密の花園」の「ビョーキちゃん」と、「光の川」の輝男の生活が読んでいて可哀想だと思った。

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    2017年08月02日
  • 泥酔懺悔

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    素直に読めます

    女性のみなさんの「酒」に関するエッセイ集。
    大酒飲みあり、そうでない方あり。
    みなそれぞれいろいろな思い出があることに気づかされます

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    2017年07月31日
  • 今、何してる?

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    名言というか、名言よりもっと身近にしっくりくる言葉がたくさんあった。これを書いたときの角田さんと今の私はほぼ同じ歳。等身大で背伸びって何?て感じのエッセイだけど、やっぱすごいなあ。好きです。読みたい本も増えた。

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    2017年07月24日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    父親との確執をかかえた妊婦のはなし。
    妊娠中に読みました。

    わたしもマネして、自分の出産予定日を検索してみた。
    だいすきなミュージシャンと同じ誕生日でした。
    テンションがあがった。
    (結局、予定日通りではなかったけど)

    妊娠中って、こうやって、些細なことにも意味を持たせたり、
    特別な設定をしてみたり・・・ということが日常だった気がする。

    この小説を発表したあと、角田さん出産おめでとうと方々から言われたそうです(あとがきより。実際、著者は出産していません。)。
    そう思ってしまうくらい、この本は、妊婦さんのじんわり暖かい気持ちが書かれているのです。

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    2017年06月26日
  • 人生ベストテン

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    一体全体あんたら何なん?と思うような人達がわんさと出てくる。あーもうっ!と思うような人達。だけどどうなるんやろか?と気になる人達。これからどうなるんやろかと気になるお話でした。面白かった。

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    2017年06月08日
  • 対岸の彼女

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    友達に求めるもの

    読み始めたら、止まらなくなってしまって真夜中まで黙々とタブレットとにらめっこしていました。
    現在と過去が交差していて、どちらかというと過去の話の結末に興味がわいて、先へ先へと気がせきました。

    いくら仲がよくてもさ、お互いの気持ちまでわかるわけじゃないし、わかってくれているように思えても、それはただの錯覚なんだよな。
    学生時代の友達って卒業式で分かれたっきりなんて奴らばかりで、連絡を取ろうとも思わないけど、でも、それでもいいんだなと、考えさせられる作品。

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    2017年05月18日
  • 世界中で迷子になって

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    角田さんの感性が伝わる本でした。
    旅と物に関してのエッセイです。
    私も旅は好きです。私の場合は、今は国内ですが、彼女の今回の話は海外でしたので新鮮でした。特に最初に行かれたラオスには魅力を感じました。
    彼女の本を読むのはこれが初めてです。年は何と同い年でした。なので共感できること多いかなと思いましたが、出来ないこともありました。
    3つ印象に残ったエッセイを書きます。
    1、人目を気にせず笑ったのが、特注万年筆のオーダーの決断までのくだりは、ノックアウトの瞬間笑えた。
    2、共感できたこと、長距離バスのトイレは応援したくなりました。
    3、びっくりしたことが、同じ歳です。大げさに書いてあると思うが、

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    2017年05月14日
  • 今、何してる?

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    大好きな角田さん、のエッセイ。恋愛観は、ほーっと思うこともあれば賛成できないところもある。でも色んな観点で個人の恋愛観を色々聞けるのはとても楽しかった。
    そしてなんとこのエッセイ、後半は角田さんが読んだ様々な本が紹介されている!これは嬉しい。読みたい本が沢山できたし、読み終わって自分はどんな感想を得るか、角田さんと答え合わせができるようで嬉しい。旅のお供に素敵な本でした。

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    2017年05月06日
  • 菊葉荘の幽霊たち

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    あ、り、え、な、い~~っ!!!

    ありえない・・・けど、めっちゃ角田さんの色濃い作品で
    圧倒される。。。

    この女、結構コワい・・・けど、角田さんもとぼけててキレる人なので結構コワい、かも・・・似てるんだったりして?ww

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    2017年04月21日