太宰治のレビュー一覧

  • 人間失格

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    初めての太宰治。思ったより暗めの物語で、出口のない感じが凄かった。様々な社会問題が取り上げられており、それが今の現代人にも刺さっているのではないかと思った。「人間失格」な葉ちゃんが結局一番人間っぽいのではと感じた。

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    2026年05月06日
  • 斜陽

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    「不良とは、優しさのことではないかしら」
    「破壊思想。破壊は、哀れで悲しくて、そうして美しいものだ」

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    2026年05月04日
  • スラよみ!日本文学名作シリーズ4 富嶽百景

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    中学か高1のころ読んだのだが全く忘れている。太宰はあまり富士山を支持していないのだが富士山には月見草がよく似合うなどを残し、御坂峠の晩秋に旅館にこもったときのエッセイ小説。中学のころわかって読んでたのかな。太宰の本は読みやすかった。

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    2026年05月04日
  • ヴィヨンの妻

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    太宰治晩年の短編集
    戦中の疎開中の出来事としての話しが多い
    そして晩年ということで
    なかなか苦しい生活の家庭や
    それをかえりみずに
    家に寄りつかない男の姿
    健気に子供を抱えながら支える
    妻の大変さ
    などなどまるで自分のことのようだけれど
    はたして本当に
    こんなふうだったのか
    それとも自分の不甲斐なさを
    嘆きつつそんな男ばかり
    物語上に登場させているのか
    「おさん」では
    愛人と出かけたまま帰らず
    妻は諏訪湖まで遺体を受け取りにいく
    いつしか心の中は
    こんな将来でなければならないと
    思い込んでいったかのよう

    軽快な楽しい、しかもオチがあったり
    そんな文章からは
    お茶目な一面をうかがわせるが
    本当

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    2026年05月03日
  • 斜陽

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    太宰作品2作目。
    かず子が上原に送るラブレターが重すぎて笑った。現代でいうメンヘラだな〜と思ったが、上品な口調の中にユーモアがあるから流石。読者に直接語りかけるような口調だから尚面白い!「あなたが私の恋を点火したのだから、あなたが消していってください」
    とか、めっちゃ粘着質だな!!と笑った。

    上原を訪ねるために東京に出てきたかず子が、住所を頼りに手当たり次第に人を頼るという描写があったが、時代を感じさせられてとてもよかった。
    恋焦がれる人に会いたくて、心細く涙しながら人に道を聞くなんて、現代では経験し得ぬことだ。

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    2026年05月02日
  • 斜陽

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    旧い価値観の崩壊と新しい生き方の模索
    死ぬ覚悟と、生きる覚悟
    何かの終わりは、何かの始まりかもしれないと感じた。

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    2026年04月27日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    ネタバレ

     面白いが、誰に感情移入をすれば良いのか、何をテーマとして考えれば良いのかがわからなかった。前半は華族が徐々に困窮していく様子が描かれていたが、後半には恋愛模様が入ってくる。直治の絶望もそこまで描かれることなく、あっさり自殺してしまった。かず子の恋愛も上原に会いにいく前の心情、手紙、会っているときは面白かったが、あっさり終わってしまった印象。解説でも言われているように「膝を叩きたくなるような文章」はなかったように思える。

     解説を読んだことで『斜陽』の読み方がわかった。
     母と娘がだんだん落ちぶれていく。それと同時にかず子は思想が浅く飲んだくれの上原に惹かれていく。母が結核で死に、直治が

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    2026年04月25日
  • 人間失格

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    ネタバレ

    素直な感想だと
    共感できる事はあるが、共感しきれないだった。
    主人公程、自分の気持ちを理解してそれを抑え込める程我慢強く器用じゃない。
    自分は何を求めてるのか今でも分からない。楽したいけど楽すぎても嫌やという我儘な性格なので、、、
    自分の欲そのままに生きたら人間として駄目になる、この人間は社会の中で生きる人間の事なのかなと浅はかに思いました。

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    2026年04月22日
  • 人間失格

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    人間、失格。もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。

    このフレーズがとても好き!
    太宰治初めて読んだけれど、こんなに読みやすいんだと驚いた!
    勝手に読書最上級者じゃないと読みづらいかなと思ってた!

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    2026年04月19日
  • 人間失格

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    短いのに、というか、短いからこそ長年棚に置かれ続けていた迷作をやっと読みました。共感できないけど、「こういう人を知っている」という感想。見た目も愛想も良く、大抵の人からは好かれ、酒癖が悪いというお茶目もあるけど、心底臆病で、その割にプライドが高く、人の優しさにつけいり、親密な関係を築かない奴。嫌いになれないんだよなぁ。1年くらい連絡をとってないけど、「失格」の烙印を押されていないことを願う。小説自体は、わかりやすく堕ちていくのが滑稽で、最後の最後のタイトル回収で拍手したくなりました。

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    2026年04月18日
  • 斜陽

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    生きることとか恋のつらさの表現が良い
    かず子のあなたの赤ちゃんを産みたいという鬼気迫る思い、破滅感情が心に残る
    貴族の没落に共感できるわけじゃないけど心の拠り所がない辛さは痛いほどわかる、弟の最後の手紙が良かった

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    2026年04月17日
  • 斜陽

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    きっとあたしはさぁ、この時代に生まれていたら太宰治を好きになっていたと思うんだ。
    だって罪な男でメロいもん。
    太宰をメロいという言葉で片付けては良くないけどね。

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    2026年04月14日
  • 斜陽

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    お母さまがスープを飲んで「あ」と言う
    おじさまたちがお酒を飲んで「ギロチンギロチンシュルシュルシュ」と言う

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    2026年04月13日
  • 津軽(新潮文庫)

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    本書は、太宰治が新津軽風土記の執筆を依頼されて、生まれ故郷の津軽を歩いた旅日記だ。

    完全なる私見だけれど、この本の面白さは3つある。
    ひとつめは当時の津軽の風土に対する生き生きとした描写だ。書かれたのは昭和19年なので第2次世界大戦末期だが、ほのぼのして豊かな風土が歴史とともに描かれる。それは津軽に行ったことが悔やまれるほどだ。この本を手にして津軽を旅したくなる。

    ふたつめはやはり太宰の女々しさというかうじうじしただらしのなさだ。彼の生家に仕えた女中や書生を訪ね歩く中で、太宰の煮え切らないウジウジした態度が垣間見える。そしてそれは太宰の魅力でもある。彼の人生を辿る旅でもあるので、太宰という

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    2026年04月13日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    ユダがキリストを裏切るまでの間に、本当にこんな葛藤があったのでは無いかと思わせるほどの説得力があります。今でもユダは裏切りものとして言い伝えられていますが、ユダからすると先に裏切ったのはキリストの方なのかもしれないと思うと、聖書の解釈も色々出来るのだなあと思いました。

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    2026年04月11日
  • ハムレット! ハムレット!!

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    シェークスピアが開けた小窓から無限の宇宙が広がっていく。16-17世紀に書かれた作品が現代でもこれほど人の心を掴んでいることに鳥肌が立つ。文学の持つ底知れなさを思う。

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    2026年03月28日
  • 人間失格

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    学生時代に読んだという人が多いと思う。
    もしそうであっても、25〜29歳あたりの人が読むとまた違った印象を抱くと思うので、是非再読してほしい。

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    2026年03月25日
  • 人間失格

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    主人公の「自分は人間失格」っていう徹底した自己否定のものがたり。人の感情に本当に敏感で、感受性や観察力が鋭い。それ故に壊れていく過程が悲しい、、
    コンビニ人間の主人公と真逆

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    2026年03月22日
  • 人間失格

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    ネタバレ

    一人の男の生涯を描いた作品。
    人間に対して抱く恐怖が詳細に描かれていた。終盤、主人公が自身に人間失格の判定を下す大きなきっかけとなった事件の元凶が、これまでの登場人物ではなく名もない男というのがリアルでつらい。そこから酒や薬にどんどん溺れて抜け出せなくなっていくのがやるせない。
    昔の作品だけど今でも使う表現や横文字が多用されていて意外と読みやすかった。

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    2026年07月10日
  • ヴィヨンの妻

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    自分が買ったのは昭和54年の異なる短編集でした。

    ヴィヨンの妻はじめ、第二次世界大戦前後の時代背景描写が良い。物資は薄いけど人が濃いというか、、

    ヴィヨンは、ダメ男を守る健気な嫁の話だけど、最終的に女性の器の大きさを感じる素敵な話でした。

    しかし、、この時代の男はろくなのいないな笑

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    2026年03月20日