太宰治のレビュー一覧

  • 斜陽

    Posted by ブクログ

    青空文庫にて。
    過渡期の犠牲者達として様々描かれる人物、しかしその人間達に等しく降り注ぐ「生きること」に対する慈しみの目線。恥ずかしながら太宰を読んだことがなかったのだが、(走れメロスは除く)するすると引き込まれるような文を書く。
    かの有名な「しくじった。惚れちゃった」というフレーズ、なんとなく女性の発した台詞なのかと思っていたが,老猿のような小説家の台詞だったとは。

    0
    2026年03月09日
  • 漫画 人間失格

    Posted by ブクログ

    漫画人間失格
    太宰治、森稟漫画
    文響社


    人間に期待するのはもうやめませんか
    私たちが感じる「生きづらさ」の正体
    この絶対感、圧倒的に共感
    人とうまくやれないのはあなただけではありません

    0
    2026年03月08日
  • 津軽

    Posted by ブクログ

    とてものんびり読める本でした!
    太宰治の35歳の時に津軽を旅した紀行文です。
    旅で人の優しさに触れる内容でとても温かい気持ちになりました。

    0
    2026年03月08日
  • 斜陽

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら、初太宰。
    文体も読みやすく、どんどん読める。
    でも、理解したかと言われれば、我ながら懐疑的。
    太宰の、死や死に方に対する執着は、
    この一冊を読んだくらいではわからないと思うけど、
    もっと読みたいと思うきっかけにはなった。

    にしてもこの時代の人たちの知性はすごいな。
    文中に出てくる『読んでいる本』で知を感じる。

    0
    2026年03月03日
  • ヴィヨンの妻

    Posted by ブクログ

    初読、2026年2月。表題作が特に印象的だった。キリキリと切迫していながら「傑作意識」に変に囚われていない、初期とも中期とも違う読み心地で一気に読んだ。

    0
    2026年02月28日
  • 人間失格

    Posted by ブクログ

    最後の最後まで太宰の言葉に陶酔してたのに、最後の解説で一気にパニックになった。
    言葉は代弁していいものじゃないね。

    0
    2026年02月25日
  • 斜陽 アニメカバー版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前半は母とかず子の日常が中心で、あぁ可愛そう。ああ健気だなんて思いながら読んでいた。

    しかし、好きなのは弟の直治の日記と手紙、どう狂乱しても貴族であったこと。死ぬことへの権利は母の前では見送らなければならないこと。なんだかとてももどかしく愛おしかった。ママ。という呼び方。決して遊ぶことが楽しくなかったなんて、分かってくれとひとりでに綴られる文章は生暖かくていい。

    母は最後の貴婦人というフレーズは、たまらなく好き。かず子が上原との子を直治の子だと偽って奥さんに抱かせたいというのは、最初どういう事だろうと悩んだ。しかし直治の子を抱かせる。それが偽りだとしても、都合のいい夢であっても、尊いような

    0
    2026年02月22日
  • 人間失格

    Posted by ブクログ

    完全な私小説ではないが自叙伝
    恥の多い人生を歩んできましたの書き出し
    共感する部分があった
    彼の人間性に共感し、人によっては救いやバイブルになりうる一冊と考える

    0
    2026年02月22日
  • 斜陽 アニメカバー版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「人間は、恋と革命のために生まれて来た」
    人が没落していく様子を見た。その中で生きる覚悟を受け入れるのはとても強い事だと感じた。

    「人間は、自由に生きる権利を持っていると同様に、いつでも勝手に死ねる権利を持っている」

    0
    2026年02月22日
  • 斜陽

    Posted by ブクログ

    没落貴族という現代で忘れ去られた歴史を味わえる。そもそも貴族ってなんや。冒頭、今まで住んでいた家を棄てて別荘に行くときの葛藤がよく描かれている。資産を切り崩す優雅な生活から凋落するのはさぞ辛かろう。

    後半、カズ子の決断。決断はえらいのだけれど、少しずれているのも貴族ぽさを感じる。

    没落貴族という存在は、先祖代々の莫大な資産があるから働かなくてもいいという慢心からくるのだろう。これを産み出さないために、相続税や株式会社が産まれたのだろう。

    0
    2026年02月22日
  • 斜陽

    Posted by ブクログ

    戦後の没落貴族話
    儚くも強い、過渡期の犠牲者

    生涯温床育ちの優雅で世間知らずの母、それでも母としての健気さにまじで胸打たれて泣いた
    かずこちょっとやりすぎと思いつつ、アウトサイダーの自分がそんな涼しいこと思うのは無責任すぎるんじゃないか、とも

    貴族。持ってた側、というか持って生まれちゃった側の人間が、生きてるうちにどうやら再び幸せにはなれなさそうと悟った時に、どんな気持ちになるんだろうみたいな文章かなりくらった
    どんな気持ちになって、どういう行動に移せば正解なんだろう。
    こういうどうしょうもない時代に書かれる人間の反抗心的な読み物がありがたい
    リスペクトを知り、謙虚になれる
    近代作品の真髄

    0
    2026年02月20日
  • 人間失格

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    はしがきから、あぁこれは最高な予感がすると感じた。
    私はよく「優しい。」「性格がいい。」みたいなことを言われる。そう言われると私は嬉しい。自分が性格がいいと褒められたから嬉しいのでは無い。「あぁ、この人たちにはまだ、自分の本性がバレていない。」と安心できて嬉しいんだ。葉ちゃんと自分が重なるところがあり、
    最後の「神様みたいないい子でしたよ」で自分に言ってもらえた気がして救われた。
    「世間というのは、君じゃないか」この言葉にもハッとさせられた。

    0
    2026年02月19日
  • 新樹の言葉(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    友人の勧め「葉桜と魔笛」を読みたくて手に取る
    春の盗賊、新樹の言葉も気に入った〜
    I can speak、タイトルは前々から何やろうと思っていたけど
    たまたま収録されていたのでようやく読めた
    太宰の言葉、たまに可笑しくて好き

    0
    2026年02月19日
  • 人間失格

    Posted by ブクログ

     中学生くらいのころ以来の再読(オーディブル)。「愛着障害」の本でたびたび言及されていたことがきっかけ。おもしろかった。漱石もたびたび言及されていたのでなにか読んでみよう。

    0
    2026年02月19日
  • 人間失格

    Posted by ブクログ


    いる、こういう人。
    幸せになることから無意識に逃げて、幸せになりかける度、幸せになれない言い訳を自ら作ってしまう。
    叶うのが怖いのか、深層心理では幸せを追いかけていたいタイプなのか、だから終着もしないし、欲もない。
    欲があると、手に入れたら幸せになってしまうもんね。
    幸せにならないように、でも不幸からは距離を置いているつもりで、結果、不幸にあしをとられながら泳ぐ感じ。
    常に不幸の渦潮がそばにあるみたいな、引っ張られるんかな。
    苦しいよね、そりゃ。

    変わり方は簡単なのに…
    できない(しない)頑固さだけが強い。

    これが『人間失格』やったかと。
    すごい切り口だなと。

    『人間』というものがもし

    0
    2026年02月18日
  • 人間失格

    Posted by ブクログ

    起きていることは悲劇なのに、主人公はどこまでもコメディリリーフなので、純粋な悲劇が独特なテンポに変わっている。
    鬱病文学というイメージしかなかったが、良い意味で裏切られた。面白かった。

    0
    2026年02月17日
  • 人間失格

    Posted by ブクログ

    登場人物が面白い。読んでてすんなり入った。
    主人公に情が湧く。
    葉ちゃんを救いたい自分がいた。
    自分はこんなのではないと言い切れない。どこかしら同じ人間の部分を持っている。

    あなたは葉蔵をどう見ましたか?

    0
    2026年02月16日
  • きりぎりす(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚でございます♡
    少しずつ読んでます(o^^o)


    今回は太宰治でございます


    お恥ずかしながら
    たぶん太宰治も初めてですね、、、
    (教科書はわからないけど)



    きりぎりすです




    売れない画家であった夫が
    成功したら、変わってしまった
    それを嘆く妻の思いについて書かれています



    イラストはしまざきジョゼさん



    物語の雰囲気に合った作品を邪魔しないイラストでした(^^)



    貧乏でも慎ましく暮らすことに幸せを感じる妻。そして成功して変わってしまう夫に失望していく、、、、
    私なら成功バンザーイ!ってなりそうだけど笑

    夫のいやーな感じがとてもうまいなぁと思いました。

    0
    2026年02月16日
  • 人間失格

    Posted by ブクログ

    今にも雨が降り出しそうな曇天の空模様が続くような物語。
    解説を読んで、太宰治という人間が産まれてから死ぬまで、様々な考えや経験を経て、この作品ができたことが分かる。
    そして多くの人が、この人に惹かれるのもすごく分かる。

    0
    2026年02月14日
  • 斜陽

    Posted by ブクログ

    2022年放送のドラマ「雪女と蟹を喰う」で彩女さんが教会で読んでいた本。どのような内容が気になって、難しいかもしれないけど読んでみよう!と思い手に取りました。実際難しかったし全部理解はできていないけれど、人間の在り方を考えさせられました。2026年もういちど読んでみようかな。

    0
    2026年02月13日