太宰治のレビュー一覧

  • 新ハムレット(新潮文庫)

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    リズミカルで小気味よい文章、思わず吹き出しそうになるユーモアさ、そして繊細な心理描写。やっぱり太宰治が好きだなあ〜。

    安定期の中期とはいえ、破滅願望というのか、自己嫌悪なのか、処女作の晩年の面影もあるし、人間失格に繋がるような気持ちが垣間見えるなあ、と思った。

    乞食学生、新ハムレットが特に好きです。

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    2023年02月05日
  • お伽草紙(新潮文庫)

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    タイトル*お伽草紙
    著者*太宰治
    出版社*新潮社
    作品紹介*
    困難な戦争期にあって、深く芸術世界に沈潜することで時代への抵抗の姿勢を堅持し、日本文学の伝統を支えぬいた太宰中期の作品から、古典や民話に取材したものを収める。”カチカチ山”など誰もが知っている昔話のユーモラスな口調を生かしながら、人間宿命の深淵をかいま見せた『お伽草紙』、井原西鶴に題材を借り、現世に生きる人間の裸の姿を鋭くとらえた『新釈諸国噺』ほか3編。

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    2023年01月26日
  • 晩年(新潮文庫)

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    【葉】麻の着物をもらったことであと少し生きてみよう、そんなふうに思うなんて生きるって案外シンプルなことなのかなって思って気持ちが楽になった。

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    2023年01月25日
  • 人間失格 1

    無料版購入済み

    文学の漫画化

    最近の若者は文学どころか文字で表現されたものを読まないという。こういった漫画で文学に触れるならば、拒否反応も少ないのではないかと感じる。漫画で表現された文学のエッセンスに触れてから、文学書を手にするのもいいことかもしれないと思わせてくれた。

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    2023年01月20日
  • 太宰治 電子全集1

    匿名

    購入済み

    よい

    太宰治を堪能できる。
    安くて大量に収録されていて最高。電子書籍ならではの魅力です。文学好きにオススメです。

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    2023年01月12日
  • 富嶽百景・走れメロス 他八篇

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    誰もが読んだことのある『走れメロス』の他、八編を収録した戦前の太宰治の短編集である。

    伝承から私小説まで幅広い題材を扱い、『人間失格』だけでない太宰の魅力を存分に示してくれる。
    それでいて、太宰の自身の世界観に引きずり込む引力は強烈で、読者は感情移入せずにはいられない。

    苦悩と救いに揺れ、周りに素直になれない太宰の生き様は、令和の時代になっても人々を共感させ、魅了し続けている。

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    2022年12月10日
  • 人間失格 3巻(完)

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    太宰治の希代の問題作「人間失格」を、舞台を現代社会に移し、鬼才古屋兎丸が完全漫画化。
    「恥の多い生涯を送ってきました」――ネット上に見つけた大庭葉蔵の独白が赤裸々に綴られたページ。掲示されていた3枚の写真は、葉蔵の転落の人生の軌跡を描いていた。読み進めるほどに堕ち、崩壊していく葉蔵の人生。彼は何を恐れ、逃げていたのか。
    大庭葉蔵は、「道化」を演じることで生きてきた。同級生が声を掛けてきた時は変顔で応じ、先生の前で答えを発表する時はツメの部分でわざと間違え、高校までは「面白い奴」というキャラで人気者になり、そんな道化が息苦しくなると美術予備校に逃げ場所を求め、風俗でしか自然な笑顔を見せることが出来ず、周りが求める「普通」の正解に沿って演技をすることで人間関係を成り立たせていた。それは、「普通の人間」が怖い葉蔵にとって、人間に繋がる唯一の手段だった。そんな葉蔵が友人になったのは、美術予備校の同級生堀木正雄。堀木と夜の遊びに夢中になる中で葉蔵は、政治的な集会に身を投じる。別に思想に共鳴したからではなく、人間観察の延長だし、葉蔵は「非合法」「日陰者」を見ているとうっとりするほど優しくなれるから。そんな中で政治的団体のリーダー佐々木に信頼されある企業のビル爆破計画を見せられた葉蔵は、そのビルが自分の父親が経営している会社であることから、葉蔵の生き方の根源の「道化」が父親の自分に対する抑圧的な接し方にあると気付いてしまう。
    高校にろくに行っていなかったことが父親にバレてカードやマンションを取り上げられた葉蔵は、バイトしながら高校生活をすることになる。政治的団体のリーダー佐々木の彼女と関係したり、キャバクラのホステスのアゲハと関係したりしながら女の金にすがり生きてきた葉蔵はドン底まで堕ち、鎌倉の海でアゲハと心中未遂をする。
    アゲハとの心中に失敗し、ひとり、生へと取り残された葉蔵は、送られた留置所の中で、彼女への償いを生きる糧にしていこうと決心する。そして釈放、父親の側近に居候生活。平穏な生活を取り戻したかのように見えたその裏には、葉蔵を再び絶望の闇へと落とし込む事実が隠されていた。自分の罪も金で帳消しされ父親に金で縛られる人生に絶望した葉蔵は、うわべだけの無気力な人生を生きていくしかなかった。つかむ場所のない深い暗闇の波間で、葉蔵がようやく掴んだもの……それは「女」だった。自分が女に寄生する天才としった葉蔵は、出版社に勤める田中静子のアパートに転がり込み、自分の人生を日記スタイルの小説で描いていく中で、得意な絵を生かした漫画で生きていこうとする。だが読者や静子の娘の期待に息苦しさを感じた葉蔵は、原稿料を酒と煙草に費やし、原稿料を飲み尽くすと静子のものを質に入れ酒代にした。田中静子から逃げた葉蔵は、バーのママの2階に居候する。バーのお客やママのお陰で世界に対する恐れが薄れた葉蔵は、煙草屋のバイト朝井佳乃に恋をする。朝井佳乃と結婚した葉蔵は、幸せな結婚生活をするが、隅田川花火大会の夜に会社から解雇された布川が佳乃を犯してしまう。佳乃の清らかさを汚した罪の意識から葉蔵は、酒浸りになり、ついには覚醒剤に手を染めてしまう。佳乃に売春させるまで堕ちた葉蔵は覚醒剤を断ち漫画家として立ち直ろうとするが、葉蔵を破滅させたのは葉蔵の父親だった。
    葉蔵が人間関係を成り立たせていた「道化」までいかなくても、学校や家庭やネットでキャラを変えて器用に立ち回る現代の若者の方が、葉蔵の「僕は人間が怖い、だけど理解して愛されたい」という葛藤を共感し易いと思う。
    古屋兎丸は今まで負の感情に押し流され破滅する人間を描く作品が多いだけに、葉蔵が抱えた「普通」という価値観や人間が理解出来ず怖いがために「道化」という手段を使い人間関係を成り立たせていた心情や女に寄生する一方で救いを求める弱さが丁寧に描かれ、後半の覚醒剤中毒になった葉蔵の幻覚や撹乱状態の描写、極めつけは古屋兎丸自身が出会う生きながら彼岸に行ってしまった葉蔵はトラウマ級です。
    自分の感覚や価値観を葉蔵に押し付け、葉蔵が「道化」という生き方を身につける原因の父親は毒親そのものだし、現代でこそ読まれるべき「人間失格」漫画版です。

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    2022年12月10日
  • 人間失格 2巻

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    太宰治の希代の問題作「人間失格」を、舞台を現代社会に移し、鬼才古屋兎丸が完全漫画化。
    「恥の多い生涯を送ってきました」――ネット上に見つけた大庭葉蔵の独白が赤裸々に綴られたページ。掲示されていた3枚の写真は、葉蔵の転落の人生の軌跡を描いていた。読み進めるほどに堕ち、崩壊していく葉蔵の人生。彼は何を恐れ、逃げていたのか。
    大庭葉蔵は、「道化」を演じることで生きてきた。同級生が声を掛けてきた時は変顔で応じ、先生の前で答えを発表する時はツメの部分でわざと間違え、高校までは「面白い奴」というキャラで人気者になり、そんな道化が息苦しくなると美術予備校に逃げ場所を求め、風俗でしか自然な笑顔を見せることが出来ず、周りが求める「普通」の正解に沿って演技をすることで人間関係を成り立たせていた。それは、「普通の人間」が怖い葉蔵にとって、人間に繋がる唯一の手段だった。そんな葉蔵が友人になったのは、美術予備校の同級生堀木正雄。堀木と夜の遊びに夢中になる中で葉蔵は、政治的な集会に身を投じる。別に思想に共鳴したからではなく、人間観察の延長だし、葉蔵は「非合法」「日陰者」を見ているとうっとりするほど優しくなれるから。そんな中で政治的団体のリーダー佐々木に信頼されある企業のビル爆破計画を見せられた葉蔵は、そのビルが自分の父親が経営している会社であることから、葉蔵の生き方の根源の「道化」が父親の自分に対する抑圧的な接し方にあると気付いてしまう。
    高校にろくに行っていなかったことが父親にバレてカードやマンションを取り上げられた葉蔵は、バイトしながら高校生活をすることになる。政治的団体のリーダー佐々木の彼女と関係したり、キャバクラのホステスのアゲハと関係したりしながら女の金にすがり生きてきた葉蔵はドン底まで堕ち、鎌倉の海でアゲハと心中未遂をする。
    アゲハとの心中に失敗し、ひとり、生へと取り残された葉蔵は、送られた留置所の中で、彼女への償いを生きる糧にしていこうと決心する。そして釈放、父親の側近に居候生活。平穏な生活を取り戻したかのように見えたその裏には、葉蔵を再び絶望の闇へと落とし込む事実が隠されていた。自分の罪も金で帳消しされ父親に金で縛られる人生に絶望した葉蔵は、うわべだけの無気力な人生を生きていくしかなかった。つかむ場所のない深い暗闇の波間で、葉蔵がようやく掴んだもの……それは「女」だった。自分が女に寄生する天才としった葉蔵は、出版社に勤める田中静子のアパートに転がり込み、自分の人生を日記スタイルの小説で描いていく中で、得意な絵を生かした漫画で生きていこうとする。だが読者や静子の娘の期待に息苦しさを感じた葉蔵は、原稿料を酒と煙草に費やし、原稿料を飲み尽くすと静子のものを質に入れ酒代にした。田中静子から逃げた葉蔵は、バーのママの2階に居候する。バーのお客やママのお陰で世界に対する恐れが薄れた葉蔵は、煙草屋のバイト朝井佳乃に恋をする。朝井佳乃と結婚した葉蔵は、幸せな結婚生活をするが、隅田川花火大会の夜に会社から解雇された布川が佳乃を犯してしまう。佳乃の清らかさを汚した罪の意識から葉蔵は、酒浸りになり、ついには覚醒剤に手を染めてしまう。佳乃に売春させるまで堕ちた葉蔵は覚醒剤を断ち漫画家として立ち直ろうとするが、葉蔵を破滅させたのは葉蔵の父親だった。
    葉蔵が人間関係を成り立たせていた「道化」までいかなくても、学校や家庭やネットでキャラを変えて器用に立ち回る現代の若者の方が、葉蔵の「僕は人間が怖い、だけど理解して愛されたい」という葛藤を共感し易いと思う。
    古屋兎丸は今まで負の感情に押し流され破滅する人間を描く作品が多いだけに、葉蔵が抱えた「普通」という価値観や人間が理解出来ず怖いがために「道化」という手段を使い人間関係を成り立たせていた心情や女に寄生する一方で救いを求める弱さが丁寧に描かれ、後半の覚醒剤中毒になった葉蔵の幻覚や撹乱状態の描写、極めつけは古屋兎丸自身が出会う生きながら彼岸に行ってしまった葉蔵はトラウマ級です。
    自分の感覚や価値観を葉蔵に押し付け、葉蔵が「道化」という生き方を身につける原因の父親は毒親そのものだし、現代でこそ読まれるべき「人間失格」漫画版です。

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    2022年12月10日
  • 人間失格 1巻

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    「恥の多い生涯を送ってきました」――
    ネット上に見つけた大庭葉蔵の独白が赤裸々に綴られたページ。
    掲示されていた3枚の写真は、葉蔵の転落の人生の軌跡を描いていた。読み進めるほどに堕ち、崩壊していく葉蔵の人生。彼は何を恐れ、逃げていたのか。
    大庭葉蔵は、「道化」を演じることで生きてきた。
    同級生が声を掛けてきた時は変顔で応じ、先生の前で答えを発表する時はツメの部分でわざと間違え、高校までは「面白い奴」というキャラで人気者になり、そんな道化が息苦しくなると美術予備校に逃げ場所を求め、風俗でしか自然な笑顔を見せることが出来ず、周りが求める「普通」の正解に沿って演技をすることで人間関係を成り立たせていた。
    それは、「普通の人間」が怖い葉蔵にとって、人間に繋がる唯一の手段だった。
    そんな葉蔵が友人になったのは、美術予備校の同級生堀木正雄。堀木と夜の遊びに夢中になる中で葉蔵は、政治的な集会に身を投じる。
    別に思想に共鳴したからではなく、人間観察の延長だし、葉蔵は「非合法」「日陰者」を見ているとうっとりするほど優しくなれるから。
    そんな中で政治的団体のリーダー佐々木に信頼されある企業のビル爆破計画を見せられた葉蔵は、そのビルが自分の父親が経営している会社であることから、葉蔵の生き方の根源の「道化」が父親の自分に対する抑圧的な接し方にあると気付いてしまう。
    高校にろくに行っていなかったことが父親にバレてカードやマンションを取り上げられた葉蔵は、バイトしながら高校生活をすることになる。
    政治的団体のリーダー佐々木の彼女と関係したり、キャバクラのホステスのアゲハと関係したりしながら女の金にすがり生きてきた葉蔵はドン底まで堕ち、鎌倉の海でアゲハと心中未遂をする。
    アゲハとの心中に失敗し、ひとり、生へと取り残された葉蔵は、送られた留置所の中で、彼女への償いを生きる糧にしていこうと決心する。
    そして釈放、父親の側近に居候生活。平穏な生活を取り戻したかのように見えたその裏には、葉蔵を再び絶望の闇へと落とし込む事実が隠されていた。
    自分の罪も金で帳消しされ父親に金で縛られる人生に絶望した葉蔵は、うわべだけの無気力な人生を生きていくしかなかった。
    つかむ場所のない深い暗闇の波間で、葉蔵がようやく掴んだもの……それは「女」だった。
    自分が女に寄生する天才としった葉蔵は、出版社に勤める田中静子のアパートに転がり込み、自分の人生を日記スタイルの小説で描いていく中で、得意な絵を生かした漫画で生きていこうとする。
    だが読者や静子の娘の期待に息苦しさを感じた葉蔵は、原稿料を酒と煙草に費やし、原稿料を飲み尽くすと静子のものを質に入れ酒代にした。
    田中静子から逃げた葉蔵は、バーのママの2階に居候する。バーのお客やママのお陰で世界に対する恐れが薄れた葉蔵は、煙草屋のバイト朝井佳乃に恋をする。
    朝井佳乃と結婚した葉蔵は、幸せな結婚生活をするが、隅田川花火大会の夜に会社から解雇された布川が佳乃を犯してしまう。
    佳乃の清らかさを汚した罪の意識から葉蔵は、酒浸りになり、ついには覚醒剤に手を染めてしまう。
    佳乃に売春させるまで堕ちた葉蔵は覚醒剤を断ち漫画家として立ち直ろうとするが、葉蔵を破滅させたのは葉蔵の父親だった。
    太宰治の希代の問題作「人間失格」を、舞台を現代社会に移し、鬼才古屋兎丸が完全漫画化。

    葉蔵が人間関係を成り立たせていた「道化」までいかなくても、学校や家庭やネットでキャラを変えて器用に立ち回る現代の若者の方が、葉蔵の「僕は人間が怖い、だけど理解して愛されたい」という葛藤を共感し易いと思う。
    古屋兎丸は今まで負の感情に押し流され破滅する人間を描く作品が多いだけに、葉蔵が抱えた「普通」という価値観や人間が理解出来ず怖いがために「道化」という手段を使い人間関係を成り立たせていた心情や女に寄生する一方で救いを求める弱さが丁寧に描かれ、後半の覚醒剤中毒になった葉蔵の幻覚や撹乱状態の描写、極めつけは古屋兎丸自身が出会う生きながら彼岸に行ってしまった葉蔵はトラウマ級です。
    自分の感覚や価値観を葉蔵に押し付け、葉蔵が「道化」という生き方を身につける原因の父親は毒親そのものだし、現代でこそ読まれるべき「人間失格」漫画版です。

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    2024年02月17日
  • 畜犬談

    購入済み

    大好きな短編

    久しぶりに読んで感涙。太宰治作品の中で一番好きです。たくさん笑って、最後はホロリとさせられます。私の亡き父が、それこそ甲斐犬のブリーダー的な事をしておりました。もう何十年も前の事で、私も噛みつかれた事があります。その頃は野良犬もたくさんいましたし、読みながら共感する事が多々あって懐かしく嬉しくなりました。

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    2022年11月24日
  • 乙女の本棚 女生徒

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    この作品を初めて読んだ時は自分も同じ女生徒であり本から得た言葉に頼っている狡くて厭なやつでした

    少女のまま死ねそうにないので自分も美しく生きたいと思います

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    2022年11月07日
  • 斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇

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    太宰治は学生時代にかじった程度だ。
    文字からインプットする話は、ネガティブ結末を好む傾向があるものの三島由紀夫はハマったのに太宰はハマらなかった。今回は井伏鱒二が描いた「太宰治」を読み、どのような時を生きた人が描いたのか。を想像しながら読むことができた。
    人間失格の葉蔵然り、斜陽の直治然り、ダス・ゲマイネの馬場然り。何とも言えぬ、瞳の奥にひどく暗く深い闇を持った瞳が常に読者を見据えているような感覚に陥る。
    太宰の描いた作品に登場するこれらの人物は少なからず太宰本人の過去を投影し、あるいは膨らませた上での人物なのだと感じる。
    作品に作者そのものがここまで投影されているように感じるのは、太宰に魅せられているからなのか。果たして太宰の思う壺なのか。まだ時間をおいて読みたいと思う。

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    2022年10月26日
  • 人間失格 3巻(完)

    REO

    ネタバレ 購入済み

    救いようのない結末で後味悪い。容姿や配偶者に恵まれても自分次第で人生はどん底まで堕ちてしまうと改めて確信する。作品は非常におもしろい。

    #切ない

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    2022年09月18日
  • 太宰治全集(9)

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    何作かは再読
    大好きな人間失格も斜陽も収録されてて最高

    自分の話以外もだいたい本人がモデルか?っていう感じの酒の誘惑に弱くちゃっかりしていてそんな自分に嫌悪感抱いてる外見はいいクズ男みたいなのが多くてふふってなっちゃう。
    そして晩年よりの作品集だからか登場人物が死んじゃう話が多い。

    ✳︎グッド・バイ(絶筆)
    編集社で働く傍ら、闇稼業で儲けている34歳の男の田島周二が、愛人15人との関係を解消しようと闇稼業で知り合った絶世の美人(ただし最低の鴉声、大食い、怪力)を連れて別離の行進をする。


    「人生足別離」の一句があり私の或る先輩はこれを「サヨナラ」ダケガ人生ダ、と訳した。まことに、相逢った時のよろこびは、つかのまに消えるものだけれども、別離の傷心は深く、私たちは常に惜別の情の中に生きているといっても過言ではあるまい。

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    2022年08月17日
  • 人間失格 3

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    ネタバレ

    太宰治とようぞうが話す場面がうまい
    薬屋の奥さん、よしこ、むねがはりさけそう
    救いのない暗い感じからの上がって下げるの秀逸
    原作よりようぞうまじくそ

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    2022年08月13日
  • 走れメロス 富嶽百景

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    一番面白かったのは浦島太郎だった。普通の物語から沢山の作者の疑問があってそこからいろんなオリジナルの物語が始まっていて面白かった。そこにパンドラの箱と浦島太郎の箱を重ね合わせていて作者の独自の世界観が描かれていてオモロい

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    2022年07月18日
  • 斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇

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    大人になってから読み返した「斜陽」と「人間失格」は、思ったより軽いタッチだった。書かれている事実に気を取られず、人物の心情を客観的に見れるようになったからかもしれない。
    同じページに注釈が載っており、大変読みやすい。
    また、「駆け込み訴え」を読んでから「斜陽」を読むと大変わかりやすい。
    個人的には「富嶽百景」や「葉桜と魔笛」が好きで、太宰中期の作品にもっと触れたいと思うきっかけになった。このあと「女生徒」を買うに至る。

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    2022年07月15日
  • ヴィヨンの妻

    ネタバレ 購入済み

    脚色なし

    ひたすら太宰治の「ヴィヨンの妻」
    あの呑んだくれの旦那もそのまんま
    と言うか、あの旦那の容貌…太宰治そのまんま?

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    2022年09月29日
  • 人間失格 3巻(完)

    購入済み

    圧倒される迫力

    原作は読んでいないけれど、現代風に描き直されて、理解しやすいストーリーになっていると思います。良いとか悪いとかという問題でなく、ただ圧倒される迫力を感じます。読後感は決して良くありません。でも何故か頭の片隅にこびり付いて、いつまでも忘れることができません。原作が持っている破壊力でしょうか。

    #ドロドロ #ダーク #シュール

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    2022年04月24日
  • 斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇

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    やっぱり「人間失格」は凄まじい。
    太宰作品をそんなに読んだわけではないけど、これだけは別格だ。葉蔵の心理描写が恐ろしいほど真に迫っており、自分の心理とシンクロし、ドキドキする。

    自分と葉蔵は似ているわけではない。だが「お前も同じ穴のムジナじゃないのか?」と問われれば…葉蔵が竹一に見透かされた時のように血の気が引いて顔面蒼白になるだろう。

    僕は外面は常識的な好人物を演じている。職場では仕事がデキるやつ、部下に慕われる面倒見の良い上司ヅラするのも自然と板についているし、大方の評価も良い。

    しかし、本当は問題は避けたい、サボりたい、休みたい、楽したい、逃げ出したい。生活と対面維持のためだけに仕事をしていると言っても過言ではない。働いても働かなくても同じ給料が貰えるなら迷わず明日から出勤しないだろう。出勤するとしたら世間体が大事だからだ。

    家庭だって子どものためとか自分に言い聞かせながら、本当は世間体が大事なのと現状を変えるのが怖くて何もできないのだ。

    〇〇死ねばいいのにとか本気で考えるし、それを呟くこともやめることができない。完全に病気だ。葉蔵と何が違う?
    違うのは取り繕うのが上手いかどうか、辛抱できるかどうか、というところだけではないのか。いや、辛抱すらも本当の辛抱ではない。辛抱、我慢、忍耐と言えば聞こえが良いが、ただただ臆病なだけなのだ。現状が嫌で嫌でたまらないのに、体面に執着するし、そこから飛び出す勇気は全く持ち合わせていないのだ。

    僕も人間失格はないのか?
    でもそれを認めたくはないし、そんな勇気はない。

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    2022年01月29日