太宰治のレビュー一覧

  • 走れメロス/くもの糸 3

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    はしれメロスは、ともだちをたすけるためにいっしょうけんめいはしるおはなしです。さいごにおたがいをたたいてだきあうところが一ばんすきです。

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    2019年01月11日
  • 太宰治全集(4)

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    「きりぎりす」
    「ろまん燈篭」
    「東京八景」
    「みみずく通信」
    「佐渡」
    「清貧譚」
    「服装に就いて」
    「令嬢アユ」
    「千代女」
    「新ハムレット」
    「風の便り」
    「誰」
    「恥」

    久しぶりに太宰の作品を読んだ。この全集に収められている作品は初めて読むものばかり。どの作品も、時々クスっと笑えるものや、ハラハラする内容もあり面白く読めた。


    特に「きりぎりす」は秀逸。画家の妻の告白の形式。夫である画家が売れない時代に嫁ぎ、貧しくとも張り合いのある暮らしをしていたが、夫が成功しお金持ちになるにつれ、夫が変貌してしまったことを嘆く。
    「お金を持っていることが偉い」という拝金主義に毒されてしまった現代

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    2018年11月30日
  • 人間失格 3

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    ネタバレ

    もう、この漫画抜きで「人間失格」を思い出せないのではないか。
    伊藤潤二は原作を、確実にアップデートさせた。
    「ファム・ファタル」という語本来の意味(ただの悪女ぶりっこではない。本人ですら苦しむほどの無自覚の悪女)を体現する女が、なんと1巻から復活してくる!
    そしてその女は葉蔵が「殺して」きたすべての女を体現している! また美しい。
    そして原作の終結へと綺麗に収束するのだ……。嗚呼。鳥肌モノの漫画化だ。

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    2018年09月19日
  • 人間失格 3

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    大傑作だった。まともに生きたいだけなのに病んでしまう人たちの心象世界を見事に描ききっている。顔の皮が緩みきって眼が窪んでしまっている老婆が最高である。

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    2018年09月01日
  • 人間失格 3巻(完)

    なるほど

    原作ではヨシ子も薬局のおばさんも死なないんだけどこれなら葉蔵を取り巻く女達がめったやたらに不幸になってストーリーの悲惨さが増しますね。人間失格は葉蔵が脳病院に入れられるところまでなんだけど太宰治との出会いセッちゃんと再開のエピソード、最後は葉蔵の息子の葉一が揚げるタコの新聞紙に太宰治の心中した記事が載っているというオチもよかった。

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    2018年08月26日
  • きりぎりす(新潮文庫)

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    自分の過去や罪業を達観とまではいかなくとも、客観視できるようになっている時期の作品。『姥捨て』『鴎』『善蔵を想う』は煩悶するような過去の内省もあるだろうが外連味なく纏まっている。ここに見られる作家としての成長が“人間失格”に結実されたと思う。太宰の十八番である女性一人称語りの作品が数編あるが、『千代女』が一番好き。『佐渡』は、これも太宰が得意とする分野である見聞記だが、その中でも傑作ではないだろうか。本当に引き出しの多い作家だと思う。

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    2018年07月24日
  • お伽草紙(新潮文庫)

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    洒脱なユーモアと豊富な語彙、軽やかでそれでいて格調を感じさせる文体。
    太宰治の良さに満ちている短編集。『お伽草紙』を太宰の最高傑作に挙げる人も多いが、わたしもこの作品は好きだ。防空壕の中での娘への語り話という設定が凄い。日本絶体絶命な時に、こんな戦意高揚に全く寄与しそうにない作品群を書く太宰はやはし凄い作家なのだと思う。西鶴の作品に材をとった『新釈諸国噺』や古典的短編も、太宰の教養の深さがうかがえる。“猿塚”という話だけは相当後味が悪いけどやはり巧い。

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    2018年07月24日
  • ヴィヨンの妻・清貧譚

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    ネタバレ

    ヴィヨンの妻

    借金まみれの甲斐性なし夫、それに耐える健気な妻。女目線で話は進む。バー?の飲み代の借金のかたに自分を捧げ、障害持ちの子供の世話をしながら成り行きでバーで働き始めちゃった妻。次第に夜の女に染まり、最後に…。
    ダメ男に巻き込まれて、女もダメ女になっちゃうお話し!死にたい言いながらも死ねない不貞に走る夫は、弱さゆえ?残念夫でーすねえー

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    2018年07月11日
  • 太宰治の手紙 返事は必ず必ず要りません

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    桜桃忌から読み始めた。太宰の32歳までの書簡集。面白かった〜!この情けなさとダメさがたまりません。若い頃から見ていくと手紙もだんだん落ち着いて行く感じがわかる。でも晩年の書簡集も持ってるけどまた荒廃してゆくんだよなあ…そこがカットされているおかげかユーモラスな読後感だった。死してなお毎年関連書籍が出る太宰。愛されてます。

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    2018年06月21日
  • 走れメロス 太宰治短編集

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    悪い王をゆるせなかったメロスは、はむかったため処刑されることになりました。しかし妹の結こん式のため、三日間だけ時間をもらいます。親友を身代りにし、メロスは走り出すというお話です。

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    2018年01月14日
  • 人間失格 1

    多分このイメージなんだろう

    何冊もコミックバージョンの「人間失格」を読んでみたが多分このコミックが一番原作に近いイメージを再現してると思う。読んでいて寒気がしました。それでも余り原作からかけ離れたエピソードを入れない方がいいんじゃないかな。

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    2017年11月25日
  • 人間失格 1

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    開幕。雨の夜の玉川上水で女とウィスキーを分かち合う。
    ずり落ちる瞬間、草をつかむ!
    この場面だけで、ああ伊藤潤二先生わかってる! と感激してしまった。

    少年時に人格を歪めてしまう下男下女による強姦。きちんと描いてくれた。
    そうそう。太宰の小説はあまり言及されないように思うが、実に「散文的な性」(薄暗い畳の部屋でやむにやまれぬ行為)が、透明な糸で巧妙に織り込まれているのだ。
    旧家独特の文化として「オズカス」が性的虐待を受けてもおかしくないほど軽視されていたということでもある。

    「凄惨な改変」がありやなしやで評価は変わると思うが、僕はありと見た。
    なぜなら葉蔵は少なからぬ人間を、「触れ合っただ

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    2017年11月03日
  • 太宰治全集(8)

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    戦争が終わって以降の太宰治の作品は、「いったい何なの?」って叫んでいるようなものが多い印象。
    そんな彼が、今の日本を見たら、どう思うのかなんて、考えても仕方のないことだけれど、ちっとも変っていない風景が広がっていて、私なぞは太宰の見ていたであろう景色と重ねて呆然としている。

    理論の遊戯は今でも続いている。

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    2017年10月29日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    読んだことのある作品もそうでない作品もあったけれど全体を通して楽しかった。
    やっぱり太宰治が好きだなぁと。

    女生徒、恥は読んだことのあった作品。好きな作品は何度読んでも楽しめるし、何度だって読みたくなる。
    そのうちまた読みたい。

    古典風、秋風記。今回初めて読んだ作品の中ではこの2篇が私の中でベスト。2度、3度と読み込んでいきたい。

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    2017年07月13日
  • 太宰治全集(7)

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    津軽の風土記として楽しんでいたら、ふいに最後に泣かされた。あのメッセージは何なのか、唐突だけど、とても心に響いた。

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    2017年06月04日
  • 富嶽百景・走れメロス 他八篇

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    富嶽百景ー 絶望の淵からの希望の描き方が
    とても素敵で、太宰に目覚めるきっかけとなったお話。太宰っていうと堕落していく様な暗くて湿っぽいイメージを持たれがちだけどこれは
    前に進んでいくお話。太宰食わず嫌いの人に勧めたいな。あ、読まず嫌いか(笑)

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    2016年11月12日
  • 人間失格 グッド・バイ 他一篇

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    ネタバレ

    他人の視線に怯えて生きている主人公。
    怯えるあまりに、人生の歯車を狂わせて行く・・・。

    ・・・この文章を書いていても、どんどん気持ちが落ち込んでいく↓
    気持ちが上がり気味の時にまたじっくり読もうと思います。

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    2016年10月13日
  • 太宰治全集(5)

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    あまり有名なものは掲載されていないが、どうして戦時中にこのような作品を残せるのか。新郎が好きだなあ。一日一日をちゃんと生きて行きたいです。語彙力が無いなあ。

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    2016年07月11日
  • 太宰治全集(4)

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    これはもうぶっちぎりで「きりぎりす」じゃないかなあ。これ、太宰の最高傑作と謳ってもいいのでは。まあそれを抜かしても甲乙つけがたい作品ばかりだね。やはり混とんとした時代の方が太宰らしさがでるのでしょうか。太宰らしさ。俗な言い方ですね。

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    2016年06月20日
  • 太宰治全集(3)

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    書き忘れ、やっちまったなあ。短編の分別はわからないけど、これは多いイメージ。こういうのが短編でいいんだよね。ちょっと前だから乞食学生だけ。「よし。よろこびのための酒は一杯だけにして止めよう。よろこびを、アルコオリの口実にしてはならぬ。」

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    2016年06月20日