太宰治全集(4)

太宰治全集(4)

小説・文芸
1,067円 (税込)

5pt

4.4

昭和十六年二月、混迷の度を深める大戦前夜、懸案の書下ろし長編「新ハムレット」の執筆にとりかかる。「三百枚くらいの予定です。当分、他の仕事は断って、没頭」(山岸外史宛書簡)した最初の長編小説は、五月末に完成。その直後、長女が誕生する。きりぎりす ろまん燈籠 東京八景 みみずく通信 佐渡清貧譚 服装に就いて 令嬢アユ 千代女 新ハムレット 風の便り 誰 恥

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま文庫
  • タイトル
    :
    太宰治全集
  • タイトルID
    :
    189946
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

太宰治全集 の一覧

1~10巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~10件目 / 10件
  • 太宰治全集(1)
    1,067円 (税込)
    「私はこの短編集一冊のために、十箇年を棒に振った。まる十箇年、市民と同じさわやかな朝めしを食わなかった。……私はこの本一冊を創るためのみに生れた」(「もの思う葦」)。第一創作集『晩年』(昭和十一年刊)と、それにつづく“苦悩の時期”に書かれた諸篇を収める。晩年(葉思い出 魚服記 列車 地球図 猿ヶ島 雀こ 道化の華 猿面冠者 逆行 彼は昔の彼ならず ロマネスク 玩具 陰火 めくら草紙)ダス・ゲマイネ 雌に就いて 虚構の春 狂言の神
  • 太宰治全集(2)
    1,067円 (税込)
    パビナール中毒、入院、心中未遂……。なお惑乱と絶望の時期は続く。やがて訪れる転機。時に太宰、三十歳。生への意欲が燃え、文学への情熱が湧き上がる。名作「富嶽百景」他の諸篇が書きつがれ、書下ろし創作集『愛と美について』が生まれる。創生期 喝采 二十世紀 旗手 あさましきもの 燈籠 満願 HUMANLOST 黄金風景 姥捨 富嶽百景 Icanspeak 女生徒 懶惰の歌留多 葉桜と魔笛 愛と美について(秋風記 新樹の言葉 花燭 愛と美について 火の鳥)[初版本併録]創生期 HUMANLOST
  • 太宰治全集(3)
    1,067円 (税込)
    昭和十四年一月、結婚して新居を構えた太宰に、初めて生活の安定と心の平和が訪れる。「僕は……この家一つは何とかして守って行くつもりだ」(「東京百景」)。規則正しい執筆生活の中から次々と作品が生まれた。八十八夜 座興に非ず 美少女 畜犬談 ア、秋 デカダン抗議 おしゃれ童子 皮膚と心 春の盗賊 俗天使 兄たち 鴎 女人訓戒 女の決闘 駆込み訴え 老ハイデルベルヒ 誰も知らぬ 善蔵を思う 走れメロス 古典風 盲人独笑 乞食学生 失敗園 一燈 リイズ
  • 太宰治全集(4)
    1,067円 (税込)
    昭和十六年二月、混迷の度を深める大戦前夜、懸案の書下ろし長編「新ハムレット」の執筆にとりかかる。「三百枚くらいの予定です。当分、他の仕事は断って、没頭」(山岸外史宛書簡)した最初の長編小説は、五月末に完成。その直後、長女が誕生する。きりぎりす ろまん燈籠 東京八景 みみずく通信 佐渡清貧譚 服装に就いて 令嬢アユ 千代女 新ハムレット 風の便り 誰 恥
  • 太宰治全集(5)
    1,034円 (税込)
    昭和十六年十二月、日本は大きな戦争に突入した。「しかし、私は小説を書く事はやめなかった。もうこうなったら、最後までねばって小説を書いて行かなければ、ウソだと思った……」(「十五年間」)。大戦の進行につれて文化統制が強化されるなかで、太宰ほど質の高い文学活動をした作家は、ほかにない。戦時下に成った作品群を収める。新郎 十二月八日 律子と貞子 待つ 水仙 正義と微笑 小さいアルバム 花火 帰去来 故郷 禁酒の心 黄村先生言行録 花吹雪 不審庵
  • 太宰治全集(6)
    1,067円 (税込)
    「私の一身上に於いても、いついかなる事が起るか予測出来ない。この際、読者に日本の作家精神の伝統とでもいうべきものを、はっきり知っていただく事は、かなり重要な事のように思われて、私はこれを警戒警報の日にも書きつづけた。……むきになって書いた」(「新釈諸国噺」)。強い憧憬と親近感をもって精神の貴族のすがたを描いた長編「右大臣実朝」ほか、息苦しい戦時体勢下に成った秀作諸篇を収める。鉄面皮 右大臣実朝 作家の手帖 佳日 散華 雪の夜の話 東京だより 新釈諸国噺 竹青
  • 太宰治全集(7)
    1,067円 (税込)
    昭和19年5月12日から6月にかけて津軽地方を取材旅行、7月「津軽」完成。12月、仙台に赴いて魯迅在留当時のことを調査、それをもとに20年2月「惜別」によって若い日の魯迅の思想的苦悩と変転を描き上げる。引きつづく空襲警報下の3月「お伽草子」執筆にとりかかる。妻子を甲府に疎開させたが、4月2日未明、空襲により家を損傷される。敗色濃い状況のなか、戦火に追われつつも、旺盛な執筆活動はつづく。津軽 惜別 お伽草子
  • 太宰治全集(8)
    1,287円 (税込)
    戦争は無条件降伏で終わった。戦前にあって既に戦後の作家であった太宰の文学が放つ、妖しくなまなましい光芒は、戦後の人々の目にいっそう鮮明に映らずにはいなかった。終戦の日、青森県金木の生家にいた太宰はただちに戦後の活動を開始した。本巻には津軽疎開中に書かれた全作品を収める。パンドラの匣 薄明 庭 親という二字 嘘 貨幣やんぬる哉 十五年間 未帰還の友に 苦悩の年鑑 チャンス 雀 たずねびと 男女同権 親友交歓 トカトントン 冬の花火 春の枯葉 メリイクリスマス ヴィヨンの妻
  • 太宰治全集(9)
    1,287円 (税込)
    昭和21年11月、太宰は三鷹の旧居に帰ってきた。当時ジャーナリズムは、未曽有の賑わいを呈していた。太宰はジャーナリズムの寵児として華やかな脚光を浴びたが、けっして濫作はしなかった。1日の執筆量はほぼ5枚、ひとつひとつの作品に精魂を打ち込み、太宰文学を代表する幾多の名作がこの時期に生まれた。母 父 女神 フォスフォレッスセンス 朝 斜陽 おさん 犯人 饗応夫人 酒の追憶 美男子と煙草 眉山 女類 渡り鳥 桜桃 家庭の幸福 人間失格 グッド・バイ
  • 太宰治全集(10)
    1,067円 (税込)
    「生きて行く力――いやになってしまった活動写真を、おしまいまで、見ている勇気。」昭和10年発表の「もの思う葦」より死の直前の「如是我聞」にいたる一切のエッセイ、アフォリズムを収録する。もの思う葦 碧眼托鉢 古典 竜頭蛇尾 悶悶日記 走ラヌ名馬 思案の敗北 創作余談 一日の労苦 当選の日 正直ノオト 困惑の弁 心の王者 酒ぎらい 作家の像 弱者の糧 金銭の話 芸術ぎらい 織田君の死 わが半生を語る かくめい 如是我聞 その他

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

太宰治全集(4) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「きりぎりす」
    「ろまん燈篭」
    「東京八景」
    「みみずく通信」
    「佐渡」
    「清貧譚」
    「服装に就いて」
    「令嬢アユ」
    「千代女」
    「新ハムレット」
    「風の便り」
    「誰」
    「恥」

    久しぶりに太宰の作品を読んだ。この全集に収められている作品は初めて読むものばかり。どの作品も、時々クスっと笑えるものや、ハラハラする内容もあり面白く読めた。


    特に「きりぎりす」は秀逸。画家の妻の告白の形式。夫である画家が売れない時代に嫁ぎ、貧しくとも張り合いのある暮らしをしていたが、夫が成功しお金持ちになるにつれ、夫が変貌してしまったことを嘆く。
    「お金を持っていることが偉い」という拝金主義に毒されてしまった現代にこそ、読み直されるべき作品と言える。
    「この世では、きっと、あなたが正しくて、私こそ間違っているのだろうと思いますが、私には、どこが、そんなに間違っているのか、どうしても、わかりません」という締めくくり。

    「ろまん燈篭」は個性的な五人の兄弟のちょっとした遊び(連歌のように物語を作る)を中心とした話。面白い。

    「新ハムレット」。これなら本物のハムレットも読んでみようかな、と思わせる作品。登場人物がそれぞれどこかユーモラス。ハムレットのいじけっぷりは、なかなかのもの。太宰はこの作品の中のクロージャスについて、「善人に見えて実は悪人」という「近代悪」を描きたかったらしいが、そこまでは読めなかった。

    0
    2018年11月30日

    Posted by ブクログ

    これはもうぶっちぎりで「きりぎりす」じゃないかなあ。これ、太宰の最高傑作と謳ってもいいのでは。まあそれを抜かしても甲乙つけがたい作品ばかりだね。やはり混とんとした時代の方が太宰らしさがでるのでしょうか。太宰らしさ。俗な言い方ですね。

    0
    2016年06月20日

    Posted by ブクログ

    きりぎりす、ろまん燈籠、東京八景、みみずく通信、佐渡、清貧譚、服装に就いて、令嬢アユ、千代女、新ハムレット、風の便り、誰、恥

    0
    2015年03月24日

    Posted by ブクログ

    きりぎりす、ろまん燈籠、東京八景、みみずく通信、佐渡、清貧譚、服装に就いて、令嬢アユ、千代女、新ハムレット、風の便り、誰、恥収録。
    やっぱりろまん燈籠好きやな〜。
    清貧譚、恥には何だか親近感を抱きました。
    太宰の描く、女子の独白もの好きやなあ。愛らしい。

    0
    2009年10月10日

    Posted by ブクログ

    ★4.0 佐渡
    ★3.5 きりぎりす、ろまん燈籠、服装について、令嬢アユ、新ハムレット、誰

    「新ハムレット」のハムレットの最後のセリフについて考えている。

    0
    2021年09月04日

    Posted by ブクログ

    ラズベリータルトみたいな一冊。溢れ出る激情の果汁が、さっくりした文体に乗っかって至極の風味を醸し出している。言い過ぎか。

    激情ってのはなんだろう。上手く言えないけど嫉妬、憎悪、恋慕、人への憧れかな。共感できるテーマが多く編纂されていて、新ハムレットもあるし初めて太宰治を読むなら全集4がオススメかも。

    きりぎりす
    ろまん燈籠
    みみずく通信(特にラストの一文)
    清貧譚
    千代女
    新ハムレット
    風の便り
    恥

    面白いのが本当に多かった。

    なかでも新ハムレットは、まさに激情型。憎悪と愛情の交差。ここまで人を罵倒できる表現があるのかってぐらいに誰もが誰もを憎み、愛し、敬い、妬む。本作実は読んだことないので読んでみたい。てかあのラストは何?笑

    この全集においても「女というものは◯◯◯だから」と「小説家というものは◯◯◯だから」がよく見られた。風の便りの一節「作家は例外なく、小さい悪魔を1匹ずつ持っているものです。いまさら善人づらをしようたって追いつかぬ(377項)」など。太宰は結局、女性にもてたのかもてなかったのか、人の愛を求めていたのかいなかったのか。いずれにせよ社会的に魅力的な人間ではなかったんだろうな。

    各篇の書き出しは毎回素晴らしいなと思うけど、ラストが素晴らしいものもあってよかった。

    「私には、どこが、どんなに間違っているのか、どうしても、わかりません」(きりぎりす)

    「みみずくの、ひとり笑いや秋の暮。其角だったと思います。十一月十六日夜半。」(みみずく通信)

    などなど。


    0
    2018年10月11日

    Posted by ブクログ

    4巻目にして、だんだん面白くなってきた、肩ひじ張らず、娯楽として読むようにしているのだが、それでいい気がする。

    0
    2015年12月05日

    Posted by ブクログ

    「佐渡」の自分の乗った船の行き先が佐渡なのか佐渡じゃないのか、人に聞こうかやめとこうか、明らかに挙動不審なところに笑っちゃった
    勢いと勘違いで作家に手紙を送っちゃう「恥」も好き

    勢いつらつら読める作品が多かった

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    きりぎりす
    きーんとするくらいの純を求めて、純なるもの意外は全て偽物とした、徹底した無垢。妻から夫への手紙という形をとる事で、本人が希求する理想を説くのではなく、最も近い他人が弾劾する、厳しい眼差しで語られる。
    最も無垢は希求するのではなく、あるがままにそこにある、というだけで、希求している時点で無垢ではない。(ドストエフスキーみたい。)ここでの無垢を、太宰は白痴と言ったりしますが。
    私も、こんなきーんとした、穢れのない、白痴のような無垢に、ずっと憧れているのです。自意識、という、自分を保護し進歩させ、そして汚すものにずっと苦しめられてきた。
    太宰の正直と徹底した理想主義であるが故の激しい自己嫌悪、自己嫌悪を通じた自己愛。こんな不器用な人間だから愛されるのだなぁと思います。

    風の便り
    2人の書簡を通して、木戸の欺瞞と井原の純を描いています。きりぎりすと同様に、生まれ持った無垢、無垢故の正しさを体現する井原に打ちのめされ、彼らしく前進に向かった欺瞞に満ちた自己愛の権化である木戸。最初から最後まで自己愛と欺瞞で埋め尽くされ、自己愛・欺瞞故のヒステリーが読者を苛立ちとそして甘い共感へ誘います。この甘い共感という欺瞞に多くの読者は苦しめられ、故に太宰を皆が愛す要因なのではないでしょうか。
    1人の作家の全集を読み通すということはこんなにも面白いものかと感動しています。読み通すことで、作品誕生の文脈を理解し、作品自体への見方が変わります。人間失格は、私の人生の節目に読み返して、都度異なった目線や感情が生まれてきたものですが、この全集を読み通した先で人間失格を再度読んだ時、どんな感覚が生まれるのか、今からとても楽しみです。

    0
    2024年04月28日

太宰治全集(4) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま文庫
  • タイトル
    :
    太宰治全集
  • タイトルID
    :
    189946
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

太宰治 のこれもおすすめ

斜陽(まんがで読破)

少年・青年マンガ

斜陽(まんがで読破)

値引きあり
人間失格(まんがで読破)

少年・青年マンガ

人間失格(まんがで読破)

値引きあり
斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇

小説・文芸

斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇

人間失格

小説・文芸

人間失格

斜陽

小説・文芸

斜陽

桜桃

小説・文芸

桜桃

無料あり
  • 試し読み

走れメロス

小説・文芸

走れメロス

無料あり
  • 試し読み

ア、秋

小説・文芸

ア、秋

無料あり
  • 試し読み

太宰治全集 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す