昭和11年10月〜昭和14年6月の作品。
「満願」、「黄金百景」、「女生徒」等好きな作品目白押しで、
読んでいて「あ、これ面白かった!あー次のも面白いぃぃ」って興奮w
「富嶽百景」は太宰にはまったきっかけの作品でもあるので、
個人的に思い入れが強い。
太宰ってこんなに明るいんだ!ってびっくりしたのです。
「放屁なされた」というようなユーモアあふれる表現もあるし、
作品自体が明るいほうへと向かうような希望のあるもので好きです。
短編で読みやすいので、太宰あまり読んだことない人にはここらへんの作品もおすすめだと思います。