太宰治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『阿Q正伝』『狂人日記』を書いた魯迅が、なぜ医学から文学へと転向するに至ったか、を書いた作品。
とりあえず阿Q正伝の読後にこれを読むことをお勧めする。理解度が全く違ってくる。
愛国と文学について考えさせられる作品である。
阿Q正伝を読んだ後、果たして魯迅の望んだ「文学による精神の変革」は叶ったのか?・・・いや叶ってないよな、と考えていた私が恥ずかしく思えた。
「文章の本質は、個人および邦国の存立とは係属するところなく、実利はあらず、究理また存せず。故にその効たるや、智を増すことは史乗に如かず、人を誡むるは格言に如かず、富を致すは工商に如かず、功名を得るは卒業の券に如かざるなり。ただ世に文章ありて人すなわち以て具足するに幾し。厳冬永く留り、春気至らず、躯殻生くるも精魂は死するが如きは、生くると雖も人の生くべき道は失われたるなり。文章無用の用は其れ斯に在らん乎」
文中にある、魯迅が書いたとされるこの言葉を読んで、彼が文学を志す理由が分かった気がする。
私もその仕事に就きたいと思う。
とても面白いです。激しくお勧めです。 -
Posted by ブクログ
読んだのと同じ表紙のが無かった……角川で昭和25年出版だからこれで良いのかな
あらすじ読んで想像してたのとは全然違いました
出た当時すごい流行して「斜陽族」なんてのを産むほどだった、っていうのは知ってたんですが、私は今までそれがいまいちピンとこなかったんです。時代が違うといっても、一冊の本がそんな大きな影響を与えるというのがよくわからなかった。でも読んでくうちに納得しました。こりゃ斜陽族なんてのも出来るわけだわ。なんかよくわかんないけど読んでるとすごい衝撃と影響を受けずにはいられない。私は途中でこ、これはやばいと気付いて、だからそこからはバリアを張ってがっちりガードした上で読みました。ぜ、絶対影響されたりしないぞ!って。今更一人斜陽族なんて気取るわけにはいかないからね!汗