太宰治のレビュー一覧

  • 晩年 アニメカバー版

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    なんだかよく分からない
    背中がムズムズするし、笑える
    なのに、ふと寂しさみたいなものが染み込んでくる
    そんなこんなで太宰治がかなり好きになっちゃった気がする

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    2025年08月16日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    とても豪華な1冊。
    求めていた文豪の短編がビッシリ詰まっていて、不気味!耽美!最高!
    夏目漱石、夢野久作、江戸川乱歩、太宰治が入っていてとても嬉しい。
    どれも面白くて良い。

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    2025年08月14日
  • 人間失格

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    別に大して読みたかったわけでもない。
    なんでこの本を買ったかというと、デスノートを買おうと本屋に寄ると、たまたま夏休みキャンペーンだかなんだか知らないが、小畑健が表紙の絵を描いていたのである。
    買っちゃったよね。
    そんでたまたま、カラマーゾフの兄弟を読んでいる時期でした。宗教に深く関連づけられたテーマ、教育の重要性を常々考えている性質から、最近は日本の文化についてよく考えていたため、昭和初期くらいを生きた、それも危ない感じで生きた人の言葉に触れてみたかったってのも、まぁ、後からつけた理由だ。
    太宰治が何回も自殺を試みたうえ失敗し、最後に自殺したってことは有名な話だもんね。
    しかも妻だけじゃなく

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    2025年08月15日
  • ヴィヨンの妻

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    ネタバレ

    新潮社の太宰治の『ヴィヨンの妻』。最晩年の作品群です。太宰治の作品はいろんな出版社から出されているのですが、落ち着きのある体裁の新潮社を選んでみました。

    「親友交歓」
    昭和21年9月初め、疎開先の津軽で静かに過ごしていた「私」のもとへ、突然、小学校時代の同級生・平田と名乗る男が訪れてきます。顔にかすかな記憶はあったものの、ほとんど面識のない相手でした。 平田は小学校の「クラス会」開催の相談と称して、酒や金を要求します。最初は好意的に迎え入れた「私」ですが、平田の傍若無人な振る舞い、軽薄な自慢話、不愉快な態度に徐々に苛立ちを覚えていきます。 何時間も酒を飲み、妻にも無遠慮にちょっかいをかけ

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    2025年08月13日
  • 津軽

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    ・「大人とは、裏切られた青年の姿である。」
    ・「一生だめかもしれない。ひびのはいった茶碗は、どう仕様もない。どうしたって、もとのとおりにはならない。津軽人は特に、心のひびを忘れない種族である。」
    ・「人からおだてられて得た自信なんてなんにもならない。知らん振りして、信じて、しばらく努力を続けて行こうではないか。」

    ・正直いうと、津軽の土地だったり、歴史が書かれている部分は退屈だった。次回は読み込みたい
    ・特に「三 外ヶ浜」「四 津軽平野」「五 西海岸」が面白い。外ヶ浜は友人と太宰がまるで学生のような言動をしているので笑ってしまった。津軽平野と西海岸は感動した。いままでは友人との楽しい旅だった

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    2025年07月19日
  • きりぎりす(乙女の本棚)

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    周囲の反対を押し切ってまで結ばれた、うだつのあがらない絵描きとの貧しくも幸福な結婚生活から一転、妻から夫への三下り半。
    あなたは絵が売れてお金を手にしてすっかり変わってしまったわね、と。思いがけない好転と裕福さは、彼女を怯えさせた。(寄り添うようにずっとそばにいてくれる黒猫ちゃんがめちゃ可愛い。)
    別人のようになった夫の一挙手一投足にそら恐ろしさを覚える日々にいよいよ限界がきた様子で、そのときの心情が淡々と綴られていく。

    「あなたは、気違いです。」はちょっと辛辣すぎて笑ったけど、でもとても心の綺麗な奥さん。夫よ、これは失ってから気づかせるタイプの大切さだぞ……。
    読み終え、「おわかれ致します

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    2025年07月16日
  • 惜別(新潮文庫)

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    両作品とも読み切るのきつかった。これは時間に余裕のある時でなければ読めない。
    右大臣実朝の物語が頭になかなか入ってこなかったのは登場人物の数が多いのと登場人物の呼称が一貫してないためだった。wikiであらすじ、登場人物表見ながら読んだ。ここで古典の苦手意識が再起されるとは。ただたまにはこういう文章も読みたくなる。
    惜別も解説で言われていたが文章に勢いがなく読むのがキツかった。ただ一文一文は面白い。魯迅著の藤野先生、故郷を読みたい

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    2025年07月10日
  • 晩年

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    初めての太宰治、岩波文庫でした。
    正直な感想は言葉遣いや言葉そのものも難しく、ひとまず読み切ることを目標にしておりました。
    注釈も多くついているので、じっくり1章を読むことが必要だと感じました。
    ただ、昨今のスラーっと読める本も素晴らしいですが、後世に残っている本や語り継がれる本はこういった文学なのだと感じました。

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    2025年07月09日
  • ヴィヨンの妻

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    詩人としてそこそこ活躍しているが、酒場でツケを踏み倒して暴れる夫。そんな芸術家肌の夫に振り回される献身的な妻が主人公。献身的とはいっても自我は案外冷めていてかつ大胆だ。この掴みどころがない妻の性格が妙に魅力的に思え、太宰治の書く女性の語り口も『女生徒』同様達者だなぁと感じ入る。戦後直後の混沌としたムードも作品の世界観に存分に貢献しており、そのなかでもたくましく生きるというメッセージ性も(たぶん)ある。最後の妻のセリフ「人非人でもいいじゃない。生きていさえすればいいのよ」にすべてが込められていると思った。

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    2025年07月07日
  • 人間失格 グッド・バイ 他一篇

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    人間が好きでたまらない自分と
    人間が怖くてたまらない。何も信じられない葉蔵
    人と話すことが好きで、人は話せば分かり合えると心の奥で思っている自分との違いに驚く。
    ぐるぐるぐるぐる考え続け悩み続け深く潜っていく様が、自分の浅さを突きつけてくるように感じた。

    人生を深く味わいたいと思っている中で、この本を読めたことは、意味があると思う。

    噛んで噛んで深く味わえるものかもしれない。本棚に置いておくことにする。

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    2025年08月14日
  • スラよみ!日本文学名作シリーズ4 富嶽百景

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    女生徒のどうでもいいが本人にとっては重要なそしてすぐに忘れてしまう思考回路を的確に表現。女性脳を持っているのかも、そして印象に残ったのがお手伝いさんとしてきていた人に八つ当たりをしていじめていたが大人になった時に当時のお手伝いさんと再会。ダンナに出来のいい坊ちゃんでよくしていただいたと褒めちぎる。今が幸せだから過去を美化できるのか、心清い人だと感じ取れた。人生の訓戒にもなる話だった。

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    2025年07月01日
  • 走れメロス・東京八景 他五篇

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    「駈込み訴え」「走れメロス」を読み終えての感想。
    太宰治を初めて読んだのは中学の国語の授業。担当の先生が太宰治は嫌いと言いながら教えられたこともあってか苦手に感じておりそれ以来読んだことはなかった。しかし、そんな国語の先生の影響で読まないなんてもったいなくない?とふと思い十数年ぶりに手に取った。授業では嫌いだったけれど、おいメロス!と心の中でツッコミながら自分のペースで読むメロスはなんて面白いんだ。テンポも早く、苦手と思っていたのにこんな読みやすいなんて。今まで避けてきた分もこれからどんどん読んでいきたい。嫌いと言っていてごめんなさい、太宰さん。

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    2026年01月11日
  • きりぎりす(乙女の本棚)

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    はい、というわけで47オネェは治ちゃんの『きりぎりす』ですよ

    これで『乙女の本棚』は既刊全部読んで追いついちゃったのかな?
    作品集はあるけど、それはまぁ読む(見る?)気は今のところありません

    はいはい、治ちゃんね

    これはね〜
    なんか非常にすっとした
    清貧のこころよね
    ひと言で言うと

    成功してなんか卑しくなっちゃった夫に、こんなはずじゃあとがっかりした妻が別れの決意表明!というお話です

    俗に言う「がっかりこん」ですな(初耳!)

    いやでも、うんうん治ちゃん分かるわ〜となりました

    『乙女の本棚』なので、絵にも触れたい
    絵のタッチとしては非常に好み!なんだけど、切り取り方がね
    うーん、そ

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    2025年06月29日
  • 晩年 アニメカバー版

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    初期の太宰治作品で、その多くが太宰自身の実体験に基づいて書かれた小説。作中に、小説を書いた際の心情や苦悩などが詰まっており、太宰がどんな思いで綴ったのかを文章から想像できる。

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    2025年06月28日
  • グッド・バイ(新潮文庫)

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    戯曲もおもしろかった

    現代でもおもしろい、表現や着地がすごい

    グッド•バイも完結してほしかった

    あの時代で書くことへの執念がすごい

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    2025年06月21日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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    太宰治文学忌、桜桃忌
    1935年 昭和10年の作品

    1896年ロンドン
    はるばると海を超えてこの島に着いた私
    不安の中島を巡り歩く
    島は孤島ではなく動物園らしき内側
    孤独〜不安〜島での安寧を知るも
    好奇の目はある、自由はない
    太宰治、まさかの叙述トリック

    すり餌さんの和風の色合いデザインが素敵
    まさかの描出トリック?
    太宰治と一緒に騙してくれます
    さて、束縛の安寧か
    不穏な自由か

    ロンドン博物館附属動物園で2匹の猿の逃走から
    の着想

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    2025年06月19日
  • きりぎりす(乙女の本棚)

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    独白。女々しくなくさっぱりしてた。
    素敵な女性だなぁと思った。
    男性一人称のはかなり女々しく感じるけど、女性一人称のは相手の男性が悪く見える。やはり太宰治の作品の男性登場人物はクズっぽい。

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    2025年06月15日
  • 乙女の本棚 女生徒

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    今井キラの絵が少女の目が無感情で、原文通りなのに、違った印象を与えてくれる。名作短編というのはこういうことができるから、いいよな。

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    2025年06月14日
  • 乙女の本棚 女生徒

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    うん、これは確かに乙女の本棚だ。絵も内容にふさわしい。
    今の乙女も共感できるのではないか。いや、自分は乙女ではないので、実際のところはわからないのだけれども。少なくとも初老の男にそう思わせるだけの「女生徒」が、そこにはいたね。
    スマホなどの、今の女生徒に欠かせないアイテムが出てこないことだけが、現役作家との違いかな。
    今だったら、芥川賞を受賞できるかもね。

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    2025年06月14日
  • 文豪死す

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    文豪たちの遺作を集めた本。
    太宰治のグッドバイ、初めて読んだけど続きがめちゃくちゃ気になる…!!!

    各作家の作品のあらすじ紹介がわかりやすくて、面白そうで、読んでみたいのをたくさん見つけられた。
    名作系にハードルの高さを感じていたけど、作家のあらすじや経歴をみて、だいぶハードルが下がった。

    夢野久作知らなかった!女坑主は読み終えたあと「あの時のあのセリフはどういう意味?」ってなって読み返してしまった。

    読んでみて良かった。自分の読める小説が広がりそう。

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    2025年06月15日