湊かなえのレビュー一覧

  • 猫が見ていた

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    「猫がでてくる小説集」というだけで読んでみました。
    今まで読んだことのない作家さんの作品にも触れられて「猫関係なく読んでみたい」と思える出会いもあってよかったです。
    それにしても、登場する猫を速攻頭の中で3D化して触り心地や声、眼の色、肉球の具合なんかをついつい妄想してしまう…地の文を読むよりもそっちに割いた時間の方が長かったかも!?

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    2018年08月09日
  • 江戸川乱歩傑作選 鏡

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    ネタバレ

    人には言えないが、心の片隅に眠っている
    人間の倒錯した欲望が一種幻想的ないろどりを加え
    作品に単なる事件、トリック、探偵ではない
    ねっとりとした空気を纏わせているのだろう。

    全て明らかになったかと感じた直後に真相が明らかになる
    収録作2、3、4、真相が明らかになっていない可能性の
    余韻が漂う収録作1、5、推理小説ではない収録作6
    に随筆3本。

    やはり収録作5『人間椅子』
    気味の悪い恐怖のどん底に陥った直後、
    できすぎたタイミングで真相が明らかになった、
    かと思うのだが、、、では、なぜそんなにも気味の悪い
    手紙を書けたのだろうか。いやいや、まさか、もしかして。

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    2018年04月04日
  • 白ゆき姫殺人事件

    ネタバレ 購入済み

    小説として面白かった

    湊かなえの本は初めてだった。
    この作品ミステリーとしては
    謎解き等が弱いかもしれないが、
    登場人物の心理やその動きが
    面白い。

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    2017年06月28日
  • コミック版 夜行観覧車

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    つながりの希薄な現代社会を、とある高級住宅地の中に再現したようだった。
    たくさん登場人物がいるなかで、唯一「いいひと」がひとりもいなくて、誰も応援できないのがモヤモヤしてしまった。現実世界もそうなのかなあ・・・

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    2013年08月24日
  • 未来

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    ネタバレ

    人と人形の2面生を持つ母文乃と
    優しい父良太の両親を持つ
    10歳の佐伯章子は
    20年後の自分だという差出人から"未来は希望に満ち溢れている"と言った内容の手紙が届く
    (父親が篠原先生が両親から捨てられ祖母に育てられた過去の話を聞き、章子に未来ある内容で手紙を書いて欲しいと頼んで書かれたもの。亜里沙にも同様の手紙を送っていた)

    担任の篠原真唯子は、大学時代のお金がなかった時にしていたアダルトなバイトがバレて他校へ移動

    章子の父、良太が胃がんで無くなり母の文乃が人形状態になっていた
    そんな中次の担任になった林優人は文乃の心療内科へ付き添うにつれ恋心を抱くようになる
    それが保

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    2026年08月24日
  • 王国

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    ネタバレ

    お話としてはまとまってる感はあったけれど。病気のこととか火事のこととかも唐突感…だったり、誰が何の騎士で何の役割かも結局よくわからず、正直なところ、期待はずれだったかなー。

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    2026年08月23日
  • 境遇

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    親が殺人犯ってだけで子供には1ミリも関係ないことで、さらにその親に育てられてないとなるともっともっと関係のないことなのになんでこんな問題になっているのかわからなく、違和感を感じた。今まで読んだ湊かなえの作品で個人的に1番あまり好みではなかった。「その人の生まれた境遇でその人の人生が決まるわけじゃない」って言うこの本で伝えたいメッセージを私は当たり前だと思ってるいるので面白くなかった。事務所にいる登場人物が多くてややこしかった。それぞれの思考が細かく書かれているから、視点が変わるたびに新しい発見があった。ただ、「実は陽子の親だと思っていた人は晴美の親だった」というどんでん返しは好きだけど、ラスト

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    2026年08月23日
  • 夜行観覧車

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    「告白」の作品を読んで、湊かなえさんの本が気になり、読んでみた。「告白」と同様に、それぞれの視点から心情と物語、真相がが描かれていて面白かった。ずっと嫌な展開が続くので暗い気持ちにはなるが、実際なにが会ったのか、なにを聞いたのか、どんどん気になって手が止まらなかった。立場によって「正しい」は歪んでいくので難しい。人間は誰しもそれぞれの言い分があり、視点を変えるだけで何が正しいかの見え方も全く変わってしまうっていうのを痛感。語り手が変わるとあぁ言ってること分かるなぁって全員に思ってしまった。結局話さなければ家族でも思ってることは伝わらないのに、話せなくなってしまったことが気持ちを張り詰めさせて、

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    2026年08月23日
  • 王国

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    珊瑚の女王と9人の騎士
    それぞれの視点で語りながら物語は進んでいく
    いつの場面かが分かりにくく読みにくかった

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    2026年08月23日
  • 人間標本

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    前半はずっとグロくて、犯人も動機も方法も全部わかっていて、ここからどう巻き返すのか全然わからなかった。
    それがあの後半からの巻き返しは凄かった。感動的なクライマックスがあるわけではないけれど、予想を裏切る展開の連続で、3回も頭の中がぐちゃぐちゃになった。
    湊かなえらしい、人間の暗い部分がよく照らされている作品。

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    2026年08月23日
  • 王国

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    生まれ故郷の海を愛する母と、国際協力事業団で海を守る仕事に就く父を見て育った浜崎朔也は海洋学部で学び旅行代理店を経て、満を持してウェルネス・ツーリズムの会社「海の王国」を興した。幼い頃からの夢がようやく形になりかけた矢先、悲劇が起きる。

    「ブロマンス」と銘打ってるけど、どちらかと言うと、戦隊シリーズもの、もしくは9人にそれぞれメンカラがあるから、あのアイドルグループをイメージして作った映画原作って感じ。

    亡くなった死因を探るミステリー要素はあるけど、全然サスペンスな感じもないし、過去の過ちを告白しても、全然ゾクゾク感もない。

    一言で言うなら、故郷の海をこよなく愛する青年たちの物語。

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    2026年08月23日
  • 王国

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    今までの湊かなえさんの作品とはちょっと違った感じで新鮮だった。
    ブロマンス・ミステリなんだなぁ…と。
    浜崎朔也を中心に海を愛する者たちが、地元の白珠湾の海を守るべく「海の王国」を興すというものだが、そこまで辿り着くまでに事件や死がある。
    誰が誰を庇っているのか…
    9人の騎士それぞれの章で語られているのだが、最後まで謎を残しているので一気読みしてしまう。
    だが、9人…これってちょっと多くないかな?と。
    薄い印象のやつもいるわけで…ね。
    漁港の食堂〈しらたま〉で働く朔也のばあちゃんの方が、言葉少なめだけどなんか印象深いのは何故なのかなぁと不思議に思った。







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    2026年08月23日
  • 王国

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    ネタバレ

    頭の中で想像しやすくて最後もあの事件があったからこそ(なかったとしても)次に続く感じが良かったです。嫌な感じで終わる感じじゃなかったから良かったのかなーっと。最後に出てきた人はまた新たな騎士になるのかなと、、、さくやとしおねが海で幸せに過ごしてると良いなと。

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    2026年08月22日
  • 往復書簡

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    ①十年後の卒業文集
    高校の放送部の同級生が28歳になった浩一と静の結婚式で再会してから、手紙をやりとりするなかで、振り返って過去の事故の真相を明らかにしていく。浩一の元カノで神戸のモデルクラブでアパレルのカタログモデルをしている千秋は失踪扱いされていたが、実は22歳で結婚し年上の夫の海外赴任についていった高倉悦子のふりをして(悦子の同意を得て)結婚式に参加していたり手紙を書いたりする。手紙を通して本当に悦子からの手紙なのかと違和感を感じる谷口あずみ(文哉の3つ上の上司と結婚)や静。
    過去の事故、千秋の暗い山道での転倒と顔面損傷は誰のせいでもなく勝手に千秋がピンヒールをはいてたせい

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    2026年08月23日
  • リバース

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    そう来たか!
    このラストはやられました。
    様々な伏線が見事回収されて、このラストにつながっているんでしょうね。

    コーヒーショップで出会った美穂子。
    幸せの最中、その彼女のもとに
       「深瀬和久は人殺しだ」
    と書かれた告発文が届く。
    主人公の深瀬は彼女に大学時代の親友の広沢の死亡事件を打ち明けます。

    自分は広沢の事をどれだけ知っていたのか?
    友人たちとの人間関係が徐々に明らかになっていきます。

    この主人公、好きになれない(笑)
    そして、その友達も嫌い

    そんな感情を引き起こす、人間のドロッとした嫌な感情をさらしていく湊かなえさんの物語は、やっぱり辛いですね。さすが、イヤミスの女王(笑)

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    2026年08月22日
  • 王国

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    ネタバレ

    「あとがき、もしくは、序章」がとっても良い!!

    著者日頃の思いや、創作にかける願いが綴られ、グッとくる。
    「物語の世界と読者の日常がリンクする、あなたと私の物語」
    さすが大先生!
    うまい事表現するなぁ〜

    ここで著者と物語の登場人物が出会ってしまう。。。
    これまたシビレル〜✨️

    最後の章まで、少し物足りなさを感じてたけど、
    浜崎パパとトンガ(←たぶん)で会ってたエピソードにトドメを刺されました♥

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    2026年08月22日
  • 少女

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    最初は、話し手がどちらか理解するのに戸惑った。
    (*の数に注目すればわかりやすい)

    ミステリー要素もりもりで、後味悪く終わる作品かと思いきや、少女たちの若々しくて純粋な友情がメインで描かれていて、湊かなえさんが作る物語の振り幅に驚いた。

    冒頭と結末を何度も行ったり来たり読み返してしまった…。あとがきもじっくり読むのがおすすめ。

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    2026年08月22日
  • 王国

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    ネタバレ

    海の街を舞台としたブロマンス・ミステリ?

    最初の章の最後に「珊瑚の女王を殺したのは誰なんだ?」とあり、イヤミスの始まりかと思いましたが、次の章から「珊瑚の女王はなぜ死んだ?」というメッセージに変わっていて、???
    物語のきっかけはスキューバダイビングの軽量タンクお披露目会での事故によるヒロインの死とその直後のヒーローの死で、その真相を追っかけているはずなのに中学時代の事件の真相にミステリーのメインテーマが移ってしまってました。
    事件の真相は明らかになったのですが、二人の死の真相はあいまいで結局事故ということに落ち着いてしまったようです。
    細かいところの詰めが甘いのは相変わらずですが、各章で個

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    2026年08月22日
  • Nのために

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    結局、それで?って思っちゃう、伏線広げたり、謎を深めておいて、納得のいく答えは出てないかなと思う。まあ読んでる途中はおもろいから良いと思う。けどまあ読まなくて良いかなと思う

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    2026年08月21日
  • 暁星

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    『白夜行』の答え合わせ付きのような構成。周囲の高い評価ほどのめり込むことができなかった。
    さまざまな伏線が張り巡らされているものの、それがかえって鼻についてしまい、ストーリーに集中できなかった。登場人物(特に主人公二人)の心理描写にもしっくりこず、男性側の自己本位な言動にはやや反感を覚えてしまい、いまいち共感できなかった。
    湊かなえさんの作品は、デビュー作『告白』の衝撃に惹かれて以降いくつか手に取ってきた。記憶に残る作品もあったものの、根本的な作風として自分とは相性が合わないのかもしれない、と感じさせられる一冊だった。

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    2026年08月21日