湊かなえのレビュー一覧

  • 時の罠

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    アンソロジーです。アンソロジーは編者の意図というものがあると思うので、掲載されている順番に読んで、編者の思いを読み取るという楽しみもあると思うのですが、辻村さんがとても好きなので、好物は最後に、という嗜好ですので、辻村さんを最後に回して読み始めました。
    結果として、辻村さんで初めて湊さんで終えた編者の意図も、うん、なるほどなあ、このストーリーの組立ても面白い。と思ったのですが、辻村さんを最後に回して、ふわぁっと、「さぁ、明日からも生きていこう」という気持ちが温かく湧き上がってきて読み終わったことで、この配列も正解の一つではないか、と思ったのです。
    タイムカプセルが2作品続く、という難点が出てき

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    2020年05月24日
  • 山猫珈琲 上巻

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    湊かなえのエッセイを初めて読んだ。
    ふーん。意外!あの
    おそろしい、不気味な内面に潜む怖さを表して尽きない作家。

    表題は
    作家湊かなえの好きなもの。➀山ー登山➁猫
    ➂珈琲ー特に山頂で飲む、フランスパンと食べる珈琲の美味しさが描かれてる。
    これを読めばまたより湊かなえという作家を好きになる

    また淡路島のことが書かれ
    鯛そうめん、生しらす丼、鱧
    美味しいものがいっぱい。
    楽しかった!
    あー案外美味しいものを自分は食べてないんだと気がつかされる。
    下巻も楽しみ…

    いつも思うけど、エッセイは虚構作品とはまた違う楽しみがある。

    あー淡島島に行きたくなる。

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    2020年03月26日
  • 山猫珈琲 上巻

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    エッセイって面白いんですね
    何より一つ一つが短くて読みやすい!
    テンポよく暇な時に読み進められました。
    湊かなえさんは登山が好きらしいですが僕もやってみようかなぁ

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    2020年02月07日
  • 猫が見ていた

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    ネタバレ

    有名作家による猫アンソロジー本。
    猫が主人公のアンソロジーではなく
    人間がメインで猫はオマケのようです。

    「『100万回生きたねこ』は絶望の書か」北村薫
    を目当てに読みました。「うんうんそうだよねぇ。」と
    頷いてしまいました。

    他の作家さんはすべて初読みの方でした。
    湊かなえさんの作品は自身の体験を
    基にしたのでしょうか。興味深く読みました。

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    2019年11月06日
  • 猫が見ていた

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    ネタバレ

    猫に纏わる短編やエッセイを集めたアンソロジー。
    豪華なメンバーと表紙の美しい猫に惹かれて手に取りました。
    どれも魅力的な作品でしたが、中でも東山彰良さんの「黒い白猫」が良かった。舞台は台北という物珍しさに、ニン姐さんという気骨のある彫物師(タトゥー)が素敵。浅はかに刺青を入れたがる若者を諭すセリフに感動です。クリスティアーノ・ロナウドが好きなりました(笑)。
    東山作品は一つだけ読んで苦手になって遠ざけていましたが、今後は読んでみたいと思います。アンソロジー効果ですね。

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    2018年09月05日
  • 猫が見ていた

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    「猫がでてくる小説集」というだけで読んでみました。
    今まで読んだことのない作家さんの作品にも触れられて「猫関係なく読んでみたい」と思える出会いもあってよかったです。
    それにしても、登場する猫を速攻頭の中で3D化して触り心地や声、眼の色、肉球の具合なんかをついつい妄想してしまう…地の文を読むよりもそっちに割いた時間の方が長かったかも!?

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    2018年08月09日
  • 猫が見ていた

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    どれもみんな面白かった。
    北村薫びいきの私は、やはり安心して読める北村薫が一番でした。この話はまだ、単行本に入ってないですよね。
    共通点は猫、ということで(だけで、かな?)筆致もストーリー展開も個性的なのだけれど、やはり、皆が名手。同じ素材で作ったフルコース料理をいただいたようで満足感でいっぱいです。
    アンソロジーっていいなあ。

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    2018年05月27日
  • 江戸川乱歩傑作選 鏡

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    ネタバレ

    人には言えないが、心の片隅に眠っている
    人間の倒錯した欲望が一種幻想的ないろどりを加え
    作品に単なる事件、トリック、探偵ではない
    ねっとりとした空気を纏わせているのだろう。

    全て明らかになったかと感じた直後に真相が明らかになる
    収録作2、3、4、真相が明らかになっていない可能性の
    余韻が漂う収録作1、5、推理小説ではない収録作6
    に随筆3本。

    やはり収録作5『人間椅子』
    気味の悪い恐怖のどん底に陥った直後、
    できすぎたタイミングで真相が明らかになった、
    かと思うのだが、、、では、なぜそんなにも気味の悪い
    手紙を書けたのだろうか。いやいや、まさか、もしかして。

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    2018年04月04日
  • 白ゆき姫殺人事件

    ネタバレ 購入済み

    小説として面白かった

    湊かなえの本は初めてだった。
    この作品ミステリーとしては
    謎解き等が弱いかもしれないが、
    登場人物の心理やその動きが
    面白い。

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    2017年06月28日
  • コミック版 夜行観覧車

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    つながりの希薄な現代社会を、とある高級住宅地の中に再現したようだった。
    たくさん登場人物がいるなかで、唯一「いいひと」がひとりもいなくて、誰も応援できないのがモヤモヤしてしまった。現実世界もそうなのかなあ・・・

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    2013年08月24日
  • 暁星

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    この世の闇や人間の本質を描いた重めのストーリー。
    宗教をテーマにした作品。
    主人公が家族を思い、家族を守りながら生き抜く姿が切ない。

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    2026年02月08日
  • 暁星

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    ネタバレ


    Xで、号泣したという感想を見て、めちゃくちゃ期待して読んだのがいけなかったのかもしれない。
    あとは、ちょっと難しかった。
    伏線が多いから、読み返して気づくことが多いと思う。
    完全に理解したかったら、2度以上読む必要がある。

    ある男女の物語。
    2人の母親は宗教に多額の献金をしていた。さらに、
    星子は強制的に入信させられていた。

    宗教のせいで人生に大きな悪影響を受けた2人が、宗教の象徴的な人物を殺すことを企てる。
    もともと星子が殺害を計画していたけど、暁が1人で遂行した。
    それを手記にして発表することで、宗教の解体を狙っている。これは暁闇。
    さらに、星子は小説家で、暁との出会いから、宗教と母

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    2026年02月07日
  • 往復書簡

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    ネタバレ

    手紙のやり取りで話が進んでいくのが新鮮で、少しずつおかしいと思う部分が見つかっていくのも面白かった
    反面、期待感が高まっていたからこそ、もう少し大きなどんでん返しやオチが欲しかったなとも思った

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    2026年02月07日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    前作もそうでしたが、作者の登山に対する情熱が文章を通してひしひしと伝わってくる作品。
    私が特にこだわりを感じるのは食事シーンで、毎度実に美味しそうに書かれていて…やはり山で食べると格別なのだろうかと感じさせます。
    長い年月を経ても変わらずそこにある雄大な山々と、激動の人間ドラマを展開させる登場人物の女性たち、対照的に描かれていますが、だからこそ人は山に心の拠り所を求めるのか、人はなぜ山に登るのかという問いに対して、小説を通して真摯に答えているような作品だと思います。

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    2026年02月07日
  • ユートピア

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    作中にある、都会の人が着る田舎者の服、都会に憧れてる田舎者が着る服というのが、この作品を喩える言葉だと思った。

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    2026年02月06日
  • リバース

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    ネタバレ

    大学時代の旅行で起きた事故。そこで失った友人・広沢のことが、ずっと心の奥に引っかかったまま残っている。時間が経てば薄れていくと思っていたのに、数年後、とある告発文をきっかけに記憶が一気に引き戻される。忘れたふりをしていただけで、何ひとつ終わっていなかった。

    広沢について調べていくほど、当時の出来事の輪郭がじわじわ変わっていくのが怖い。知らなかったことが増えるほど、信じていたものが揺らいでいく。それでも救いだったのは、同じ痛みを抱えていて、こちらの気持ちをわかろうとしてくれる人が少しずつ増えていくところ。孤独だった記憶が、誰かと共有できる記憶になっていく感覚がある。

    終盤は「そういう着地か」

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    2026年02月06日
  • C線上のアリア

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    10数年前に『告白』『夜行観覧車』を読んだぶりの湊かなえ。あれ...私が思ってた湊かなえっぽくないぞ?と読み進めたら、やっぱり湊かなえだった。でも読後は「命の水」を飲んだみたいにすっきりとした。

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    2026年02月06日
  • 境遇

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    ネタバレ

    湊かなえ作品の中ではあまりイヤな気持ちでおわらなかった作品、二人が友人になったのは境遇ゆえなのか、違うと信じたい

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    2026年02月06日
  • 告白

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    1/31〜2/6

    昔、本で読んだのか、映画を見たことがあるのか どちらか忘れたけど
    内容も全然覚えていなくて、久しぶりに気になって購入。

    ウェルテル、かわいそう

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    2026年02月06日
  • 暁星

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    ★3.5

    宗教と小説家との絡みというのか、この問題は深く、あの事件を彷彿させられますね。

    湊かなえさん独特の描き方で、興味深く読んでいました。
    信者という自覚もあるのかどうかもわからないような母親を持つ娘のやるせなさ、苦しさなどヒシヒシ伝わってきました。

    ただ、終盤前になって頭のなかで内容がこんがらがって勝手ながら★3.5にしてしまいました。
    (ちゃんと最後までは読みました )

    気分良く読まれている人にはごめんなさい(_ _;)

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    2026年02月05日