湊かなえのレビュー一覧
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ネタバレ人には言えないが、心の片隅に眠っている
人間の倒錯した欲望が一種幻想的ないろどりを加え
作品に単なる事件、トリック、探偵ではない
ねっとりとした空気を纏わせているのだろう。
全て明らかになったかと感じた直後に真相が明らかになる
収録作2、3、4、真相が明らかになっていない可能性の
余韻が漂う収録作1、5、推理小説ではない収録作6
に随筆3本。
やはり収録作5『人間椅子』
気味の悪い恐怖のどん底に陥った直後、
できすぎたタイミングで真相が明らかになった、
かと思うのだが、、、では、なぜそんなにも気味の悪い
手紙を書けたのだろうか。いやいや、まさか、もしかして。 -
ネタバレ 購入済み
小説として面白かった
湊かなえの本は初めてだった。
この作品ミステリーとしては
謎解き等が弱いかもしれないが、
登場人物の心理やその動きが
面白い。
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ネタバレ人と人形の2面生を持つ母文乃と
優しい父良太の両親を持つ
10歳の佐伯章子は
20年後の自分だという差出人から"未来は希望に満ち溢れている"と言った内容の手紙が届く
(父親が篠原先生が両親から捨てられ祖母に育てられた過去の話を聞き、章子に未来ある内容で手紙を書いて欲しいと頼んで書かれたもの。亜里沙にも同様の手紙を送っていた)
担任の篠原真唯子は、大学時代のお金がなかった時にしていたアダルトなバイトがバレて他校へ移動
章子の父、良太が胃がんで無くなり母の文乃が人形状態になっていた
そんな中次の担任になった林優人は文乃の心療内科へ付き添うにつれ恋心を抱くようになる
それが保 -
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親が殺人犯ってだけで子供には1ミリも関係ないことで、さらにその親に育てられてないとなるともっともっと関係のないことなのになんでこんな問題になっているのかわからなく、違和感を感じた。今まで読んだ湊かなえの作品で個人的に1番あまり好みではなかった。「その人の生まれた境遇でその人の人生が決まるわけじゃない」って言うこの本で伝えたいメッセージを私は当たり前だと思ってるいるので面白くなかった。事務所にいる登場人物が多くてややこしかった。それぞれの思考が細かく書かれているから、視点が変わるたびに新しい発見があった。ただ、「実は陽子の親だと思っていた人は晴美の親だった」というどんでん返しは好きだけど、ラスト
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「告白」の作品を読んで、湊かなえさんの本が気になり、読んでみた。「告白」と同様に、それぞれの視点から心情と物語、真相がが描かれていて面白かった。ずっと嫌な展開が続くので暗い気持ちにはなるが、実際なにが会ったのか、なにを聞いたのか、どんどん気になって手が止まらなかった。立場によって「正しい」は歪んでいくので難しい。人間は誰しもそれぞれの言い分があり、視点を変えるだけで何が正しいかの見え方も全く変わってしまうっていうのを痛感。語り手が変わるとあぁ言ってること分かるなぁって全員に思ってしまった。結局話さなければ家族でも思ってることは伝わらないのに、話せなくなってしまったことが気持ちを張り詰めさせて、
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生まれ故郷の海を愛する母と、国際協力事業団で海を守る仕事に就く父を見て育った浜崎朔也は海洋学部で学び旅行代理店を経て、満を持してウェルネス・ツーリズムの会社「海の王国」を興した。幼い頃からの夢がようやく形になりかけた矢先、悲劇が起きる。
「ブロマンス」と銘打ってるけど、どちらかと言うと、戦隊シリーズもの、もしくは9人にそれぞれメンカラがあるから、あのアイドルグループをイメージして作った映画原作って感じ。
亡くなった死因を探るミステリー要素はあるけど、全然サスペンスな感じもないし、過去の過ちを告白しても、全然ゾクゾク感もない。
一言で言うなら、故郷の海をこよなく愛する青年たちの物語。
夏 -
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今までの湊かなえさんの作品とはちょっと違った感じで新鮮だった。
ブロマンス・ミステリなんだなぁ…と。
浜崎朔也を中心に海を愛する者たちが、地元の白珠湾の海を守るべく「海の王国」を興すというものだが、そこまで辿り着くまでに事件や死がある。
誰が誰を庇っているのか…
9人の騎士それぞれの章で語られているのだが、最後まで謎を残しているので一気読みしてしまう。
だが、9人…これってちょっと多くないかな?と。
薄い印象のやつもいるわけで…ね。
漁港の食堂〈しらたま〉で働く朔也のばあちゃんの方が、言葉少なめだけどなんか印象深いのは何故なのかなぁと不思議に思った。
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ネタバレ【あらすじ】
①十年後の卒業文集
高校の放送部の同級生が28歳になった浩一と静の結婚式で再会してから、手紙をやりとりするなかで、振り返って過去の事故の真相を明らかにしていく。浩一の元カノで神戸のモデルクラブでアパレルのカタログモデルをしている千秋は失踪扱いされていたが、実は22歳で結婚し年上の夫の海外赴任についていった高倉悦子のふりをして(悦子の同意を得て)結婚式に参加していたり手紙を書いたりする。手紙を通して本当に悦子からの手紙なのかと違和感を感じる谷口あずみ(文哉の3つ上の上司と結婚)や静。
過去の事故、千秋の暗い山道での転倒と顔面損傷は誰のせいでもなく勝手に千秋がピンヒールをはいてたせい -
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そう来たか!
このラストはやられました。
様々な伏線が見事回収されて、このラストにつながっているんでしょうね。
コーヒーショップで出会った美穂子。
幸せの最中、その彼女のもとに
「深瀬和久は人殺しだ」
と書かれた告発文が届く。
主人公の深瀬は彼女に大学時代の親友の広沢の死亡事件を打ち明けます。
自分は広沢の事をどれだけ知っていたのか?
友人たちとの人間関係が徐々に明らかになっていきます。
この主人公、好きになれない(笑)
そして、その友達も嫌い
そんな感情を引き起こす、人間のドロッとした嫌な感情をさらしていく湊かなえさんの物語は、やっぱり辛いですね。さすが、イヤミスの女王(笑)
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ネタバレ海の街を舞台としたブロマンス・ミステリ?
最初の章の最後に「珊瑚の女王を殺したのは誰なんだ?」とあり、イヤミスの始まりかと思いましたが、次の章から「珊瑚の女王はなぜ死んだ?」というメッセージに変わっていて、???
物語のきっかけはスキューバダイビングの軽量タンクお披露目会での事故によるヒロインの死とその直後のヒーローの死で、その真相を追っかけているはずなのに中学時代の事件の真相にミステリーのメインテーマが移ってしまってました。
事件の真相は明らかになったのですが、二人の死の真相はあいまいで結局事故ということに落ち着いてしまったようです。
細かいところの詰めが甘いのは相変わらずですが、各章で個