湊かなえのレビュー一覧

  • C線上のアリア

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    介護ミステリーとのことだが
    ミステリー要素は薄い。
    それでもどんどん読んでしまう。
    引き込まれました。

    老いは誰にでも平等に訪れるのに
    本著だけでなく、一般的に介護は女性が担う。

    主人公の元カレのセリフ
    「男に母親の下の世話はできないよ」
    が酷いけど現実。
    遠くない将来、そんな状況になったら、、と思うとおびえます。。

    主人公の叔母、弥生さんの日記を読み解くあたりからページをめくる手が止まらず、一気読み。

    現在では介護が必要な弥生さんも
    元カレの母親もかつては姑に
    苦労させられた嫁であったのです。
    下巻を読んでから
    上巻を読んだような気持ちになりました。

    でも、この小説のキーアイテムで

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    2026年06月28日
  • 暁星

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    最近、読書をサボっていて久々に読んだ作品。面白いんだけど、どうも話がややこしく感じて、ん?これは現実?回想?みたいなところとか、伏線がうまく自分で繋げられなかったりと、中々苦戦して読んだ。暁星というタイトルと、登場人物の名前やエピソードとか好きな設定で、もう、近年ずーっと問題になっている宗教と世間との深い闇のつながりとか、引き込まれる要素はたくさんあった。
    読みやすい話だったけど、内容がもひとつ読みきれない作品だった。

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    2026年06月28日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    インタビューされた側の台詞で容疑者について語られていく。
    無責任に勝手な事を言う人々の悪意がよく表現されていてとても嫌な気持ちになった。
    表面的な付き合いしかしていない人たちと深い付き合いのある人たちとでは語られる主の印象が違うのは実際にあるだろうなと思った。
    残り1/3は事件関係の資料や勝手な憶測をSNSでやり取りしている部分が載っている。
    変わった手法の作品で一気に読めたけど好みではない・・。

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    2026年06月26日
  • 暁星

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    まず読み方が私にはちょっと難しかった。

    ①前半(暁闇)と③後半(金星)の間に②の部分が存在していて、その部分(②)に金星(③)を読んだあとに読むことをおすすめします。と書いてあったのが、まじ意味不明で、金星という何か別の小説を探して読む仕掛けになっているのか?とグーグルで調べた。

    結果金星とは後半の③の部分だと解り、無事①③②の順で読めた。

    内容はまぁ怖かった。宗教問題、こわーーー!てな感じ。知らん間に入ってることになってて、抜け出せねぇ!抜けようとしたら社会的に潰される〜!

    こわい、こわい。

    私は泣くほどの感動はなかった。

    新しいジャンルで新鮮ではあったので、読んで良かった。

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    2026年06月26日
  • ユートピア

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    海辺の美しい、鼻先町という地方の町で
    出会う、3人の女性、
    古くから続く、商店街の仏具屋の妻、
    堂場菜々子、娘の久美香は幼稚園時代の
    交通事故が原因で車椅子を使用している。
    夫の転勤がきっかけで社宅住まいをしている
    相葉光稀、移住してきた陶芸家の星川すみれ。
    3人は祭りの実行委員として出会い、
    祭りで起きた事件をきっかけに、すみれが作る
    ストラップを使ったボランティア基金、
    「クララの翼」を立ち上げる。

    初めは確かに、善意から始まった「クララの翼」
    それがしだいに周囲から妬まれるようになり、
    噂を流され、悪意へと変わっていく。
    この辺り、田舎の閉塞感あるあるだ。
    3人の女性たちの、表面上は仲

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    2026年06月25日
  • 落日

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    湊かなえあるあるだけど、主要な登場人物が複数人いて、章ごとに視点が変わるから「いま誰の話⁉︎」「この話、事件に関係ある〜⁉︎」と思いながら読んだ。全ての話を回収して、一つの真実が出来上がるからすごい。イヤミスというよりは、何が真実なのかというテーマの作品だった。

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    2026年06月24日
  • カケラ

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    有利新とルッキズム 整形美容外科医が自身の周りで起きたルッキズムな出来事をインタビューする形。文字数がすごいので一章読むにも大変だったけど、だんだん回収が進むとワクワク感も増して面白かったです。

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    2026年06月23日
  • 未来

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    久しぶりに湊かなえ作品を手に取りました。
    ついに映画化との見出で。
    読み進める中で、手紙形式でお決まりの一人称。
    途中、あまりにグロすぎて読み進めるうちに、こんな人生酷すぎると思いながらページをめくっていました。
    しかし、最期の場面でまさに、逃げ場のない人がどうしたら、その現実から抜け出すことができるのか、今、どこかに同じような思いを持っている人がいるのではないかと、考えさせられる物語でした。
    ぜひ見逃した映画を見てみたいと衝動に駆られました。
    キャストは合っていそう。

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    2026年06月22日
  • 人間標本

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    結末まで黒幕が分からなかった。意外すぎて驚いた。他者からどうしても認められたいという感情は、人を狂わせるのであろう。

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    2026年06月22日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    いくら憎い人の血縁とはいえ、その人は何も悪くない。だけど、その存在を許せはしないと思いました。
    自分が同じような立場になった時、絶対に助けてあげられないと思いました。
    絶対に助けてあげるべき人のはずなのに、その人のことを愛していたはずなのに。

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    2026年06月22日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    モヤモヤする‥。
    ユイコが可哀想‥。いくら子供とはいえ何も知らされていないなんて。家族なのに‥。
    ユイコの両親も可哀想‥。まさかマユコに血の繋がりがなかったなんて‥。でも、親なら似てないと気づかなかったのかな⁈マユコは気づいていたみたいなのに。それとも両親は血が繋がっていなくてもいいと思っていたのか⁈
    マユコも可哀想か‥。物心ついた時からもしかすると自分はこの家の子じゃないのかもしれないと思いながら暮らしていくなんて辛いよね。本当の親が現れたらいくら育ての親が何不自由なく暮らさせてくれたとしても本当の親元にいたくなってしまうのかな。
    弘恵さんの育った環境や奈美子さんを思う気持ちは分かるけど赤ち

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    2026年06月22日
  • Nのために

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    一連の事件について、背景や矛盾点が段々明らかになっていって、少しずつ穴埋めされていく感覚が気持ちよかった。没入できた。
    だけど、全て読み終えて「だから何なんだ」という感情しか湧かなかった。
    ドラマで補完したい。

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    2026年06月22日
  • 往復書簡

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    電話でもなくメールでもない、手紙だからこそ言えることがある。
    手紙のやりとりを通して見えてくる真実とは…

    「十年後の卒業文集」
    これぞまさに“手紙ならでは”。
    ちょっとした違和感までもが伏線になっているとは。

    「十五年後の補習」
    イヤミスの女王の真髄見たり。
    最後の最後まで気が抜けない。
    “15年後”というところもミソ。
    (これ、ドラマになってたなーと終盤で気づいた。)

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    2026年06月21日
  • 告白

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    ネタバレ

    修哉の母親からの愛情への強い執着と担任森口の復讐への執念がぶつかり合う展開で、天才的な才能が悪い方へ発揮されるなんともダークな展開だった。殺人がなぜいけないか、人は思い込まされて生きている。というワードは、なるほど確かになと思った。続きが気になる展開で、あっという間に読めた。

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    2026年06月21日
  • 暁星

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    宗教的な本だったら嫌だなあ、と思ったが、あまり宗教色は強くなかった。普通に過ごしている子どもたちや主婦たちが、いつの間にか宗教に染まっていく。特に子どもは巻き込まれただけ。そう言う子どももいるんだよなあ、と思った。そして、政治家を刺殺した永瀬暁と白金星賀の運命的な出会い。物語の終わりの方はさくさく読めた。

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    2026年06月21日
  • Nのために

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    湊かなえさんの純愛ミステリー

    最後4人のNがそれぞれの思いを馳せる人が判明するシーンが鳥肌もの

    イヤミス度はそこまで高くないが、あらためて『愛』の形を考えさせられる作品

    自分は暴力で愛を表現するのは違うと思うが、そこに至ってしまう環境を考えるとそうなる人もいるのかぁ
    と考えてしまい、胸が少し苦しくなる

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    2026年06月21日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    タイトル通りのお話

    誰かのための自己犠牲
    愛されたい、認められたい承認欲求

    ミステリーとしては個人的にはまらなかった
    二転三転も予定通りだったので少し残念ではあった

    ただ、制作過程とか
    人物をその蝶の特徴に当てはめて作る標本とか、絶対出会えないものを魅せられた

    芸術と呼ばれるものは、生とか死とかそういう境界線みたいなものがなく、混沌の中で生まれるのかもしれない

    読後、言葉にできない感情だけが残った

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    2026年06月20日
  • リバース

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    一気に読めたー!
    何となくそうかな〜?って想像してて、予想が結構当たってたんだけど最後の最後でひぇーとなった、、。思わず口をあんぐり。
    ネタバレ見なくて良かった〜!絶対ネタバレ見ないで!主人公のコンプレックス、劣等感とかがよく分かってしまったな〜自分の友人に友人5人をあげろと言われてその中には入るかもしれないが親友1人をあげろと言われたら自分は入らない、とか…

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    2026年06月20日
  • 母性(新潮文庫)

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    サクサク読み進めてあっという間だった記憶がありますが、湊かなえさんの書く人間の奥底にあるドロドロした部分の表現方法はやっぱり凄いなと思った作品でした。
    読み進めてくのがしんどくなるところもありましたがわたしは好きです。

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    2026年06月19日
  • 人間標本

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    「この人に認めてもらいたい」「愛してもらいたい」という思いは、その強さが大きくなればなるほど人を狂わせる。

    そんなことを他人事のように考えられる私はきっと、恵まれているんだろうな。強く思わなくてもありのままの自分を認めて愛してくれる人を知っているから。

    でも、もしそうじゃなかったら?
    誰も自分を見てくれない。いちばん見てほしい人に冷たくあしらわれる。そんな日々を送っていたら?
    救いを求めて、一縷の望みをかけて、人間をやめるのかもしれない。

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    2026年06月19日