湊かなえのレビュー一覧

  • 王国

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    9人が順に語り真相に近づいていくというストーリーですが、さすがに9人は多すぎてそれぞれの人物像がイメージできませんでした。

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    2026年10月25日
  • 暁星

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    ネタバレ

    二部作なことに気づかなかったので、暁闇の終章のカッコ書きが初見は謎でした
    読む順番が難しい
    どう読んでも間違いではないんでしょうけど

    前半と後半で話しの軸がかなり変わります。
    私は前半の方が好きですね。
    男女の情愛が絡んでくると、共感はしやすいですが一気に矮小化したように感じてしまって。風呂敷が大きい分、ちょっとアンバランスな印象でした。

    書影にある、帯の「ただ星を守りたかっただけ」を先に読んでるかどうかもかなり読後感に関わる気がします。
    私は知らなかったので、最後の最後にはぁ〜?となってしまいました。
    先に物語のキーワードを目にしているかどうかってあまり気にしたことなかったですが、かなり読者に影響があるなと思った作品です。

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    2026年10月25日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    登山のしんどさを素直に認めて楽になる人もいれば、口に出さず逃げなかったことが後の人生の自信となる人もいる。
    どちらの姿も等しく正しく、愛おしい。

    物語が閉じても彼女たちの困難は続いていくが、それこそが生きているということであり、登頂中=人生の途上にいる証なのだと感じた。

    山登りの多様なドラマを通して、自分の歩んできた道を温かく肯定してくれるような、深く胸に響くお話でした。

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    2026年10月25日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    湊かなえ作品
    三人の女性の各々の視点から話は進む、叙述物だとはすぐ思ったが単純に雪月花で考えてしまった

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    2026年10月24日
  • 王国

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    ネタバレ

    まず、9+1の人物がなかなか把握できなくて、何度も1章を読み直すことに
    9人の視点で解き明かされて いく内容です
    終盤、正直拍子抜けでした
    ミステリというよりは、ファンタジー

    女性誌で連載されいたそうなので、女性向けかな?
    著者の体験も反映されているそうで、特別に思い入れがある作品なのかもしれません

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    2026年10月24日
  • 人間標本

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    劇中劇の中の劇中劇みたいな感じで、何層にもなってて予想外の展開にびっくりして面白かった。ただ手記が何層にも、って言う形で心情の独白の場面はそんなに多くなかったのが消化不良感。多分ドラマの方が面白いと思う、人間標本のビジュアル面の美しさ、怪しさ含めて。

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    2026年10月24日
  • 告白

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    各登場人物の独白の形で、徐々に真相が明かされていくスタイルが面白い。
    大前提として本来子供は大人が導き守るべき存在であり、いくら娘を殺されたとはいえ森口先生のしたことは許されないことだと思うが、ラスト森口先生の復讐の成功がカタルシスになってしまう展開は良いんだろうか。議論を巻き起こすのが狙いかもしれないが、最近では精神が子供の人が多すぎるので額面通り受け取って清々されてしまうのでは。
    巻末にコンプラ違反で炎上している映画監督の中島哲也氏のインタビューあり。この作品の映画化でも過重労働による労災死があったことが指摘されていたことを思い出して不快な気持ちになったのでインタビューは削除して欲しいです。

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    2026年10月24日
  • 往復書簡

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    一話目は、ともかく
    二話目、三話目はそれなりに
    「おお!」となったけど、タイトル通り往復の手紙で話が進むので、とにかくまどろっこしい!

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    2026年10月24日
  • 高校入試

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    登場人物が多くてそれぞれの思惑などが絡んでいくのは面白かったけど、なんかややこしくなった上に特に大きな驚きもなく終わってしまった感じがある。

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    2026年10月24日
  • 少女

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    「小学生より中学校、中学校より高校、って友達関係が広がっていくのはあたりまえのことだけど、あたしの場合、広がってるっていうよりは、薄まってる感じがする。カルピスの量は一緒で水だけ増えて言っている感じ。このままどんどん薄まって、ヘンな味の水みたいな人生を送ることになるのかな。」

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    2026年10月24日
  • 未来

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    ネタバレ

    闇を抱える人たちの群像劇

    章子に向けた手紙の執筆者が篠宮先生だったとは…

    父を亡くし精神疾患のある母と生きていく章子。
    弟が自殺し、父親を殺そうとする亜里沙。

    各々の重い悩みを飼い慣らしながら、それでも前を向いてもがきながら生きようとする。

    最後まで暗い話だったけど、読み進めていくうちに物語の中にズブズブとひきこまれていった。
    映画もあるので、観てみようと思う。
    u-nextでしか観れないのか…

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    2026年10月24日
  • 告白

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    ネタバレ

    性感染症の大変さを改めて感じた。たった一度の出来事が、その後の人生を大きく変えてしまうこともあるのだと思うと恐ろしい。

    それだけでなく、子どもや大人たちの狂気じみた思想や行動にもゾッとさせられた。

    人間の内面に潜む恐ろしさが強く印象に残る作品だった。

    映画化もされているので、原作とどう違うのか、映像ではどのように描かれているのか気になる。映画もぜひ観てみたい。

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    2026年10月23日
  • 母性(新潮文庫)

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    母の手記と娘の回想、現在進行の教師の会話の3視点で語られる母と娘の物語。

    映画を以前観ていたため、どんでん返し的な驚きはなかったけれど、それがなくても母娘それぞれの苦悩や、出来事の見え方・解釈の違いに充分読みごたえがあった。

    タイトルの「母性」も秀逸。

    個人的には母性は女性なら誰でも持っているものはないと思っている。
    「子供を産んだ女が全員、母親になれるわけではありません」のセリフには痺れた。

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    2026年10月23日
  • 母性(新潮文庫)

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    本当に、子供はただ親に愛して欲しいと思っている。自分も親が喜んでくれるかどうかをずっと考えていた。どうしたら優しく接してくれるかなど。
    重なる部分があって辛くなった場面もあったが、面白かった。

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    2026年10月23日
  • リバース

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    「最後の展開が驚きだ」とか前評判を見て買ってしまったのがよくなかった。ミステリーなのに展開が読めてしまう。

    しかし、その読みを越えてくる作品に出会いたい。
    期待していた分、残念。

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    2026年10月21日
  • 夜行観覧車

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    どういう育て方をしたらあんな性格になってしまうのか、子どもを持つ親として序盤から怖かった。
    主要な登場人物は結局みんな自分本位で、向き合うべきことから逃げたり、先送りにしたり、他責思考で他人を見下して安心するタイプに見えた。
    愉快な話ではない。
    夫婦間の事件。子どもは被害者家族でもあり、加害者家族でもある。
    世間からはどっちで見られるんだろう。
    子どもたちは将来自分たちが穏やかに過ごすためきっと何度も話し合って、あの真相はその結論として出した表向きのものなんだろうな。
    ただ、穏やかな町になってもラメポの息子夫婦があの家に帰ってくることはない。

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    2026年10月21日
  • Nのために

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    ネタバレ

    概ね面白かった。

    けど、ラストが少々尻すぼみだった気がする。
    構成は素晴らしいと感じたし、物語の時間が前後する作品の場合、読むのが辛かったりもするものだけど、そういった混乱もなくスルスル読めた。
    それだけにラストが何とも詩的過ぎて置いてけぼりされたような感覚。

    それと読んでいてずっと疑問だったのだが、
    西崎は幼少期からの虐待と外部との接触もなかったから仕方ないとしても、お嬢様育ちの世間知らずと言う事を差し引いても、蝶よ花よと普通に育った野口の妻はDV男からの暴力を愛と捉えるものだろうか?と。

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    2026年10月21日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いやこれちょっとまゆこちゃんひどくない?えー。これありなの?

    「イヤミス」というジャンルがあるそうで、まさにそんな感じ。

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    2026年10月21日
  • 山女日記

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    人生の停滞感や人間関係の悩み、抱えきれないモヤモヤを胸に山へ向かう女性たちの物語。

    ひたすら足を前に踏み出して山頂に辿り着くことで見えてくる景色。
    山頂に立ったからといって、劇的な答えが必ず手に入るわけではないが、 自分の足で登り切ったという事実と達成感だけは、確実に彼女たちの背中を優しく押してくれる。

    頂上からの爽快な風とともにほんの少し軽くなった心で山を下りていく彼女たちの姿に、温かい勇気をもらえる。

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    2026年10月20日
  • 往復書簡

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    手紙のやりとりのみで 過去の事件が明かされていくという 私が読んだことのない初めての物語の進め方で とても新鮮だった。

    読んでて 事件の真相も考えつつも 昔よく文通とかお手紙って書いたな…レターセットも いろいろ集めたなぁ…と ふと懐かしく思いながら楽しめた。

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    2026年10月20日