湊かなえのレビュー一覧

  • 夜行観覧車

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    殺人事件が起こった高橋家の近所に住む人たちとその家族の心情や交流を描いた小説。読みやすい書かれ方でどんどん読み進められた一方で、最後まで読んだときにあまり満足感がなかった。ただ、どの登場人物に対しても親近感がもてたり、身近にあるような感覚が残った

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    2025年11月13日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    話自体は読みやすかったが、8割あたりから面白さが弱まった。読み手が温室育ちの女の子であるのか(それすらも怪しい。特別裕福なお嬢様かと言われればそのような描写もない気がする。)や、そのお姫さまを見つける王子さまに当てはまるものはなにか、など、わざわざ「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」を題材にする必要があるかは疑問だった。

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    2025年11月12日
  • C線上のアリア

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    老後、痴呆、介護っていうテーマで今後の参考になるのかなぁーって思って読みました‥
    思った感じと違ってたかな
    これをイヤミスというのかな‥
    読みやすくてあっという間に読めたけど
    なんか心に残らないかも。

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    2025年11月11日
  • 未来

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    読んでて吐き気がする。
    マイナスはいつまでたってもマイナス。負の連鎖。変える、変わるのはいつだってプラスな自分しかない。辛くても歯を食いしばって生きていく。生きていく。それでも変わらない。
    そんな時は人を頼る、巡り合う。
    そして、いつもとは違う考えに行き着いたときこそ、初めて進んだ大きな一歩である。

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    2025年11月10日
  • 未来

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    湊かなえさんの本は点と点がじわぁと繋がってゆく感じがたのしい。

    頼ることのむずかしさであったり、助けることのむずかしさ、簡単にまとめてはいけないことがたくさん詰まっていた。

    教員を目指していた(今後も目指してゆく)上で、大切になってくることばかりであった。常々思っているが、やはり知ることをしなくてはならない。こんなことが起こるなんてありえない!ってことはないんだと。

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    2025年11月10日
  • 湊かなえのことば結び(下)

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    久しぶりにアガサ・クリスティーが読みたくなってきました。またラジオをやってほしいですね。それにしてもセバスチャン(笑)たしかにマンガは世界共通ですねを

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    2025年11月09日
  • 湊かなえのことば結び(上)

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    湊さんがラジオをされていたのは知っていましたが、実際に聴いた事はなかったのでこんな感じだったんだと新鮮でした。淡路島愛にも溢れていますね。武庫川女子大学でなくなるのが少し淋しいですねぇ。

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    2025年11月09日
  • 少女

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    最後の最後まで伏線を回収していて、
    え?そことそこも繋がる?って驚かされた。
    全て内容が分かった今の状態で、また読み返してみたいと思ってしまうような作品。

    最初は人の死に興味を持つ高校生の気持ちが理解できず、あまり入り込めないかと思っていた。
    けど、途中からは続きが気になり3日間の空いた時間だけで読み終えてしまうほど夢中になっていた。

    すごく楽しめたけどやっぱりイヤミスを読むと、
    次は一旦心がほわっと温かくなる本を読みたくなってしまう、、、

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    2025年11月08日
  • 境遇

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    なんだかモヤモヤしただけで終わった。
    犯人も、そーかなーって展開だったし。
    もちろん面白いけど
    この作家さんの作品の中ではイマイチ。

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    2025年11月07日
  • サファイア

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    ぞくっとするものから感動するものまでさまざまだが、結末は読者に委ねる形となっているものが多く考えさせられる内容となっている。
    短編集は内容が浅いことが多く苦手だが、短時間で読者に要点を掴ませるまでが筆者の技量にかかっているなと改めて感じた。
    突拍子もなく脈絡もなく状況説明が始まることもあるが、周りくどい説明調でないにも関わらず、掴みが良くすんなり落とし込めるものが多かった。流石は湊かなえだと驚嘆に値する。

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    2025年11月06日
  • 花の鎖

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    イヤミスが苦手で湊さんの作品あんまり読んでいなかったんだけど、この作品は読後感よかった。

    登場人物が多く複雑だが、だんだん繋がりが見えてくる過程がおもしろかった。

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    2025年11月06日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    すごく釈然としない終わり方だった。最後の方はもうどういうことだ❓になりながら犯人について明かされるのを読んでいた。
    SNSの誤情報に踊らされる現代を風刺しているのだなと感じ情報の取捨選択について考えさせられた。

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    2025年11月04日
  • Nのために

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    全てをかけてでも捧げたい、そんな人に出会えることはとても幸せでとても危険。それが複数人絡んでくるともう複雑だ。

    ややこしい人間模様、群像劇にとてもフィットしている。それぞれの思いと噛み合わない感じ、とても仲裁したくなる。

    湊かなえ作品の、性格が悪いけどたまらないぞくぞく感、それは少し物足りなかったけれど、最初から最後までスっと読める、滑らかな本でした。

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    2025年11月03日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    毒親?毒親と叫んでいる娘は毒娘か?立場が変われば見方も変わる。先入観もあり、娘の立場で読み進めると毒親と思っていたけど、親の目線に変わると…わからなくなっていく。

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    2025年11月03日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    毒親ならぬ毒娘と聖母がテーマの表題作を含む、母と娘を題材にした短編六作品収録。粒ぞろいの作品のなかで、個人的なお気に入りは「マイフレンド」。物語構成・感情描写・台詞回し・叙述的ミスリード、この作品のを読むと湊かなえ氏は天才なんだなと感じる。

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    2025年11月02日
  • カケラ

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    大量のドーナツに囲まれて死んだ少女。
    そして人気美容外科医と因果関係は…?
    ブッ刺さった…。
    一度でも体型コンプレックスを抱いたことがある人には刺さる。
    誰かにとっての砂糖は誰かには毒で、その逆もまた然り。
    視点を変えることで見えてくるのが面白くて怖い。

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    2025年11月01日
  • 夜行観覧車

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    高級住宅街に住む家族たちの物語。皆どこか近づきがた正確であり心情を持ち合わせている。家族のそれぞれのかたちとは。

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    2025年11月01日
  • Nのために

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    割と一気に読んだけど酔っ払ってたりで繋がらない部分が多かった、勘違いとか思い込みとか、その辺を理解して頭に入れたままにできる読み方をすべきでしたね

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    2025年11月01日
  • 往復書簡

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    ネタバレ

    昔を懐かしむほっこり話かと思いきや、どの話にも「死」や「思い出したくない過去」などの暗いイメージが現れてきて、徐々に冷たさを帯びてくる感じ、好きです。坂本裕二の「往復書簡 初恋と不倫」にも似たような感じ?個人的には「十五年後の補習」が1番好き。純一と万里子の関係がグッときます…過去に犯した人に言えない罪を抱えながらも関わっている男女の関係がたまらんのです…。

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    2025年11月01日
  • 少女

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    難しかった。全てを理解しきれないくらい伏線が転がっていたから、将来もう少し大人になって理解力があったら読み直そう

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    2025年10月30日