湊かなえのレビュー一覧

  • 未来

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    貧困や格差、虐待といった現代の社会問題が、各登場人物の視点を通して生々しく浮き彫りにされる作品です。胸が締め付けられるような辛さに「希望はあるのか」と葛藤しながらも、圧倒的なストーリー展開に引き込まれ、ページをめくる手が止まりませんでした。自分の身近にもこうした現実が存在する可能性に切なくなるとともに、「自分には何ができるのか」という問いを突きつけられたような気がします。

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    2026年08月28日
  • 暁星

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    湊かなえさんの本は大好きですが
    今回はちょっと難しかったです

    題材が宗教だからではなくて
    時系列?とか
    もう一度読んでみないと理解できないのかな
    と・・・反省しました

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    2026年09月13日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ


    大学2年生の夏、安西結衣子はバイト仲間の沙紀ちゃんに送り出され
    母が胃潰瘍で入院しているため神戸の実家へ帰省する
    そして、姉と姉の友人で万由子ちゃんと同じ傷跡がある遥さんと遭遇。

    結衣子は小学1年生の時2歳年上の姉万由子ちゃんに
    "えんどう豆の上にねたお姫様"を読み聞かせられる
    その実験を二人でしてみたがよく分からないまま終わった
    豆の上に眠るような感覚…。の出来事が起きた

    小学1年生の夏休み神社で万由子ちゃんと一緒にシェルター作りをし、その帰り道に万由子ちゃんは失踪した

    太陽不動産と言う不動産を経営する父"スプングフラワーシティー"と言う街に住

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    2026年08月26日
  • 往復書簡

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     よ〜く読んでみるとチョット背筋がヒヤッとする湊かなえさんらしい作品です。手紙のやりとりを作品にするという作風が斬新で面白いです。

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    2026年08月26日
  • 境遇

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    他の方もレビューされているが、
    読み進めていくうちに犯人が特定できてしまうので
    犯人の正体が判明した時も『やっぱりこの人物だったか』と驚きは無かった。

    出生の秘密に関してもある程度予想がついてしまったので、予想外の展開や目新しさを求める方にはワクワク感が足りず不評なのかなと思うが、読みやすい作品ではあった。

    作中に登場する絵本「あおぞらりぼん」のお話は
    すごくいいなと思った。

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    2026年08月26日
  • 夜行観覧車

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    ドラマ化された後に読んだ作品。

    ドラマを見ていたので、ある程度展開を知った状態での読書だったけれど、それでも家族それぞれが抱えている感情や、外からは見えない家庭の中の複雑さがリアルで、印象に残ったお話。

    一見すると幸せそうに見える家族でも、実際に何を抱えているのかなんて外からはわからない。
    家族だからこそ言えないことや、近い存在だからこそ傷つけてしまうこともあるんだなと考えさせられました。

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    2026年08月25日
  • Nのために

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    ネタバレ

    最初、読む前は、イニシャルがNの人は一人で、そのために周りの人が動く話だと思ったけれど、読んだあとは、登場人物の全員が苗字や名前にNから始まる人たちで、過去のトラウマ、歪んだ愛に翻弄されながら、それぞれの大切な人、Nの為に 何を思い、その行動を起こしたのかが わかっていくのでとても面白かった。それぞれの登場人物の目線で1つの出来事が徐々に描写されていき、最後に微妙にどんでん返しもあったが、少し読みづらかった。

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    2026年08月25日
  • カケラ

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    ネタバレ

    最近柚木さんのバターも読んだので、食と美への女の執着や嫉妬、業の深さ的な意味では共通している面もあり、手に取る本が繋がっているの面白いなというごく個人的な感想。

    主人公の美容クリニックの女医が、自分が痩身治療を担当した女の子が自殺してしまった原因を女の子と自分の知り合いの話を通じて、探っていく話だが、女医本人の語りは全くなく、話し手の語りから、像を結んでいくという構成が面白かった。

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    2026年08月24日
  • 未来

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    ネタバレ

    人と人形の2面生を持つ母文乃と
    優しい父良太の両親を持つ
    10歳の佐伯章子は
    20年後の自分だという差出人から"未来は希望に満ち溢れている"と言った内容の手紙が届く
    (父親が篠原先生が両親から捨てられ祖母に育てられた過去の話を聞き、章子に未来ある内容で手紙を書いて欲しいと頼んで書かれたもの。亜里沙にも同様の手紙を送っていた)

    担任の篠原真唯子は、大学時代のお金がなかった時にしていたアダルトなバイトがバレて他校へ移動

    章子の父、良太が胃がんで無くなり母の文乃が人形状態になっていた
    そんな中次の担任になった林優人は文乃の心療内科へ付き添うにつれ恋心を抱くようになる
    それが保

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    2026年08月24日
  • 王国

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    ネタバレ

    お話としてはまとまってる感はあったけれど。病気のこととか火事のこととかも唐突感…だったり、誰が何の騎士で何の役割かも結局よくわからず、正直なところ、期待はずれだったかなー。

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    2026年08月23日
  • 境遇

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    親が殺人犯ってだけで子供には1ミリも関係ないことで、さらにその親に育てられてないとなるともっともっと関係のないことなのになんでこんな問題になっているのかわからなく、違和感を感じた。今まで読んだ湊かなえの作品で個人的に1番あまり好みではなかった。「その人の生まれた境遇でその人の人生が決まるわけじゃない」って言うこの本で伝えたいメッセージを私は当たり前だと思ってるいるので面白くなかった。事務所にいる登場人物が多くてややこしかった。それぞれの思考が細かく書かれているから、視点が変わるたびに新しい発見があった。ただ、「実は陽子の親だと思っていた人は晴美の親だった」というどんでん返しは好きだけど、ラスト

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    2026年08月23日
  • 夜行観覧車

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    「告白」の作品を読んで、湊かなえさんの本が気になり、読んでみた。「告白」と同様に、それぞれの視点から心情と物語、真相がが描かれていて面白かった。ずっと嫌な展開が続くので暗い気持ちにはなるが、実際なにが会ったのか、なにを聞いたのか、どんどん気になって手が止まらなかった。立場によって「正しい」は歪んでいくので難しい。人間は誰しもそれぞれの言い分があり、視点を変えるだけで何が正しいかの見え方も全く変わってしまうっていうのを痛感。語り手が変わるとあぁ言ってること分かるなぁって全員に思ってしまった。結局話さなければ家族でも思ってることは伝わらないのに、話せなくなってしまったことが気持ちを張り詰めさせて、

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    2026年08月23日
  • 王国

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    珊瑚の女王と9人の騎士
    それぞれの視点で語りながら物語は進んでいく
    いつの場面かが分かりにくく読みにくかった

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    2026年08月23日
  • 人間標本

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    前半はずっとグロくて、犯人も動機も方法も全部わかっていて、ここからどう巻き返すのか全然わからなかった。
    それがあの後半からの巻き返しは凄かった。感動的なクライマックスがあるわけではないけれど、予想を裏切る展開の連続で、3回も頭の中がぐちゃぐちゃになった。
    湊かなえらしい、人間の暗い部分がよく照らされている作品。

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    2026年08月23日
  • 王国

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    生まれ故郷の海を愛する母と、国際協力事業団で海を守る仕事に就く父を見て育った浜崎朔也は海洋学部で学び旅行代理店を経て、満を持してウェルネス・ツーリズムの会社「海の王国」を興した。幼い頃からの夢がようやく形になりかけた矢先、悲劇が起きる。

    「ブロマンス」と銘打ってるけど、どちらかと言うと、戦隊シリーズもの、もしくは9人にそれぞれメンカラがあるから、あのアイドルグループをイメージして作った映画原作って感じ。

    亡くなった死因を探るミステリー要素はあるけど、全然サスペンスな感じもないし、過去の過ちを告白しても、全然ゾクゾク感もない。

    一言で言うなら、故郷の海をこよなく愛する青年たちの物語。

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    2026年08月23日
  • 王国

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    今までの湊かなえさんの作品とはちょっと違った感じで新鮮だった。
    ブロマンス・ミステリなんだなぁ…と。
    浜崎朔也を中心に海を愛する者たちが、地元の白珠湾の海を守るべく「海の王国」を興すというものだが、そこまで辿り着くまでに事件や死がある。
    誰が誰を庇っているのか…
    9人の騎士それぞれの章で語られているのだが、最後まで謎を残しているので一気読みしてしまう。
    だが、9人…これってちょっと多くないかな?と。
    薄い印象のやつもいるわけで…ね。
    漁港の食堂〈しらたま〉で働く朔也のばあちゃんの方が、言葉少なめだけどなんか印象深いのは何故なのかなぁと不思議に思った。







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    2026年08月23日
  • 王国

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    ネタバレ

    頭の中で想像しやすくて最後もあの事件があったからこそ(なかったとしても)次に続く感じが良かったです。嫌な感じで終わる感じじゃなかったから良かったのかなーっと。最後に出てきた人はまた新たな騎士になるのかなと、、、さくやとしおねが海で幸せに過ごしてると良いなと。

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    2026年08月22日
  • 往復書簡

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    ①十年後の卒業文集
    高校の放送部の同級生が28歳になった浩一と静の結婚式で再会してから、手紙をやりとりするなかで、振り返って過去の事故の真相を明らかにしていく。浩一の元カノで神戸のモデルクラブでアパレルのカタログモデルをしている千秋は失踪扱いされていたが、実は22歳で結婚し年上の夫の海外赴任についていった高倉悦子のふりをして(悦子の同意を得て)結婚式に参加していたり手紙を書いたりする。手紙を通して本当に悦子からの手紙なのかと違和感を感じる谷口あずみ(文哉の3つ上の上司と結婚)や静。
    過去の事故、千秋の暗い山道での転倒と顔面損傷は誰のせいでもなく勝手に千秋がピンヒールをはいてたせい

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    2026年08月23日
  • リバース

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    そう来たか!
    このラストはやられました。
    様々な伏線が見事回収されて、このラストにつながっているんでしょうね。

    コーヒーショップで出会った美穂子。
    幸せの最中、その彼女のもとに
       「深瀬和久は人殺しだ」
    と書かれた告発文が届く。
    主人公の深瀬は彼女に大学時代の親友の広沢の死亡事件を打ち明けます。

    自分は広沢の事をどれだけ知っていたのか?
    友人たちとの人間関係が徐々に明らかになっていきます。

    この主人公、好きになれない(笑)
    そして、その友達も嫌い

    そんな感情を引き起こす、人間のドロッとした嫌な感情をさらしていく湊かなえさんの物語は、やっぱり辛いですね。さすが、イヤミスの女王(笑)

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    2026年08月22日
  • 王国

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    ネタバレ

    「あとがき、もしくは、序章」がとっても良い!!

    著者日頃の思いや、創作にかける願いが綴られ、グッとくる。
    「物語の世界と読者の日常がリンクする、あなたと私の物語」
    さすが大先生!
    うまい事表現するなぁ〜

    ここで著者と物語の登場人物が出会ってしまう。。。
    これまたシビレル〜✨️

    最後の章まで、少し物足りなさを感じてたけど、
    浜崎パパとトンガ(←たぶん)で会ってたエピソードにトドメを刺されました♥

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    2026年08月22日