湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレブロードキャストの続編。そちらから読むことをオススメします。
前作に加えて少しミステリ要素が入ってきましたね。
あらすじの内容になかなか入らないのでまだかな??と思い読み進めて行くとほとんど中盤くらいに出てきました。たばこ事件。そこからはもう湊かなえさんですので、展開が上手い。ページを捲る手が止まらない。ただその分前半がちょっとボヤッとしました。他の方のレビューで間伸びしていると書いてあるのを見てたしかにそうだったな、、、と。
今回はだいぶメッセージ性が強かったです。あと若干胸糞。
しかし、、、ドローンを登場させたのはほんと見事でした。今回のテーマにドローンのような視点、つまり鳥の目が大きく関わってくることになります。
情報を発信する側になる方は念頭に置いといたほうがいいなと思うような内容でした。
期待していた内容(放送部のキラキラな青春)とはちょっと違いましたがこれはこれで好きでした。また続編があれば、、、、!まだアナウンスと朗読やってないので!!! -
Posted by ブクログ
独白とともに視点を変えながら、物語は進んでいく。
視点が変わるたびに、登場人物たちのあふれ出す独白の言葉に圧倒される。そうして読み進めていくのだけれど、次第に「誰の、どの場面の話なのか」「何を伝えたいのか」が分からなくなり、難しく感じた。正直、なんとか読み切ったというのが私の感想だ。
それでも、この本を読んでひとつ学んだことがある。それは、ひとつの視点だけで物事を考えないようにしよう、ということだ。
この物語に出てくる人たちの独白からも分かるように、同じ出来事でも、見る人が変われば、捉え方や感じ方は大きく違う。
人の行動そのものを変えることはできないけれど、自分の見方や考え方は変えることができる。ひとつの視点にとらわれず、いろいろな角度から物事を見ることで、自分の考えや、その後の行動も変えられるのかもしれない。
『カケラ』は私にとって難しい作品だった。でも、物事をひとつの見方だけで決めつけないことの大切さを考えさせてくれた。 -
Posted by ブクログ
湊かなえさんの作品を何冊も読んできたけれど、こんなに読後に何も残らなかったのは初めてかもしれない。
単に「印象に残らなかった」というのではなく、作品のテーマ自体には読む前から惹かれていたのに、人物造形や物語の展開に物足りなさがあったと感じた。
まず、ウェルネスツーリズムを通して地元を盛り上げながら、美しい海を守っていくというテーマは興味深かった。特に海洋ゴミ対策や、海の生き物を守るために水に溶けるプラスチックを研究する人物には少し惹かれた。私自身、高校生の頃に地球温暖化や海洋ゴミ問題について本を読んだり講演会に参加したりしていたので、もう少しこのテーマを深く知りたかった。
一方で、物語全体はとにかく引っかかりが弱かった。主人公を含めた9人の男性視点からの群像劇で、一章ごとにそれぞれが浅くゆるく繋がっていくのだけれど、一人ひとりの人物像があまり浮かんでこない。読みながら「この人誰だっけ」「この人とこの人はどういう関係だっけ」と何度も確認することになり、物語そのものより人物相関を追うことに疲れてしまった。
ただし結末は爽やかなので、湊かなえ的な「イヤミス」作品が苦手な人には逆にオススメかもしれない。 -
Posted by ブクログ
これはおもしろいのか…?
所々、誰の話か、いつの話かわかりにくかったし、9人と多いために誰と誰がどう繋がっているのかもわからなくなった。
湊かなえの新作ということで人気なだけではないだろうか?
湊かなえって昔はおもしろかったよね。
最近は美しさを求めた作品を書くことが好きなんだろうか。
別にイヤミスじゃなくてもいいけど、もっと物語の深みだったり、人間味にも重きを置いてほしい。
出版社の意向なのか、『anan』連載だったからか、9人の登場人物から推しメンを見つけよう的な感じだけど、そんなにキャラも立ってないよね。
バックグラウンドはそれぞれ違うけど、性格はみんな似たり寄ったりな感じがするし、魅力的な人がいない。
湊かなえレベルの作家さんなら、こんな推しメンなんかに頼らなくても魅力ある小説ができそうなのにな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ─〈海の騎士たちよ、珊瑚の女王はなぜ死んだ?〉
浜崎朔也は海洋学部で学び旅行代理店を経て、満を持して
ウェルネス・ツーリズムの会社「海の王国」を興した。
幼い頃からの夢がようやく形になりかけた矢先、悲劇が起きる。
希望が燃えたあと、遺されたのは八人の騎士と、珊瑚の王女と白い騎士のいない海の王国。
それは煌めく思い出とやさしい嘘とせつない愛に満ちたやさしい城。
そして、希望はふたたびうまれる。
虹よりも鮮やかな橋が架かる。
翔と朔也は互いに互いを窮地から救っていたのはすげーよかった。そのあと全てを知った親父さん含め。いくら大切でも罪をかぶって罰を受ける機会や償う機会を奪ってはいけない。大切だからこそ。
……わたしは翔がすきだ。お前は海の男だよ……翔。
ブロマンスミステリと帯にあったが、個人的ブロマンス判定はグレーです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレどこまで証明できれば本物の姉なのか。果たして本物って何なんだろうか?
8年間一緒に過ごした血の繋がってないほうが本物の姉なのか、失踪後に帰ってきた血の繋がったほうが本物の姉なのか。
血が繋がっていることだけが本物の家族ではないと言うなら、何があれば本物の家族なのだろうか。
過ごした時間?それなら(旧)遥のほうが過ごした時間は長いはず。どちらをとっても(旧)遥のほうが本物と説明がつく。
だけど(旧)遥は、8年間育ててくれた母からは興味を失われ、安西家に来てからは結衣子含めて家族から疑われ続け、一生を「偽物」扱いされ続けてきた(旧)遥、疑い続けたが最後は豆の上に何重も布団をかけたように心にしまった結衣子。
真相がわかった後は書かれてないが、この後安西家はどうなったのか。