湊かなえのレビュー一覧

  • 落日

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    所々にヒントが散りばめられてきたので、途中から何となく結末がどうなるか予想はつきましたが、なんということのない理由で起きた悲劇だったり、人の醜さが引き起こした凶行だったりと折り重なったミステリー。
    キーワードは「映画」。
    感情を抜きにした事実と感情が込められた真実はどちらが正しいのか。事実を追い求めるなかで真尋と香は自身の過去に向き合い、そして千穂と力輝斗の真実に辿り着く。
    イヤミスらしい作品でした。

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    2026年04月16日
  • 山女日記

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    ネタバレ

    オーディブルにて。

    結婚に迷う女、自分のペースを乱されたくなくて1人で登る女、婚活で知り合った男性と来る女、結婚してない自分を見下してる嫌な姉と一緒に登る女、など山女の連作短編集。

    湊かなえさんらしい嫌な登場人物も多い中、王道のハッピーエンドでなくても、珍しく後味の良い作品。
    恋人との別れがあっても、仲良し姉妹になれなくても、それは幸せでないことにはならない。色々な人生の形を認識できた話。

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    2026年04月16日
  • 高校入試

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    ネタバレ

    やはり湊かなえさんの本は物語に引き込まれます。とても読みやすくてすぐ終わってしまいました。信じたくはないが、きっとこうなんだろうなと言うような日本の公立高校の実態が描かれていました。事件の後、何が高校から公に開示されたのかは直接的な表現がありませんが、きっと相田先生の女子高生との関係は隠蔽され高校入試を取り巻き起こった様々なアクシデントは、あの掲示板以外で口外されていないのだろうと思うとリアルだなと感じました。

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    2026年04月14日
  • ユートピア

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    読んだ本 ユートピア 湊かなえ 20251212

     湊かなえの本は、人のエゴイズムをさらけ出す残酷さが、時に読んでてつらくなるんだけど、今回の「ユートピア」は互いに友人(?)のそれを疎ましく思いながら、呑み込んで日々を送っている葛藤がなんともじれったい。
     溶け込もうとするコミュニティと大事にしたいものに手を突っ込まれる嫌悪感。
     自己顕示欲を持っているがために気づく他人の自己顕示欲。
     いつも通り気が滅入りましたがね。
     一方で、サスペンス色もあるにはあるけど、味付け程度で読み易かった。
     後味が悪いって感じでもありませんでした。
     

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    2026年04月13日
  • 山猫珈琲 下巻

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    前半は上巻の詳細版??

    後半はあれ?
    受賞した分の紹介??

    おもろかった。
    受賞したのに頷ける

    でもサイコパス無い(´;ω;`)

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    2026年04月11日
  • 山猫珈琲 上巻

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    湊かなえッて

    サイコパスじゃない



    とは
    思わず

    やはり昔からサイコパス要素かもしだしっ子だったのか。
    とところどころかんじた。。

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    2026年04月08日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    イヤミス感が少ない、湊かなえさんの作品。

    それぞれの悩みを抱えた4人がトンガという国で自分自身と向き合う。4人に共通しているのは阪神・淡路大震災。

    イヤミスを期待してしてしまっていたので、なんとなく物足りなくなってしまった。。。
    連続短編ってのもあるのかもしれないけど、全体的に何を伝えたいのか、ぼやっとした感じ…

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    2026年03月31日
  • ユートピア

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    美しい海と山に囲まれた田舎町は時代と共に少しずつ寂れているが、都会に住む人達からは自然に恵まれた美しい町、こんな町で好きなことをしてのんびり暮らせたら素敵だろう、と憧れられたり、そんな彼らが移住してきたりするのは、最近耳にする話題。
    そんな町で、出会う3人の女性、各々の視点からの想いや考え方が緻密に描かれているなあと思いました。人にはホントにそれぞれの考えがあり、それは性格の違いだけでなく、それぞれの置かれた立場や経済的状況にも左右される。誰の主張も確かに間違っていないように思える。
    気が合いそうで、ある面では全く合わなかったり、それでも人は付き合いがある。時に全く合わないと思っていた人が時を経て理解しあえる存在になったりもする。
    人づきあいの苦手な自分にとって日頃から感じることがそのまんま小説になっているようで各人のパートに入るたびに、この人はこういう風に考えるのか、、と感心しながら読んで読み切ってしまいました。
    事件の真相とか、菜々子の義母かどうなったかとかそんなものの結末はなく、ただただ3人の女性の気持ちや主張、そこに至る心理、考え方を読んでいく。これはこれで面白い小説でした。
    そんな中で子供目線の気持ちも描写されていて2人の女の子達は真心の友情を育んでいるところか救いでした。でも大人になるとまた、それぞれの事情が生まれて素直に相手の主張を受け入れがたくなるのでしょうね。
    原田ひ香さんの解説がまさに私がこの小説から受け取った感想にぴったり来ました。

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    2026年03月31日
  • 高校入試

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    高校入試に向き合う先生と受験生の話し。入試の裏側や段取りがわかり、各先生の入試への考え方も微妙に異なるのがリアルっぽい。また入試によって狂わされた受験生の正義によって、トラブルが発生する。各々の考え方の違いやズレによって、ここまでの事態になる典型例かもしれない。

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    2026年03月28日
  • 山女日記

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    自分をゆっくり見つめ直す時間は大切。
    自然と触れ合いながら歩むことで、日常では気づけなかったことや新たな出会いに巡り会えるのかもしれない。

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    2026年03月27日
  • カケラ

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    久しぶりに湊かなえを読んだ。
    それぞれの人物の語りによって進んでいくから、見る人によって捉え方がこうも違うのか!と当たり前だけど思った。ルッキズムが良くも悪くも言われすぎてる時代に読むべき本かもしれない。

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    2026年03月25日
  • 落日

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    ネタバレ

    久々に湊かなえさんの本を読んだ。
    成人してからは湊かなえさんの本ばかり好んで読んでいたから、久々に別の作家さんを読んだ時には読みづらく感じた。
    しかし今回湊かなえさんの本を久々に読んだら、これはこれで読みづらく感じた。
    文章のクセってあるよね。

    お姉さんの件は前半から不穏で、まぁ実際はいないか亡くなってるかってとこかな、とそこそこな段階で気がついた。
    物語の真相部分は…まぁ予想もつく話ではあるが、序盤には予想していなかった展開だったので面白く読めた。

    読み込みが足りないのかもしれないけど、サラちゃんリキトくんのご両親がリキトくんに暴力振るってた理由ってなんなんでしょう?
    サラちゃんが虚言癖で悪いやつなのは兄がイケメンなのに嫉妬しているから、だよね。
    なんか最近どんでん返しミステリをたくさん読んだ分、この辺りの詰めの甘さは感じた。そんな短絡的なもんかな人間って、と。
    でもこれって、最近に色んな作家さんの本を読んだからこう思うだけで、湊かなえさんの本は毎回そうかも。

    もう少し語らせてもらうと、湊かなえさんのミステリは本当に独特。
    多くのミステリは「犯人は誰だ」「トリックはなんだ」と進んでいくけども、湊かなえさんのミステリは犯人を探しているわけではない。
    その背景にある事実を浮かび上がらせていく。けど、作中にまひろも言っていた通りに、全ての事実わわ知った方がいいということは無くて、知らない方が良いことも世の中本当にたくさんある。
    その、知らなくても良いはずの事実をつい覗いてみたくなってしまう、いわばゴシップ的な感性が湊かなえさんの本を読みたいと駆り立てるのかもしれない。
    実際、未解決事件の特番や、炎上のまとめサイトなんかを読んでる時と感覚が近いんだよね。

    そして湊かなえさんの本は気になって一気に読み進めてしまう分、なおかつ犯人探しの本ではない分、脳内に展開が残らないので多分数年したら話の内容を忘れてしまう。
    湊かなえさんの本だけは売ったり捨てたりせずに取っておこうと思う。

    そうそう、最後にもう一つ。
    イヤミスの女王などと言われてるけどこの本は珍しく希望に向かって終わっていったし救いもあった。終わり方は好きでした。

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    2026年03月25日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    主人公圭祐と同様、放送部と聞くとお昼にラジオをかけたりする団体というイメージしか無かったが、こんなにも熱くなれる活動を行う団体とは知らなかった。

    王道真っ只中の青春ストーリーといった感じで、昔なら自分の姿に重ねてページを進めていただろうが、大人になってしまったのか少し展開に物足りなさを感じてしまった。

    一方で映画や小説とはまた違ったラジオドラマという媒体を知ることができて良かった。
    本書の途中にも書かれているように、ドラマ、本、ラジオそれぞれに個性があり、読書好きの自分は火を熾し薪をくべるという表現は面白く感じた。

    ラジオは耳だけで想像を膨らませなければならないので、テレビドラマとはまた違った手法で作成されるという点も描写されており非常に興味深かった。

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    2026年03月24日
  • カケラ

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    ネタバレ

    整形ルッキズム物ダーイスキ♩と思って読み始めた

    これも語り口調のオムニバス形式で告白の時も少し思った登場人物が分からなくなるのが少し読みづらかった(登場回の人によって登場人物の呼び方が変わるから)

    自殺した子はどんな子?どんな理由で死んでしまったの?っていう話だけど家庭環境が悪くて精神病んで躁鬱の波で死んでしまったってだけかぁ(自殺の決定打は親の反応)っていう典型例に感じてしまった
    最初に出てくる自殺した子の状況や周りの証言が盛られすぎて事実はそんな事なかったていうのが現実っぽくリアルに感じれる人にはいいのかなぁ、、

    ちゃんと話を通してそれぞれのルッキズムや美的観念、他人に対しての見え方感じ方は書かれてたから不満は無いけど衝撃さとかパンチ感じれなくて星3。普通

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    2026年03月22日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    短編集
    2作目のベストフレンドが特におもしろかった、
    裏切られた

    毒親がテーマのお話があり、親の苦労子知らずだし、逆も然りだし、子育て大変そうと想像した

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    2026年03月17日
  • 落日

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    湊かなえさんお得意の2人の視点から描かれる話。ページ数多い割に読みやすかった!「感動の」って書いてあったから楽しみにしてたけど私的には感動もなくはないけど、それよりやるせない気持ちが残ってしまった。

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    2026年03月16日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    サラッと読めるけど、薄い。
    最後の短編は、湊かなえさんがお話を書く上で意識してることを聞けてるみたいで嬉しい。

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    2026年03月15日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    震災で傷を負った女性たちが、トンガ王国を舞台に癒しや希望を見つけていく物語。
    著者が青年海外協力隊としてトンガに派遣されてた経験をもとに描かれていたので、よりリアルに物語に入り込みながら読めました。

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    2026年03月15日
  • 人間標本

    匿名

    購入済み

    とても恐ろしいストーリー。なにかの才能を得る為には何かを成し遂げなくてはいけないとか、狂った人間が何を言っても心に響かない。素晴らしい作品を作るのに他者を傷つけていいはずがない。皆んな狂っている。こんな残酷な後悔があるだろうか。

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    2026年03月10日
  • 往復書簡

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    手紙を書くと
    相手の気持ちを深く考える時間になる。

    メールとは違い、送った側には残らず受け取った側しか残らない。

    書く文字によってもその人がわかる。
    字の上手い下手ではなく、丁寧に書かれているか、漢字を間違えて誤魔化した跡とか、、、

    文字を見るとその人の顔が浮かぶ。

    もらって嬉しい手紙、悲しい手紙。
    色々あると思う。

    「手紙」を書いた事はありますか?
    既読、未読スルーなど気にする事なく、相手に今の自分の気持ちをきちんと伝えられる。

    手紙を書くという事は、送る人の事を考えながら便箋選びから始まる。

    きっと大切な手紙は保管され、いつでも読み返されると思う。

    久しぶりに手紙を書いてみようか
    大切な人に。

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    2026年03月07日