湊かなえのレビュー一覧

  • カケラ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一人一人の過去を聞かされる度に、有羽が自殺した理由は、想像からコロコロと変わっていった。
    それこそ高校の担任の話を聞いた時は、まんまと母親のせいだったのではないか、と思わされてしまった私は、結局他人が人の幸せにとやかく言う権利はないことを身をもって体験させられた。そして大人同士が心に秘めたそれぞれの事情のせいで、ひとりの子供が自死に追いやられていた。有羽の育ての親でさえ、憧れの千佳さんの夫に好意を抱いていた。そして、それが原因で、最後有羽を自殺に追い込んでしまった。

    美醜だけではなく、貧富も、地頭の良さも、生まれつき差があることはいくらでもある。学歴だって、いくらでも差がついてしまう。だけど

    0
    2026年02月02日
  • 絶唱(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    阪神淡路大震災で心に傷をおった4人の女性。
    導かれるように向かった太平洋の果て
    トンガ王国の小さな島

    青い海と空、明るい太陽、優しい人々
    再生の連作物語

    0
    2026年02月02日
  • 境遇

    Posted by ブクログ

    湊かなえさんの作品2作目。面白かった。二色の絡まった毛糸を少しずつ解いて、巻き直し、最後は二つの毛糸玉になった感覚。
    色が違っていたら、もっと簡単に解けたのに、同じような青空色だったから、解くのが難しかったのかと。切ったリボンを結んで、これからの人生、2人の毛糸で何かを編んでいけたらいいんだろうな。

    0
    2026年02月01日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    湊かなえならではの、主観ドロドロ作品。三人の女性が入れ替わり話が進んでいくが、どの人も「自分が正しい、何でわかってくれない」という主張が強そうで読んでて少ししんどい部分も。
    田舎には住みたくないなあと思わされた。

    0
    2026年01月31日
  • 花の鎖

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    弟からもらったので読んでみました。
    以前ドラマにもなったお話だそうですが観てなかったな。。

    時系列をバラバラにしたり、登場人物の人間関係が入り組んでいたり、複雑な仕掛けがちりばめられていました。ラストですべてが明らかになって腑に落ちる、ということを著者は狙っていたのだと思います。

    でも、仕掛けが複雑すぎてきちんと理解しきれてなくてモヤモヤ。すべてが明らかになっても「あーそうか」と思うだけでモヤモヤは払拭できなくて感動したりは出来なかった・・

    それよりは、器の小さい人、身勝手な人ばかりが出てきてモヤモヤ。
    更に、自分は全く知らなかったことに対して、親からの恨みの世襲とかって現実にあるの?命

    0
    2026年01月31日
  • 高校入試

    Posted by ブクログ

    登場人物が多いからこその面白さがあった。
    途中頭がこんがらがるほど色んな問題が起きていたけど、登場人物それぞれのおかれてきた環境による人間性や価値観がみえてきて面白かった(ˊᵕˋ).。oO
    けど個人的にはやっぱり「告白」には勝てないかな。
    湊かなえっぽいイヤミス感はなかったかも。

    0
    2026年01月29日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    まんまと湊かなえワールドに引き込まれました。
    人間関係のドロドロさが終始描かれており、後味が悪い状態で読み終わりました。解説を読みこれが湊かなえワールドなのかと認識させられました。

    0
    2026年01月26日
  • 往復書簡

    Posted by ブクログ

    初めての湊かなえ作品。
    叔母が読み終わったからとゆずってくれたもの。

    手紙形式で物語が進行するのは読みやすく、語り手の視点に吸い込まれる感じがしました。
    独特の読後感は作者特有のものなのか、読みやすいけれど、胸にズシンと重さがくるなぁと思いました。
    作者の代表作も読んでみようかと思うようになりました。

    0
    2026年01月23日
  • 高校入試

    Posted by ブクログ

    読みやすかった!ただ、動機があまり私にはピンとこなかった.....。
    あと、登場人物が多くて、小西先生と水野先生がどっちがどっちかわからなくなっていた笑

    人生を大きく変える受験。努力の成果が報われたらいいのに、必ずしもそういうわけじゃない。

    0
    2026年01月21日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    錚々たる作家さんたちによる猫にまつわる物語の短編集。怖い話、心温まる話、悲しい話、色位ありましたが、私は加納朋子さんの作品が特に面白かったです。

    0
    2026年01月17日
  • ドキュメント

    Posted by ブクログ

    いや〜まいった、まいった。
    あの湊かなえがこんな青春ものを書いていたのかという驚きと、読み終わって解説を読んだ時に、この本が『ブロードキャスト』の続編だったということを知って、さらに驚いた。
    どおりで、主人公である町田圭祐に起こった事故の経緯や状況がほとんど描かれてなかったわけだ。一体どんな事故だったんだろうとモヤモヤしていたのだけど、まさかその理由を解説で知ることになるとは思わなかった。

    そもそも久しぶりに湊かなえの本を読みたいなと思い、そういえば最近原作のドラマが始まったよな、確かこれだったよな、という非常に曖昧な記憶のままこの本を手にしたものだから、予備知識が全くない状態で読み始めるこ

    0
    2026年01月16日
  • 往復書簡

    Posted by ブクログ

    それぞれ別々の短編集から成る1冊ですが、最後は全ての物語が繋がっていきます。
    ただ最後の繋がりに魅せられるというよりは、個々の物語の印象の方が強いなと感じました。
    手紙のやり取りの中での表現方法は素晴らしいですし、心情の変化もわかりやすくて面白かったです。
    ただ、著者のインパクト大な他の作品に比べると、少し物足りなかったです。

    0
    2026年01月13日
  • 境遇

    Posted by ブクログ

    あー。まぁね。そうだろうな…。
    ちょっと物足りない感が…

    あえて言うなら…
    印税を大きなプレゼントで済ませれるんだ…
    その誘拐騒動…そして発表もそれで済ませれるんだ…

    …それからを読むと…まぁまぁ結果良かったのか…

    0
    2026年01月09日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    タイトルのとおり、猫にまつわるアンソロジー。

    加納朋子先生の「三べんまわってニャンと鳴く」が特にお気に入りでした。希薄な人間関係を望むソシャゲにはまった男性のお話。
    心がぎゅっとなって少し泣いた。

    悲しみのなかにほのかな温かさのある柚月裕子先生の「泣く猫」も好きでした。

    0
    2026年01月05日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

    Posted by ブクログ

    この作家は人間の嫌な部分を浮き彫りにするるのが上手い。

    心配性の親と毒親は紙一重。特にシングルマザーは自分がちゃんとしないと!という思いからか娘を手元に縛りつけておこうとするんじゃないか?娘が成人になった後でも、他に拠り所がなくて娘に固執するんじゃないのか?

    私の母がそうだったみたいに、自分で自分の人生を楽しめるようにならないと、娘だけに頼る母親が出来てしまう。

    そんな事を考えながら読んだわ。

    0
    2026年01月04日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    田舎特有のあるあるがすごいリアルに描かれていて、親が苦労してたのを思い出して、すごいげんなりした。
    登場人物が多くて、最初は何度も振り返りながら読んでいたが、途中からは一気に読んだ。
    なんだか読んだあとどっと疲れた。

    0
    2026年01月01日
  • 時の罠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【あらすじ】
    ・「タイムカプセルの八年」辻村深月
    大学講師の孝臣には妻の温子と小学校の教諭になった幸臣という息子がいる。
    幸臣が小学6年の時に親父会に参加することになった孝臣は、小松ユカリの父親や洋菓子屋の主人、沢渡などと交流をもつようになる。その時の担任が比留間先生で、彼に憧れて幸臣は小学校の先生になりたいと話すようになる。タイムカプセルを埋めるといっていた比留間は土に埋めずに学校を移ったと知った孝臣は(幸臣は後輩に知らされる)、息子達に黙ってに親父会のメンバーでタイムカプセルを探しにいき土の中に埋めた。息子が憧れていた比留間先生が埋めてくれたことにして。
    親父会メンバーで時々集まることにな

    0
    2025年12月28日
  • 人間標本

    ネタバレ 購入済み

    映像のほうもあとから見ましたが小説より映像映えする作品でしたね。
    二転三転するようなストーリーでした。驚きはあるけど、登場人物全員に感情移入ができない。
    主人公も息子があんなことしたと思いこんだからってそう簡単に実行できるでしょうか。切ないというよりはなんだか愚かで可哀想。

    #ダーク

    0
    2025年12月25日
  • 人間標本

    ネタバレ

    やっぱりなぁ

    やっぱり、ラストにどんでん返しがあるよなぁ。
    いままでの作品よりは感動しなかった。

    0
    2025年12月24日
  • 暁星 【無料お試し版】

    購入済み

    実際の暗殺事件との対比

    読み始めてすぐに実際にあった暗殺事件との対比に心を奪われてしまった。実際にあった暗殺事件は、ようやく裁判が開かれそうな様子であるが、犯人の気持ち 家庭環境はどのようなものであったんだろうか?この作品のような状況であったのかもしれないと思いながら読んでいった。
    ただストーリー展開はともかく、語り口が今ひとつピンとこなかった。

    0
    2025年12月14日