【感想・ネタバレ】サファイアのレビュー

あらすじ

あなたの「恩」は、一度も忘れたことがなかった――「二十歳の誕生日プレゼントには、指輪が欲しいな」。わたしは恋人に人生初のおねだりをした……(「サファイア」より)。林田万砂子(五十歳・主婦)は子ども用歯磨き粉こ「ムーンラビットイチゴ味」がいかに素晴らしいかを、私に得々と話始めたが……(「真珠」より)。人間の摩訶不思議で切ない出逢いと別れを、己の罪悪と愛と夢を描いた傑作短篇集。(装画・清川あさみ 解説・児玉憲宗)

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Posted by ブクログ

久しぶりの湊かなえ作品。
あーこれこれ‼︎めっちゃ面白い。
宝石にちなんだお話の短編集なのだけれど、バリエーションの豊富さに改めて尊敬です。

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2024年03月06日

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久々に読んだ湊かなえさんは湊かなえさんでした。
明るく軽い本を読んでいたわたしにとって、はじめ重くて暗い質量にグッときました。
ただ、不思議なことに、最後は泣いていました。
解説の児玉憲宗さんのお話がこの文庫本のバランスを見事にとってくれていました。

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2023年09月27日

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10年越しの再読(たぶん)。
展開も程よく忘れていて、新鮮な気持ちで読むことができた。

執着、嫉妬、欲望、憧れ、秘密、悔恨
人間の複雑な感情が宝石に混ざるように散りばめられている物語は、10年前の自分には今ほど滲みなかったのではないかと思う。
多分「後味の悪い話だな」「他人の闇が垣間見えるのは面白いな」程度の感想だったような気がする。

登場人物たちほどではないにしても、プラス10年間の人生経験で肉付けされた感情の幅を持って、この作品にあたると当時は気づけなかったところまで共感が落ちていく感覚を味わえた。
色んな意味で自分とはかけ離れている人々の語りなのに、作品の向こう側の世界をぼんやり見ているだけでは済まされないこの感じ。
侵食性・侵襲性のあるイヤミスは、突き刺さって抜けない感じがする。

この本をもう一度読むために、また10年頑張って生きられそうだと思った。

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2023年07月20日

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ネタバレ

2018/1/20 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2024/11/13〜11/15

宝石の名前がついた短編集。「真珠」、「ルビー」、「ダイヤモンド」、「猫目石」、「ムーンストーン」、「サファイア」、「ガーネット」の7編。最後の2つのみ連作になっている。どの作品も湊さんらしい人の黒い面を描いており、甲乙つけ難いが、個人的には「猫目石」と「ガーネット」か。特にガーネットはサファイアが壮大な前振りになっており、見事などんでん返しであった。ほんとにうまい!

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2024年11月15日

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久しぶりの湊かなえ作品。短編集。

この人の作品は、普通の台詞回しのように見えてどこかしらに闇が隠れてるような表現がとにかく上手い。珍しくファンタジー的な話もあり、最後のサファイアとガーネットは驚きと感動が混ざりあって感想が難しい。

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編で読みやすかったし、それぞれの終わり方が「そういうこと⁉︎」ってなって面白かった。
最初のルビーが進んでくうちに登場人物2人の関係性が分かってきて1番面白かった。
本の名前にもなってるサファイアと続きのマリーゴールドは他と違って、ハッピーエンド?みたいな終わり方で好き。

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2025年09月29日

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ゾクゾクっとするのから、なんかジーンとするものまで短編で、いろんな要素がありあっという間に読み終わりました。サファイアとガーネットがよかった。

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2025年08月21日

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「イヤミス」だけじゃなく様々な魅力が詰まった短編集。解説も必読!

本の紹介
綺麗な宝石に秘められた 深い謎と人々の切なる想い。 人間の内なる闇と祈りを描き切る、珠玉の物語。

あなたの「恩」は、一度も忘れたことがなかっ たーー

「二十歳の誕生日プレゼントには、指輪が欲し いな」わたしは恋人に

人生初のおねだりをした・・・・・・(「サファイア」より)。

林田万砂子(五十歳・主婦)は子ども用歯磨き粉の「ムーンラビットイチゴ味」がいかに素晴らしいかを、わたしに得々と話し始 めたが・・・・・・(「真珠」より)。

人間の摩詞不思議で切ない出逢いと別れを、己 の罪悪と愛と夢を描いた傑作短篇集。 (装画・清川あさみ 解説・児玉憲宗)

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2025年07月19日

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ムーンストーン、サファイア、ガーネットが特にとても良かった。短編を感じさせない満足度、読書の気分じゃなくても気づいたら周りの音が聞こえなくなるくらい集中して読んでた。
相変わらず文章力が神がかってる

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2025年07月14日

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久しぶりの湊かなえさんでしたが…やっっっぱり大好きーーー!と思えました。するする読めてテンポがいいのに、独特の雰囲気をずっと感じられて大満足。さらに短編集なので異なる環境のお話をたくさん読めて超お得。
各話に必ず「えっ?!」って驚かされるポイントが用意されてて、そのどれもが予想を超えるので「くるか…?くるか…?!」とハラハラドキドキしっぱなし。この感覚が本当に大好き。

不穏な仕掛けもあれば優しい仕掛けもあって、そのバランスが最高でした。

特に「ダイヤモンド」が最初っからずっと不穏で1番好きでした。他の話と比べて展開を予想しやすい話かと思ったら、斜め上の結末で湊さんさすかだーーー!モノローグとそれ以外の要素で表現される現実とのギャップの怖さがたまらない。

実は再読で「何年か前に読んだこと」と印象的な単語(ムーンラビットとか)はうっすら覚えてたけど、それ以外は綺麗にサクッと忘れていたようで初読として楽しめました。また何年後かに読んだら違った読み方ができるのかな?

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2025年07月13日

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さすがのイヤミスの女王と感心させられる短編集で、考え落ちの余韻を残しつつ、そのイヤミスらしさが高まった後、鮮やかな幕引きで、爽やかで優しい気持ちになれました。‘’普段見ている世界の、もう少し向こうの世界を見せてくれる‘’作品でした。

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2025年07月05日

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短編集は読み応えがなくて、あまり好きでは無いのですが、今回のサファイアは面白かったです。
湊かなえさんの作品は読んでいる段階で誰をさしているのか見失う事がよくあるのですが、今回も見事に見失いました。 あと中年のおばさんに厳しい所が好きです。 
結婚詐欺の話があるのですが、騙されている男性のスズメ女に対する言葉使いと婚約者に対する言葉遣いの落差がかなり好きです。

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2024年06月28日

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湊かなえさん作品の中でも「イヤミス」感が少なめだと思うので、初心者さんにも読みやすいのでは…!
でもその中でも彼女の魅力とも言える「人間の闇/醜さ」みたいなところはやはりしっかり描かれていて、人間とはどういう生き物なのか考えさせられるなと思います。

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2023年11月02日

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それぞれ宝石の表題がついた短編が7つ。
最後の「サファイア」から「ガーネット」のみ続きもののようになっていて、「サファイア」のみ読んだ時には悲しく切ない読後感だったのが、ガーネットまで読むことで少し昇華できるようになっていて良かった。

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2023年08月21日

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湊かなえさんの短編集

真珠
ルビー
ダイヤモンド
猫目石
ムーンストーン
サファイア
ガーネット

イヤミスの女王などと評される湊かなえさんだが、本作ではその範疇に留まらず、予想外(といっては失礼だが)に希望すら感じる物語や、人間の愚かさや醜さ、或いは愉しさ等、実に沢山の引出しを持っておられる作家さんだと敬服した。

7つの物語、一つ一つの短編が実に個性豊かで味わい深く、読後に解釈を共有したくなる様な面白さを秘めていた。

特に私が印象に残ったのが、以下2作品
まるで雀の恩返しのような「ダイヤモンド」と2人の女性の過去と現在が交差する「ムーンストーン」

小説のタイトルである「サファイア」は続編ともいえる「ガーネット」により完結するが、その作風もさることながら結末の救いに驚かされた。

短編らしからぬ趣を待った個性豊かな7つの物語で、改めて湊かなえさんの魅力に気付かされた。
読後感の穏やかで心温まる作品もいいが、この独特な刺激と余韻が癖になりそうな作家さんだなぁとしみじみ感じた。

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2023年08月03日

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湊かなえさんの短編集。

嫌な話もほんわかする話もハラハラする話もありますが、どれも面白かったです。

個人的には「猫目石」と「サファイア」が好きでした。

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2023年07月20日

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短編だけど様々な要素が入った濃密な作品といった印象。後味の悪いものも多いがそれも含めて満足です。
特にサファイアとガーネット。連作短編である2編であるが、サファイアの方は後味が悪いが、それを塗り替えてくれるガーネットと併せて読むととても救われた気分になる。それぞれが区切られた端へとなっているところもお気に入り。
ムーンストーンについては1短編の中に前半と後半を配置して、薄々展開がわかりつつも最後まで興味深く読ませていただいた。
しばらく読んでいなかったが、作者の他の作品を探してみたくなった。

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2023年04月01日

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湊かなえの短編集は初めて読んだ。
だが相変わらずスラスラと読め、「らしい」後味の悪さも感じつつとても面白かった。

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2023年01月31日

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イヤミスではないよと勧められた本。宝石にちなんだ、ちょっと不思議だったり、怖かったりする小ミステリー集だった。

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2023年01月29日

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ネタバレ

湊かなえ作品はたくさん読んできたが、今回初めて短編集を読んだ。
結論から言うと、とても面白く物語の世界に没入できた。宝石の名前が題名のそれにちなんだ作品がいくつかあったのだが、どれも面白かった。
個人的に強く印象に残った話は、「ムーンストーン」の語り手の交錯と、地続きになっていた「ガーネット」だ。
ニアミスとよく言われるが、上記の二つの話は、後味がよく、希望が感じられる閉じられ方をしていたと思う。
個人的に、スズメの恩返しのような話の主人公のおじさんは、スズメを救った以降の出来事は妄想でしかなく、ただのストーカーであったとみている。
湊かなえ作品は、女性の心情や狡猾さなどをリアルに描き出してくれるので読んでいてとても勉強になるのと同時に、大変興味深くいつも面白い。

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2023年01月19日

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短編集。題名は全て宝石の名前で作中に宝石が出てくる。スッキリしない話もあるが、どの話もサクサク読めておもしろかった。

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2023年04月20日

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宝石を題名に置いた7つの短編集。各作品、一人称の認知バイアスと心理的誤謬を招く叙述トリックを巧みに用いた湊かなえ節が光る。イヤミス結末の作品も面白いが、人の善い面に光をあてる「ムーンストーン」と「ガーネット」が個人的に好み。

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2025年12月03日

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ぞくっとするものから感動するものまでさまざまだが、結末は読者に委ねる形となっているものが多く考えさせられる内容となっている。
短編集は内容が浅いことが多く苦手だが、短時間で読者に要点を掴ませるまでが筆者の技量にかかっているなと改めて感じた。
突拍子もなく脈絡もなく状況説明が始まることもあるが、周りくどい説明調でないにも関わらず、掴みが良くすんなり落とし込めるものが多かった。流石は湊かなえだと驚嘆に値する。

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2025年11月06日

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怖いけれど面白かった。出来事の解釈は自分で決めていい。先月、訪問販売ですぐ契約してしまった。翌日クーリングオフしたが、商品そのものよりも営業の人に同情してしまったのだと思う。金銭的な被害はなかったけれど、個人情報を与えてしまった事を悔んでいる。疲れてメンタルが落ちている時は逃げるのも難しく、相手の言いなりになってしまう。こんな風に事件は起こっているのかなぁとぼんやり思った。おかげで今後、怪しい人からは全力で逃げられそうだ。

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2025年10月06日

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最初はなんだか何がホントかウソか、ファンタジー小説だと思って読んでたけど、後半になるにつれてやりきれない気持ちになった。短編集に慣れてないから、サファイアを読んだ時はここでほんとに終わるの?っめ気持ちにたまらなくさせる

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

【真珠】
いつまでも子ども用歯磨き粉に執着する哀れな女の話。また、物語が男性の一人称で語られているのに、主人公は女性の方なのがユニークで不思議な読書でした!

【ルビー】
読み進めるに従って、物語のピースが揃っていき、やがてカチッとハマる。
その大どんでん返しが面白かった!

【ダイヤモンド】
湊かなえにしては珍しいファンタジー小説で、女性に翻弄される哀れな男が描かれている。読みながら、この物語に出てくる人はみんなバカだと思った。それゆえ、すごく面白かった!

【猫目石】
一見すると仲の良い家族なのですが、それぞれに秘密を抱えており、それが近所の坂口さんを経て暴露されていくお話。
ご近所さんって怖い

【ムーンストーン】
読みながら、過去高校時代にイジメられていたことを思い出した。クラスから浮いて、陰口叩かれて…読むのがつらかった…私には小百合の様な救世主はいなかったから。あんな友達がいたらなぁとしんみり思った。

【サファイア】
人にねだることをしなかった女性が、初めてねだれる相手と出会った話。
途中までは素敵な純愛物語で、読みながらキュンキュンしていたのに、急に崖から突き落とされる。
さすが、湊かなえ。
幸福なままでは終わらない。

【ガーネット】
サファイアの続きが描かれており、イヤミスのその先にある光を感じた。
面白かった!

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2025年05月21日

Posted by ブクログ

何かを欲して手にする代わりに命を落とすという話がいくつかあり、イヤミスでもあるし死人も出ているのでなかなかの展開ではあるのだが、いまいち刺激が弱かった。
鶴の恩返しならぬ雀の恩返しという話のダイヤモンドは、終わり方がショートショートのようで好き。

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2025年05月16日

Posted by ブクログ

読後感はあまりよくないものが多かったけれど『サファイア』からの『ガーネット』は良かった。『ムーンストーン』も希望がもててよかった。他はちょっとザラっとした感じが残るけれど短編のバランスとしては楽しめたかな。どういうこと?っと読み返す自分はまだまだ著者の作品に慣れていないからだろうか…

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

不穏な空気がずっと流れていたのに意外と最後に救いがある話が多くてびっくりした。なんでこんなにずっと不穏な感じを出せるのか。

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2023年09月01日

Posted by ブクログ

それぞれの宝石が大きな意味を持つ、湊かなえさんの短編集。登場人物の心情にどんどん移入していき、読むのが止まらなかった。真相が掴めず、他の方の解釈を読んでようやく伏線に気づくのも一つの楽しみでした。

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2023年02月03日

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