湊かなえのレビュー一覧

  • 告白

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    ネタバレ

    登場人物それぞれの視点で物語が進んでいくからハラハラしながら時間を忘れて読んでしまった。
    直樹の母親と直樹の心情の違いが見ていてとても面白かった。髪が伸びることを生きている証としていた直樹、それを不潔の鎧としていた母親。そしてどこまでも噛み合わない親子。
    そしていつまでも母親に執着していた渡辺。それを見抜いて研究室を爆発させた森口。一体こんなラストを誰が予想できただろうとしばらく余韻に浸った。
    映画も見てみよう。

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    2026年05月04日
  • 未来

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    ネタバレ

    先日「52ヘルツのクジラたち」を読んで、負の連鎖の恐ろしさと、これが現実にあり得る話なのだということのリアルさを感じ、どうにももう少しいろんな角度からこういう負の連鎖の起きどころというか、実態というかを知ってみたいという気持ちになっていたところ、書店で「毒親」的なポップに引かれて手に取った。湊かなえの胸糞展開を久々に読みたいなー、みたいな気持ちもあった。

    人間の悪の部分を描くことのうまさ。それも、いわゆる悪役、という平べったいものではなくて、その人を形造った人、さらにその人を造った過去の出来事、というようにどうしようもなく連鎖し膨らみ上がってしまう悪が達筆に描かれている。さらに手紙、ドリーム

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    2026年05月04日
  • 告白

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    これを初見で読んだ時の衝撃は半端なかった。
    こんな異色なミステリー作品は初めてだったので復讐の全貌が明らかになっていくごとに鳥肌が止まらなかった
    途中でだれたかもしれないがそれを帳消しにするくらい圧巻の内容だった

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    2026年05月03日
  • 告白

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    湊かなえさんの作品は劣等感から生じた、歪んだ愛情と渇望を浮き彫りにしてくれる。
    狂気に満ちているのに共感性が高いことがすごく不思議で引き込まれる。

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    2026年05月03日
  • 暁星

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    宗教2世の子供達…。
    知らずにズブズブと沼にはまるように抜け出すことができなくなってしまう。

    私は無宗教ですが宗教全てが悪いものだとは思いたくない。それを信じて救われるならそれはそれで良いでしょう。
    でも、子供や家族を巻き込んではいけないと思う。
    この話しの子達は知らずに巻き込まれて利用されている。
    やっと巡り会えた同じ境遇の愛する人と一緒に生きることができない。
    こんな悲しいことがあるなんて。

    二人で過ごした時間はとても少ない。
    でも、お互いを思い合って生きていた。
    幸せの半分の多い方を相手に。
    不幸の半分の多い方は自分に…。
    こんなに愛し合っていたのにね。

    このような苦しみを持つ人々

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    2026年05月03日
  • 暁星

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    宗教団体との戦いと愛の物語。
    後半怒涛の展開で読むことを止められませんでした。 
    テーマの深さと散りばめられた伏線が面白かった。暁生がかっこよすぎます。

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    2026年05月03日
  • 暁星

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    ネタバレ

    宗教二世が起こした政治家殺人事件。
    某元首相の事件を彷彿させるが、「宗教二世」という点と「政治家」という点以外に共通点は見出せない。

    殺人犯となった永瀬暁、彼は嘘つきである!!
    かもしれない・・・
    と思いながら読んでほしい、初めて読む方には(笑)

    手記が7章に分けて書かれている。
    読み始めは勝手なイメージがあり、7章にたどり着くころには永瀬暁は全く違う印象となった。

    そして・・・私は目次で7章&終章でこの物語が終わる、とばかり思っていた。
    4章まで読んだところで、このまま7章まで行っても本の半分の厚さまでしか行かないことに気が付き、この本の設定を知った。
    私が「暁星」だと思ってい

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    2026年05月03日
  • 告白

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    10年前に一度読んで再読。ミステリーとしてしっかりしており、読む手が止まらず一気読み。改めて完成度の高い本だと感じた。

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    2026年05月03日
  • 暁星

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    むちゃくちゃ良かった。
    人生の中の1冊にしたいぐらい。

    あらすじを読んで、面白そうだな〜とは思ってたけど、帯や色んな人の紹介文を見て「愛の物語」っていうのが????と思って読み始めた。
    いやこのあらすじから愛の物語なります???みたいな。

    本当に愛の話だった、それも色んな形の愛だった。
    もっと幸せになれたのでは、と思う。
    もっと違う運命があれば…とか。
    このような話なのに、読後感が悪くないのはなぜなのか。(私はそうだったというだけかも)

    あと、文章の持つ力についても考えてしまう。
    私は本に救われたことがある人間なので、そういうところも刺さった一冊でした。

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    2026年05月02日
  • 暁星

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    久々によい本にあった。ずっしり、ああ、今読書しているな、感。
    私には信じているものやものすごくこだわりをもって生活をしているわけでもないけれど、これもひとつの愛だと、改めて気付かされました。

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    2026年05月02日
  • 告白

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    この本に出会わなければ読書の楽しさを知らない大人になっていたかもしれないし私がイヤミス大好き人間に育ってしまったのも元はと言えばこの本のせい。もう一度記憶を消して読みたい。

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    2026年05月02日
  • 母性(新潮文庫)

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    同じ出来事でも、誰の視点で見るかで意味が変わる。
    その残酷さを静かに突きつけてくる一冊。

    母に認められることに執着する母と
    その母に愛されるために自分を削る娘。

    「私は母の分身なんだから、違う感情を持つなんて許されない」
    その前提が少しずつすべてを歪ませていく。

    お互いへの思いは見事に食い違っていて、母目線は
    「私は愛情を注ぎ、娘を大切に育ててきました」
    「私がどれだけ娘に愛情を注いでいたか」
    と語るのに対し。娘視点では
    「母から殺したいほど憎まれる」
    「胸を切り裂かれそうな言葉を投げつけられる」と描かれる。

    心配をかけまいと涙をこらえる娘の顔は
    母には“愛想のない仏頂面”に映る。

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    2026年05月02日
  • 告白

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    ネタバレ

    面白かった。
    娘を殺した犯人を探っていく物語かと思えば、犯人は序盤ですぐに分かってしまう。
    その後視点を変えて語られる物語は当初抱いていた人物像をひっくり返されることが何度もあった。
    そしてクライマックスで担任は2人に復讐を遂げたというのが、爽快というかモヤモヤというか…
    最初から最後までページをめくる手が止まらず、イヤミスの女王たるやを理解した。

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    2026年05月01日
  • Nのために

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    湊かなえは世界が5D位に見えているのではないかと毎度思わさせられる作品。

    同じ出来事を、仕草、表情を、人にによっては全く違う解釈があって、それぞれの立場から話を聞くと全く別の出来事が起こっていたかのように思わさせる、不思議な二重構造みたいなのをつくる天才。

    作者の頭の中が見てみたい。
    人は自分が経験したこと以上のものを生み出すことは出来ないと、私は思っているので湊かなえがこんなにも人の解釈や立場、感情の引き出しがあることにいつも驚かされる。
    作者本人ならどの立場の解釈なのか?と思うし、
    全く別の解釈をする人がいることを理解することは簡単だけれど、さらにどんな解釈をするのかまではなかなか想像

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    2026年05月01日
  • 暁星

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    静かな空気の中に人の心の闇や後悔がじわじわ浮かび上がり、読後まで余韻が残る作品だった。
    登場人物それぞれの弱さや孤独がリアルで、誰かを理解する難しさと優しさの大切さを考えさせられる。
    派手な展開ではないのに、少しずつ胸を締め付けられる感覚が印象的だった。

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    2026年04月30日
  • 暁星

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    ノンフィクションの手記とフィクションが交差する二部構成が印象的な作品。現実と物語が重なることで、ひとつの出来事の見え方が大きく変わっていく構成に引き込まれた。

    湊かなえ先生らしい張り巡らされた伏線と、読後に残る重たい余韻もさすがだと思う。

    「ただ星を守りたかっただけ」
    読後にこの言葉が重くのしかかる。

    宗教二世の家族を軸に、“救われたい”という気持ちが連鎖するように不幸を生んでいく流れはやるせなく、多くの人が感じているように苦しさの残る物語だった。

    読み終えたあと、心に残る“明星”の光は、希望というよりも、消えきらない祈りのように静かに残る。

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    2026年04月30日
  • 告白

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    独特な始まりだが、読み進める度にどんどん物語の沼にはまり、続きが気になって、ページをめくる手が止まりませんでした。
    登場人物一人一人が、それぞれに痛みや劣等感を抱えていたり、狂気的な考えや感性を持っていたりと、考えさせられる場面が多かった。
    さすが湊かなえ先生、と感じさせられる1冊でした。
    自分が森口先生だったらどうするだろう、、と思わず考えずにはいられませんでした。。

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    2026年04月30日
  • 告白

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    オーディブルで聴了。
    一つの事象なのに感じ方が違う、それが絡まって交わった時に生まれる狂気の話。子供に対する接し方を考えてしまった。

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    2026年04月29日
  • 人間標本

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    友達に紹介されてどハマり。
    狂気っていろんな形がある、内面的なものもあれば外に向けるものもある。本読むのは遅い方だけどこれは一瞬で終わった。

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    2026年04月29日
  • 暁星

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    ネタバレ

    手記パートを読んでるときはよく眠くなって読み進めるのに時間がかかったけど、小説パートになってから一瞬で読み終わった。手記をうとうとしながら読んでた自分にゲンコツしたい。

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    2026年04月29日