湊かなえのレビュー一覧

  • 暁星

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    いつものことながら、良い意味で「思っていたのと展開が違う!」という見事などんでん返しというか、そっちか!という感じでした。
    ​最も心に残っているのは、シュークリームを2人で半分こしたシーンです。悲しく切ないストーリーの中で、あの瞬間だけはあまりに幸せで、暁の優しさも星子の思いやりも、すべてが凝縮されていたように思います。
    ​過酷な運命を描いた作品でありながら、読み手として嫌な『怒り』ばかりが募るわけでもなく、しっかりと最後まで読み進めることができました。それはきっと、物語のどこかにほんの少しの救いや希望が感じられたからなのではと思っています。どんなに闇の深い人間ドラマであっても、そこにかすかな

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    2026年07月27日
  • 暁星

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    ネタバレ

    宗教二世として育った暁と星賀の密度の濃いお互いへの気持ちがテーマだったと思う

    暁は、何かを分ける時に、きれいな半分ではなく、星賀や弟の輝生に少し多めに分けてしまい、それを半分だと心の底から信じている。
    普通であれば良い人、と捉えられるのだが、搾取されて自分を犠牲にすることがデフォルト設定にされているようで気持ちが重くなる。 
    そして、その人間性が垣間見えるたびに、新興宗教や境遇に搾取されてしまったものが浮かび上がるようで、苦しくなる。
    暁の自分よりも相手を思える気持ちが最後まで、どうしても報われなくて、ただひたすらに苦しい方向に人を愛してしまうことに辛くなった。

    それでも、「ただ、星を守り

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    2026年07月27日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    標本の作り方を残したレポートを読み解いていくスタイル。気持ち悪さやグロさもありつつ、犯人はこの人か。いや、お前だったのか!え?こっちの人?な展開で気持ちよく振り回された。

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    2026年07月26日
  • 贖罪

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    たった一つの殺人事件をきっかけに、関わった人たちの人生が少しずつ、そして確実に狂い始める。

    「なぜこの事件は起きたのか」
    「負の連鎖はどこから始まっていたのか」

    その答えは、最後のページまでたどり着いて初めて見えてきます。

    読み進めるほどに胸が苦しくなり、「しんどい」と感じる場面もありましたが、それでもページをめくる手が止まりませんでした。
    タイトルの意味を改めて考えさせられる、読み応えのある一冊です。

    ちなみに「贖罪(しょくざい)」とは、善行を積んだり、償いを行ったりすることで、自らの罪や過失を償うこと。
    この意味を知ると、タイトルの重みがより深く心に響きました。

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    2026年07月26日
  • 告白

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    一気に読めた。映画制作にあたっての話も巻末についていて、映画も観たくなった。松たか子が1人で淡々と話す様子、絶対最高でしょ。

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    2026年07月26日
  • 告白

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    ネタバレ

    だれが善で悪なのか区切れないよ私には泣
    これは若気の至り程度で収まりきれるものなのかな??
    子供の意思を尊重してあげられなかった事、少しでも理解を示そうとしなかったことが全ての要因かなあ
    母親の愛情を受け取れなかったというだけでこんなにも婉曲してしまう子供ってやっぱり怖すぎる
    主犯たちの深淵にあるものは母親からの愛情の欲求・強い承認欲求だからこうなってしまったのも母親に責任があるんだと思う。だから私は先生が最後に言った言葉は真実だと思ったよ
    修哉はただただ他人に期待しすぎてるところがあったり色々と不器用だけど、周りがちゃんとしていればこうはならなかったと思うから可哀想
    自分の才能を活かせるとこ

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    2026年07月26日
  • 暁星

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    ネタバレ

    暁星、、どんな話だ?龍が表紙だから龍にまつわる話なのか?と前情報一切なしで読み始めた。

    まず物語の抜粋から始まり手記へ移る。
    正直手記は頭の中に「?」が浮かぶところも多く、父親の死や母親が戻ってきた際の怒りや悲しみに心は揺さぶられながらもあまりのめり込んではいなかった。

    しかし後半よ。たまげた。
    新たな登場人物と手記の書き手に似た名前の人物との物語。終盤に進むにつれてどんどん前半との繋がりが緻密になり、最後の最後で一体化した。

    人生で本をすぐ2周したのは初めてかもしれない。
    1周目何気なく読んでいたあの手記をもう一度読み、また後半の物語との繋がりを何個も見つける。
    全てを知った後にする伏

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    2026年07月26日
  • 暁星

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    宗教団体と国会議員との癒着。現実でも起こっているのではないかと思われるような強者が弱者から搾取される仕組み。そのような組織に翻弄される暁と星賀の目線から話が展開されます。フィクションとノンフィクションの2作に分けて、嘘と真実を織り交ぜる展開が見事です。(話を確認するため途中で何度か読み返してました笑)星賀の一途な想いに心打たれました。

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    2026年07月25日
  • 暁星

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    最初から最後までずっと苦しかった。最初はただ復讐のことを書いている本なんだと思って読んでたけど途中から始まる金星を読み進めていくうちににふたつの物語が繋がっていってでも最後まで暁が1人で全て背負って殺してしまうっていうのがこれは父の敵討ちでも宗教への恨みでもなくただ星を守りたかっただけっていうのが読み終わってから理解できた。もっと自分は今思ってることをはっきり言語化したいけど言葉にできないくらいの感情。読み終わってからこれが安倍元総理が殺害された事件に基づい書かれている作品だと知ってこんなふうに別の登場人物に置き換えて新たな物語を作るのが素晴らしいと思った。

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    2026年07月25日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    皆で万佑子を必死になって探すシーンがハラハラで、母親が万佑子を探すために結衣子を利用する所が本当に見てられなかった
    両親はもちろん、遥や万佑子のことは理解できない。
    ただただ結衣子が可哀想というか救われなかった。
    後味は悪い、イヤミス

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    2026年07月25日
  • 暁星

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    安倍元総理と山上さんの事件が題材なのは知らなかったけどすぐに分かるくらいだったのに、全く異なるストーリー。ここまで話を膨らまし広げられる湊かなえさんの腕が凄すぎる。

    ただ悲しく重く誰も救われない事件が、別のストーリーが重なった時に悲しくも切なく美しい物語に変わる。

    恥ずかしながら湊かなえさんの本は初めてだったが、ハマるきっかけになる予感

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    2026年07月24日
  • Nのために

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    ネタバレ

    最後の1文のタイトル回収が気持ちよすぎて唸ってしまった。
    希美に感情移入して読んでたから過去のトラウマ話結構キツかった。大人の勝手に振り回される子供を見るのは辛い。

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    2026年07月24日
  • 暁星

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    ネタバレ

    すごく良かった。本当に良かった。
    涙が止まらなかった。
    切なくて愛しくて優しい世界がそこにはあった。

    ずっと暁の境遇が辛くてしんどかったけど、
    そこに金星の光があったことが、最後の行動が呪いではなく救済であったことが、本当に素晴らしかった。

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    2026年07月24日
  • 暁星

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    ネタバレ

    余韻が凄い。一気読みしてしまったんだけど、呆然としちゃって、感想をすぐにまとめられなかったしまとめたくなかった。言語化するのも大事にしてるんだけど、読後の満足度と切なさと面白さの海にしばらく浮かんでいた。

    暁の手記を終章までいって、「金星を読んだあとをおすすめします」を見た瞬間にうわ〜!!おもしろ!!と思わず声が出てた。早く先が読みたくてたまらなくなった。それだけ期待値が高まった状態でも、なんと引き込まれることか。

    フィクションとノンフィクションの交わっていく感じが、本当に絶妙だなと。

    「俺はただ、星を守りたかっただけ。」この一文を読むだけでこんな胸が締め付けられるとは。
    しっかり金星を

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    2026年07月23日
  • リバース

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    劣等感やプライドの塊である主人公の気持ちに少し共感できるのがちょっと嫌だなぁと思いながら読んでいた。
    最後はびっくり。でも原因はやっぱり飲酒運転では?と思う。

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    2026年07月23日
  • 暁星

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    さすが湊かなえさん。本当に良かった!
    切なくて悲しくて苦しくて、でもお互いを想い合う気持ちさえあれば生きていけるんじゃないかと思わせてくれる、そんな描写だった。
    本当に素晴らしい作品だと思う。

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    2026年07月23日
  • 暁星

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    ある式典で文科大臣が登壇中に男に刺殺された。逮捕された男は手記で宗教二世の苦悩、恨みを告白。そしてある作家はこの事について小説を描く。

    双方の視点からの事件までの経緯。それが絡まる時、気持ちがいい。
    これは問題提起を投げかけた小説…過激

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    2026年07月22日
  • 花の鎖

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    最初は3人それぞれの話だと思いながら読み進めていくと、後にこの3人の関係が見えてきて途中でもう一度最初から読みたいという衝動に駆られました!

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    2026年07月22日
  • Nのために

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    本当はドラマを見ようと思ったが、見ようと思った当時サブスクに無かったため原作読んでみよう!となり読んだ。
    おもしろかった〜、事実がどんどん塗り替えられて事件の全容と登場人物の心情がどんどん露わになっていき読む手が止まらなかった
    今アマプラでドラマが配信されてて最初の1話だけ見たけど、小説最初読んで良かったとおもった

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    2026年07月22日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    今まで読んだ湊かなえ作品の中で一番好きです!!!
    半分読み終えたくらいから、片手に文庫本、片手にペン持って、家系図書きながら読んだ。(途中でこんがらがって辞めた)
    最後の最後にキレイにまとめてくれて、読後に「スゴい」とつぶやいてしまった作品。

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    2026年07月22日