湊かなえのレビュー一覧

  • 暁星

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    前半の暁闇を読んでいる時は淡々と読むって感じでしたが、後半の金星を読んでいると、前半と同じ出来事のはずなのに全く違う出来事のようで、’あれはノンフィクションで、これはフィクションのはずなのに…ん?どこからがフィクションで、どこまでがノンフィクションなんだろう’ってわからなくなる感覚がおもしろいのと、早く暁闇との繋がりというか全容を知りたくて、どんどん読み進められました。

    事の一端を見て全てを知ったような気になるのは、普段もちろんあるけれど、見聞きしたこと=事実ではなく、自分の勝手な解釈で物事や出来事を決めつけないことが大事だと思いました。

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    2026年02月23日
  • 暁星

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    安倍元首相の事件があったうえで、
    「理不尽な闇にメスを入れたいなら、自分と同じ悲劇を絶望を味わう人を減らしたいなら、大切な人を守りたいなら、
    その手段は暴力や自殺であるべきでない。言葉、文章、物語であるべきだ。私ならできる、こうやるのよ」って湊かなえに言われたと感じた。
    山上被告がこの本を読んだら何を思うのだろうか。

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    2026年02月22日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    今までに無い本のあり方だと思う。
    記者目線で話が進むだけあって、本の後ろ側にはSNSの様子と記事がまとめられてるから是非それも読みながら読み進めていって欲しい。
    湊かなえさんならではの裏切りが最後に書かれてるけど、事件の真相は全部普通の文章ではなく記事から知るところも素敵

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    2026年02月22日
  • 暁星

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    ネタバレ

    私は宗教が嫌いです。
    正確には、宗教を押し付けてくる方が苦手です。
    信仰は自由なのではないですか?と問うても、その方には伝わりません。

    具体的には、私の子どもが産まれたときに付けようとしていた名前があったのですが、親戚がある宗教で占ってもらったところ、「画数が良くなく、病弱の相が出てる」とのことでした。(これは実話です)

    インチキ占い師!と思いました。インチキ占い師は、不幸なことばかり占うそうです。もしその名前にしたら、「ほらやっぱりね」その名前以外を付けて万が一病弱だったとしても「あの時の名前にしていたら、もっとひどかったかもね」などとなるのではないでしょうか。不幸なことばかり占っていれ

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    2026年02月22日
  • 暁星

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    あの事件以来、どうしても他人事とは思えない宗教二世の問題を、とんでもないクオリティで小説に昇華できる湊かなえ先生、やっぱり凄い。
    過ちを犯した人に寄り添いつつ、人間の本質や物事の真相に迫る物語に、時折息をするのも苦しくなるほどのめり込んでしまった。圧巻の描写、何度読んでも感動する構成、、お見事すぎる。
    間違いなくあと一週間は引きずりそうです。

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    2026年02月22日
  • 人間標本

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    非常に美しい作品だった。ストーリーが綺麗な作品、展開が面白い作品、それぞれどこかに秀でた作品はたくさんあるが、今回はそのどれをとっても秀でていると感じる作品だった。おそらく別の人の感想もストーリーだったりミステリーだったり表現だったりと、高評価はさることながらその評価する点は様々なのかなと想像する。読書初心者にも玄人にも一度読んでみたら?と素直に推せる作品だった。

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    2026年02月22日
  • リバース

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    ネタバレ

    思っていより衝撃の展開ではないな…?と思っていたら、最後のどんでん返しで鳥肌立った。さすがイヤミスの女王、湊かなえ…。これからお蕎麦と蜂蜜食べる時、ドキッとしそう。

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    2026年02月22日
  • 人間標本

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    あまりにもおぞましすぎて、途中で読むのを止めようかと思ったのは初めて。どうしてそうなったのかが気になって途中休憩を挟みながらも完読。

    真実だと思ったのものが何度も覆されてその度に驚愕していたのだけれども、最後の最後まで結局物語の起点、要因となったのは誰なのか、何なのかがはっきりとはしなくて、永遠に誰のせいなのかという気持ちになる。

    モンシロチョウくらいしか蝶の種類を知らなかったのだが、さまざまな特色を持つ蝶が描かれていて、写真を見なくても簡単に想像できた。

    かなり絶望的な物語だと感じた。
    最後に救われるかどうなのかと聞かれたら、かなり悩む。全ての登場人物は救われないが、ある1人は救われた

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    2026年02月22日
  • 暁星

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    話題になっていたので、読み始めて作者の「イヤミスの女王」という異名をふと思い出す。またもやもやして終わるのか?
    読み進めて「金星」に入る頃には、そんなことも忘れ物語にのめり込んだ。それぞれの視点からの物語が切ない。
    主人公2人にはいつか一緒に星空を見る穏やかな時間が来ると信じたい。

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    2026年02月22日
  • 暁星

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    文部科学大臣が全国高校生総合文化祭での登壇中舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する。
    この本を手にした誰もが現実の事件が必ず頭に浮かぶ。フィクションなのかノンフィクションなのか。少し不安になりつつも読み進めるにつれ現実の事件は頭を離れ物語の中に潜り込む。物語に没頭しているとまた不意にフィクションとノンフィクションのの境界線があやふやになった。
    湊さんは他の作品でも母娘の複雑な関係を扱っていたりもするがこちらもなかなかだ。新興宗教の信者、そして宗教2世。
    2世と2世
    「ただ、星を守りたかっただけ――」
    決して報われなくとも心に灯る金星は常にあたたかくあってほしいと切に願う。
    また読み返した

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    2026年02月22日
  • 暁星

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    ネタバレ

    暁。暁生。星。暁星。金星。愛光協会。清水。ペーパーナイフ。右耳。金谷灯里。手記と物語。二人の出会い。星賀。愛。

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    2026年02月22日
  • 暁星

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    ネタバレ

    これは…容疑者xの献身に匹敵する…

    暁と星子が幸せになれないことがつらい。
    ただ互いを想っていたという。

    前半の終章、再度読み直して「献身」やん、て思った。
    (正確には少し意味合いが違うかもせれんけど)

    いや、ほんとにユーチューバーが言っていたとおり、構成がよい。
    ここ最近読んだ中で、1番よかったし、胸が締め付けられた。

    熟柿もメガチャーチもまだ読んでないけど、
    今時点なら本屋大賞ですわ。

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    2026年02月22日
  • 人間標本

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    ただの猟奇的な人の話かー、、と思ったら、とんでもない。
    蝶の種類の話がこんな連鎖の話に繋がるとは、びっくり、衝撃。
    とても面白かった。

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    2026年02月22日
  • 暁星

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    評判通り素晴らしかった!
    本屋大賞ノミネートも納得です!

    湊かなえさん作品4作目ですが、一番好みでした。
    読後、帯の言葉を噛み締めて、ほろりと涙が。

    社会的に大きな渦を巻き起こした事件。人々は固唾を飲んで、連日のニュースを見守っていた。
    そんな事件を自分なりに解釈し、この様な人の心を動かす作品に昇華できる作者に脱帽です。

    湊かなえさんは、読んでいて胸が苦しくなるような母娘関係の描写がとてもお上手で、今回も2人目の主人公の生い立ちに心を痛め、必死に生きる姿を心から応援した。

    罪を犯すということ。罪を犯してでも成し遂げたかったこと。家庭という閉鎖された社会から逃れられないこと。
    どうか、主

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    2026年02月21日
  • カケラ

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    ネタバレ

    それぞれの視点で話すので、登場人物の印象が変わっていき面白かった。
    本編では主人公に否定的な声が多かったけれど、それはその人から見た人物像で、主人公は悪い人ではないのだろうと思う。天然で気に障る言動をすることがあるだけで。
    八重子と有羽や、星夜と有羽、主人公と堀口(父)など、互いを思い合っていたのにカケラがぴったりはまれなかったのが切ない。両思いってだけで上手くいかないのはリアルなのかも。

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    2026年02月21日
  • 贖罪

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    4名の告白、殺された少女の母親それぞれの独白、関連する人の死、全てが一つの殺人から。。複雑ながら関係性も上手く描かれている。すごい。

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    2026年02月21日
  • 落日

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    ネタバレ

    振り返ると事件としてはシンプル。
    家族の中で黙殺されていた兄が、妹の企みにより大切な人が命を落としたと知り、衝動的に妹を刺し殺した。
    そしてクリスマスケーキの蝋燭の火が全てを焼き去った。という事件。

    早い段階で真尋の姉の死因や、リキトの存在が解明されていたとしても、線は繋がるけど着地点はそこではない。

    父の死の真相に触れる香や、父と共に姉の墓参りに出向く真尋の描写が鮮明に描かれている。

    それぞれの点が結びついていく様が、フィクションながらに現実味を帯びて感じられるのが作者の真髄のように感じられた。

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    2026年02月21日
  • 暁星

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    2026年本屋大賞ノミネート、湊かなえさんの『暁星』を読みました。

    「イヤミスの女王」の異名を持つ著者ですが、今作は毒気の中に、祈りのような切なさが混じり合っています。

    特に印象的だったのは、宗教2世という重いテーマを通じて描かれる「信じることの正体」。

    人は、答えのない不安に耐えきれなくなったとき、何かを「絶対にある」と決めてしまいたくなる。でも、その「決めつけ」が自分や誰かを縛る呪いになってしまうこともある。

    「グレーゾーンを広げる」
    恩師の言葉を思い出しながら、不確かな世界をそのまま受け入れる勇気について考えさせられました。

    必死に何かを信じなくても、二人の間に流れていた愛。読

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    2026年02月21日
  • 暁星

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    ネタバレ

    すっごい読み返しながら読んだ。フィクションの中にノンフィクションとフィクションがあって、それがまず面白い。
    内容もじーんとだんだんあったかくなるような感じ。余韻がすごい。
    暁星てえてえ

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    2026年02月21日
  • 告白

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    ネタバレ

    初の湊かなえ作品。第1章の担任の独白の時点で既に引き込まれた。マザコンクソガキの敗北エンドなのがスカッとジャパン(拍手)

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    2026年02月21日