湊かなえのレビュー一覧

  • 告白

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    最高だった、復讐の鮮やかさがえげつない
    誰かより劣っているだとか一緒にされたくないとか、そういう誰でもある1面が全面に出てた。それを理由に殺人を肯定しない作品

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    2026年03月22日
  • 告白

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    ネタバレ

    1.聖職者
    ・先生のセリフが地の文で書かれている→先生の回想の中の人物の会話を鉤括弧で書かれている。回想場面に有効
    ・先生としての私と一児の母という私の中での葛藤。警察に突き出す↔︎HIVに感染させる。「先生」は生徒のためにいまさら警察に蒸し返すことをしないと言ったが、それは本当か?どちらが重いのか?
    ・現代の少年法の脆弱性

    2.殉教者
    ・そのクラスにいた生徒視点の回想。Aくん、Bくん→具体的な名前へ。A、Bとしたのは少年法の匿名性への揶揄?
    ・先生からの目線と生徒からの目線の比較
    ・クラスにカーストのような空気が出始める→それを楽しみだす生徒たち。今までの学級小説と何が違うのか→弾圧されて

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    2026年03月22日
  • 暁星

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    ネタバレ

    父の仇討ちをしたかったのではない。

    ──俺はただ、星を守りたかっただけ。
     
     
    2026年本屋大賞ノミネート作であり、近年『旧統一教会問題』や山上徹也氏の事件もあった為、刊行当時から話題となっていた本作。
    僕自身もずっと気になってた作品でしたが、やっと読む事ができました。

    本作は前編と後編の二部構成。前編は永瀬暁による手記=暁闇(ノンフィクション)で、後編は作家・金谷灯里による小説=金星(フィクション)という設定で進んでいくが、後編の『金星』で描かれているのは『作家・金谷灯里』としてではなく『金谷灯里=星子』としての視点で描かれた半生だったように思う。

    物語を一度読み終え、本作にあった

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    2026年03月22日
  • 母性(新潮文庫)

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    再読。
    湊かなえといえば、告白ではなく母性。と言いたいくらい引き込まれる作品。

    一口にこれを毒親だとか、愛の歪みだと言うとモヤモヤしてしまう感情を、「女には2種類ある。母と娘だ。」という言葉が腑に落とさせてくれ、この作品の解像度が上がった気がする。

    映画もとても良いから、絶対に見比べてみてほしい。

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    2026年03月22日
  • 暁星

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    ネタバレ

    手記「晩闇」と小説「金星」の順番で物語が進行していく。晩闇はリアルタイムで事件が起こる様子を手記形式で取り上げているもの。手記の反応や父の小説、母のスピーチの原稿など第三者目線で淡々と進められていく。
    「金星」は真逆の雰囲気で、まさかの暁と星賀との哀しい恋愛小説になり非常にびっくりした。同じ宗教二世という切っても切れない共通項が引き起こす事件だったのだともう一度読み返したくなる作品だった。
    「晩闇」には星賀のことは一切書かれていないが少しだけ匂わせている描写があり、そこも素敵だなと思った。

    最後星子よりと書かれていたが星子ってどういうことー!?となってしまった。

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    2026年03月21日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    最初はふーんって感じだったけど、後半から期待通りの面白さに変わり、最後の方は想像とは違った面白さだった。
    史朗は蝶の世界に行けずに、ヒトとして過去を後悔しながら死を待つんだろうな...辛い。
    至、優しい子どもだったのになあ。優しさ故に決断してしまったのが悲しい。打ち明けていれば史朗の心情はマシだったかも...。
    そうなる希望は見えないが、史朗は報われてほしい。
    少年達の標本のイラストとか写真が見たかった。

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    2026年03月21日
  • 告白

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    えげつない。どうやったらこんな小説書けるんだよという感じ。数年前に映画を観てるはずなんだけど、ここまでの衝撃は無かった気がする。

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    2026年03月21日
  • リバース

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    ネタバレ

    ラスト2ページが衝撃すぎて…えっ…すっご………っと声出た。
    湊かなえはあまり好みでない気がして読んでこなかった。イヤミスの女王と聞いて、後味悪いのかな?と思いきや、ラストで怒涛の伏線回収、古川を通して深瀬の心情や、沢山の広沢の友人知人から広沢の話を聞くことで広沢がどんな人間で何を考えていたか、段々と明るみになってきてからは涙が止まらなかった。が、感動のハッピーエンドで終わらないのがイヤミスの女王と呼ばれる所以なのか??ラストの衝撃はすごかった……どんでん返しをさらにどんでん返ししてくる。おもしろすぎた………余韻がすごい。

    深瀬と古川の心理描写はとても興味深く読んだ。自分自身も中高で地味なグル

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    2026年03月21日
  • 暁星

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     ある宗教団体の信者の子、二人が交錯する物語。

     宗教の名のもとにここまでやられたら…

     前半、後半で主人公が分かれ、同じ物語が別視点で語られる。

     長編だがそれをまとめ切り、語りつくす。これが筆力というものか。

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    2026年03月21日
  • 暁星

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    読み終わった時、鳥肌が立ちました。
    これ、絶対、映像化されますよね?
    ずっとずっと、頭の中に物語が映像で流れていました。宗教的なものって、ちょっと苦手意識があるのですが、想像以上にハマってしまいました。映像化、待ってます。

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    2026年03月21日
  • 告白

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    今さらながら初めて湊かなえさんの作品を読みました。ページを捲る手が止まらないとはまさにこのこと。続きが気になりすぎてほぼ1日で読み終わりました。
    自分にとってはミステリーというよりもホラーを読んでる感覚で、凄く面白くもあり怖かった。何の救いもなさそうなラストも良き。

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    2026年03月21日
  • 暁星

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    物語・文章の進み方がどれも初めての感じ。

    ダークな始まりから後々意味がどんどん深まってきて。

    ちょっと似た名前があって読みにくさはある。

    闇深いこういう団体はいたりするんだろう。
    親から子までつらい描写も多かった。

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    2026年03月21日
  • 暁星

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    最高に面白かった。
    湊かなえ先生の他の作品も読みたくなった。
    本屋大賞ノミネート作品はこれで4作目を読み終わった。
    全部は無理でも今持ってるぶんは読み終われるかも?

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    2026年03月21日
  • 暁星

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    ネタバレ

    個人的に思う湊かなえのすごさは、物語の構成力だと思う。事件を起こした主人公の手記と、それに呼応するように描かれる小説。
    後半の小説で初めて明かされる暁の言動、行動の一つひとつがとても優しい。
    その優しさが、本人の手記ではなくもう一人の片割れのような人物が描く小説から初めて読み取れるという構成が、湊かなえ自身が暁に優しく語りかけ抱きしめているような感覚で涙が止まらなかった。

    そして、日本国内の誰もが知っている某宗教団体の事件を彷彿とさせ、現実世界の大きな問題にも目を向けさせるような内容。
    小説の世界から現実に戻ってくるような感覚ではなく、物語を読んだ後に抱いた感情がそのまま心に残り続けている。

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    2026年03月21日
  • 未来

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    ネタバレ

    まぁ地獄。地獄しんど面白い。子供たちを取り巻く貧困や家庭内での問題がテーマで、未来を切り拓くために彼女達は残酷な選択をする。作者のあとがきにもあったように、こういったことは世界のどこかで起きているのではなく、すぐ自分の近くの現実でも起きてきて、今この瞬間にも苦しんでいる子どもがいるのかもしれない。そういったことを考えさせられる。未来の自分と名乗る者から手紙が来る…そんなワクワクするような導入からこんなに重いテーマになるとは流石です…。まだ湊かなえ作品の中でもかなり重い部類なのではないでしょうか。章子、ありさ、真珠(文乃)、篠宮先生今後のみんなに幸あれ…篠宮先生はハッピーエンドかな?「ママ」こと

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    2026年03月21日
  • 暁星

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    すべて愛なのだ。しかし、愛と正義は同じベクトルを持つとは限らない。ただ星を守りたかっただけ。みんなそれぞれに、それぞれの星を守りたかっただけ。
    愛光教会その下部団体を含めて、どこまで蔓延っているのだろう。逃げられない、どこにでもいて、どこまでも追ってきて怖い。
    手記とフィクションの2部構成で、フィクションは宗教2世として同じ体験を持つ者どうし、温かい気持ちになれる時間もあってよかった。
    ラスト3行は、ページを遡って確認した。軽い衝撃で感情が溢れたが、一度読んだだけでは理解が足りてなくて、これは丁寧にゆっくり再読しないといけないと思った。ただ、最後は「暁星」が見えたのではないだろうか。

    初、湊

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    2026年03月21日
  • 告白

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    ネタバレ

    冒頭、担任の森口の1人語りがしばらく続く。生徒2人が森口の4歳の娘を殺害した。修哉が発明した電流の流れる財布で感電させられ、その後意識を取り戻したが直樹によって冬のプールに沈められて亡くなった。その復讐のために、森口は犯人2人の飲んだ牛乳に、HIV感染者である夫の血液を混入させたと告白し、冒頭の語りのシーンが終わる。話の途中、たまに意味のわからない部分があるが、物語が進むにつれて回収されていく。

    直樹は、HIVを家族に移さないようにと異常なまでの潔癖症になり、次第に精神を病んでゆく。直樹の母親は、自分にとって都合の良い解釈しかせず、息子の侵した罪からも目を背こうとする。直樹は母親から見放され

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    2026年03月20日
  • 人間標本

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    ネタバレ


    綺麗で、怖い。
    そして、おそらく多くの人は絶望を強く感じるだろう。
    私はその中でも「綺麗」という感覚が一貫して残った。

    なぜこれほどまでに残酷なものを、美しく描けるのか。

    一つは蝶や、人間標本の作品一つ一つの描写だろう。作品の背景、つまりは標本になった男の子たちの背景 が作品として表されている事もそうだ。

    そしてそれとは別にもう一つ、登場人物一人ひとりの思考や行動が、道徳的には逸脱しているにもかかわらず、それぞれの内側では一貫した合理性と整合性を持っている。それも綺麗と感じた。

    この物語における「人間標本」とは、単なる観察対象ではない。
    それは権威と才能の象徴であり、それに対する羨望

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    2026年03月20日
  • 暁星

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    私もあの事件のことを思い出した。
    前半はあまりに重苦しく、実際の事件も思い出され、読むのがしんどかった。
    だが後半は同じように苦しい話ではあるのに、夢中で一気に読んだ。
    久しぶりに本を読んで涙がこぼれた。

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    2026年03月20日
  • リバース

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    ネタバレ

    とても面白かった。特に最後の1ページで全身に鳥肌が立った。本を読み始めたのは最近のことではあるが、今のところ一番面白い作品だと思う。同著者の「告白」は映画でしか見たことがないがとても好きな作品だったので、著者で作品を選びたくなる気持ちが分かって嬉しくなった。

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    2026年03月20日