湊かなえのレビュー一覧

  • 夜行観覧車

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    ・土地に狂わされた(あるいは狂わされたと思っている)人たちの話
    ・彩花の描写を読んでいると、タワマン文学のキャラ造形(特に麻布競馬場の)には湊かなえイズムが流れているように思う
    ・ピエロ的な立ち回りをする小島サトコを筆頭に、単一の価値観では一概に善悪を判断できないというか……その複雑さゆえに対立が生まれているんだろうけど、二項対立で生まれる分断とは毛色が違うとはっきり感じた。単純な対立の方が意外にも解決の糸口がないというか。

    個人的な感想としては、彩花の暴力描写になるたびに胸がひゅっとした。腹が立って死にそうなときに思いきっきり物を投げれたら、と思ったことがあるけど、それを実行している人を見

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    2025年11月29日
  • 高校入試

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    イヤミスの女王によるイヤミス小説を読んでイヤな気持ちになるのは、全くもって誉められたことである。はず。

    うわぁ、感じ悪い自分さえ良ければ教師。
    自分の子供可愛さのあまり完全自己中のモンスターペアレンツ。
    自分の向き合うべき方向性が間違っている生徒。

    いやぁ、実社会もこんなんだろうか?
    おそろしや。
    もしかしたらもっとなのかな?

    でも、意外や、意外な結末で、
    終わったらなんだかちょっと気持ちいい。

    とはいえ、すぐに同じ作家のものは手に取れないくらいにはヤられたのだが。

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    2025年11月29日
  • 高校入試

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    『入試をぶっつぶす』
    進学校の高校入試に焦点を当てた作品。
    教師、生徒、OBと登場人物が沢山出てくるが、読みやすくてスラスラ進めることが出来た。
    学校で起こるトラブルがネット掲示板にライブ中継される。
    怪しい人が多すぎて誰が犯人なのか推理する楽しみも。

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    2025年11月25日
  • ユートピア

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    ネタバレ

    地方女性として地方の閉塞感がよくわかる 楽しく読んでいたら突然◯◯なことがあって急展開するの繰り返し。
    健吾は結局火事が起きなかったら子供らをどうするつもりだっのかな。菜々子がそんな健吾を自分をここから連れ出してくれるという存在と思ってしまうことにもぶっ飛び。みんな自分のことしか考えていないというのがよくわかる

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    2025年11月15日
  • 湊かなえのことば結び(下)

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    上巻に引続き楽しく読めた

    作家さんにかかわる機会がないのでこんなにサイン会とか海外フェアとかお忙しいことにもびっくりした
    たくさん出版する人っていつ書いているんだろうって思う

    人のおすすめの本読むの好きなんだけど、
    作家さんのおすすめの本きけるなんて最高

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    2025年11月14日
  • カケラ

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    面白かったです。
    外見からその人の背景や環境を想像できても本当のことはわからないし、何が良くて何が悪いのか、現在に至るまでの原因がいつの何なのか、向き合うというのは難しいなと思いました。

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    2025年11月10日
  • 落日

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    おもしろかった。湊かなえさんがこういう作風も得意なのは知らなかった。
    複数人の思いと事象がすれすれで交錯し合っていて、描き方が丁寧。
    読んでいて胸が苦しくなるシーンも多かったが、読後感はすっきり晴れ晴れとしており、タイトルの「落日」のもたらすイメージ(仄暗さ、切なさ、静けさ、すこしの安心感…)にぴったりだなぁという感想。

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    2025年11月08日
  • 山女日記

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    山女日記
    山ガールでなくて、山女。
    いいじゃないか。
    読むしかあるまい。と手に取った。

    一度読みして、連作ということで
    これは二度読みしないといけない。と再度読み耽る…

    連作は個人的に好きだ。
    ちょろっと出てたあの人が、今回の主人公か。
    そうか、こんな目線で見てたのか。
    ああ、あの2人がこうなったのか。
    この人がこんな風に成長したのか。
    ふむふむそうか。
    なんて、勝手に親心で読んでしまう。

    みんな色々あるねんな。
    山が全てを変えてくれるわけでもないけど、
    一歩踏み出せたらそれでええやん。
    登っても降りても道は続くもんね。



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    2025年11月07日
  • カケラ

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    自分が本当にルッキズムに囚われているからこそ、客観的に考えられる良い機会になった。湊さんの美容への価値観は分からないけど、ここまで深ぼって、気持ちを捉えられる作家という仕事は想像を絶する程すごいと感動した。読んでよかった

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    2025年11月01日
  • 花の鎖

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    物語が進むにつれ話がつながっていく、これまでのものが回収されていくの良すぎる。
    ちょっと複雑だから図とか書くのオススメ、私は書いた。
    2周目もっと面白いんだろうな。すばらしい本でした。ありがとう。

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    2025年10月25日
  • 山女日記

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    怖目ミステリーのイメージだったけど、違う方向性のを読めて嬉しい。続編あるの楽しみ。
    山登りは無理だけどトレッキングとか行きたくなる。

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    2025年10月20日
  • 未来

    購入済み

    やっぱり凄い

    何が凄いって、伏線が見事に綺麗に回収される、凄いです。

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    2025年10月18日
  • 山女日記

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    面白かった!!私も地元の山を登ることがあるので楽しみながら読むことができた。山の描写はもちろんだが、登っている女性達の様々な生き方にも触れる事ができた。人生の岐路に差し掛かる年齢になり、今後の身の振り方に悩む事もあるが、こんな生き方もあるし深く考えなくていいか〜って思えた。

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    2025年10月18日
  • 花の鎖

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    構成すごい!
    ミステリー読み慣れてないからかもしれないけど、伏線の回収が素晴らしくて感動…
    胸糞シーンもあったけど最初から最後まで続きが気になりまくる話で一気に読めました
    あときんつば食べたくなって買いました笑

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    2025年10月13日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    めちゃくちゃ面白い。
    湊かなえワールド全開
    一気にこの世界に引き込まれる1行目から、最後の最後まで読者に最後を悟らせない文章力と、ゾワゾワさせる描写さすがすぎる
    湊かなえの語り手が変わると印象が180度変わるこの書き方ほんとに好き一人称小説の良さが全開にでてる
    被害者意識というか被害妄想を表現するのが巧みすぎる

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    2025年10月12日
  • 花の鎖

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    無関係のような3人の女性が繋がってゆくお話。
    登場人物が多いので誰だっけ?となるところも多かったけど、頭の中でどんどんパズルがはまっていくような感覚がすごくよかった。え!そういうこと?ということはこれは、あれは…みたいな感じで。
    内容を忘れないうちにもう1回読みたいと思えた。初めて!高山植物に詳しかったらもっと楽しく読めたかも、と思うので、2回めはお花の名前を検索しながら読みたい。
    悲しいお話だし、絶対に許されない、許したくないと思いつつ、強く美しく生きる女性3人が素晴らしかった。

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    2025年10月09日
  • 母性(新潮文庫)

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    なんかすごいもの読んだ。

    「母性」のタイトルが示すように、母と娘の関係性を通して親子愛を描いたもの。
    かと思いきや、そこは湊かなえ作品。そうは簡単に行かない。
    親離れできない娘が母となった時に果たしてどうなるのか。
    なんて単純な話でもなかった。
    読み始めてからなんか不穏なものが常につきまとっていて、背中がゾワゾワムズムズしながら不安と友達になって読み進めた。
    母目線のパートと娘目線のパートがあるが、母目線のパートで示されたものを娘目線パートで答え合わせをする感じ。
    ではあるのだが、はたしてそれは真実なのか。そんな事も読みながら感じてしまい、やっぱり背中がムズムズする。書き方上手いよなぁ。先が

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    2026年02月03日
  • カケラ

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    面白かった。

    物語としては各パート毎に話し手が変わり、聞き手の美容外科医の美人女医が、まるでカウンセリングを行うかのように話し手だけがずーっと喋っている、という構図。

    物語の根幹にあるのは、ある1人の女性の自殺である。
    聞き手の女医が、その女性の死を調べようとしているのか、少しずつ関係者をリレーしていくように謎に迫っていく。
    美しさや醜さ、幸せや不幸せとは何なのか考えさせられる一冊。

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    2025年10月06日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    読み進めていくうちに繋がっていくそれぞれの関係…真実に気付いたときの気持ちよさ…
    内容は胸糞といえば胸糞だけど、でも結果オーライというか、きれいな終わり方だと思う。
    あちこちにきんつばが出てくるから、次はきんつば用意してから読みたい笑

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    2025年10月04日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    上手くいかないことがあったときに「これは小さいころに親から愛されなかったから」「世間からズレてる親の遺伝子を継いでしまったから」と家庭のせいにしがちな自分に気がついた。



    きっと、母の実家はそこそこ裕福だったのだと思います。自分が子どもの頃と同じような感覚でもてなしの準備をしたはいいけれど、同じようには事が運ばない。むしろ、こんな狭い部屋に住んでいることをわざわざ知らせたような形になり、どこかで帳尻を合わせようとした。それが学歴の話だったのかもしれません。

    「要は、お互い、人付き合いに関しては、超面倒臭がりだってこと。大切な人は人生に一人だけいれば充分」

    彼女の苦しみは、結婚ですべて解

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    2025年10月02日