湊かなえのレビュー一覧

  • カケラ

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    目つきが悪くて余計に先生に怒られるの私すぎた。小説にしてくれてありがとう。

    競争や対立はなくし一様にしようという力が働く反面で、個々は大事にするという矛盾するような風潮が、ルッキズムを醸成したのか?
    そういった弊害的な面を描いているのは『死にがいを求めて生きているの』と同様だった。
    美しくあることが、自分を肯定する手段や他者からの評価を得る分かりやすい手段として生き残ったのかもしれない。

    1章目の医師が、本人の美の基準に口出ししない、みたいな話をするがそれが本質的に感じた。
    美しくあることが幸福に転がる場合、それは自分の美の基準に照らした結果なのだろう。
    そこに他人の物差しが加わった途端、

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    2026年05月22日
  • 夜行観覧車

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    『告白』『贖罪』に続いてこの作品を読んだことで、すっかり湊かなえさんの虜になってしまった。今でも大好きな作品。

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    2026年05月12日
  • 山女日記

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    今の自分にささる本。同じような気持ちになったことあるし、そんなことも起こるだろうと思うような現実味あふれる本。

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    2026年05月10日
  • 花の鎖

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    祖母、母、娘の判断は最適だったのでしょう皆が後悔せず真っ直ぐに生きて来た証に最後に一時の幸せが訪れだったのでしょう

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    2026年05月07日
  • 花の鎖

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    「読み進めるにつれて見えてくる人物同士のつながりが面白い。最後には感動もした。」と中学生時代に書いてた読書ノートに感想が書いてあるのでまた読み返したいなと思う作品。細部は忘れてしまったがすごく好きな作品だったことは今でも覚えてる。

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    2026年04月22日
  • 山女日記

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    登山したい!
    そう考えるきっかけになりました。
    考えたいことがある時、仲間とうまくいかない時、本当の自分と向き合うために山に行くのはいいのかな。

    オーディブルで1年ぶり2回目でしたが、初めてのように面白かった。

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    2026年04月20日
  • カケラ

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    ネタバレ

    私は美容整形肯定派。とても考えさせられる考察のし甲斐のある本だった。

    有羽⇒自分自身の容姿に自信があった
       だからそれを失ってしまったことで自信を喪失
    →世間一般からの「美しい」「幸せ」が誰にでも当てはまるわけではない
    →美容整形が誰にでも「幸せ」をもたらすわけではない
    →容姿というものは「自信」の大きな要である

    ⇒でも、健康面で考えると「太っている」のはマイナスなのでは?
    ・気分が落ち込みやすくなる
    ⇒実際に有羽は、結構すぐにちょっとした要因で自殺してしまう
    ・体が動かしずらくなる、生活しずらい
    ⇒けがをする確率が上がる

    有羽の中学の時の担任
    ⇒太っていて、今まで辛い思いをしてきた

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    2026年04月19日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    私がこの子を守らなければいけないという責任感から、娘を束縛したり厳しくしてしまうシングルマザーを毒親だと表現してしまうのはまだ自分が、未熟な子供だからなのだなと思えた。親ガチャや毒親などハズレな親を表現することはあるが、ほんとに親の気持ちをわかるのはきっと自分も親にならならいと分からないから仕方ないのかもしれない。しかし、ほんとに助けを求めている子供はいるし、助けなければいけない子もいるから最後の里穂の発言は納得できた。

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    2026年04月19日
  • 往復書簡

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    全3篇の手紙による物語。読んでいくと、同じ出来事を経験しているはずなのに、登場人物によって全く解釈の異なり、それが彼らの現在や考え方に影響を及ぼしているのが人間の面白いところだなと実感。どの物語も面白かったが、個人的には1篇を読み終わった時の驚き!!最近読んだ本の中で一番好きな本。やっぱり湊かなえすげえ、ってならざるを得ない。

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    2026年04月18日
  • 境遇

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    犯人が明かされてもそこで終わらないのが湊かなえ小説。
    この小説は、児童養護施設で育った2人の話。お互い自分の本当の親を知らずに生まれ、大人になる。
    誰しも自分のルーツを知りたい、という欲望がきっとある。だが、そこには知らなければ良かったことがあるのも事実。
    真実を知った時、人は果たして受け入れることができるのだろうか。

    親の犯した罪を子どもが償う必要はない。だけれども、被害者の親族からは妬みを買う。
    親の罪とは一体何なのだろうか。家族とは。
    切っても切り離せない、そんな関係が家族にはあるのだろう。それがある種リボンなのかもしれない。

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    2026年04月16日
  • サファイア

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    短編集。
    過去にオーディブルで聞いたけどやはり紙の本で読みたいと思い再読。
    どのお話も良さが凝縮されていて読みやすく、楽しめた。

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    2026年04月06日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    自意識と他人からの評価との間にあるギャップを描き出している。直接的描写でなく、あくまで登場人物視点で読者に気づかせる構成なのが面白い!自意識を信じすぎず、他人からどう見えうるか?受け取られうるか?ということをおもんばかる大切さを気づかせてくれる傑作!

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    2026年03月30日
  • 花の鎖

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    辻堂ゆめさんがイヤミスではない湊かなえ、とおすすめされていて気になって購入。

    途中良い意味で、頭が混乱した。

    どうしようもない辛い出来事があったとき蓋をして見ないようにしたくなるけど、生涯抱え、できることをし続けようとする姿勢や勇気は自分にあるのかなぁなどと思いながら読んだ。

    一日一頼み、は素敵だなと思った。そして、目的のためには頼みたくない相手にもお願いすることって大切だなと改めて思った。

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    2026年03月26日
  • 人間標本

    QM

    ネタバレ 購入済み

    そうそうこいつがやったんだよねーと思いながら読んでたら、「まさかのそっち?」で、さらに読んでいくと「え君だったの、、?」と、もうずっと翻弄されている。

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    2026年03月18日
  • カケラ

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    久しぶりの湊かなえさん
    最後の最後までドキドキさせてくれる
    勘違いとかすれ違いとか、同じことが起きてても人によって見方も感じ方もこんなに変わることがあるっていつも驚かされる

    読むの2回目だけどすっかり中身を忘れて新鮮に読めた。最高です

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    2026年03月10日
  • 落日

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    圧倒的な文章力!!!面白い!!!
    忙しくて2週間くらいかけてしまった、、にも関わらず話を覚えてられる作品てあんまないよね

    各登場人物の人物像や感情、どんな表情していそうかまで鮮明に目に浮かぶ

    両主人公のオムニバス形式で情報が相互に入り混じり、シナプスがつながっていく感じ、お姉ちゃん、R、猫、、、

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    2026年03月10日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    時の流れをテーマにした短編で面白かった。女性二人はタイムカプセルの話だったが、作風のように優しい読後感が残っている。万城目学さん、米澤さんは才能かなぁ着想が面白かった。
    ※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

    読書は甘辛で行く。ソフトとハード。刺激と慰撫、頭とハート。その他いろいろで、ほろりとしたり、背筋が凍ったり、一日の出来事だったり何世代にもわたる大河が流れていたりする。でも日常の読書の味付けは甘辛が気分転換にいい。

    この短編集は、甘辛がミックスされそれもいい塩梅な配合で出来がよく、読後のレビューも書きやすくて、ありがとうと一礼をした。時の

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    2026年02月28日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    山と人生を重ねながら綴られる登山小説の続編。
    生きてると色々なことがあるけれど、その間山はずっと存在していている。同じ山でもその時の登る人の気分や誰と登るかなどで感じ方は変わるよなぁと自分の登山の経験を思い出しながらじっくり読みました。

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    2026年02月26日
  • カケラ

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    ネタバレ

    それぞれの視点で話すので、登場人物の印象が変わっていき面白かった。
    本編では主人公に否定的な声が多かったけれど、それはその人から見た人物像で、主人公は悪い人ではないのだろうと思う。天然で気に障る言動をすることがあるだけで。
    八重子と有羽や、星夜と有羽、主人公と堀口(父)など、互いを思い合っていたのにカケラがぴったりはまれなかったのが切ない。両思いってだけで上手くいかないのはリアルなのかも。

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    2026年02月21日
  • 山女日記

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    登山を通して振り返る人生のあれこれ。

    ここにあるのは決してハッピーで愉快な仲間たちとの山行記録ではなく、なんか少し関係性が微妙で曖昧な人たちの話。

    山は誰かと登ってても独りなの。
    なぜなら身体と感覚は自分だけのものだから。
    そしてそんな孤独の中で、いま目の前の歩いている人のことを思い考える。この人はどういう人なんだろうと。
    そうして今までの言動や行動からレッテル貼りをする。その時どうしてもマイナス面が目についてしまって、だから大体、微妙な気持ちになる。

    でもこの物語では、山でのその人の違う一面から、少しずつ誤解を紐解いていく。
    そんな風に上手くいって分かり合えるのは、あくまでも物語だから

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    2026年02月16日