湊かなえのレビュー一覧

  • 告白

    青少年によんでほしい

    各小中学校の図書室に3冊ずつ常備しておいて、こういう小説をよめる少年Aのような少し頭のいい生徒が、全員読了できるようにしておいたらいいのにと思う。
    そうすれば、経験不足による過失を回避できるのではないかとおもう。
  • 落日
    悲しいお話し、大人も勝っては子供だったのに
    なんでそんなに平気で子供を残酷に傷つける事ができるの?と、何度も胸が苦しくなりました。
    2人の主人公の強くて真っ直ぐなところがすくわれます。
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー
    私の読書人生の中でもトップ3に入るくらい面白かった!

    短編集なので、一つ一つ、さくさくっと読めます。
    最後の2話は相互に関連していますが、それ以外は独立した小説です。

    叙述トリックが使われているわけではないのに、読み始めと読み終わりで、どんでん返しの如く、印象をガラッと変えてしまう短編集。

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  • Nのために

    すごい

    感動しました
  • 告白
    もっと物語の続きを覗いてみたい!というのが読み終えてすぐの感想でした。でももしあの続きが存在するなら、読者の想像の範疇に収まる展開やこれ以上新しい事件が起こり得ない平坦な状況になってしまって読み手として飽き飽きしてしまうかも、とも感じました。食事も読書も、「もうちょっと楽しみたかった」と思うくらいで...続きを読む
  • 絶唱(新潮文庫)
    ひとつひとつの話でも十分に楽しめるが、誰がどこで誰と繋がっているのかを知って何度も読み返したくなった。人が人に与える影響を考えさせられました。
  • 山猫珈琲 上巻
    湊かなえさんのエッセイ。新聞などの連載をまとめたものですが、短い中に湊さんの人となりが分かるものが多く、通勤で楽しく読めました。読むと湊さんの地元の鯛そうめんが食べてみたくなり、注文して食べました。
  • 母性(新潮文庫)

    おもしろい!

    映画を観た後、久しぶりに湊かなえさんの小説を読みたくなり。
    流石イヤミスの女王。母と娘が交互に語る物語に引き込まれて家事育児で眠い目をこすりながら2日で読みました。他の作品もまた読もう。
  • 告白

    あっという間に読み終わった

    おすすめ小説に乗っていたため購入しました。
    私自身、小説を読むのは久しぶりで、最後まで読み終えることが出来るか不安でしたが、内容も登場人物もコロコロと変わっていく中、本人にしか知りえない心情を一つ一つすくい上げ、1つの物語にする。そして最後まで読んだ後の感想もまた、読み手によって異なってくる。とても...続きを読む
  • ブロードキャスト【電子特典付き】
    一つの共同作業を行うにしても、それぞれの向き合い方や思いがあって、難しさも楽しさも引っくるめて青春って良いよなぁと思い出す。登場人物のキャラクターにはイヤミス女王ならではのスパイスが隠し味になっていて、湊かなえ×青春物語も最高!!な一冊。
  • リバース

    引き込まれました

    読み終わったあと放心状態でした。
    上げて落とすとはこの事かと...
    結末は想像していたのと全然違ったし、読後感はさすがイヤミスの女王...という感じでした。
    初めて読んだのがこの作品でしたが、完全にハマりました。
  • ブロードキャスト【電子特典付き】
    ・一生懸命取り組むってステキだな
    ・いじめられたとき親が泣いてた理由、子どもには、伝わらないんだな
    ・わたしは思いをなるべく、言葉で伝えるように心がけたい
    ・ステキな先生ばかりの学校だな
    ・映画取る人はすてきだけど何者かになるまではオタクあつかいされる‥厳しい世の中
    ・ラジオドラマのコンクールの評価...続きを読む
  • 告白
    娘を失った先生の復讐劇とも読める話ですが、痛快さはなく終始陰鬱さがただよっています。
    親からの愛を感じたくて手段を他者への攻撃に変えてしまった少年。ラストの解釈はそれぞれの読者に委ねられているのがいいですね。
  • ブロードキャスト【電子特典付き】
    湊かなえさんの大ファンなのですが、普段(言葉が最適かは分からないです)の本のジャンルとはかなり違うとにかく青春!と感じさせてくれる小説だと思います。読みやすくスラスラ読んでいけましたし学生の私には普段の小説よりも親近感?身近さ?なんて言えばいいか分かりませんがそういったものを感じたように思います。
  • 母性(新潮文庫)

    心が震えました

    初めての湊かなえ作品。
    母娘の子育てや夫との関係に悩む自分にとって、カウンセリングを受けているような、神父の立場になり相談されているかのような、不思議な感覚で読み進め、読んだ後は心がなぜか軽くなった。みんな苦しみながら生きている。
  • 残照の頂 続・山女日記
    山女日記、続編楽しみにしてました。
    もう少し続きが気になる話もあり登っている時の気持ちが、わかります。
  • 残照の頂 続・山女日記
     山はいい。そう思いながら、続編を読んだ。自分のただ登るだけの登山経験や思い出とは別で、本の中だけの登山の物語はいつも人生そのものだ。湊かなえさんの、宝石の原石のような言葉がちりばめられた文章、それも、あちらこちらと、前後して登山といろいろと人生が。そして、想わぬ落ちが、それまでの話を昇華して、宝石...続きを読む
  • 母性(新潮文庫)

    面白かった

    自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが、母性なのではないだろうか。
    その通りだなあって思った。
    母かなり狂ってた。
  • 母性(新潮文庫)

    「母性」とは…?

     親離れ出来ていない母親と、母親の愛を求める娘。
     母親は、娘より自分の母親を愛し依存し、娘の母親を大切に想う気持ちに気づかないどころか、自分に起こる災いの原因が娘にあるとさえ思ってしまう。

     気持ちのすれ違いは、人と人が関われば多かれ少なかれ起こりうる事だと、自分の経験でも納得出来る。自分では正...続きを読む
  • 花の鎖

    2度目

    前に読んだのですが、忘れててまた買ってしまいました。読み始めたら、これ読んだことある、と気づいたのですが、結局やめられずにどんどん読み進めてしまいました。解説者が、2度続けて読めば、もっと楽しめると書いていらっしゃいましたが、何度読んでも楽しめそうです。きっとまた読んでしまうと思います。