湊かなえのレビュー一覧

  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    昨今、「親ガチャ」「毒親」というワードが一人歩きしているけれど、思い通りにいかないときに外的な要因=親を引き合いに出して、うまくことが進んでいるときは、まるで自分一人の力で達成したかのように言う若者が多い。一人で生まれ育った人なんていないのに。

    母親は子どもに苦労をさせないように、傷つかないように、守ってあげたいと思うあまり、干渉してしまうけれど、毒親の境界線はどこなのだろうか。
    むしろ毒を持っているのは子の方なのでは。子の歪んだ感情が毒親にしているのではないか。
    若者に分類される私でもそのように感じる書籍だった。

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    2025年09月30日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    阪神淡路大震災を経験した人たちの物語
    彼らは傷ついてトンガへと辿り着く
    時間は経っても彼らが傷ついた事実は決してなくならないそんな厳しいことをトンガの人たちが優しく包み込む温かな小説だった

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    2025年09月28日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    読みたてホヤホヤの感想です。
    直接的なネタバレになることは言わないけど、なんとなく反応でわかる人はわかっちゃいそうなのでネタバレってことにしておきます。

    一言で伝えると...
    まさか犯人あの人なの!?しかも動機それ!?
    って感じです。

    SNSの意見に左右されがちなこの時代、SNSの言葉がすべてじゃないと分かっていても信じてしまう。
    情報の取捨選択や先入観について考えさせられました。

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    2025年09月28日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    震災について考えることは多い。自分は被災したことがないため、他人事のように思ってしまう。震災を利用した商売だけはしてはいけない。

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    2025年09月19日
  • 往復書簡

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    ネタバレ


    手紙のやり取りで話が進む短編集、かと思いきや全て繋がっているストーリー。

    そことそこが繋がるの?!っていう驚き。

    湊かなえさんらしい、毒を孕んだ表現にうっすら嫌な気持ちにさせられるのが面白い。

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    2025年09月18日
  • C線上のアリア

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    読みやすく面白かった。認知症・ゴミ屋敷の話で始まり、昔の恋人と再会。キュンキュンが読めるかと思っていたら、すぐに違った展開へ。

    一番書きたかったのは嫁姑問題なのだと思う。世の中の姑は、なぜ嫁を大事にできないのだろう!!そこに端を発した事件。

    もう一つは介護のこと。自分の親の下の世話を、自分はやらずに配偶者に任せるなんて!!自分の親であっても、果たして私は出来るのだろうか??友人の旦那さん(在宅勤務)は、しているらしい。偉すぎる。自分はピンピンコロリで終わりたいものだ。

    あと、ノルウェイの森。学生時代を思い出す。。

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    2026年02月10日
  • 往復書簡

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    世の中には数学みたいに一つの答えが出る方が珍しい。だいたいグレーだ。
    手紙というレトロなやりとりで、人は騙され、内省し、過去の自分を知る。

    思い込みたい方を思いこんで人は生きていくのは幸せだし、その思い込みは強さだ。

    手紙のやりとりでの吐露の恐ろしさと、最後には愛を感じる感動の作品。

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    2025年08月26日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    トンガに関係する素敵な人、出来事と震災というテーマが混ざり合ったノンフィクションのような話。
    誰かの背中を押すこと、押されること。
    両方できることが幸せなんだと思います。

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    2025年08月10日
  • 山女日記

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    再読。やっぱり面白い!!
    残照の頂よりもこちらの方が短編と短編がリンクしていて良いな〜と感じる。どっちも面白いんですけどね!!海外で登山するのもかっこいいな…

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    2025年08月06日
  • ユートピア

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    ある小さな町で起こる、心理ミステリー。
    親子、夫婦、親同士、子供同士
    それぞれの鬱憤や葛藤の心理描写がきれいに絡み合っている。
    湊かなえの得意とする女性目線の主観の殴り合いが気持ちがいいほど表現されていて、所謂「イヤミス感」を感じつつもどこかスッキリできた自分を発見できた。
    もしかしたら自分が誰かを妬んだ経験が呼び起こされ、登場人物が代弁をしてくれた気分になれたのかもしれない。

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    2025年08月06日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    Audibleで聴きましたが、情景が目の前に広がって山をやる私としてはとても楽しかったです。加えて、それぞれのストーリーに異なる人生があって、それぞれ異なる形で山と結びついている。ちょっと切なくなったり、ああ、私もこんなふうに登ってみようと思ったりで、最後まで楽しめました。

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    2025年08月04日
  • 花の鎖

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    面白かった!
    読み進めていくうちに3人の女性の関係が予想出来てからは更に面白くなりました。
    どんなふうに繋がっていくのか…
    それが知りたくて夢中になった。

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    2025年07月30日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    ネタバレ

    こちらは山女日記の続きという位置づけになりますが、前巻と同じく人が山だと少し素直になれたり、新たな気づきを得られたりして良い状態になっていくという形です。

    山が好きな方だと行程のイメージが浮かびより面白く感じると思いますのでオススメです

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    2025年07月26日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    湊さんの経験に基づいた話だと知った時、鳥肌が止まらなかった。
    トンガの温かい人たち。いつか行ってみたいな。

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    2025年07月18日
  • ユートピア

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    本当に人間の内側のドロっとした感情を描くのがうまいなと思いました。誰もが持っているであろう、でも決して表立たない、表出せない感情。複雑に絡み合って壊れそうで壊れない、けど今後会うこともないだろうなという人間関係。ずっしり心に響いてきます。そして子供たちに翻弄されてたとしても、原因を作るのは親なんだな、とも

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    2025年07月17日
  • 花の鎖

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    ある3人の女性の話。この3人が繋がってくるその過程がすごく印象に残っている。真実が明らかになったときの感動は忘れられないし、しばらく余韻に浸ってしまった。

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    2025年07月06日
  • 花の鎖

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    3人の女性の物語が最後にはひとつにつながる。どこからつながっていくのか、途中から予測しながら読む進めていけて楽しかった。点と点がつながってなるほどねと最後は納得の終わり。イヤミスはなかったけど、面白かった。

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    2025年06月23日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    前作で登場する山よりさらにレベルの高い山が舞台となっている。
    自分の人生の一部に山があってよかったと思える小説でした。頂上でコーヒーと和菓子食べたい。

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    2025年06月22日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    前作よりもずっしりした印象でした。
    前作では、同じ山ですれ違ったあの人の人生も垣間見れて、人ってやっぱり見かけだけじゃ分からないなぁ、みんな色んな悩みがあるんだなぁ、という連作短編集でしたが、今作はそれぞれの短編がずっしりとしていて、それぞれの物語を長編で読んでみたいと思わせられるものばかり。
    今作は、今現在悩んでいるというよりは、長年の心の中の澱のようなもの、ずっと心に引っかかっているけれど、相手に確かめることもできないまま何年も経ってしまった心残りを山に登ることで見つめ直し、前に進んで行くようなお話が多かったと思います。
    それと連動するように、山も険しいものばかりで、楽しく登るというよりは

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    2025年06月07日
  • 往復書簡

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    高校教師の敦史は小学校時代の恩師にかつての教え子の近況を教えて欲しいと頼まれ6人に会いに行く。6人と先生は不幸な事故で繋がっていたが…。手紙のやりとりでだんだん真相がわかるミステリー3編とエピローグ的な一編。過去は乗り越えることで始めて過去になるんだなぁ

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    2025年05月17日