湊かなえのレビュー一覧

  • C線上のアリア

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    面白かったです。
    一気読みしました。
    両親を亡くし叔母の弥生さんに育てられた美佐。
    結婚後離れて暮らす美佐がゴミ屋敷と化した実家の片付けの格闘する様や認知症になった弥生さんの意外な過去が明らかになっていきます。
    片付けの途中で見つかった金庫に入っていたものが、ラストで大事なパーツになっていきますが、オチが少し弱いような気もしました。
    なぜ義母は二階に行かなければならなかったのか。
    謎。

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    2025年11月30日
  • Nのために

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    何年前にドラマを観賞したことがあり、今回手にとってみた。
    ドラマを観た時は過酷な環境から自分の手で困難を乗り越えていくという成長譚として、この物語を捉えていた。
    大人になって原作を読んでみると、歪んだ愛や登場人物の心情の機微を心苦しくなるくらい読み取ることができた。

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    2025年11月29日
  • 未来

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    湊かなえさんの作品を久しぶりに読んで、やっぱり読者を物語に引き込むのが上手だな と感じた。

    物語自体は貧困家庭や虐待など不遇な環境で、正直読んでいていい気はしなかった。
    けれど、あとがきにもあったように実際にそういう家庭があることは事実で もしかしたらあなたのクラスにも居るかもしれない。。。
    しかし、その子も1歩1歩を踏みしめて生きている。そして私たち(大人)はその子が頼れる環境を作ることが大切だとこの本を読み、考えた。

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    2025年11月29日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    飛び飛びで読んでしまって、叙述トリックがいまいち入ってこなかった、悔しい…。
    解説読んでそういうことか!!てなった、自分でちゃんと気付けたらもっと面白かったなぁ。
    りっちゃんは絶対律子だけども自分のいとこが飛び降り自殺した話聞きながらよくたこ焼き焼けるな…?て思っちゃったよ…。
    母と娘の手記のすれ違うところがあって面白かったな。母の手記を読みながら「娘の手記ではどうえがかれるんだろう、、」てワクワク(ワクワクするような話ではないが)しながら読めた。
    田所実家がまじで地獄すぎて、九州のいけんとこ詰め込んだみたいなとこやった。
    娘(清佳)の気持ちになると苦しいなぁ、享と幸せになってくれよな。
    あと

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    2025年11月28日
  • 贖罪

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    次から次とハッとさせられる。気持ち悪いというか、気分が悪いというか、でも先が気になってやめられない。ほんと、いつもすごいストーリーを作り出しますね。またしっかりハマりました。

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    2025年11月27日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    週刊誌のライターに取材を受けてる人の語りで展開するミステリー
    ちょっとずつ当事者たちの人柄がわかってきたり印象変わってきたりするのが面白かった

    しゃべった内容からかなり嫌な切り取られ方をして記事になっているのとか、そもそも取材だからって盛って話しちゃうのとか人間のよくないところをすごく感じた

    結末本当に予想してない方向で、本当にびっくり。

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    2025年11月27日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    一瞬で読み切りました。読み切りたくて、夜寝れずに読み切りました。本物の家族って?本当の娘はどっち?自分の物差しで計れば自分が本物に思えるけれど、他者の物差しを知ると信じていた事が一気に崩れる。それでも、向かい合わなくてはいけない関係がある。最後に「え?そういうこと?」と、拍子抜けしました。

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    2025年11月27日
  • リバース

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    ネタバレ

    おもしろかった。何か教訓めいたものを得たというよりは、ただただ面白いミステリだった。最後の一文には驚かされた。人を色で例えると、広沢は、相手に合わせて相手の色に染まることができると言う理由で、透明だと言うのは上手く言ったものだなと思った。作中で、優しくて、聖人であるような描かれ方をしていた広沢に、烏滸がましいが自分は似ていると思った。理由の一つ目は、相手に合わせて自分を変え、相手の色に染まるところ。そして二つ目は、そんな自分は自分を持っておらず空っぽだと悩んでいるところ。三つ目は、いじめや争いが起きた時、加害者側を糾弾したり裁いたりすることには興味がなく、ただ単に傷つく人がいる状況が嫌で、早く

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    2025年12月02日
  • C線上のアリア

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    家庭に悩む1人の女性の心情が体験できたような気がします。私は性別が違う中で、思考の違いや戸惑いを感じました。私の中にスッと入っていかなかったのは、まだ男の目線から雲の上から見るような感じだったのかもしれません。

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    2025年11月25日
  • 夜行観覧車

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    ネタバレ

    父が母により殺されたエリート一家。
    エリート一家(その子供たち)からの視点と近所の人視点が章ごとに変わり面白さを感じた。
    家庭の事情は当事者しか分からないし、何処で相手の気持ちを逆撫でするか分からない…それを感じさせる本だった。
    エリート一家の母が話にほぼでてこないのも興味深かった

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    2025年11月25日
  • 往復書簡

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    すごく読みやすい、のに、惹きつけられる物語。
    手紙のやり取りの中で、少しずつ明かされていく真実。
    それぞれの思惑が少しずつ露わになっていく感じがぞくっとした。

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    2025年11月24日
  • カケラ

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    人はそれぞれパズルのピースであり型にはまらないとその場にいずらい社会であるがそのピースが均等なものではなく複雑なピースで交わっていきたい。

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    2025年11月24日
  • ユートピア

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    この物語は田舎の港町で、3人の女性がさまざまな経験や子どもたちを通して個々の心情や他者との関係の変化をかいている。
    この物語を語る上で「翼」という言葉は欠かすことができない。この言葉の意味は彩也子の書いた作文で述べられている。人はみんな片翼であり誰かと繋がることで一緒にどこまでも遠くへ行ける。この物語ではこの言葉が良い意味でも悪い意味でも表れている。
    田舎と人の繋がりとなると悪い意味で捉える人も多いだろう。当然私も同意見だ。そしてこの物語でも同様に噂や陰口なんかがたびたび表れて不快感があるシーンも多々あった。だがこの本を読んでそれは田舎だからという理由ではないのだろうと思った。それは「都会では

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    2025年11月24日
  • 未来

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    久しぶりに湊かなえ作品を読んだ。告白、夜行観覧車、贖罪は読んだことがあった。
    ストーリーに引き込まれて、夢中になって読んだが…
    気分が悪くなった。

    そっか、湊かなえって、こういう作風だった、と最後まで読んで思い出した。

    私が15年くらいで変わったんだな、と思う。ネガティブなしんどいストーリーは、キツイ。

    でも、うまい。
    毒はうまい、みたいな…。後を引く、うまみw
    しばらく、湊かなえは、読まない。

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    2025年11月22日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    人間交差点。(大体の小説がそうだから、1行無駄使い)

    震災や南国の島が舞台。心の窮屈さ=逃げ場となりうる南国の楽園。

    言動の裏に利他があるか利己があるか、、ただ見た目では分からないのが他人の気持ちと過去。(大体の小説がそうだから、全文無駄使い)

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    2025年11月22日
  • Nのために

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    〜のために私はどれほど捧げられるだろうと思った
    でもそれはその人のためになるとも限らないし。
    難しい人間ってと思わされた作品でした

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    2025年11月22日
  • 落日

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    実際に起こった事柄が事実、そこに感情が乗っかたものが真実
    真実を紡ぎだしていくクリエイターはすごい

    辛い事実から自分や大事な人を救うために、
    自分たちの見たい世界を見たり、
    一方では真実をまっすぐに追い求めたり、
    様々な人の様々な闘い方に触れることができる

    たとえば辛い事実に直面したときに
    私はまっすぐ真実に向かっていけない気がする
    一時間前を創った監督も
    笹塚町一家殺害事件を描けた真尋も
    事実に向き合って真実を紡いでかっこいい

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    2025年11月21日
  • C線上のアリア

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    母の介護を思い出しながら読んだ
    これは、介護の経験や同居して
    自分の意志とは、まったく違うことを押し付けられた事がある人には、心に重たいものが残る作品かもしれない

    読んでいて
    あーそうね そうよね…と思った
    もう、同居や気を遣いながら過ごすのは
    嫌です

    作者も同じような経験があるのだろうか?

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    2025年11月18日
  • ドキュメント

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    『ブロードキャスト』の続編。
    今回は、懸賞で引き当てたドローンを使って、圭祐たち放送部はドキュメント作品を作ろうと奮闘する。
    そのドローンが捉えた映像により、圭祐の親友の良太にある疑いがかかり、前作よりも少しミステリー性を帯びた学園青春小説となっている。
    主人公たちとの同世代ばかりか我々高齢者にも楽しめる作品で、まだ続編がありそうで、刊行を待つとしよう。

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    2025年11月18日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    取材形式で物語が進んでいく。
    人から作られた自分と、自分だけの自分での違いが明らかに見えてくる。
    人が話を盛って話すことでどんどん誤解を産む。
    個人の週刊誌などの記事は信ぴょう性にかけるのではないかと思った。
    最後の実際の記事やサイトが乗っているのも面白かった。

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    2025年11月18日