湊かなえのレビュー一覧

  • 絶唱(新潮文庫)

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    ネタバレ

    阪神・淡路大震災とトンガという国に共通点を持つ女性たちの物語。
    双子の片方が死んで、生き残ったのが「なんであんたなの」と言われて育ったマリエの話にぐっと来た。
    マリエの話に出てきた、子供を放置する母親キョウコは、ひどいやつだと思ったのに、
    キョウコ目線のストーリーになると、共感してしまった。

    震災のときになにもできずに、友達が死んでもすぐには駆けつけなかった自分。震災がきっかけで何かをした、となると、罪悪感を抱いてしまう、サバイバーギルド的なものを抱えていた、この物語の「著者」とされる人物で締めくくられるのも良かった。

    震災の外側にいた人が、分かったようなことを言ってはいけないこと。でも、

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    2026年06月14日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    久々にぐいぐい読まされる作品に出会いました。結局、勝手な大人のいざこざに子どもたちが巻き込まれただけでしたね…。我々大人は子どもに対して発する言葉を慎重に選ばないといけないなという教訓が得られました。

    犯人が何故そのような事件を起こしたのか、何故血の繋がりがあると知らなかったのにエミリを選んだのか( 単純に可愛かった?発育が良かった? )が最後に明かされるかと思ってたのでそこがモヤモヤしています。手紙と指輪の件から、エミリと血が繋がっていると気づいた上での犯行?とも思いますが、ならレイプする必要はあったのかというのもよくわかりません。
    また、赤の他人ならまだしも、エミリの血の繋がりがあったな

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    2026年06月14日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    やっぱりかっこいいなぁ!!
    大きな山に登れる人を尊敬します。
    かなりの高所恐怖症なので、唐松岳に登る途中の八方池の付近で足が出なくなって下山をしてから、もう登山は無理だと諦めていたけれど。登れる山を探してみたいなという気持ちになりました。安達太良山には登ったことがあったので、思い出の道を思い返しながら読みました。本当にかっこいい小説。続編がまた出ますように!この本に出てくる女性みんなが幸せで暮らせていますように。

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    2026年06月13日
  • 母性(新潮文庫)

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    『母性』この言葉について改めて考えさせられる作品。

    大枠は母と娘の食い違う認識を描いていくが、その中で『母性』は生まれつきか、後から出てくるのか
    この意味でどちらが正解なのか本当に考えてしまう

    自分は後から出てくると思う
    生まれた環境、育ち方、見てきた物、受けてきた愛情
    これに寄って培われていくものなのではないか

    自分が親になった時子供には愛を注いであげたいと再認識させてくれた作品!!

    お子様いるかた、もしくはこれから生まれる方におすすめ!!

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    2026年06月13日
  • カケラ

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    読むの3回目です。
    ルッキズムという割と身近なテーマを扱っていたり、なかなか癖つよキャラが出てくるのでやっぱり面白い

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    2026年06月13日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    結衣子だけでなく登場人物みんなの気持ちがわかる作品。
    その時、それぞれがその方法を選ぶのが「最善」だと思ってやっていたことだろうから、誰が悪いとは一意に言えない。悪意がないからこそ、やりきれない。
    前半は話のテンポが遅く、たくさん離脱してしまったけど後半の畳み掛けがすごかった。
    今回もイヤミスだな〜やっぱり面白い〜

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    2026年06月13日
  • 未来

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    未来からの手紙をもらった少女が虐待など家族の問題に向き合う話し。いじめや複雑な家庭環境、さまざまな問題が少女に降りかかる。未来の自分に手紙を書くことで、首の皮一枚つながる。少女の未来が明るくあって欲しいと願う。

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    2026年06月14日
  • 未来

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    子供たちの貧困問題や虐待問題がこれでもかと続くので、楽しい読書ではない。
    しかし、文章がきれいで流れるようで読みやすい。
    ある日、突然20年後の私からの手紙が届く。
    未来に何があるのか?
    また、3つのエピソードがどのようにつながるのか?
    最終章で希望に満ちた結末になって欲しいと思いながらの読書でした。

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    2026年06月13日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    カラーの人間標本のイラストがとても記憶に残った。
    フィクションとはいえ、よくこんなものを思いつくなと感心。
    序盤は人間標本を造る猟奇的な思考や過程の表現が興味を引いた。中盤から終盤にかけては、物語が二転三転し、ミステリー好きにも楽しく読める事ができた。

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    2026年06月13日
  • Nのために

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    なんか好き
    みんな必死に愛に縋ってて想像したくないけどしてしまう感じ
    初めての湊かなえさん作品でしたが
    他も読んでみたい
    読みやすいとゆうか飽きずにすらすら読める

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    2026年06月12日
  • Nのために

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    都心の超高層マンションで、42歳夫と29歳妻の夫婦が殺された。現場に居合わせたのは20代の男女4人。物語は4人それぞれの証言からはじまる。
    杉下希美、成瀬慎司、西崎真人、安藤望、全員がイニシャルに“N”をもち、各々が“Nのため”に真実を隠した証言をしている。
    その後は、章ごとに4人それぞれの目線での、事件から10年後と、事件当時の語りで構成されている。

    まず証言シーンで、杉下と親友である安藤望を女性だと思い込んでいたから、その後の章で男性だとわかってからは、だいぶ印象が変わった。これは作者のミスリードだと思っているけど、ほかの読者はどうだったのだろう。杉下はどこにでもいる女子大生として描かれ

    0
    2026年06月12日
  • 未来

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    ネタバレ

    良かったけど、個人的には「もう終わり?」となりました。篠宮先生と今の章子との絡みはないんだ、未来からの手紙の回収はないのか、と。映画の予告でもの凄い絡んでるっぽかったから期待したのに。。
    でも、これが良いのかなぁ。

    この作品はAudibleの二冊目として聴きました。
    これが良かった!
    前半の大人章子に書く手紙のパートがAudibleの朗読には最適。ナレーションはのんさんでしたが、声のトーンも最適でかなり没入しました。

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    2026年06月12日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    実は何となく避けてきていた、初めての湊かなえ作品
    ページを捲る手が止められなくて一気読み
    いや〜…とにかくすごいものを読んでしまったという感じ
    でもこれは「介護ミステリー」ではないと思う
    もっとこう何と言うか人間の本質に迫った再生の物語

    「男ってのは」なんてカテゴライズした言い方はあまり好きではないけれど、それでもやっぱり「息子って母親の老いを受け入れられない生物」説はあるなぁ〜と改めて思った

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    2026年06月10日
  • 王国

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    暁星がよかったので
    あそこまで「よかった」とはならんじゃろ〜
    って思いながら読んでみた

    最初はあんまり乗り切れなかった
    中学生、高校生になっても騎士なんて、
    大人になっても羞恥なく言うかね?
    ちょっと美しい心持ちすぎじゃね?
    そんな描写は1つもないのに
    これ、全員イケメン設定だろ?とか
    女性誌の連載だからか?!
    いまいちっぽいヤツも出してくれよ!
    全員カッコいいとかマンガじゃん!なんて
    ひねくれた心で読んでてごめんなさい

    全員のたらればをそれぞれの視点で読めて
    ぐっちゃぐちゃカオスな部屋の中が
    あるべきところにあれこれ収まってくみたいに
    少しずつ見えてくるの
    読んでておもしろかった

    キャ

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    2026年06月09日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    号泣ミステリーって事。

    一滴も涙は出なかったなー。

    魅力的な尚美さんや、憎めない杏子さんなど、
    登場人物が個性的で、目が離せない。

    人が人を責める時って、一方向で考えているのではないか。後付けの話しも気になる→泰代よ。あなたの結論は、それでいいのかー。

    考えるって事は、物事をいろんな視点で想像してみる事なんだ。だから、わたしは、本を読もう。


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    2026年06月08日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    読み進めるうちに規模の小さな事件であるということに気づく。というより最後の最後で知る。主人公がスッキリしないまま物語が終わるため、私もスッキリしない。けど真実が明かされるまでは面白くどんどんと読み進めてしまった。

    多分私はハッピーエンドのミステリーが好きなんだと気づいた。

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    2026年06月08日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    どんどんと繋がってくのが爽快だった
    あぁこれが花の鎖か
    今書いてて気づいた
    素晴らしい

    すごいわこれは

    Ps
    他の人の感想見て気づいたけど
    めっちゃきんつば食べたくなる

    0
    2026年06月08日
  • 未来

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    子どもの貧困問題を知っているのか、そうでないのか。それだけでアンテナを張ることができ、苦しい思いをしている子どもたちに手を差し伸べることへと繋がる。
    お互いを思いやるからこその辛い現実、悪意のない裏切り、全部が深く心に残る作品。

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    2026年06月07日
  • リバース

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    人には言えない秘密は誰しも持っているものだが、いつかはバレてしまうものなのかと感じてしまう。最後の最後で衝撃的な事実が分かり絶句した。本に出てくる珈琲屋さん憧れる。

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    2026年06月07日
  • Nのために

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    同じ出来事が、いろんな人目線で書かれていて、どんどん事実が明らかになっていく点がおもしかった。
    DVや、虐待など少し過激ではあった。
    野口夫妻の殺され方は意外だった。
    傷を負うことで、愛されていると誤認してしまっていることは恐ろしいと感じた。

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    2026年06月07日