湊かなえのレビュー一覧

  • 母性(新潮文庫)

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    人への愛の向け方、自分への愛の向け方がよくわかるような本だった。愛なんかエゴとエゴのぶつかり合いなんじゃないだろうか(文庫p269より)

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    2026年10月04日
  • C線上のアリア

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    介護の現実とか湊先生のいわゆるイヤミス系なのかなと思ったけど、どちらかというと三世代にわたる伏線回収系の人間ドラマだった。

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    2026年10月03日
  • 告白

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    視点が違えば全く捉え方が違う。
    最後はそうきたかという感じでは合ったものの、方舟を読んだ後では少し物足りなさを感じてしまう。

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    2026年10月03日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    中盤くらいまで、独立し過ぎていてそれぞれの話なんの関係があるんだろうって思っていた。少しずつ、よく読むと昔すぎない?って時系列がズレていることに気がついて、ピースが埋まっていく感じが楽しかった。

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    2026年10月03日
  • Nのために

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    証言と実際に起こったこととの答え合わせは勿論、そこに至るまでの登場人物一人一人の過去と未来の境遇から伏線の回収まで最後まで楽しめた。繰り返し読みたくなるような作品。

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    2026年10月03日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    「本物」を布団を重ねた下にあるえんどう豆に例え、限りなく見つけることが難しいがなんとなく違うと違和感を感じ「本物」は何なのかを人生をかけて探していくところが、自分にとって正解の道は何なのか、どこに就職すれば、誰と付き合い結婚すれば、幸せになれるのかを探していくことと近いように感じた。
    豆ような小さな違和感だが、豆こそが本物であり自分が探しているものであって、自分が今選んでいる道が正解とは限らず、その豆を探し出すことを心の中で求めている気がする。ただ、それを探すことは今までの常識や生きてきた人生が崩れ、ひっくり返る可能性も秘めている。その中で生きていくことはとてつもなく苦しいもののように思う。
    このストーリーを読んで、自分が納得のいく未来を探し当てることは布団の下のえんどう豆を感じること、いや、砂漠で一粒の金を見つけるほどに難しいことかもしれないと思ったりした。

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    2026年10月03日
  • 告白

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    ネタバレ

    イヤミスの名作と言われるだけある。
    すごく楽しんで読んだ。
    ひどすぎる。。どんびき。全方位救いがない。
    登場人物のバックグラウンドがいろいろ語られ、そのそばから全否定される。
    読んでる自分もその登場人物をわかった気になってちょっと共感とかし始めるあたりで否定され、取り返しのつかないことになるのでダメージが入る。

    個人的には桜宮先生が1番ひどい。。

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    2026年10月03日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    基本的にほっこりする本が好きなのですが、ダークサイドに落ちたい時に湊さんの本を手に取ってしまいます。展開が心地よくオチが強烈なのが多く、ストーリーに没頭できてなんとも言えない読後感に侵されます。母と娘。みんなが抱える難しいテーマですよね。どの家庭もきっと抱えてる。感情がむき出しで、こっちも移入しやすかったです。

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    2026年10月02日
  • C線上のアリア

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    主人公と年齢も近く若い頃の流行りに懐かしく振り返りながら、現在抱えている介護まで共感や気付きにあっという間に読んだ本でした。
    本の読み方の新たな発見に、私も上巻から読むし、なんなら面白くなくてもムリに読み切るけど、あえて下巻から読んでみるのも楽しいかも?

    ノルウェーの森は読んだはずだけど、全く思い出せなくてびっくりした。
    ま、だからこそ下巻から読んでみるかー笑笑

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    2026年10月02日
  • Nのために

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    ドラマがめちゃくちゃ好きだったので原作も。もちろん原作もすごく好きで、心の中の表現が地の文でできるのが本のいいところだと思った。

    でも正直それ以上に、これをあんな構成でドラマにしたことにあっぱれ!という気持ち。原作では警察官の視点なんて一切ないのね。
    原作では各登場人物の視点をある程度まとめて進めるけど、ドラマでは場面がたくさん切り替わるイメージ。島でのつらい描写は原作よりドラマのほうがずっと伝わった。

    湊かなえ原作、奥寺佐渡子脚本は他にもあるからぜひ楽しみたい。

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    2026年10月02日
  • 告白

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    ネタバレ

    とても読みやすかったし、面白かった。
    後味が悪いと言われていたからドキドキしながら読んでたけど、個人的には寧ろ復讐を果たしてくれてスッキリした読後感だった。
    森口先生みたいな淡々として優秀な人物像がかなり好みだった。

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    2026年10月02日
  • 告白

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    ネタバレ

    それぞれの人物が告白をするように、一人称視点で話が進んできます。文章としては読みにくいですが、頭への入り方が早く、臨場感があります。

    映画では、ラストに「なーんてね」というセリフがありますが、本では「ここからあなたの更生が始まります。」で終わりを迎えています。
    私的には本の終わり方の方が好きです。
    ラストのセリフの前文から話口調が続くので、無機質的な怖さがあります。
    更生という言葉を使っておきながら、それを望んでいない憎悪を感じます。

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    2026年10月02日
  • リバース

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    イヤミスってこういうことか〜と思い知らされる作品。
    ストーリーも面白かったし、ラストにはしっかり驚きとモヤモヤが残りました。

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    2026年10月01日
  • 告白

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    オーディブルにて

    自分自身2歳の娘がいるので、正直かなり聞くのが辛かった。
    昔映画で観たことがあったので、何となくの犯人像は覚えていたけれど改めて読み返してみると、
    章が進むごとに新しい視点が出てきてすごく引き込まれた。
    最近読んでいたのが宮部作品の長ーい作品ばっかりだったから、
    さくっと読めてすっきりできてよかった。
    でももう読み返したくない(辛いから)

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    2026年10月01日
  • 暁星

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    俺みたく裕福でなくても平々凡々と生きてる者にとっちゃあ、なんであんな教団に出鱈目な額の献金をするんだろう?そこに救いがあると考えるんだろう?どうみても詐欺まがいの勧誘でしょう、としか思い至らんのよねぇ。ま、教団内で出世して幸福感に浸っている方が少なからずいらっしゃるのか。現実において、もしあの安倍元首相銃撃事件がなければ、旧統一協会はいまだ政治家と接点をもち勢力を維持していただろう。今の状況を知らんけど。信者の心境に理解が及ばぬが、改めて事件に思いをめぐらせる機会となった。被告の功績といえば障りがあるか。

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    2026年10月01日
  • 少女

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    人の死を見たいというある意味純粋すぎる気持ちを持った二人の少女が、別々の行動をとり、なぜかつながっていくのが、どんどん先を読みたくさせた。
    解説にもあっと思わされ、もう一度初めから読みたくなった。

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    2026年10月01日
  • 告白

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    視点が変わるごとに事件の詳細が明らかになっていくところや、それぞれの人物による物事の受け取り方が違っていて主張が若干食い違っている部分がリアルだった。
    終わり方は少しだけ期待していたものとは違い、もう少し謎のままであるほうが面白いかも、と感じた。
    文章による人物の書き分けがはっきりされていて、章によって話す内容でその人物像がハッキリした。

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    2026年09月30日
  • 往復書簡

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    相手を前にしないだけで、こんなに嘘を書きやすくなるのかな。庇うつもりなのか隠すつもりなのかはさておき、嘘は嘘。やっぱり誰と話すにも面と向かって話したいなと。手紙の良さも勿論あるけどね。

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    2026年09月30日
  • カケラ

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    インタビュー形式でずっと物語が進んでいくのが個人的には好きだった
    とくべつ面白い、という訳では無いけど人が話す時に盛ったり、受け取り方が違ったりといった所がリアルだった
    湊かなえの作品の中では好きな作品

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    2026年09月30日
  • 王国

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    悪人らしき人がほとんどいないミステリー。殺人事件が起こるミステリー作品ばかり読んでいたけれど、こういうのもいいですね。
    人を想うがあまりに秘密を抱えてしまった人達の、優しくて切ない物語でした。
    読後感もハートフルで爽やかです。

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    2026年09月30日