湊かなえのレビュー一覧

  • 花の鎖

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    ガンを患う祖母を持ち職を失った梨花、夫と仲睦まじく暮らしているが子供ができない美雪、水彩画教室の先生をしている紗月。彼女たちの人生に関わるKという男の正体とは。

    1回読んだ後に、すぐもう1回読んだ。2回目に読むと、Kからの花束が「愛する人へ」向けて届いていることや、美雪の強さに感動する。
    『イヤミスの女王』と呼ばれている作者だが、この作品は読後感が良かった。
    きんつばが食べたくなる。

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    2026年03月22日
  • 暁星

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    湊かなえさんの作品はお初です。

    なかなか言葉にするには難しい宗教の問題が題材でした。
    宗教はそれで人生無茶苦茶になる家もあるし読んでてもなかなかダークな部分があるよなと。

    気付かずに蝕まれると救いたいけど救えない状況の難しさ、その救えない状況が読んでても心が痛くなりました。

    一回読むだけではなかなか難しい本ではあったけど読めて良かった。

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    2026年03月22日
  • 暁星

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    「湊かなえだ、ミステリーだ!」
    と、思って読むと肩透かしを食らうかも。
    ミステリーと言うよりも、恋愛小説?と言ってもいいかも?
    でも、後半を読むうち前半の謎が解けたり解けなかったりで、この辺はミステリーと言えるのか。
    結局私の読解力では謎のままの部分もあって、この本は1回読むだけでは落とし込めないですね。

    読後、時間を経てジワジワくる小説です。

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    2026年03月21日
  • 夜行観覧車

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    家庭内殺人がおきた家族と、その周りの住人の視点から物語が進む。時系列が前後したり語り手も変わるが、読みやすかった。

    殺人が起きた家庭よりも周りの住人のほうが破茶滅茶で、事件よりもその人たちの行く末の方が気になって読み進めてしまった。
    高級住宅街って、人間独特な世界で面白い。

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    2026年03月21日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    母も娘(清佳)も悪い人ではないのだが、それぞれの立場から描かれると悪い人のように見えて、描き方のうまさを感じた。
    同じ出来事でも、こうまで受け止め方が違うのかという場面も多々あった。
    それに加えトリックも盛り込まれ、とても楽しめた。
    主人公たちの名前がなかなか出てこないのは、トリック的な狙いもあったのだろうが、想像力を掻き立てる意味でもよかった。
    自分としては母親の気持ちはいまいち共感できず娘よりだったが、かといって完全否定でもなく、考えさせられた。

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    2026年03月21日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    ドラマ化されていることは知っていたため、書店で気になり軽い気持ちで読み始めました。
    「人間も1番美しい姿で標本になればよいのに」という榊史郎の狂気的かつ独創的な考えにより、それに巻き込まれる息子含め少年たち、、という簡単すぎるストーリーを頭に浮かべながら読んでいると、実際の真実に驚きました。
    人が人のために、またその人は別の人のために、
    根底にある真実は、何重にもなった人々の思惑によって隠されていました。
    「湊かなえさんの作品は後味が悪いことが有名だ」とどこかのサイトで見ましたが、今まで読んだ湊さんの作品の中で1番、主人公(私的には父が主人公)にはこの後何らかの救いがあってほしい…と願いました

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    2026年03月21日
  • 暁星

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    湊かなえがちゃんと「湊かなえ」していた。分かっていても予想を裏切られてしまう。

    湊かなえ作品のプロットはしっかりしていて、ミリ単位の外れなく読者をきちんと「ミスリード」させる。どう考えても辿ってきたストーリーしかない形に導いた後、土台を壊してくる。読者と築いた信頼を壊してくる。

    前に進めば更に湊かなえのプロットに揉まれていくし、そこで脱落するには内容が気になりすぎる。グッドエンドかバッドエンドか、湊かなえの気まぐれ次第。全ての命運をぎゅっと掴まれて、自由の余地が無いような、湊かなえ感が愉しめた本でした。

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    2026年03月21日
  • 暁星

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    どん底に陥ってしまった時、必ずしも正しい光がその時に射すとは限らない。最初は不信に感じていても、社会的地位の高い人間、高い知能を持ち言葉巧みな人が発し認めてもらえたら、もっと良く、もっと高みへと手を伸ばしてしまう。例えそれが、愛する者の人生すら狂わせても。

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    2026年03月21日
  • 暁星

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    ネタバレ

    前編を読んでる時、???これ湊さん?て思いながら。
    後編まで読むとすごい話。
    どちらにしろ、文章力がすごい人たちの話。
    ソウルメイトとはかくありき。
    星、コーヒー、クッキー。

    私的には、暁くんのお母さんの激しさがすごいと思った。やり方は他になかったんかとも思うが。

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    2026年03月21日
  • 暁星

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    信仰とそれに伴う熱狂のようなもの。
    これがいい方向に向かうのか、そうではない方向に向かうのか。社会的には悪でもその人にとってはどうなのか。

    ある社会的に重要なポストに就いている人物が刺殺されることからはじまるのだが、実はその人はある新興宗教の重要人物でもあった。そしてその宗教は深く広く社会政界にに文壇に根を張っていた。多額の献金など社会的に見て問題があることが告発される。
    前半の犯人の手記、それに伴うSNSの反応や犯人の関係者への取材記事は冷静にこの事件をこちらに伝えてくる。また、その形をとることで現在のリアルにある宗教問題を想起させられる。このリアルと創作の間を歩く感じが面白く没入感がすご

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    2026年03月21日
  • 暁星

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    ネタバレ

    本屋大賞ノミネート作。
    オーディブルで聴いた。

    後半は、「これはフィクションです」で始まるので、なんだフィクションなのか〜って感じで聴いていたんだけど、だんだんと、え?これホントにフィクションなの?だったらなぜこんな小説を書いてるの?みたいに思ってきて、最後の一文(だっけ?)でひっくり返されるので、うわー!!!!と終わり方が良い!!と思った。

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    2026年03月20日
  • 告白

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    ネタバレ

    映画が好きなので原作を手にしました。
    小説だとより語り手の心情が細かく描かれていて引き込まれたあ!
    やっぱり生い立ちというのは強く人生に影響されるんだな、、と思ったり。
    ヒステリック母親描くの本当にうますぎるかなえ先生

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    2026年03月20日
  • 暁星

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    ネタバレ

    安倍首相の事件、統一教会の話がオマージュされていると聞いて、気になったので読んでみた。


    宗教2世の苦しみが書かれた小説。
    と思いきや恋愛小説で驚いた(勿論その部分が書かれてるのは間違いではないんだけど)。

    大臣が殺されたところから始まって、ことの経緯や真相が語られる構成。2部構成になっていて、前半で主人公目線の話、後半は事件後に発表された事件に関する小説の内容になっている。

    どっちが正しいのか、それともどっちも正しいのかと考えながら読めて面白かった。

    あんまり宗教のことが分かっていないからこの小説を読んでみたんだけど、実際こういう感じなんだろうか。龍の話は突拍子もないと思ったけどあり

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    2026年03月20日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    とても面白くてワクワクしながら読み続けました。勝手な想像で現在の家事交換で怖ろしいことが起こるのかと思いきや、過去の事だったとは、、少し期待外れ感はありますが
    弥生さんも菊枝さんも、現在の美佐、ナホさんも介護を押し付けられていて夫や辛く当たる姑に怒りを感じました。

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    2026年03月20日
  • 暁星

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    政治家暗殺事件と宗教。
    実際に起こったあの事件を思い起こさせる本作。
    重いテーマの小説を読むには体力が必要でした。
    宗教によって狂わされた人々の人生。
    この小説はフィクションとノンフィクションで作り上げられていると感じます。
    読むのにこれだけ疲れたなら、書いた湊かなえさんはどれだけ大変だったでしょう。
    好きか嫌いかで分けられる小説ではありません。
    私の心の中の「好き」「嫌い」とは別の引き出しにそっと仕舞っておきます。

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    2026年03月20日
  • 少女

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    不思議な展開で、物語の発端も面白い。理不尽に対してどう向き合うか、理不尽を前提とする世の中で、友情は大切だというメッセージを訴えたい?
    難しいお話だった笑 振り返れば、タイトルは少女だった

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    2026年03月20日
  • 暁星

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    何がどうなっているのかイマイチ理解できていない部分もあるけれど、なんだか凄い物語に触れた感覚。
    初めて湊かなえ先生の作品を読んだが、やはり胸くそ悪くなるほどに重たく、それでいて奥深い。
    多くの人が言うように、自分もすぐに2022年のあの事件が浮かびました。最初は、実はその事件に関するノンフィクションなのではないかと思いました。
    もっと自分に理解できる力があれば、更に評価が上がった気がします。

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    2026年03月20日
  • 花の鎖

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    最初は短篇集かと思うほど、それぞれが独立してるようなんだけど、段々と繋がりが見えてくる。強い女性。強い繋がり。強いストーリーテリング。

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    2026年03月19日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    絶対なっちゃんやばいやつじゃーんって思ったらその通り〜ふつうにゆいこがずっと可哀想。毒親だし報われないイヤミスすぎ‼️自分的に結末が弱いけど結末までの読みたさが勝る。イッキ読み

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    2026年03月19日
  • 暁星

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    安倍元総理の事件を想像してしまう。
    事件を起こした犯人の手記と、それを小説にしたフィクションとノンフィクションで書かれていて、もっとしっかり読むと色々なことがわかりそうな気がする。テーマは愛なのか?次読む時は、ノンフィクションの小説から読むとわかりやすいのかも?

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    2026年03月19日