湊かなえのレビュー一覧

  • サファイア

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    ネタバレ

    短編で読みやすかったし、それぞれの終わり方が「そういうこと⁉︎」ってなって面白かった。
    最初のルビーが進んでくうちに登場人物2人の関係性が分かってきて1番面白かった。
    本の名前にもなってるサファイアと続きのマリーゴールドは他と違って、ハッピーエンド?みたいな終わり方で好き。

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    2025年09月29日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    10年前くらいに一読したはずがほぼ記憶がなく再読。エミリ母が許してくれたと見せかけて最後まで冷徹で4人を恨んでいる、みたいなイメージだったけどなんか違った。少なくともそうじゃないように振る舞っている。何かの作品と混同してるのかも…

    湊さんの独白リレー形式がヒヤヒヤして大好き。誰に向かって?彼?あの人?ってわからない部分がたくさんあるところからスタートして、登場人物が順番に語ることで全容が明らかになる。この過程の中毒性がすごい。
    登場人物ほぼ全員が想像以上の結末を辿るからヒエェが止まらなかった。

    ⚫︎フランス人形(紗英→麻子の手紙)
    ・紗英母「紗英じゃなくてよかった」。この状況の親なら誰もが

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    2025年09月30日
  • 未来

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    言葉にするのが難しい
    おもしろいと言っていい作品ではないと思うが、考えさせられる深い話だった。
    こういう辛い境遇にいるようなお話の中には自分だけが辛い中にいる言い方は悪いが浸っているような主人公も多く少しイラッとしてしまうこともあるのだが、この作品はそういう感じはしなかった。
    徐々に過去の出来事が明らかになるにつれ、最初の方の印象がどんどんと変わり、パッと見た印象で判断できることはほとんどないのだと、道に歩いている普通の家族でも自分の周りに溢れているような普通の境遇の家族とは限らず、私の周りの一見普通の家族に見える家もなにがあるのかわからないのだと感じた。

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    2025年09月29日
  • 山女日記

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    山をテーマにした8つの湊かなえ氏連作長編。それぞれ主人公はみな人生の岐路に立ち、山で人と向き合い悩みと向き合い自分と向き合う。
    とはいえ、359ページにある通り、「そもそも、登山に理由付けなど必要ないのだ。山が好き。だから、登る。それでいいじゃないか」、そのとおり。一歩一歩頂上へ向かえば心は融解し素晴らしい景色が自分を迎えてくれて明日への活力を与えてくれる。爽やかな読後感のある作品。

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    2025年09月29日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    ネタバレ

    ミステリー要素はないが、湊かなえさんの新しい作風の作品が読めて楽しかった。
    所々に「ああ、こういう癖のある先輩いるよな…」「不毛な会話だな…」「理不尽だな…」と日常生活で一度は出会ったことのある苦手な瞬間があって、やっぱり湊かなえさんは人間の嫌な部分を表すのが上手いなと思った。
    最終的にどうなるのか楽しみに読んでいたけど、あまりにも全てがうまくいきすぎているような感じもして(フィクションだから仕方ないのかもしれないけど)、少し物足りなさも感じたので星4にした。
    この主人公達の来年や、大人になってからが気になる作品でした。

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    2025年09月28日
  • 落日

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    脚本家の甲斐真尋と映画監督の長谷部香、2人が主人公のこのお話。
    ある事件の映画化に向けて取材を通し、見えてくる真実。

    イヤミスの女王と呼ばれる湊かなえさんのこの作品。このお話はそれほどイヤミスとは感じなかった。
    ただただ、真実はなんだったのか、何があったのか、どんなふうに絡んでくるのか。それが知りたくてどんどん読めていった。
    やっぱりすごい作家さんだなぁ。ものすごい勢いで引き込まれていった。

    色々考えさせられるお話ではあるが、最後にはホッとするような展開になり、安堵した。
    読んでよかったお話。

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    2025年09月28日
  • 未来

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    子どもが助けを求める前に大人が気づいて助けてあげられるのが理想だけど、現実は厳しい。あとがきにもあったが、自分のことで精いっぱいの大人が多い現代(自分も含めて…)。逆に子どもを傷つける側の大人だっている。

    そんななかで、自分にできることなんてすごくちっぽけなことで、ほぼないに等しいのかもしれない。でも全くないと思うのとちっぽけでもなにかあるかもと思って生きていくのでは大きく違うと思うし、そのちっぽけが誰かを救うことになるかもしれない。

    苦しかったけど読んでよかった。

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    2025年09月27日
  • 少女

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    何故か死に対して拘りをもつ由紀と敦子。互いに他者の死を求めて病院と老人ホームにボランティアにいく。彼女たちが関わった各登場人物が伏線的に絡んでくる展開は秀逸であった。
    最後、由紀と敦子の関係が改善したかと思いきや第3者であると思っていた紫織がクローズアップされ、すっきりした読後感にならないのが湊かなえ作品らしいと感じた。

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    2025年09月26日
  • 夜行観覧車

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    娘の反抗期がひどすぎて、ネットで反抗期を検索ばかりしていたころ、この本を載せてる人が多くて
    よんでみた

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    2025年09月25日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    登場人物が多く、少々読むのに苦労した。
    トンガの情景が美しく思い浮かんだ。イヤミス作品ではなく、ある種のヒューマンドラマのように感じた。
    最終章で、あぁなるほどと思った。

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    2025年09月24日
  • 落日

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    ネタバレ

    終盤になり、真実が明らかになることで心臓を掴まれるような、悲しい事実もあれば、主人公にとって少しの救いもあった結末だったと思う。 こんなにも、つらいシチュエーションを思いつく、湊かなえさんに毎度、圧倒される。

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    2025年09月23日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    山岳小説の続編。新田次郎のようなミステリー仕立てではなく、日常の延長としての登山で、様々な岐路に立つ人たちの人生を山に絡めての話です。今回は短編同士のつながりは全くなく、独立したお話ですね。解説も含めて読んで山に行きたくなりました。

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    2025年09月21日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    自分が思う自分と、他人から思われてる自分とは全然違うんだろうな
    と、湊かなえさんの作品はいつも、ある種の戒めのような気持ちになる
    子供からみたら、放置するのが聖母かもしれない、でも子供から大人になったらそれは毒親なのかもしれない
    難しいな

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    2025年09月20日
  • 少女

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    ネタバレ

    視点がコロコロ変わるから、
    誰視点なのか分かりづらかったけど、
    後半になるにつれて慣れてきた。

    *の数で区別されているのを読んだ後に知った。

    内容は、
    この先どうなるんだろうとわくわく
    読み進めていくにつれて
    こことここは繋がるんだろうな、
    というところがどんどん繋がっていき
    最後に全部が繋がるような伏線回収
    気持ち良すぎた。

    内容は自殺や死をテーマにしていて
    ダークだけれど、
    物語としては構成も上手いし、
    読んでいて面白かったです。

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    2025年09月20日
  • 少女

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    面白かった。話の収束の仕方や湊かなえさん特有の怖いもの見たさのある繊細なエログロ?で一気に読むことができました。

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    2025年09月19日
  • 少女

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    前半は誰目線の話なのか曖昧でふわふわとしながら読み進めた。人が死ぬ瞬間をみたいなんて縁起が悪い少女が3人もでてくるんだから共感出来ないなと思いつつ。
    部活の挫折とか家庭の事情とか、少女っていうとまだ幼い女の子だけれど、大人よりも考えていることって沢山あるんだろうなと思った
    私自身後半すごく重なる部分があって、読んでいてとても辛かった
    そして最後はとても衝撃で解説も含めめっちゃ面白かった
    解説読まないと全部理解出来なかったからもっと沢山本読んで自分で伏線回収できるようになりたいな

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    2025年09月19日
  • 湊かなえのことば結び(下)

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    毎回の放送の「今日の一曲」を歌詞付きで聴きながら、選曲の渋さに、湊さんて何歳やった?と何度も突っ込む。自分はこの頃も海外にいたので、コロナの頃やなぁ、こんなん流行っててんなー、と懐かしく思い出す。

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    2025年09月17日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    4編の山歩き物語。
    後立山連峰、北アルプス表銀座、立山・剱岳と山好きにはお馴染みの名コース。
    私も歩いた事があるので、その時の景色が甦りました。
    剱岳の鎖場を登りながら、主人公の夏樹が語る。
    「岩場を前にすると、ワクワクする。手や足の置き場を想像する」「試してみたい、ただ、それだけだ」
    そう、その時には恐怖など無い。
    そんな山好きの作者の語るひとつひとつにうなずきながら読み進めました。

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    2025年09月17日
  • 贖罪

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    『告白』と似たような展開構成で、語り手が変わることで同じ事件を視点を変えながら読むことができた。
    魅力的な女性の強さを描くのが上手だと感じた。

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    2025年09月16日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    自分も山に登るが自分と向き合えていない。本書の登場人物達は自分と向き合い、次の一歩を踏み出そうとしている。その違いは、彼女達が自分以外の誰かを思っているからなのか。自分もそんな登山をしてみたいと思える一冊、前作も読み直したい。

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    2025年09月16日