湊かなえのレビュー一覧

  • 残照の頂 続・山女日記

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    やっぱりかっこいいなぁ!!
    大きな山に登れる人を尊敬します。
    かなりの高所恐怖症なので、唐松岳に登る途中の八方池の付近で足が出なくなって下山をしてから、もう登山は無理だと諦めていたけれど。登れる山を探してみたいなという気持ちになりました。安達太良山には登ったことがあったので、思い出の道を思い返しながら読みました。本当にかっこいい小説。続編がまた出ますように!この本に出てくる女性みんなが幸せで暮らせていますように。

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    2026年06月13日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    号泣ミステリーって事。

    一滴も涙は出なかったなー。

    魅力的な尚美さんや、憎めない杏子さんなど、
    登場人物が個性的で、目が離せない。

    人が人を責める時って、一方向で考えているのではないか。後付けの話しも気になる→泰代よ。あなたの結論は、それでいいのかー。

    考えるって事は、物事をいろんな視点で想像してみる事なんだ。だから、わたしは、本を読もう。


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    2026年06月08日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    どんどんと繋がってくのが爽快だった
    あぁこれが花の鎖か
    今書いてて気づいた
    素晴らしい

    すごいわこれは

    Ps
    他の人の感想見て気づいたけど
    めっちゃきんつば食べたくなる

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    2026年06月08日
  • 落日

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    ネタバレ

    結局ガチの真相はガチで分かんないっていうリアルさと、じゃあどうやって向き合うべきなのかという追求が渋くて面白かった

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    2026年06月07日
  • 落日

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    ネタバレ

    湊かなえの本って
    1行目からおもしろいんだよね。
    そこが好き。

    自分が信じていた真実だと思っていたことが
    他の人の視点から語られることによって全く真実ではないことに気づくあの感じが好き。
    これって実際の人生もそうだよね。何を信じたらいいのか…?自分が思い込んでいただけなのか…

    まさかここがつながっていたのか…とか
    どんどん明らかになる感じが読み進めていて楽しいところ。

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    2026年06月06日
  • 往復書簡

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    湊かなえさんの他の本の、手記や告白と文体は似ていますが、書簡ということで、これを受け取った相手はどんなリアクションをするのだろうと想像しながら読み進めるのが新鮮で、また、知らなかった事実を踏まえると受け取り方が自分の想像と真逆だったりもして、ミステリー的な余韻も楽しめました

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    2026年05月31日
  • 花の鎖

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    三人の女性それぞれの人生が、見えない糸で結ばれているように少しずつ絡み合い、最後には一本の「花の鎖」になる。その構成の巧みさに何度も唸らされた。散りばめられたヒントが後半で鮮やかにつながっていく展開は、まるでパズルのピースを埋めていくようで夢中になってページをめくった。驚きだけで終わらず、その奥にある母と娘の強い絆や愛情が心に残る。

    湊かなえ先生のイヤミス作品は本当に大好きだけど、『花の鎖』を読んで「湊かなえはそれだけじゃないのよ」と見せつけられた気がした。

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    2026年05月31日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    イヤミス……いやこれはグロミス…

    美しい青い蝶の表紙を開いて、その蝶を思わせるような青の厚紙。そしてたくさんの色がぬたれた背景の真ん中にタイトル。
    次のページから6枚の口絵。
    少年が標本にされた作品……
    これだけで気味が悪かった…

    そして始まる蝶博士「榊 史朗」の手記【人間標本】
    幼少期の話。糾弾された芸術家の父。逃げるように引っ越した山の中のアトリエ。その周りの蝶の群れ。父と一緒に作った蝶の標本。それを生かした夏休みの作品。父が書いていた肖像画の人物。その娘。父の死。退屈で窮屈な学校生活…
    蝶に取り憑かれた結果…蝶のように美しい少年たちを殺し標本にし、我が子まで手にかけた異常殺人者。との告白…

    …え?まだ40ページくらいですけど…こんな爆弾落として大丈夫!?
    って思えたのは、まだまだかわいい…
    そこからよ…一人一人、夏休みの自由研究の課題かのようなレポート…気味悪すぎて、頭パニックだし吐き気するし、とりあえずスマホゲームで気分転換して…いや本当に最後まで読めるか心配だった…

    でも読んでよかった!!

    蝶々の名前がたくさんでてきたけど、金田一少年の事件簿の黒死蝶殺人事件にでてきた蝶が多かったから助かった(笑)
    そんなことはどうでもいいけど、前半のグロミスから中盤のゾワゾワする気味の悪さ…そして最後のイヤミス感…

    最高でした!

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    2026年08月26日
  • 山女日記

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    湊かなえさんの本は、何冊か読んでいたけれど、この本は、登山を趣味にしている私に母が勧めて来たタイミングで、古本市で偶然見かけたので購入した。まさにこの本に出会うまでのプロセスが、まるでこの本に登場する「山女」のワンシーンのようで、わたしも物語の主人公としてすでにストーリーに溶け込んでいた。

    それほどナチュラルでリアルでどこにでもある、誰にでもある女性のライフステージによる葛藤が描かれていて、共感しかなかった。

    しばらく山にいけてなかったが、読み進める途中でたまらなくなり、山に歩きに行ったほど。

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    2026年05月30日
  • 落日

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    読みやすい
    湊かなえの本は2冊目だけど、2人or複数の登場人物からの視点を交互に流れてくるストーリーが主流なのかな
    見る人によって印象は大きく変わる
    実際の事件も然り、報道のさじ加減一つで犯人は善人にも悪人にも映される
    その思い込みは中々変わらない
    監督のお父さんの真実がハッピーエンドでは無いにしろ、監督が救われる形になったのは良かった

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    2026年05月28日
  • 落日

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    面白かった!
    分厚いので、読みにくいかなあと思いきや、さすが湊かなえ先生。次の展開が気になる!
    それぞれにつながりがあって、最後までスラスラ読めた!

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    2026年05月28日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    特に驚きのなく、じわじわとくる結末だった。
    これが湊かなえか、と思ったり。
    事件をめぐる様々な角度からの犯人像に惑わされたし、ほんとにすごく面白かった。事件を追う野次馬的存在として物語に引き込まれていた。

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    2026年05月27日
  • 高校入試

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    実際高校の先生をしている人が身近にいる為、リアルに想像ができて楽しかった。
    目次とは別の時間軸でタイトルが挟まれているトリックに気づいた時には鳥肌が止まらなかった。
    1日、2日の出来事とは思えないほど次々に事件が起きていく為、スラスラ楽しく読むことができた。

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    2026年05月26日
  • 往復書簡

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    簡単に連絡を取り合える今、手紙でのやりとりに新鮮さを感じつつ、だれかに手紙を書きたくなりました。手紙は記憶を整える作用かわあるんだと思いました。湊かなえさんならではの、びっくり展開にハマりつつあっという間に完読です。

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    2026年05月25日
  • 落日

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    新進気鋭の映画監督が次作のテーマに選んだのは、幼き頃の大切な記憶にまつわるある事件だった。
    読み進めていくと順当に全体像は掴めるものの、肝心な点と点を繋ぐ重要なピースがなかなか明らかにならず、やがてそれらがハマる瞬間が素晴らしい。
    日はいつか落ちる。しかし必ずまた昇る。

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    2026年05月25日
  • 花の鎖

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    三人の女性を主人公としたミステリー作品。
    『花』、『登山』、『きんつば』が物語の鍵となっており、三人の女性の関係性は?「K」という謎の男性は誰なのか?が明かされていく内容となっています。
    何か繋がりがありそうでつかめない感じがもどかしくも面白く、第四章で見えてくる真相に「なるほどなぁ」と唸ってしまいました。読み終えてから再読すると、細かい部分に伏線があり、真相を知ってから読むとまた更に面白かったです。帯に書かれている通り、数独パズルのような物語なので、頭の中で整理しながら読み進める感覚が新鮮でした。

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    2026年05月24日
  • カケラ

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    美容外科医の地元で起きた女性の自殺の話し。美容外科医が同級生や地元の関係者に話しを聞きながら事件の真相に迫る。各々、認識のズレがありながらも、親子愛や切なさのカケラを感じる作品。

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    2026年05月23日
  • リバース

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    ネタバレ

    瞬間最高風速、読み手にとって小説の物語の最高潮をそう表現するとしたら、本書はまさに瞬間最高風速で終わり、満足感が後から込み上げてくるような作品だと感じた。
    そうはいっても、書き手の意図通りに読み手がラストのページを最高潮と捉え、終わるのは難しいと思う。ミステリーならば、犯人はお前だ!とわかってもあとがきとして推理の裏側や犯人、他容疑者のバックボーンが書かれたりサイドストーリー的に展開されていた主人公たちのアフターストーリーが必要だ。
    この本は後半にクライマックスを迎えるところまでは上記と変わらず、ストーリーの締めくくりとして故人を惜しみ、故人の愛した蜂蜜コーヒーを飲んでいるときに突如として本当のクライマックスが待っているといった形であり、最後の一行を読み切り、本を閉じた瞬間に鳥肌が止まらなくなった。
    圧巻だと。これまで湊かなえといえば、告白を読んだことがあったが、そこまで自分の中では印象に残っているものははなかった気がする。
    この本は本当に無駄のない、最後の一言に尽きる作品だと思った。リバースというタイトルは反転や、ひっくり返るという意味だろう。親友だと思っていた自分は、相手にとっては複数いる友人の1人にすぎない。自分こそは殺人に関与した中でも比較的罪は軽い、その認識がひっくり返る。反転した価値観の中で故人へのエピソードをもとに解像度が上がっていき、最終的には故人にとっても特別な存在だったのだと再認識する。認識の反転が2回起こり、もとに戻る。同様に自分は犯人ではない→加担していたと自覚し直す→実は自分は…というようにストーリーを読み進めていくことで、主人公の認識が表裏と反転していく。ここまで本のタイトルであるリバースを意識して、内容を読み込み、反転した箇所からタイトルを噛み締めるという風に書籍を読んだのは初めてであった。

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    2026年09月17日
  • ユートピア

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    ネタバレ

    後半に向けてドロドロしていくのかと予想して読み始めたものの、
    思ったよりもドロドロしたものではなかった。
    人間の少しずつ不満をもっている内面を細かく描いていると思った。
    最終的に足は治っていて歩ける。ということがわかった場面は少しやっぱりなと思った。
    結局姿を消した健吾はどうなったのか?がよくわからなかったのが少し珍しく感じた。

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    2026年05月20日
  • 落日

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    運命の歯車、
    なんて言葉を使ったことはないけれど

    この小説の中では自然と、
    それが頭に浮かぶように
    決断がひとつ違えば、まるで違う人生だったのにと

    真実は最後まで読んでもわからない
    けれど、私たちは点と点を
    つなぎ合わせることができる
    知ろうとすることができる

    複雑に複雑に絡み合っている人生も
    たくさんある分岐点において、
    運命の人や出来事と交わってるかもしれないと思うと
    そんなにドラマチックで、奇跡的で、
    面白いことはないなと、

    平凡だと思っていたけど、
    人の一生って案外捨てたもんじゃないどころか
    すごいものじゃんって、心に響きました

    本当に、湊かなえさんってすごい

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    2026年05月18日