湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
よかった、自分は優しくない。と思った。
あなたは優しくない。
まさにその通り。
優しい人なんて本当に滅多にいない。
優しいと言われる人の大体は、人に興味がなくて無害、無関心で、気が弱く多くのことを押し付けられる人のことを言う。
そんな人を、『押し付けてもいい人』と表すと、その人を利用しているのがバレてしまうから、うまく誤魔化すように『優しい人』って表現する。
そうやって、押し付けて利用する人が大半なんだろうけど、たまにその優しい様を勘違いして本当に優しくて素敵な人だと思って近付かれることがある。
でも近付けば化けの皮が剥がれて、ただの無関心で偽りの優しさだったと気付く。
その時に裏切られ -
Posted by ブクログ
美容外科の先生と登場人物との喋り言葉がメインで構成されている。
ほんとにリアルな内容の会話、些細な会話があってすごい状況は入ってきやすい。
自分が美容外科の先生になって、登場人物と話してるような臨場感がある。
みんな独特で(美容外科の先生自身も笑)面白い。
読んでいくうちに、美容外科の先生がどんな人柄なのかも次第にわかってきて面白ってなる
色んな立場の人がいて、色んな意見考えを持ってる。これは当たり前。だからこそ、自分が見えてる一方向からの視点で相手の全てがわかる訳じゃない。悪評の裏には切ない過去があるかもしれない。
皆が皆それぞれに自己正当化をしていて、なんか少し醜いなと感じた。特に学校 -
Posted by ブクログ
久しぶりに読んだ湊かなえ作品。
やっぱり読みやすくて、抜群におもしろい。
読んでいる間、ページをめくる手が止まらなかった。
ひとつの殺人事件をめぐって、周囲の人たちがそれぞれの「私見」を語っていく。
ときには嘘も混じる。
でも本人たちは、嘘をついている自覚すらないのかもしれない。
事前にパラパラとページをめくったとき、後半にネット掲示板や週刊誌のような構成があるのが気になっていた。
もちろんそれも物語に深く関わってくる。
この作品を読むと、僕たちが日常的に触れているネットや週刊誌の情報が、どれほど曖昧で、いい加減なものかを考えさせられる。
同時に、自分自身も作中の登場人物のように、無意識