湊かなえのレビュー一覧

  • サファイア

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    読みながら、「短編集もイケるな!」と思いました。
    一話読み切りタイプですが、読みやすいのに、しっかりミステリーを織り込んでくるので、かなり満足感の高い1冊でした。

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    2026年01月31日
  • ドキュメント

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    前作のブロードキャストがある事を知らずに読んだ。 放送部が部の機材獲得のためにマラソン大会に出るところから始まり獲得した景品がきっかけで物語が動き出す。 解説にも記載されてるが読者を傍観者ではなく当事者と同じ目線にさせられる。続編から読んでも楽しめた

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    2026年01月30日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    よかった、自分は優しくない。と思った。

    あなたは優しくない。
    まさにその通り。
    優しい人なんて本当に滅多にいない。
    優しいと言われる人の大体は、人に興味がなくて無害、無関心で、気が弱く多くのことを押し付けられる人のことを言う。

    そんな人を、『押し付けてもいい人』と表すと、その人を利用しているのがバレてしまうから、うまく誤魔化すように『優しい人』って表現する。

    そうやって、押し付けて利用する人が大半なんだろうけど、たまにその優しい様を勘違いして本当に優しくて素敵な人だと思って近付かれることがある。
    でも近付けば化けの皮が剥がれて、ただの無関心で偽りの優しさだったと気付く。
    その時に裏切られ

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    2026年01月29日
  • カケラ

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    美容外科の先生と登場人物との喋り言葉がメインで構成されている。
    ほんとにリアルな内容の会話、些細な会話があってすごい状況は入ってきやすい。
    自分が美容外科の先生になって、登場人物と話してるような臨場感がある。
    みんな独特で(美容外科の先生自身も笑)面白い。
    読んでいくうちに、美容外科の先生がどんな人柄なのかも次第にわかってきて面白ってなる

    色んな立場の人がいて、色んな意見考えを持ってる。これは当たり前。だからこそ、自分が見えてる一方向からの視点で相手の全てがわかる訳じゃない。悪評の裏には切ない過去があるかもしれない。

    皆が皆それぞれに自己正当化をしていて、なんか少し醜いなと感じた。特に学校

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    2026年01月29日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    信用できない語り手のオンパレード。
    あっちもこっちも嘘だったり記憶が曲がっているので何が何だか。さらにその証言の都合のいいところだけを使った週刊誌。完全にカオス。という状態を楽しめる内容でした。
    城野さんの最後の証言も怪しいし、ブログも本人が書いたように見えるし…面白かった

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    2026年01月28日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    山女日記よりもこちらの方が面白かった。後立山連峰の話がこの先どうなるの?とイヤミス~って感じで面白かった。
    通過したつらい日々は辛かったと認めればいい、大変だったと口に出せばいい。そこを乗り越えた自分を素直にねぎらえばいい、そこから次の目的地を探せばいい。

    ・鹿島槍ヶ岳

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    2026年01月28日
  • 落日

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    オーディブルにて

    一応スッキリはしたんだけど、
    胸糞の悪さともやもやが残る作品だった。

    虚言癖のJKってたちが悪い。
    同情できる部分が見当たらなかった。

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    2026年01月28日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    いろいろな意味で湊かなえさんの新境地的作品なのだなと思います。
    登場人物たちを通して語られる「言葉」あるいはもっと深く「創作」の素晴らしさは、本心から滲み出たものなのでしょう。本作の主軸となるラジオドラマも作家デビュー前の著者に大きく関わることですし、ある種の原点回帰なのかなとも感じました。
    ただ、ところどころ展開的な繋がりを断ち切るような部分があって気になりました。もう少し場面展開に説明が必要なんじゃないかと。ある程度小説に慣れた人なら察して読めますけれど、誰でもわかりやすく読み進められる文章ではないのかもしれません。

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    2026年01月27日
  • 落日

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    伏線の張り方はさすがだった。
    伏線が回収されるごとにゾワゾワして一気読みに敵してた。
    湊かなえには珍しくハッピーエンド(?)で監督の心が晴れて終わるのはすっきりした

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    2026年01月26日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    印象的な話は「ベストフレンド」

    途中まで主人公の漣涼香が大豆生田薫子を妬み恨んでいるのかと思えば、実際には直下未来が殺害予告のブログを書き、行動に及んだと気づいた時、先入観の恐ろしさに驚いた。

    漣は大豆生田のことを羨ましくも思っていたが、実際には強く尊敬し、心から親友と思っていたことを知ってしまうと、あまりにも無念で打ちひしがれた。

    これがイヤミスなのかと衝撃だった。
    だがイヤミスのはずなのに、文章の構成に感動したからなのか、極上の読後感だった。

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    2026年01月25日
  • 往復書簡

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    タイトル通り手紙のやり取りで語られる物語。著者の作品は何作が読んでいるのでなんとなくすんなりと読めた。結末も予想できたけれど面白かった。読後にずっしりと重たい感情が残る。これも著者の作品に共通しているような気がする。読んでない著者の作品も読破しないと、と思った。

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    2026年01月25日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    久しぶりに読んだ湊かなえ作品。
    やっぱり読みやすくて、抜群におもしろい。
    読んでいる間、ページをめくる手が止まらなかった。

    ひとつの殺人事件をめぐって、周囲の人たちがそれぞれの「私見」を語っていく。
    ときには嘘も混じる。
    でも本人たちは、嘘をついている自覚すらないのかもしれない。

    事前にパラパラとページをめくったとき、後半にネット掲示板や週刊誌のような構成があるのが気になっていた。
    もちろんそれも物語に深く関わってくる。
    この作品を読むと、僕たちが日常的に触れているネットや週刊誌の情報が、どれほど曖昧で、いい加減なものかを考えさせられる。

    同時に、自分自身も作中の登場人物のように、無意識

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    2026年01月24日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    Audibleで。前作に続き選書。

    昨年聞いて記録を残していなかったことに気付いたものの、あまり印象になく…記憶を引っ張り出すためにも終盤少し聴き直す。
    そうだそうだ、五竜岳の話が特に好きだった。
    手紙に綴りながら思い出と山行を行き来する安達太良山パートの描き方が新鮮でこちらも好き。
    みんな人生の何かしらの想いとリンクさせて登ってるよね、って。
    今年登りたい山がまた増えた。

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    2026年01月24日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    阪神大震災から30年以上が過ぎて
    少しずつ忘れかけていた私に
    当時の悲惨さを思い出させる一冊でした。
    様々な形の悲しみを全部包み込んでくれる
    トンガの景色や人達の暖かさに出会ってみたくなりました

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    2026年01月23日
  • サファイア

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    宝石はただ高いだけで買うのはなと思っていた。しかし、宝石をきっかけに人生が変わるかもしれないと感じさせてくれた。宝石に着目するのではなく、誰にもらったか、どう感じるかが大切なのだと思った。

    最初何に繋がってるかよく分からず、長編の方が面白いと感じた。しかし、最後まで読んでこれもいいなと感じた。 

    次読むときはそれぞれの宝石が何を表してるのか考えながら読みたいと思った!

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    2026年01月23日
  • 往復書簡

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    手書きの手紙、、、携帯やパソコンがある今だと書かないよね。でも、実際書くことになったら、何を書くのだろう。せっかくなら、いつも言わないこと書いちゃったりして!

    この本は手書きの手紙の内容によって話が進んでいく。話が3つあって、色々なテイストの話が読めるのも肝。特に、好きな話は十五年後の補習ーこれは、海外ボランティアに参加した男性とそのカップルの女性の話。簡単に会えないかつ連絡が取れないからこそ書き記した手紙。普段何も思ってなかった事が気になり始め聞いてみたり、、、遠い国だからこそ返事を待つのにもきっとソワソワしたんだろうね。

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    2026年01月21日
  • ドキュメント

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    個人的にとても良かった。後半はまとめて読み上げるほどページを捲る手が止まらなかった。他の作品も読んでみたい。

    ドローンの話があり、個人的に所有もしており、民間資格も取っているので、プライバシー面であったり、再度考えさせられることが多々あった面でも読んで良かった。

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    2026年01月21日
  • 落日

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    読後は少し救われた気がした
    誰もが綺麗な夕日を見届けられたような
    いつもながら点と点がゆっくりと繋がり、線になっていくさまが見事

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    2026年01月20日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    ただただ城野さんが可哀想だと思った
    まだ犯人とは決まっていない段階で、勝手に犯人と決めつけて証拠なんてないのに過去の出来事を踏まえて城野さんが犯人だとペラペラ喋る人たち。
    無実が証明されたとしても周りの人間1人も信じられなくなるよ、、。
    それと一度ついた印象はそう覆らないんだと思ったし、現代のネット社会って怖いね。

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    2026年01月19日
  • 境遇

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    絵本が有名となった陽子さんの子供が誘拐された……彼女は犯人のFAXを参考に何故誘拐されたのかを考える。

    生まれてすぐ預けられた彼女の出自が関係しているのか。それとも、政治家の夫の活動が関係しているのか。親友の晴美さん、政治の支援家岩崎さんなどを頼りながら探していく、、、

    そして、彼女は結論にたどり着くんだった。しかし、最後にどんでん返し……。想像できない結末だった。



    陽子さん、晴美さんの2視点で語られる面白さ。しかし、最後に少し物足りなさも感じたため、☆4


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    2026年01月18日