湊かなえのレビュー一覧

  • ユートピア

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    この物語は田舎の港町で、3人の女性がさまざまな経験や子どもたちを通して個々の心情や他者との関係の変化をかいている。
    この物語を語る上で「翼」という言葉は欠かすことができない。この言葉の意味は彩也子の書いた作文で述べられている。人はみんな片翼であり誰かと繋がることで一緒にどこまでも遠くへ行ける。この物語ではこの言葉が良い意味でも悪い意味でも表れている。
    田舎と人の繋がりとなると悪い意味で捉える人も多いだろう。当然私も同意見だ。そしてこの物語でも同様に噂や陰口なんかがたびたび表れて不快感があるシーンも多々あった。だがこの本を読んでそれは田舎だからという理由ではないのだろうと思った。それは「都会では

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    2025年11月24日
  • 未来

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    久しぶりに湊かなえ作品を読んだ。告白、夜行観覧車、贖罪は読んだことがあった。
    ストーリーに引き込まれて、夢中になって読んだが…
    気分が悪くなった。

    そっか、湊かなえって、こういう作風だった、と最後まで読んで思い出した。

    私が15年くらいで変わったんだな、と思う。ネガティブなしんどいストーリーは、キツイ。

    でも、うまい。
    毒はうまい、みたいな…。後を引く、うまみw
    しばらく、湊かなえは、読まない。

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    2025年11月22日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    人間交差点。(大体の小説がそうだから、1行無駄使い)

    震災や南国の島が舞台。心の窮屈さ=逃げ場となりうる南国の楽園。

    言動の裏に利他があるか利己があるか、、ただ見た目では分からないのが他人の気持ちと過去。(大体の小説がそうだから、全文無駄使い)

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    2025年11月22日
  • Nのために

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    〜のために私はどれほど捧げられるだろうと思った
    でもそれはその人のためになるとも限らないし。
    難しい人間ってと思わされた作品でした

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    2025年11月22日
  • 落日

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    実際に起こった事柄が事実、そこに感情が乗っかたものが真実
    真実を紡ぎだしていくクリエイターはすごい

    辛い事実から自分や大事な人を救うために、
    自分たちの見たい世界を見たり、
    一方では真実をまっすぐに追い求めたり、
    様々な人の様々な闘い方に触れることができる

    たとえば辛い事実に直面したときに
    私はまっすぐ真実に向かっていけない気がする
    一時間前を創った監督も
    笹塚町一家殺害事件を描けた真尋も
    事実に向き合って真実を紡いでかっこいい

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    2025年11月21日
  • ドキュメント

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    『ブロードキャスト』の続編。
    今回は、懸賞で引き当てたドローンを使って、圭祐たち放送部はドキュメント作品を作ろうと奮闘する。
    そのドローンが捉えた映像により、圭祐の親友の良太にある疑いがかかり、前作よりも少しミステリー性を帯びた学園青春小説となっている。
    主人公たちとの同世代ばかりか我々高齢者にも楽しめる作品で、まだ続編がありそうで、刊行を待つとしよう。

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    2025年11月18日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    取材形式で物語が進んでいく。
    人から作られた自分と、自分だけの自分での違いが明らかに見えてくる。
    人が話を盛って話すことでどんどん誤解を産む。
    個人の週刊誌などの記事は信ぴょう性にかけるのではないかと思った。
    最後の実際の記事やサイトが乗っているのも面白かった。

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    2025年11月18日
  • カケラ

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    ネタバレ

    いじりは相手にとって得があるものをよぶ。それが無ければそれはいじめになる。
    皆がみんな同じ基準を持つ必要は無い。
    いろんな欠片、ピースが上手くハマってひとつのパズルができるように、かけている所があるからこそピッタリとハマる。

    一人の女の子が亡くなった。美容外科似通っていたようだ、そこの先生が自分が原因なのではないか、と有羽ちゃんの死んだ原因を突き止めるためいろいろな人のところを訪れる。昔の同級生や、有羽ちゃんのお母さん、担任など、、。まるで読者が先生の立場になったかのように物語はすすむ。外見で人を判断する醜さが伝わった。太った体型で馬鹿にされ嫌な思いをした横綱さんが、痩せた体型と言うだけで有

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    2025年11月18日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    タイトル謎過ぎ笑 評判を目にしなければ買ってないな、、と、その軽率な判断を覆された一冊。

    小さな違和感=布団の下の豆(童話)なんだけど、その違和感に関する内容は一切言えない。

    どこを切り取っても未読の人に悪いきがする、、

    凄いオチとありそうな感じが怖い!

    なのに星4つな自分も怖い!

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    2025年11月15日
  • 落日

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    同じ人間に対し、見る人が違ったり
    接し方が違うと全く別人格のように考えられる
    という実験的な作品と感じた。
    構成も含め面白かったけれど
    なんだかどんよりする作品。

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    2025年11月15日
  • 花の鎖

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    ミステリーというカテゴリーではあるみたいだが、事件が起こらないので、なかなか読み進められず、中盤まで進むのに時間がかかった。3人の女性をそれぞれ主人公とし、3つのストーリーが進んでいくが、同じ物が所々に出てくるので、繋がっているんだろうなとは思っていたが、こちらの想像を超えた繋がり方で終盤でびっくりした。繋がりが見え始めるとあとは展開が気になって一気に読み進めた。
    3つのうち、2つが繋がったところで、あと1つは…となったときに「あー!」と自分の中で全てが繋がって爽快だった。
    湊かなえさんといえば、イヤミスだが、この本は最終的には後味が良い話だった。

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    2025年11月13日
  • Nのために

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    ドラマが好きで読んだ作品

    みんな違うNを守ろうとしているのに微妙にすれ違っている所が切ない
    その時した行動の理由を今更話してもわだかまりが消えるとも思えない
    献身、だけど自分自身のことを守っているようにも思えた

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    2025年11月13日
  • カケラ

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    ネタバレ

    「自分ではそれほど気にしていない、もしくは気にしないようにしているのに、他者が無遠慮にそこを触り袋に穴をあけてしまうこともあります。
    避けた袋からは砂が溢れ出す。この砂とは何か。自信です。自己肯定感です。誇りです。尊厳です。」
    この文章がとても好き
    本当に引き込まれる文章を書く人

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    2025年11月12日
  • 未来

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    やっぱり湊かなえワールド。
    読み進めるたびに、予想外のことが起きてハラハラドキドキが止まりませんでした。
    最後は希望も感じられて良かったです。

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    2025年11月11日
  • 夜行観覧車

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    ネタバレ

    湊かなえさんの作品に出会ってから、読書の楽しさが再熱し、日々新しい本に出会うことで生活が改善されてきた。

    告白を経て、この本を手に取る。
    告白ほどのページを巡る手が止まらない作品ではなかったものの、人の心の闇が人の生活の日常にあることをまるで隣人として、
    または内側から見てきたかのような描写や会話。
    本当にすごい作家さん。

    パートしながら子育てして、夫は無関心、周りに引け目を感じながらも

    耐える母が可哀想に思った。
    母の背中を見ろ
    親の期待もあるが、
    自分でもよく生き方を決めろ

    と言いたかった
    なんとなく、あのひとに重なる…とか自分の人間関係を見渡してしまう作品でした。

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    2025年11月11日
  • 未来

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    全く救いがない残酷な物語だったが、どこかひかれてしまう部分があって三回も読んだ記憶がある。いつ読んだかあまり覚えていないが、面白かったはず。

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    2025年11月10日
  • 少女

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    前作の『告白』と同じく、人間の”闇”と”純粋さ”の部分に焦点を当てた人間ドラマサスペンス作品。
    少女2人の視点を交互に描き、物語を紡いでいく。段階的に伏線が配置されており無意識に物語に惹き込まれる。張り巡らされた伏線が一挙に回収される構成は流石である。そして、余韻の残るラスト...

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    2025年11月09日
  • 贖罪

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    時代にそぐわないサイテーな言い方するけど、女の嫌なとこ・悪いとこが存分に出てます。
    とは思うんだけど、各章でいちいち感情移入してBAD入る

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    2025年11月09日
  • 贖罪

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    告白を読んだ後に湊かなえさんの他の本も気になり手に取った1冊。

    登場人物それぞれの贖罪が章ごとに書かれているのが告白ぽいなと思ったし、とても読みやすかった。

    でも私には理解できない
    罪を償えという麻子の言葉に対してのみんなの償いが私には償いに思えなかった
    ただ、臨機応変な場面にしか見えなくて本当の贖罪はなんなんだろうと考えさせられた
    実際に麻子の悪い部分が自分の娘へ飛び火していたようにも見えたし...
    第三者を殺すことで罪を償うことになったのか
    私には未だ理解ができない。

    読んでて飽きないもう一度見たい
    と思える本だった。

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    2025年11月08日
  • 山女日記

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    登山が趣味で読んでみたけど、登山する人、しない人どちらも楽しめる作品に仕上がってる。 行ったことのない山、トンガリロに登りたくなった。

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    2025年11月08日