湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
AIによると、「イヤミスとは、悪意に満ちた人物や救いのない結末などによって、嫌な気持ちになるミステリー(推理小説)作品」だという。
そういう意味では、この作品はイヤミスじゃないし、ドロドロ感もない。
境遇の似ている二人は性格が正反対に近いのに、あるいはそれ故に惹かれ合い、強い絆で、強いリボンで結ばれている。
ミステリー展開は予想通りだったが、人と人のつながりは爽やか(爽やかすぎる?)だった。
陽子と夫の正紀の、
「陽子がいったいどんな悪いことをした」
「だって…」
に象徴されている。
湊かなえさんは、
「ひとつの事件を点ではなく、線や面でとらえたい」と話している。
事件だけじゃない。当たり前だ -
Posted by ブクログ
あなたは、”イヤミスの女王”というと誰を思い浮かべるでしょうか?
人によって答えは変わってくるかもしれませんが、このレビュー執筆時に、Googleの検索欄に”イヤミスの女王”と入力した結果は次の通りです。
“湊かなえは、ミステリー小説作家で「イヤミスの女王」とも呼ばれています”。
最近は検索結果の冒頭に”AIによる概要”というものが表示されるようになりましたが、そこには、湊かなえさんのお名前が登場しました。この回答に異論のある方はそうはいないと思います。代表作でもある「告白」、不穏な空気が終始漂う「豆の上で眠る」、そして数多の社会問題を凝縮した「未来」など”イヤミス”の醍醐味を味わえ