湊かなえのレビュー一覧

  • 母性(新潮文庫)

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    母性を探し求める母娘。どう愛したら、愛が伝わるのか。「愛能う限り」の呪縛。逃れることとのまれることどちらが幸福なのか。苦しく、やるせない。

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    2026年03月10日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    湊かなえ作品は「告白」しか読んだことが無くて、とにかく重くて苦しい作風を得意とする作家さんだと思っていたけど、この作品を読んで印象が一気に変わった。

    高校の放送部を舞台としたこの作品には、目標に向かって部活に打ち込んだり、友人と本音で語り合ったり、時に涙したり笑ったりと、とにかく青春に溢れている。

    この作品を読む前は正直「告白」のようなイヤミスを勝手に期待していたが、今となっては高校生たちのとにかく真っ直ぐで爽やかな青春に心地よいノスタルジーを感じられる。中学生にも高校生にも、大人にもおすすめできる作品。

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    2026年03月13日
  • カケラ

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    悲しい物語。どんなに言葉を重ねても、人と人との感情のすれ違いは起きてしまうことを実感した。またその過程やその人の人生の背景も非常に解像度高く描かれている。人に対しての評価や思い込みもそう。物事を表面的に見るのではなく、いかに真意を理解するために、情報を集めて解像度を上げることが大事か、考えさせられた1冊だった。

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    2026年03月08日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    心の奥底から湧く負の感情や、殺意へ変わっていく心情変化が、こんなにもうまく表現出来るものなんだ!と思いました。湊さんだからこそ描ける表現でもあり、作品の魅力で夢中になった読書体験でした

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    2026年03月05日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    夢中になって一気に読んだ。
    主人公の揺れ動く心の描写がとても丁寧で、その違和感や執着に少しずつ引き込まれていく感覚があった。
    「記憶」や「家族」というテーマの重さに、読後もしばらく考えさせられる。静かなのに強く残る物語だった。

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    2026年03月05日
  • 少女

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    ★4.0
    二人の視点から物語が進み、後半にかけて噛み合い始めてからが面白かった。
    過不足なく伏線を回収しきってくれた感じ。
    イヤミス感は比較的少なめだと思う。

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    2026年03月05日
  • 落日

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    湊かなえ作品にしては珍しいnotイヤミス。 勝手に長崎の三菱重工がある工業地帯あたりを思い浮かべて読んだ。まだ水平線に沈む夕日は見たことがないけれど、実家近くの一面の田んぼ地帯が、オレンジ一色になる景色を思い出した。

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    2026年03月04日
  • 夜行観覧車

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    高級住宅街で起こった事件。その家族と近隣の家族からの視点で描かれていて、ほとんどの登場人物がまともじゃない。モヤモヤしながら読むという状態を楽しめた。

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    2026年03月03日
  • カケラ

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    ネタバレ

    結局、有羽が自殺した理由は推測でしか分からなかった。私の推測としては、大好きなお母さんに拒否された事により躁鬱が悪化したためだと考えたのだが、すっきりはしない。
    一人称語りで湊かなえさん特有な感じであったが、私はそれが好きなので読んでいておもしろかった。
    そしてルッキズムが加速していることを改めて実感することができ、最後のクノちゃんのエピローグには感動した。私も自身の容姿で悩んだときには、あの言葉を思い出して励まそうと思う。

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    2026年03月02日
  • 落日

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    ネタバレ

    いやミスだと思ったらまさかのいい話。想定と違う結末であったためかラストまで楽しく読ませていただきました。

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    2026年03月02日
  • 贖罪

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    読み終わったあと、胸糞悪い!!!!!ってなったけど、ページをめくる手が止まらんかった
    「贖罪」こんなにもピッタリなタイトルない。
    晶子の自白、くまの兄妹の最後の文はゾッとして思わず天を見上げた〜〜〜〜〜

    言葉って一生誰かを呪うこともありますね。

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    2026年03月01日
  • 夜行観覧車

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    〜人生の棚卸し〜

    人生はいつでも立ち止まっていいし、後ろを振り返ることの重要性を感じた。

    家族と足並みを揃える大事さを知れた作品。

    その一方で
    「人間関係が本音と建前の恐ろしさがリアル過ぎて、人付き合い恐怖症になるわ」

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    2026年03月01日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    ポイズンドーターホーリーマザーの2編特に良かった。
    弓香視点のお母さんはあんなにも毒親だったのに、周囲から見るお母さんはそんな人ではなくて、なんなら毒親とは真逆なところにもいたように感じて辛かった。理穂が言っていた「溺れる」の表現の部分も印象的。浅瀬で苦しんでいる人とその奥の深いところで苦しんでる人、違うんだろうなあ。
    毒親って表現そのものにもちょっと違和感を持った。
    母親と娘、その絆、線引き、全て難しいよなあ。

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    2026年02月28日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    トンガという国や出会った人を通じて成長していく人々の物語。
    人は海のように透き通っている部分と治らない傷を持つ生き物なのかなと感じた。

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    2026年02月27日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    私は二度と読みたくない超大作だと思っています。
    読みたくない、というと誤解を生むかもしれないですが後味がかなり悪くて…ただ内容自体はとても面白かったです。他の作品も読んでみます。

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    2026年02月27日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    自分本位な考えの人(主に女性)を書かせたら、右に出る人はいないだろうなと思わせる内容でした。

    結局、主人公達は自分の考え方に囚われ続けているだけに思えたし、同調も同情も出来なかったですね。

    内容に反して読みやすいけど、読んでいるとだんだんと気が重くなってきました。

    本当に後味の悪い読後、それでも星4にしたのは、読みやすかったからなのです。

    この作者の作品は、これで2作目となります。
    普段は自分では好んで選ばないような内容だけど、知人が貸してくれた本の中に、作者の本が数冊含まれていたので、読んでみました。

    あと1冊あるんだけど、前回読んだ本といい今回の本といい、読みやすいけど気が重くな

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    2026年02月26日
  • 山女日記

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    自然の中で大人達が静かに成長していく姿が丁寧に描かれる。山の描写と心理描写が温かく、前向きな余韻が残りました。

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    2026年02月25日
  • 落日

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    久しぶりに湊かなえさんの著書を読んだ。湊さんのイヤミスはクセになりますが、メンタルが弱っている時に読んだらさらに弱ってしまったことがあったので。今は健康なので何でもオッケーと思ったら、毒は少なかった。心情に訴えるミステリーで、こういうのも好きです。

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    2026年02月23日
  • 夜行観覧車

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    ネタバレ

    地域住民との人間関係や謎ルール、他人の家の事情も知らずに誹謗中傷をする人達がリアルに描かれており、現実世界に似たどす黒い感情を抱かされる作品だったと思う。前向きな作品では無いため苦手な人も多いと思うが、この何とも言えない思い作風が個人的には非常に面白かった。自分自身は田舎の謎ルールや人付き合いなどが嫌いで他人の目など全く気にしないが、普通の人達の感情ってこんな感じで、色々と大変なんだろうなーと少し俯瞰しながら読んだ。殺人事件はあるが、あまりミステリー要素は無かった。

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    2026年02月21日
  • サファイア

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    短い物語の中に内容がぎゅーっと詰まっていて濃い。しかも伏線が回収され、思わぬ結末になることも。びっくりするような展開なのに実際に起こりそうなところがさらに怖い。
    湊かなえさんの本には毎回驚かされます。怖いけど読み始めると途中で止められなくなります。

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    2026年02月20日