湊かなえのレビュー一覧

  • ユートピア

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    ネタバレ

    次の展開が気になる!ってところで毎回視点が変わるので、もどかしく思いつつも最後まで一気読み。最後の彩也子の日記で衝撃を受けて終わったが、健吾や芝田についてはよく分からないまま。女性3人の心の内がリアルで、近い年齢や立場の人ならより強く共感できるのかなと思った。確かに「主観と主観のぶつかり合い」。

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    2026年05月14日
  • 落日

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    面白くて秒で読み終わりました。
    どんどん明かされていく真実に読み進める手が止まりません。
    湊かなえさんといえば「イヤミス」というイメージだったけど、この作品のラストは割とあたたかな印象を抱きました。

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    2026年05月12日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    阪神淡路大震災での絶望から立ち直ろうとする4人の短編小説
    なぜトンガ?というトンガ王国での話が凄く引き込まれ4人が偶然交わっていたりこんな内容の湊かなえのストーリーは初めて読みました

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    2026年05月11日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ミステリーの、物語より犯人探しが最優先される感じが個人的に好きになれないんだけど、この作品は犯人探しで殺人ネタを消費する世間そのものを切り取るようなお話で面白く読めた。資料編と見比べていくのも、下世話な野次馬気分で楽しい。
    でも10年以上前の作品なので、ネット空間の言説がまだまともな印象。今ならもっと違った話になっているかも。

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    2026年05月10日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    小説読んで、映画見た。映画の方がまだ主人公が救われてよかった。これを読んで人の一方的な悪口とか噂を当てにしてはいけないなと思った。どこかでその人の思考が入り混じって、事実ではない妄想話になる。この本は実際に見て感じたことを信じていきたい。

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    2026年05月30日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    大震災の爪痕が残る4つの物語。著者の私小説要素を思わせる。いくつかの場面描写だけで心の奥深くを垣間見ることができる。知らない島国の話も魅力的。

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    2026年05月09日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    様々な登場人物の視点から事件を推理していくことができて面白かったです。
    人間の弱い部分や多面性がリアルに描かれていて、没頭して読み進められました。

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    2026年05月08日
  • 往復書簡

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    珍しく娘が持っていた小説。好きなアイドルが勧めていたそうだ。

    「錦繍」と同じくすべて手紙のやり取りだけで構成されたもので、3つの作品プラス後日談一編。

    最初の結婚式の話がゾワゾワする話だったので、そのトーンの話かと思ったがそんなことはなく、楽しめた。

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    2026年05月02日
  • ユートピア

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    読み始めはあんまりのめり込めないかも…と思いましたが、どんどん面白くなって一気読みでした。
    女性3人の腹黒い部分というか、誰もが奥底にあるであろう汚い部分というか、そういう表現がすごく人間味を感じました。

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    2026年05月01日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    読んでて辛かった。現時点では娘のほうに同情しちゃうが、いつか自分が親になったら母のほうに感情移入してしまうのかな。時間が経っても、この小説は黒いオーラを放ちながらいつまでも心の中の抽斗の奧からこちらを監視し続けるのかもしれない。表題の2作を読んでどっちがどっちと結論づけることはできないが、唯一言えることは、自分が人より不幸だと思い込まないようにしよう、ということだけかな。

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    2026年04月26日
  • カケラ

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    語り手が変わるたびに、印象が変わって行った。
    それは第一人者目線でしか物事を見れていなかったり、客観視すると印象が変わったりすることを示している気がした。

    それと、相手の思考回路はやはり分かるものではないから、自分の考えに当てはめてしまって信じ込むことで、すれ違っていくんだと感じた。
    実際、お母さんは有羽のことが大切だし、逆も然りなのに、お母さんの勘違い?で家を飛び出した。

    美容の先生は堀口と好き好き同士だったのになんで顔っていわれたのか、なぜ顔が嫌なのかそれを確認せずに離れた。

    やっぱり、言葉や行動に対しては「なんで?」が必要。理由を聞くことか必要。それでもすれ違いは起こる。
    その人にはその人なりの考えとか行動とかがあるから、全てを知る必要はない。
    でも全てを知った方が自分的には楽だけど、、すれ違うかな?むずかしい

    でもとりあえず、こんな身近な間柄ですらこんなにすれ違うのだから、全てを悪い方に考えて疑うのではなく、「こう考えてたのかも?」とか色々想像した方がいい。

    まやとあいつがティックトック撮ってたのも仲良しと思ってたけど深くさせない為だったし、
    はるくが言わないだけかと思ってたら私の心?のためにご飯行かないとかしてたり。
    実際に自分に伝わってない思いやりもあるのだなと。逆も然り。

    あとは、ルッキズムについては、
    他人の物差しを取り入れると終わる。自分がよくて自信がある方が周りにも愛されるし病まない。

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    2026年05月20日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    こわいこわい!人の狂気じみた部分がすごく出てる。よくこんな話思いつくな、と思う。でもその怖さに虜になってる自分もいた。

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    2026年04月22日
  • 高校入試

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    ネタバレ

    当時の私には語り手というか主役というか、、が犯人である展開が新鮮だったので面白い!と感じた記憶がある!!

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    2026年04月22日
  • ユートピア

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    湊さんの作品はよく読んでいます。
    その魅力の一つが登場する女性達の人間関係や胸の内の細かい描写であり、今作でも湊さんらしい描き方で最初から惹き込まれました。
    外から見れば仲の良さそうな人達のそれぞれが思っている評価や相性などピンとくる所が怖いくらいに共感しました。
    田舎と都会それぞれの生活や環境、人間関係など考えさせられたり納得したりで、展開が気になりどんどん読み進めるけど、ラストの感じが想像と違うというか少し物足りなさを感じがちなのも湊さんらしいかもと個人的に思いました。

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    2026年04月18日
  • 境遇

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    ネタバレ

    晴美と陽子、似た名前で同じ施設育ちの境遇、歳も同じでありながらいつの間にか二人の人生には大きな開きができている。そこで最後に明かされる境遇の違い。でもこの境遇の差が明暗を分けるのか?と思った矢先にそれを嘲笑うかのような大どんでん返し。
    結局、境遇は人にどのように影響するのかという問いを投げかけられたように思います

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    2026年04月11日
  • 告白

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    娘がこのクラスの生徒に殺されました―――。
    ざわつく教室で中学教師・森口悠子が衝撃の『告白』を始める。森口はシングルマザー。娘の父親は熱血先生で知られる教師。しかし、HIVに感染していることがわかり、娘のことを考えて結婚はしなかった。
    ある日、娘の愛美が学校のプールで亡くなっているのが発見される。警察は誤って転落したことによる事故死と判断。
    しかし、森口は殺人であることに気づく。犯人はふたり、このクラスにいる――。
    あの湊かなえのベストセラーが映画化、衝撃のコミカライズ! 話題必至で見逃せない!!
    ストーリーやキャラクターや世界観は原作に忠実に描いてて、森口先生の愛する娘の命を奪われた痛みと憎悪や犯人の歪んだ承認欲求の闇深さ、犯人の母や友人の愛が痛切に伝わってくる傑作コミカライズ。

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    2026年04月08日
  • ユートピア

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    何の前知識もなく読み始める。どんな話だろうと思ってると、、、
    ↓
    以下ネタバレです








    菜々子がすみれに対して「田舎に憧れる、都会の人がするファッション」と揶揄したあたりから「これ面白いかも」と思った。
    登場人物同士がお互いのみなりや発言、行動をちょっとバカにした表現多くて面白い。
    人のネチっとした部分がたくさん描かれていて、すごく面白かった。
    お金と子供が絡まなかったら、あの三人はうまくやれていたかな?
    しかし、「クララの翼」なんて綺麗事すぎて、マジ不愉快。
    これは綺麗事だ、これは偽善だとちっとも疑わないすみれにドン引き。
    すみれの芸術家たちの力でこの町をもりあげるという、おせっかい、かんちがい。
    だれも頼んでない。地元民はこの景色が当たり前なのだ。
    田舎者とは?都会人とは?
    地理的にどこに住んでいるのかは関係なく、それは人への接し方でわかる。
    そうなると、菜々子はとても都会的なセンスを持った人だろう。

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    2026年04月07日
  • カケラ

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    ネタバレ


    事実を知るのに多面的な意見とても大事ですね。

    自分の娘を、不倫した旦那への復讐に使う実の母親が1番グロい。
    横網さんも気付かないフリしてるのがキモい。

    こういう嫌な気持ちで終わるのが本当に湊先生うまい。

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    2026年04月03日
  • 境遇

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    境遇、まさにその通り、最後のどんでん返しが面白かったです!
    自分の生い立ちってホントに自分のルーツになってるんですね!晴美と陽子それぞれの求める自分と周りへの愛情、2人の信頼関係、色々と考えさせられました!

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    2026年04月02日
  • 往復書簡

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    湊かなえと聞くと、ミステリーの女王というイメージがあります。
    このお話も短編×4でそれぞれ解き明かされる謎があり、ミステリアスではありますが、
    怖さや恐ろしさは感じず、誰かのために隠していた嘘や温かみのある嘘によってできた出来事が徐々に紐解かれていくようなお話でした。

    なので、事件はあれど、心が温かくなる作品でした。
    特に2つ目のお話が私は好きだなと思いました。
    人を訪ねていき、いろんな人の視点で解決する一方、語り手(解き明かす人間)は1人でその矛盾さも面白かったです。
    だからこそ語り手1人が読み手と同じ温度感で事を知り、同じように驚き、代弁してくれているかのようで小説の世界に引き込まれました。

    どの作品も短編だからこそ、最後まで語られておらず、この先どうなるのだろうかと想像が膨らむ作品でした。

    手紙を誰かに送りたいな〜

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    2026年03月31日