湊かなえのレビュー一覧

  • 湊かなえのことば結び(上)

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    文庫化を待ってました。FM大阪での番組トーク集で、エッセイとも違うんだけど、湊さんの作家としての体験、文章の書き方指南とか、その回のキメ文句。ファンにとっては一度に3回くらい美味しい作品です。

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    2025年09月15日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    これまで震災について考えたことなんてなかったけど表題作の絶唱を読んでこんなことが起こり得るんだと恐ろしくなった。

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    2025年09月14日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    毎日1章ずつ読み進めようと思っていたのに、続きが気になりすぎて数時間で読み終えてしまった。
    これだけ薄い本なのに、内容は思ってた以上に重くて、登場人物に共感できる部分もあればそうでもない部分もある、とても考えさせられる1冊だった。

    エミリちゃんのお母さんの言葉によって何年も苦しめられてきた4人のストーリーとお母さん目線での章を読んで、どちらも過去にトラウマがあって、だからあんな言葉が出てしまったお母さんの気持ちもわかるし、それに囚われてしまった4人の苦しみもよく分かった。

    自分がこの作品に出てくる登場人物たちの年齢ではない(子供でも大人でも母親でもない)から、あまりリアルには考えられなかっ

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    2025年09月12日
  • 告白

    ネタバレ 購入済み

    最後の復讐がすごい

    歪んだ愛情や虚栄心が絡み合って起きた事件とその後を一人一人の心情が明かされていく形で読むのは面白かった。飼い慣らされてるウェルテルちょっと可哀想だし、渡辺の母親はクソ。

    #ダーク #ドロドロ

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    2025年09月12日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    私が10代の頃に読んだこの作品を十数年ぶりに再読。最初に読んだ時は、読後感が最悪で、湊かなえは何て胸糞悪い本を書くんだ…と思ったことを強烈に覚えていた。(褒めてます)
    そして久々に贖罪読みたいなーと思い読み直したら、そこまで胸糞悪くはならなかった。大人になって自分の感じ方が変わったのか?

    まぁでもエミリちゃんの殺され方は胸糞悪いけど。
    話はとても読みやすく、結末は知っているはずなのにどんどん引き込まれて、1日で読んでしまった。

    全部が繋がっていて面白かった。
    何ともバカっぽい感想しか出てこないのですが、とにかく全部が繋がっていて面白かったのです!

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    2025年09月11日
  • 境遇

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    それぞれ別の児童養護施設で育った、親友の高倉陽子と相田晴美。
    陽子の息子が誘拐され、脅迫状が届く。
    「真実を公表しろ」という犯人は何者なのか、陽子は新聞記者の晴美に打ち明け、ともに行動する。
    陽子、晴美と二人の視点で交互に綴られ、緊迫感はいや増す。
    この作品は。ドラマのための書き下ろしだそうで、濃密な人間ドラマとなっている。
    親の罪は子供も背負わなければならないのか、重たい問いかけがあるが、愛する人への信頼が爽やかな読後感となる。

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    2025年09月11日
  • 贖罪

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    それぞれの視点から、事件の全貌が説き明かされていくという湊さんの色が強い話だった。
    事件は解決したけど、犯人を知って悲しくなる。終わり方は珍しくハッピーエンドのようで、やっぱりイヤミスだなぁと感じた。

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    2025年09月08日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    行方不明から帰還した姉は本物なのか?という謎に迫っていく過程がスリリングで面白かった。
    結末は考えさせられる部分はあったが、やや中途半端に思えた。

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    2025年09月08日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    誰が何のために誘拐したのか……
    戻ってきた姉は果たして本物なのか……
    最後までドキドキしながら読めました。
    湊かなえさんの作品は毎回面白いです。

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    2025年09月04日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最初は震災小説だと思わずに読み進めていた。トンガが舞台だったこともあって、どこかファンタジーや異世界ものの雰囲気すら感じていた。けれども最後には、すべての物語が阪神淡路大震災につながり、尚美やトンガという要素を中心にして一つにまとまっていく。その流れの巧みさに圧倒された。

    一番印象に残ったのは、第4章で静香が亡くなったあと、泰代が千春にかけた言葉の場面。震災のなかで友人を助けに行こうと奔走する泰代と、自分のことで精一杯になった千春。どちらが正しいとか間違っているとか、他人が評価できることじゃないと思う。だけど泰代の責めるような言葉は千春の心の深く根付き、その後の人生に影響を与えたことは痛々し

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    2025年09月03日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ


    面白かった〜〜〜

    湊かなえを読んだ後の満足感、他では味わえない心地良さですごく好き。

    不気味というよりは違和感。

    このタイトルの意味や、キャンパスの上にどんどん塗り重ねていかれる油絵の具、その表現がすごくわかる。

    読みながら、でも本当に疑いすぎなだけじゃない?と私も思ったりして。本当にもう見逃してもいいような、そんな小さな豆を、読みながら共に体感できたのが良かった。




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    2025年09月03日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    最近山登りをゆっくり始めた。だからこの本を手に取ったのもある。正直始めた理由は山を登ってる人かっこいいから自分もやろかなくらいのしょうもない理由。
    山を登る行為は正直自分にとって特別ななにかではないけど、お父さんが週末に山に籠もって登りに行く姿はなんか小さいながらにいいなと思ってた。帰ってきて見せてくれる景色と山飯とたまにサムズアップしたお父さんの写真。
    お気に入りの石を一個持って帰ってきて部屋に飾るお父さんの部屋が好きだったな〜、とか思いながら読んだ。
    3つ目の話が好きだった。読みながらいつかお父さんと山に登りたいとも思った。その時がくる時にはお父さんはおじいさんで登れなくなってるかも…なん

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    2025年09月02日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    本ものとはなにか?
    誘拐され、2年間いなかった姉が戻ってきて、別人だとおもわれるのに、本人のフリをしているのは何故?どこにいたの?何があったの?
    妹 結衣子が2年間苦しめられ、姉を探すために母親に使われ、怖くて辛い思いもし、そして戻ってきても疑問をもち、モヤモヤモヤモヤとした話。
    後半は急展開にびっくりしながらも、この重い嫌な感じが癖になります。すごく面白かった!

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    2025年09月02日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    後ろの方に捜査資料や、新聞記事や、週刊誌などが乗っていて途中でそれらを読むというのが新鮮で面白く読めた。
    犯人は最後まで分からなかった。最後まで読むと犯人に納得できた。

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    2025年09月02日
  • ユートピア

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    人間の奥深さと、違う人間が関わり合うことで産まれるドラマがすごい。

    車椅子生活の娘をもつ主婦菜々子、認められたい陶芸家のすみれ、夫の転勤で街へ来た光稀が、ボランティア基金「クララの翼」として活動をはじめる。
    最初は順調に活動していたが、徐々に歯車が噛み合わなくなってきた3人、さらには別の事件も絡んできて……。
    という、ハラハラドキドキ。

    事件そのものというよりも、立場も町に住むようになった経緯も違う人たちが同じ時間や事柄を共有しながら何を守り、どの部分を人に語るのかで展開していく物語が面白い。

    ラスト、とんでもない不愉快さはないけれどザラリとした手触りの終わり方。

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    2025年08月31日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    徐々に話がつながっていくのが面白い。しかし、私が美雪だったら、陽介のことも夏美のことも森本のことも、最後まで許せないと思う。幸せとはいえ、シングルマザーで苦労しながら生活してきた家と、清里に別荘まで持つ有名な建築家の家。せめて葬式の時に、本当のことを言ってくれていたら… ここが湊かなえの小説という感じ。

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    2025年08月29日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    初めて湊かなえの小説を読んだ。
    映画化されたのは何個か見たことがあったけど、小説はなんとなく難しそうだと思ってお母さんから面白いよと言われたことがあっても読もうとは思わんかった。けど読んでみたら普通に読みやすくて面白かった。
    小学生視点で書かれてて、お姉ちゃんが2人いるのかってなったときは少しぞわってした。

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    2025年08月29日
  • 山女日記

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    今すぐ山に登りたくなった。

    山に登ったらなにか変わるんじゃないか、今抱えてるちっぽけな悩みもスッキリするんじゃないか、新しい世界が私を待っているのではないか、と期待してしまう。

    それぞれの主人公はみんな同じ世界線にいて、それぞれの話にちらっと脇役で登場したりする、という短編集が個人的にすごく好みなのでよかった。

    大人になった今だからこそ彼女たちの状況や思いに共感できたし、彼女たちが山に登ってなにかを得るたびに、私も何かを得たような気がした。

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    2025年08月27日
  • カケラ

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    ネタバレ

    整形をしたからって幸せに他人からの評価が上がるとは限らない。
    他者からの評価が悪いのは実は外ではなく内面が原因かもしれないとも気付かずに。

    自分が正しいと理想だと思っていることは他人にとってはそうでは無い。それを誰かに押し付けることは決してしてはいけないこと。

    頑張って耐えて枠に当てはまろうとした有羽ちゃんは少しずつ心の袋が避けて砂が漏れてしまったんだろうな。
    皆、母親が娘をここまで追いやったと押し付け自分じゃないと正当化する。だけど母親だけでなく、教師や友人、家族の全てが有羽を苦しめるてしまったのだと思う。

    皆自分の考えだけを一方的に押し付け当本人の意見を全く聞く耳も持たなかったのが要

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    2025年08月25日
  • 山女日記

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    一つの山に一つの物語。
    色んな思いを抱えて山に登る女性たち。その後が気になるが、違う山でサラッと登場するのでその後が分かり安堵しました。
    山に登りたいなぁと思わせてくれた小説。あ、低い山に限りますけど 笑

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    2025年08月24日