湊かなえのレビュー一覧

  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    サクサク読めた。
    この人らしくない、とか、この人ならそんなことしない、という違和感を見過ごせない気持ちはわかる。姉妹としてだったら血よりも過ごした時間が長い方を「本物」と思うだろうが、親だったら違うのかもしれないと思った。

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    2026年05月17日
  • ユートピア

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    ネタバレ

    次の展開が気になる!ってところで毎回視点が変わるので、もどかしく思いつつも最後まで一気読み。最後の彩也子の日記で衝撃を受けて終わったが、健吾や芝田についてはよく分からないまま。女性3人の心の内がリアルで、近い年齢や立場の人ならより強く共感できるのかなと思った。確かに「主観と主観のぶつかり合い」。

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    2026年05月14日
  • 人間標本

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    人間を標本にした人間の話。
    •最初の方は手記を読む形だったので、キツかったけど、ラストの二転三転がすごかった。
    •最初、犯人は留美じゃないかと思い読み進め、病院に運ばれて犯行は無理と判断したが、代理で娘にお願いするというさらに怖い展開が待っていて恐ろしかった、、

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    2026年05月14日
  • 母性(新潮文庫)

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    全員認知歪んでて、読んでて苦々しい気持ちになった。でもそれも作者の技量が高すぎる証左だなー。一人称視点のまま普通じゃない方向に突っ走っていく溺れ加減が没入させてくれてよかった。義実家がカスすぎて、こっちまで息が詰まりそうになった。

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    2026年05月14日
  • 未来

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    ネタバレ

    自分が少しずつ小説に慣れてきてしまったのか、
    なんとなく展開が読めてしまう内容で、
    意外とシンプルな話でした。

    メインの登場人物が不幸になりつつ、
    イヤな話もキチンとあるものの、
    イマイチ母の心情だったり、
    考えなどがわからず最終的な結論もどうなったのか?が非常に気になるような終わりでした。

    話の展開は面白く、
    手紙からはじまり、段々明らかになっていく感じは珍しい形だと思ったので、楽しかった。

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    2026年05月13日
  • 贖罪

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    オーディブルにて。ナレーター、小池栄子。
    小学生の女の子がお盆に5人で遊んでいて、ひとりが何者かに殺された。誰ひとり犯人の顔は覚えていないとのこと。3年後、母親はその4人の子に非情な言葉を投げかけ、4人の人生を狂わせた。
    ナレーションが非常によかったです。不幸の連鎖のザ・湊かなえワールド。

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    2026年05月13日
  • リバース

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    ミステリって文学なのか?などと稚拙な問いを抱いていたこともあったけれど、これを読んで確信。書き手次第で文学的テーマと極上のエンタメを両立する。

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    2026年05月13日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    きもっっちわるかった〜〜。
    というのが、正直な感想。
    湊かなえ作品は2作目で、前回読んだのが『落日』だったこともあってイヤミスの女王に初めて触れた気がしている。
    (『落日』はそんなにイヤミス感なかったと感じた)
    気持ち悪さの正体が解説を読んで「信用出来ない語り手」が語っている、というのがすごく腑に落ちた。
    無意識に地の文(語り手)のことを信用してしまっているし、自分自身が「母にとっての娘」である事実がある分余計に娘が語り手の時に共感にちかい読みやすさがあった。
    だからこそ、最終章で冒頭の事件の記事と結びつかなくなった時混乱した。
    地の文が信用ならない場合があるということは別の作品でも経験したの

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    2026年05月12日
  • 贖罪

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    オーディブルにて耳読。
    女の嫌なところを書くのが本当に秀逸。
    小池栄子の朗読が作品の雰囲気にぴったりでめちゃ上手い。田舎ならではの空気感もたまらない。
    幼少期に大人から言われる言葉ってひとつひとつ心に澱のように蓄積されていく。
    何気なく言った親の一言が子どもの人生を狂わせてしまうこともある。言葉の呪縛について考えさせられた作品。

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    2026年05月12日
  • 落日

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    面白くて秒で読み終わりました。
    どんどん明かされていく真実に読み進める手が止まりません。
    湊かなえさんといえば「イヤミス」というイメージだったけど、この作品のラストは割とあたたかな印象を抱きました。

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    2026年05月12日
  • リバース

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    嫌な気分にさせられるというより「ええええーーーー可哀想」というイヤミス。
    正直、こういうことは世の中起こりそう。
    物語自体に少し無理はあったけど。

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    2026年05月12日
  • Nのために

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    なんだかんだで誰かが誰かをちゃんと想っている。少し歪んだりしていてすれ違って変なことになっている。そんな物語。面白かった。

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    2026年05月12日
  • Nのために

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    書き手の視点が章ごとに変わっていくため、色んな情報が少しずつ入ってきて興味深かった。しかし、個人的にはモヤモヤが残った話のため⭐️4!

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    2026年05月11日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    空気がきれいな町が舞台なのに、作品に漂っている空気は重くて蜘蛛の巣に囚われているような居心地の悪さを終始感じました。これが償いの呪縛に囚われてしまった少女達がずっと感じていたであろう居心地の悪さだったのかと思うと、イヤミスの女王湊さんの真骨頂だと思います。エミリちゃん殺害の犯人が誰なのかというよりも、事件を目撃した少女達に被害者の母によって課せられた贖罪が何なのかに重きを置いたミステリーでした。

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    2026年05月11日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    ・事件をきっかけにそれぞれが抱えた苦悩を、それぞれの視点と経緯と心の様子が細かく描いてあってリアルに感じとりながら読んだ
    ・麻子がクソ女すぎて。悪女とかじゃなく。ただただ自分の為じゃんすべて!
    ・何度か出てきた「男の子だったらよかったのに」のワードには深い意味あったのか読み取れず

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    2026年05月11日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    阪神淡路大震災での絶望から立ち直ろうとする4人の短編小説
    なぜトンガ?というトンガ王国での話が凄く引き込まれ4人が偶然交わっていたりこんな内容の湊かなえのストーリーは初めて読みました

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    2026年05月11日
  • 未来

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    湊かなえの書き方がうますぎてこの世界に一瞬で連れ去られ、没入させられるのだが、それだけにとても苦しくてやるせない気持ちになる。
    思春期の女子特有の嫌な感じや世界が閉ざされた狭い空間かのような学生時代をリアルに描き、疲れさせられる。
    声を上げられない、信頼できる大人が周りに居ないと感じてしまうことが子供達の心を蝕んでいくんだと思うと、決して作り話だと無視することはできない。
    側から見れば恵まれている様に見えていても真実はわからない。
    誰がいつ、どうすればよかったのか?
    その問いがぐるぐると回り続ける読後。

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    2026年05月10日
  • 未来

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    貧困をテーマに書かれた本。
    主役となるのは小学校や中学校で貧困からくる様々な辛い出来事に悩む女生徒。

    未来、というタイトルなのに彼女らには未来がないのかと思わされるほど辛いエピソードが多い。
    ハッピーエンドとは言えないが、彼女らの未来に少しでも希望があるといいなと感じる。

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    2026年05月10日
  • リバース

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    穏やかに物語が進んでいき、コーヒーに興味出てきたなあなどと思っていたら最後の最後で絶句でした。。
    目を疑う台詞からちょっと待って、え、どういうこと?と嫌なザワザワした気持ちが広がっていくような感覚が読み終えた今でも残っています。

    主人公が周りから自分がどう思われているかを瞬時に察知してしまったり、そんな自分を受け入れてくれる相手に対して執着する気持ちに共感できるようなできないような、、人間関係の複雑さについても考えさせられる作品だと思います。

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    2026年05月10日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ミステリーの、物語より犯人探しが最優先される感じが個人的に好きになれないんだけど、この作品は犯人探しで殺人ネタを消費する世間そのものを切り取るようなお話で面白く読めた。資料編と見比べていくのも、下世話な野次馬気分で楽しい。
    でも10年以上前の作品なので、ネット空間の言説がまだまともな印象。今ならもっと違った話になっているかも。

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    2026年05月10日