湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
湊かなえ、『告白』。本屋大賞受賞作品。
これも読もうと思いながら、読めていなかった作品。
『愛美は死にました。このクラスの生徒に殺されたのです』。
娘・愛美を校内で亡くした森口悠子は、終業式の日、クラスの生徒たちの前で告白する。
事故ではなく、事件…
彼女は事件にはせず、自ら、犯人たちに復讐を…
犯人となった生徒たちは…
悠子は…
なかなか重かった。
確かに事件としても、『少年法』があり、思うような罪には問えない。
ただ、他に誰も気づかなかったのか…
事故ではなく、事件だと。
渡辺の親にしても、下村の親にしても…
警察も…
ちゃんと対応をしておけば、その後の事件は…
できるだけに穏便に済ませれば。
親が逃げてしまった結果なんだろう。
渡辺の場合は、親が我関せず。下村の場合は、父親は我関せず、母親は我が子可愛さゆえに責任転嫁。その結果…
悠子はこの結果に満足なんだろうか⁇
渡辺は渡辺で、幼い頃に母と別れ、母に認められたい、周りから称賛されたい、という想いから…
下村は下村で、責任転嫁をする母親をそのままに、自分は悪くない、悪いのは…
美月、委員長で優等生だったのに。
たった一言、『ごめん』が、彼女までも変えてしまったのか…
渡辺のひと言に対する返事が…
まるで別人のようで。
結果、渡辺の犠牲に…
悠子も罪に問われるのだろうか…
問われるよな、渡辺作品を移動させたのは、悠子なんだし。
考えさせられる作品だった…
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Posted by ブクログ
一切の情報無しで手に取りました。
最初は元首相安倍晋三さん殺害の話?かと思いました。犯人は永瀬暁。大御所作家でもあり、新興宗教に深く関わっているといわれる清水義之を刺し死亡させる。宗教、母親、多額の献金で清水を恨んでの犯行。父親が小説家で素晴らしい作品を書くのに、肝心の賞がとれない。
幼少期から犯行に至るまでの出来事はなかなか重く、手記も犯人、母親、読者などのいろいろな目線から書かれている。この『暁星』はノンフィクション。
そして後半の『金星』はフィクションで、スラスラ読めた。この2つの話があって、やっとなにがあったのか見えてくる。最初はドロドロしていたが、最後は、言葉にするのは難しいが読んで良かったなーと思える作品でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ大好きな湊先生の新作、
9人の登場人物がそれぞれ、とある事件に関係する秘密を抱えて生きていて、一人一人その秘密が解き明かされていく
イヤミス感はないので読後も気持ちのストレス?のようなものはない、ただそのイヤミスが好きなので物足りなさはあるけど面白かった。
海の王国、想像するだけで楽しく読めた。
ただ登場人物も多くて、名前も混乱したり日をまたぐと読み返さないとわからなくなったりと、読みにくさはあったかなと思う。
でもこの本は、幸運にもサイン会に参加する機会があり、湊先生と直接お話しすることもできてとても大切な思い出の1冊になりました。
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Posted by ブクログ
恩返し?が一貫したテーマだった気がする。純粋な感謝、歪んだ愛、本人の強さを表すもの、仕返しを込めたもの、様々な「返し」でそれぞれの話に好き嫌いあったかも。
「真珠」
そんなことある!?
「ルビー」
ほっこり温かい話。この後にもしかしたらイヤミスな展開が待ってるかもね。
「ダイヤモンド」
雀の恩返しはよくある話だけど、最後殺ったのは雀?これは良かったのか?雀の純粋ゆえの暴力だった?
「猫目石」
ちょっとダイヤモンドに話の展開が似てるなと思った。(順番が離れてたほうがよかったかも)ハッピーエンドに見えてこれが一番人の闇を感じる。
「ムーンストーン」
ただただ良い話。良かった。
「サファイア」「ガーネット」
辛いけど、悲しいけど、最後は皆がよい方向にまとまって良かった。でも、映画館の女性は怒ってるのか感謝してるのか感情がわからなかった。両方なのかな?