湊かなえのレビュー一覧

  • 暁星

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    安倍晋三元首相襲撃事件を彷彿とさせるはじめの展開。手記という形式の読みにくさ。全てが心を暗くし、読みにくい上に気持ちがついていかずしばらく放置してしまった。
    宗教二世としての苦悩は深く、つらさはよくわかる。しかし、何故清水文科大臣を狙ったのか、はっきりした理由はわかりかねる曖昧さ。
    その『暁闇』の展開から『金星』を読むと一変して愛の物語に変わる。
    そして、曖昧さは回収され、『暁闇』で何度も表現される明けの明星の意味に気づく。
    二度読んでおもしろい仕掛けがたくさんなところが、湊かなえらしさを感じた。
    暁闇の読みにくさと金星の読みやすさやチープな展開、その全てが暁生と星賀の立場、プロアマの違いなど

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    2026年06月28日
  • 告白

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    ネタバレ

    もう何年も前から題名だけは何度も目にしてきたが、怖い本が苦手なので読めずにきた本。どういった風の吹き回しか、ええい読んでみるかと手に取ったが、結論として手に取ったのは大正解だった。飽きさせない、どころかどんどん引き摺り込まれる見事な構成。森口先生の丁寧な語り口調も、なんとも落ち着かない不気味さを添える。人間から出る汚水を煮詰めたような結末は、最高で最低の読後感を味わわせる。自分ならあんなことしないなんて誰も言い切れないだろうからすごい。他の著書が読みたくなったことは言うまでもない。

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    2026年06月27日
  • 山女日記

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    「山女日記」このタイトルを目にしてすぐに手に取ったのを思い出す。湊かなえさんの本が好きで、しかも登山を趣味としている端くれの自分に、この本を読まない理由がない!

    山登りは人生そのもの…このような言葉を耳にしたことがある人は多いはずだ。だが、この一言で言い表すことができない、それぞれの人生、、、いや考え、想い、悩み、生き様、決意、挑戦、、、十人十色のザックを背負って山に向き合っている姿があった。

    どれひとつとして自分の置かれた環境、直面している状況と当てはまることはなかったが、どこか清々しく思えたのはなぜだったのだろうか。読み終えた後、「これでいいんだ」と、自分の立ち位置を再確認し、OKサイ

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    2026年06月27日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    湊かなえさんの作品はやっぱりずっと緊迫感があるような感じ。早く真実が知りたい気持ちが読み進める事に大きくなる。情景が想像できる。考えさせられる、というよりかはミステリーやサスペンスとしてひとつの面白い映画を見たような感覚だった。

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    2026年06月26日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    本ものとはなにか、偽ものとはなにかを考えさせられた。
    真実を知ったことで信じていたものまでモヤモヤしてしまい救いがないなって。

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    2026年06月26日
  • Nのために

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    辛い時誰かに助けを求めたいというときに寄り添うように隣にいてくれた人はいつまで経っても心の中にいるんだろうな。わたしがもし杉下でも、自分が行きたくてしかたなかった上の世界に、安藤は手が届きそうで、それを横でみていれば安藤に迷惑をかけたくないとなるかもネ

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    2026年06月26日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    読んでて少し気味が悪く、最後のオチがどうなるのか考察が楽しかったです
    久しぶりに読んだ湊かなえ作品でしたが、湊かなえ作品っぽいなという印象です笑

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    2026年06月26日
  • 告白

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    中学生以来の再読。字数多くて読めるか心配だったけど、内容がおもしろくてどんどん読んでしまった。
    それぞれの目線で、それぞれの好きな人のために。この物語の登場人物はやりすぎだけど、こういう嫉妬、誤解、愛情が自分の周りにも溢れているんだろうなと思う。

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    2026年06月25日
  • 未来

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    映画を観て原作が気になったので。
    「文章」とか亜里沙の登場とか、映画では結構違和感があったから読んでよかった。

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    2026年06月25日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    小学3年から2年間行方不明だった姉が帰ってきたが別人に思える妹の視点で物語が進んでいく。どうして結衣子にもっと早く真相を告げなかったのかが悔やまれる。そして読者としてどう声をかけたらいいのか悩ませるところが魅力的。

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    2026年06月24日
  • 夜行観覧車

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    キャラクター1人ひとりが生きていた。

    ただ、この本を通して何が伝えたかったのかわからなかった、、、笑

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    2026年06月23日
  • 暁星

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    「ただ星を守りたかっただけ」という帯を見て、ロマンチックなお話かなと思い読み始めたが、読んでも読んでも社会派な内容で、苦しみや恨みしか綴られておらず、ずっと堅い表情のまま読み進めた。そこから一変。随分昔に読んだ、別々の作者が違う視点からの物語を書き綴った「冷静と情熱のあいだ」のようなことを、湊さんはこの一冊のうちにされたのだ、と気付いた。お互いの余白が埋まっていく。こんなにも愛と切なさが絡まっている話だったとは。それで余計に、苦しさや恨みが増していく。現実の事件と重ねて、今は社会派な感想が頭を占めている。

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    2026年06月23日
  • 暁星

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    ネタバレ

    安倍元首相の事件を想起させる内容であり、2部構成の前半パートは、どういった経緯で事件にまで至ったのかを犯人が自供する内容。後半は犯人の自供を元にした小説。
    前半部分は重苦しく、なぜあんな事件を起こしたのか理解し難いと感じる部分も多く読むのが少し億劫になったが、後半パートは小説として物語があり、読みやすいと感じた。
    誰もが面白いと感じる内容ではないが、あの事件をこのように小説化できる作者の技術に感服しました!

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    2026年06月23日
  • 暁星

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    安倍元首相の襲撃事件と統一教会の関係性の衝撃は瞬く間に日本中を駆け巡ったわけで、本書でもその衝撃を感じることになった。
    宗教2世問題を盛り込み、家族という逃れられない関係性と、暁・星子の純愛までたくさんの要素を組み入れつつ二段構えの構成は少々分かりづらいが、展開としては楽しめた。
    なぜ暁は犯行に及んだのか。それが徐々に明かされるためどんどん読み進められる。湊かなえさんの得意とするストーリーテリングだ。
    読み終わった後、二人の不遇さに胸が痛んだ。

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    2026年06月22日
  • 告白

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    「暁星」がとっても良かったので手に取った。
    個人的には「暁星」の方が好きだが。。

    中学校の女教師が、我が子を殺した教え子2人に復讐するお話。考えれば考えるほど、森口先生の復讐の仕方がえぐい。私が学生だったら給食の牛乳飲めなくなると思う。

    でも実際、憎い相手への悪意が行き過ぎたら、人間ここまでしてしまうかもなあと思った。

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    2026年06月21日
  • 告白

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    森口先生が学校という公共の場宛ら、彼女の職場で娘を自分の生徒に殺される、愛美に私は自分の息子を重ねる。
    現代の司法制度で子供を捌くことができないという物語の中核を森口先生は生徒をどうやったら1番苦しむだろうと奔走する話でもある。
    最後まで司法制度に頼らず、森口先生の手のひらの上で生徒2人を捌くのだが、思春期の男の子二人のバックストーリーも踏まえるとやりすぎとも思える。
    我が子を失った気持ちは大半の親は知らない。子を持たない大人なら尚更、だから俯瞰してこの話を読むことができるのだと思う。

    終わった後の続きが気になる、という時点で人間(読者)の闇を引き出すこの本は凄いと思う。

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    2026年06月21日
  • C線上のアリア

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    湊かなえ読みやすい〜! サスペンスかなと思いきやそんなことなく平和?でした。

    すみのよるさんが曖昧な表現が多い後だったので比較するとシンプルな言葉でまっすぐ伝わってくる感じが素敵だった。

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    2026年06月21日
  • 花の鎖

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    「雪」「月」「花」
    3人の女性と謎の人物「K」
    最初はただなんとなく登場人物の物語を
    読んでいただけで正直退屈でした。
    が、後半につれ、その物語が「花の鎖」で
    繋がっていた事に気づき始め…。

    きんつば、食べたくなってきちゃいました。
    後でもう一度読み直そう、と思えた良作でした。

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    2026年06月21日
  • 告白

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    あっという間に読ませられた記憶。
    読んだのはだいぶ昔だが、最後に鳥肌がたったのは覚えている。
    こんな復讐劇を書き上げてしまう湊かなえは実際どんな人なんだろうと気になったり。

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    2026年06月21日
  • リバース

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    ネタバレ

    スルスルと読めました。読みやすいですね。

    オチは流石に予想できなかった…
    その前の小オチみたいなのは予想できたけど、
    最後の最後のところは予想できん。

    以下ネタバレ含む
    自分は運転を強要してなかった、反省している
    って思いがあったからこそ、
    罪はあったとしても四等分だと思っていたからこそ
    広沢の両親に伝えるがあったのだろうけど
    まさかのまさか、自分が犯人だったとわかった今、
    このあとの展開があるならば、どうなるのだろうか。

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    2026年06月20日