湊かなえのレビュー一覧

  • 贖罪

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    オーディブルにて耳読。
    女の嫌なところを書くのが本当に秀逸。
    小池栄子の朗読が作品の雰囲気にぴったりでめちゃ上手い。田舎ならではの空気感もたまらない。
    幼少期に大人から言われる言葉ってひとつひとつ心に澱のように蓄積されていく。
    何気なく言った親の一言が子どもの人生を狂わせてしまうこともある。言葉の呪縛について考えさせられた作品。

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    2026年05月12日
  • 落日

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    面白くて秒で読み終わりました。
    どんどん明かされていく真実に読み進める手が止まりません。
    湊かなえさんといえば「イヤミス」というイメージだったけど、この作品のラストは割とあたたかな印象を抱きました。

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    2026年05月12日
  • Nのために

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    なんだかんだで誰かが誰かをちゃんと想っている。少し歪んだりしていてすれ違って変なことになっている。そんな物語。面白かった。

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    2026年05月12日
  • Nのために

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    書き手の視点が章ごとに変わっていくため、色んな情報が少しずつ入ってきて興味深かった。しかし、個人的にはモヤモヤが残った話のため⭐️4!

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    2026年05月11日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    空気がきれいな町が舞台なのに、作品に漂っている空気は重くて蜘蛛の巣に囚われているような居心地の悪さを終始感じました。これが償いの呪縛に囚われてしまった少女達がずっと感じていたであろう居心地の悪さだったのかと思うと、イヤミスの女王湊さんの真骨頂だと思います。エミリちゃん殺害の犯人が誰なのかというよりも、事件を目撃した少女達に被害者の母によって課せられた贖罪が何なのかに重きを置いたミステリーでした。

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    2026年05月11日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    ・事件をきっかけにそれぞれが抱えた苦悩を、それぞれの視点と経緯と心の様子が細かく描いてあってリアルに感じとりながら読んだ
    ・麻子がクソ女すぎて。悪女とかじゃなく。ただただ自分の為じゃんすべて!
    ・何度か出てきた「男の子だったらよかったのに」のワードには深い意味あったのか読み取れず

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    2026年05月11日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    阪神淡路大震災での絶望から立ち直ろうとする4人の短編小説
    なぜトンガ?というトンガ王国での話が凄く引き込まれ4人が偶然交わっていたりこんな内容の湊かなえのストーリーは初めて読みました

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    2026年05月11日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ミステリーの、物語より犯人探しが最優先される感じが個人的に好きになれないんだけど、この作品は犯人探しで殺人ネタを消費する世間そのものを切り取るようなお話で面白く読めた。資料編と見比べていくのも、下世話な野次馬気分で楽しい。
    でも10年以上前の作品なので、ネット空間の言説がまだまともな印象。今ならもっと違った話になっているかも。

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    2026年05月10日
  • 少女

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    ネタバレ

    敦子が周りの目を気にしてしまう自分に悩んで死を悟ることを目的に動いていたのがラストにいくにつれてどんどん敦子という我が強くなっていくのが見ていて気持ちよかった。おっさん視点から見たら敦子の存在が怖いな笑。いい意味で死を軽く表現している本のような感覚。牧瀬が現実にいたら特殊な癖をもった人物なのにほとんど動じない由紀やパパを殺そうとした昴くんとパパがその後にあっさりとお見舞いのエピソードが描かれている部分からそう感じた。因果応報という単語は、通してのキーワードのように感じた。由紀のおばあさんが放った一言から始まり、タッチーと昴、紫織と星羅のエピソードまで意識させられる。終盤につれて由紀が敦子のこと

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    2026年05月09日
  • 人間標本

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    少し気持ち悪い。最初は何が面白いのかわからなかったが、途中話の方向が変わってきたときに考えが変わった。こーいうトリックめいた小説は比較的好きな方だ 途中でアレと思う瞬間が面白い

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    2026年05月09日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    小説読んで、映画見た。映画の方がまだ主人公が救われてよかった。これを読んで人の一方的な悪口とか噂を当てにしてはいけないなと思った。どこかでその人の思考が入り混じって、事実ではない妄想話になる。この本は実際に見て感じたことを信じていきたい。

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    2026年05月30日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    大震災の爪痕が残る4つの物語。著者の私小説要素を思わせる。いくつかの場面描写だけで心の奥深くを垣間見ることができる。知らない島国の話も魅力的。

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    2026年05月09日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    なんて美しく、悲しい物語なんだろう…。

    またしても湊かなえの世界に引き込まれ、そして何度も世界を覆された。

    榊史朗も、至も、杏奈も、皆「瑠美ちゃん」のベニモンクロアゲハだった。
    が、事実が明らかになった時に語り手となっていた史朗の視点からは、瑠美ちゃんをひどく責めるような描写はなく、そもそも当の本人はすでに亡くなっている。
    悪者として極端に描かれていないのは、瑠美ちゃんもまた、芸術に狂わされた「ベニモンクロアゲハ」だったということなのではないか……

    腹の奥がグラッとモヤモヤするような、暗く、美しい終わり方だった。絵の下に隠された至のメッセージと、描かれていない未来に想いを馳せてしまう。

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    2026年05月08日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    様々な登場人物の視点から事件を推理していくことができて面白かったです。
    人間の弱い部分や多面性がリアルに描かれていて、没頭して読み進められました。

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    2026年05月08日
  • 少女

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    ネタバレ

    読みながら抱く違和感や疑問が、次第に回収され、人物が繋がっていく部分は、さすが湊かなえだなと思った。また、解説を読んで、アスタリスクの数で視点が描かれているなど、気づかなかった細かな仕掛けも知る。確かに読みながら、「これはどっちの視点だ?」と冒頭を何度か読み返すことになったが、細かい配慮がなされていたことに気づかなかったことが悔しい。

    物語は、「死を見てみたい」と考える2人の少女、敦子と由紀を中心に描かれる。2人はそれぞれ、老人ホームと小児病棟という、死を身近に感じられる場所での手伝いをして夏休みを過ごす。その過程の中で、さまざまな人との関係構築を通じて、本当の友情を取り戻す。

    しかし、た

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    2026年05月06日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あらすじと帯の言葉の
    「本ものって、なんですか」
    に惹かれて購入した1冊。

    自分は1人の人間であり家族であったとしても違う考えを持つ人間になってしまう。

    思い出を優先するか血縁関係を優先するかは実際にその立場になった時に答えは出せないと感じながら読んでしまった。

    ただ、同情の気持ちで今までの時間を無碍にはできないと思ってしまったのが自身の答えなのかもしれない。

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    2026年05月05日
  • Nのために

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    それぞれが訳ありな重い過去を抱えていた…

    守りたい人、愛したい人、愛されたい人のために歪んだ愛であるとわかっていてもそれを信じてきていた。愛の表現がどんな形であっても…

    愛する、愛されるってどういうこと?って考えさせられた作品だった。

    登場人物それぞれの視点や警察に語っていること、実際のところと色んな情報があってややこしいのでまた映像でもみて理解を深めたいなって感じた!

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    2026年05月05日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    ドラマが気になったため、まずは原作をと。
    話が進むに連れて恐怖が広がる。最初は狂気、残忍さに、最後につれて明かされていく真実に震えた。
    親になったからか、主人公が息子のやったことに気がついた時の葛藤や現実逃避に強く共感してしまった。
    ついに手にかけるシーンでは、眠る息子の表情を見て新生児の頃を思い浮かべる描写でボロボロと泣いてしまった。
    人間を標本にする、という強烈な殺人行為以上に、親子の情や支配、複雑な絆についてが濃密に描かれていて、心にズシンときた。
    ミステリーであり家族ドラマ。

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    2026年05月05日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    本ものってなんですか?

    登場人物の視点からいろいろ考えさせられた。
    万祐子でも結衣子でも、父母、祖父母でも、私も同じ行動したであろうな。。
    愛する人を守る為に。

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    2026年05月04日
  • C線上のアリア

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    読後の満足感がおなかいっぱい。
    最初と終わりで登場人物の印象がガラリ変わるところとか。

    今見えている面だけではなく、
    それぞれに抱えてる事情があって
    簡単に「あの人はこういう人だから」と言いきれないところが主人公にも、そのまわりの人々にもきちんと描かれていて、だから人って面白いんだろうね、って気持ちにさせる。

    やっぱり湊かなえさんは凄いなぁ。

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    2026年05月03日