湊かなえのレビュー一覧
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告白、Nのために、を読んで湊かなえさんの作品を読むのはこちらで三冊目。
イヤミスの世界観にもすっかり馴染んで、良い意味でそこまでイヤな感じでもなくなってきている(笑)。
ある読書系YouTuberが、深瀬和久みたいな男は嫌いだと言っていてどんな人だろうと気になっていた。
確かに好きなタイプではないのだけれど、誰しも実は、ここまで極端ではなくても心の中に深瀬みたいな部分を持っていて(皆じゃないかも、少なくとも私は)、自分のそんなところは好きじゃないから、まさかそんな部分は無いような顔して生きてるのではないかなぁと思ったりしながら読んだ。
真相を知った後に今一度、確認しながら読みたくなる作品で -
Posted by ブクログ
ネタバレ【記録用】
今まで好んで読んでた小説と構成がかなり異なり、引き込まれるまでに少し時間がかかった。
父親の猟奇殺人手記を読み、息子の人間標本観察日記を読み。
そこまでは、やはりな。父が息子の罪を被ったのか。と思うくらいだった。
なんだ、そこからの展開わ。
息子が密かに恋した相手でもなく、その母親が元凶だったとは。
擬態に擬態という罪と罪を重ねた話。
いろんなものを代償に目を手に入れた杏奈ちゃんは、これからどれだけの業を背負いながら芸術と向き合っていくのか。
榊史朗が蝶の標本を作らなければ、るみちゃんの暴走を止めることはできたのか?
るみちゃんが目を手に入れられたきっかけはなんだったのか? -
Posted by ブクログ
猟奇的殺人者の手記かと思って読み進めていたが後半の展開が想像以上だった。蝶博士である榊史郎が綴った手記では自身で実子含め6人の子供を殺し人間標本としたとなっていたが回想シーンでは実子の至が夏休みの課題と表して5人の子供を人間標本にする過程が描かれてそれに気づいた史郎が至も蝶の国へと導くために標本へとするとなっていた。これで終わりかなって思ってたけど最後6人の子供を集めた芸術家である一ノ瀬留美の娘杏奈が史郎に面会に来るところで大きく話が変わる。実は至ではなく杏奈が人間標本を作る実行者でさらにいうとその計画は留美が史郎に見せたいために計画してたことが判明。これも全て幼少期に史郎が作った蝶の標本を留
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Posted by ブクログ
深瀬和久は平凡なサラリーマン。
自宅の近所にある<クローバー・コーヒー>に通うことが唯一の楽しみだ。
そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いにより華やぎ始める。
ある日、彼女のもとへ「深瀬和久は人殺しだ」と書かれた告発文が届く。
深瀬は懊脳する。遂にあのことを打ち明ける時がきたのかと。
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最後の一文は確かにインパクトがあった。
これで、全て解決したから。
でも、最後の一文に行くまでの文章も面白かった。
メインは数人やけど、途中いろんな登場人物が出てくる。
それでも、自分が