湊かなえのレビュー一覧
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購入済み
山上徹也の事件を下敷きにしながらも小説と繋げたことで「宗教」も「小説」もスポイルされている気がしてくる
物語が人を救うんだみたいなメッセージに私が鼻白む側というのは大きいと思うが、(特に後半は)白けた気持ちで読むことになった
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Posted by ブクログ
私は、湊かなえ先生の小説は''母性''と''告白''しか読んだことなかったので、この本は比較的明るいように感じた。自分もバカンスに行っているような描写が楽しかったが、それぞれの登場人物が抱える悩みが見えたとき、ただ楽しいだけではなく、色々かんがえさせられた。私は阪神淡路大震災を経験していない。もし私がそれを経験していたら、“内側”の人間だったら、静香と泰代に対してどう思うのか。“外側''の人間だったら何か行動を起こせるのか。深く考え込んでしまった。そして後半、フィクションではないことに気づく。そうだよなぁ…自分は経験していないけど、こんなこと本当に起こりうるんだよなぁとハッとさせられた。かなえ先生は、イヤミスだけじゃない。新しい一面を見れた気がした。
ミステリーというよりはヒューマンドラマな感じたった。 -
Posted by ブクログ
青春小説が好き
それは今も変わらないと思ってる
でもこの本だからでは無くて、何か読んでいて違和感があるような…感じがした。
そうか…もう青春小説の舞台から離れて、長くなったから、イメージが掴めないと言うか、遠い世界のような感じがしているのかもしれない。
忘れたと言う表現とも違う、不思議な感覚
それらを文字にできる作家というのはやはりすごいな。俺より多分離れて長いはず、なのに文字が具体化してる。だからプロなのだろうけど…
・仕事前と昼休憩に少しずつ小説を読むようにしている。小学校や中学校でも読書習慣があるというし、自分も同じように
確かに仕事の時、うまく行く行かないは置いておいて、余計な思考は削ぎ落とせる気はする。思考とは泡みたいなものだと考えているから膨らんでははじけるを繰り返す、宇宙のようなものと思っているのだけれど、仕事するか本の中身を考えるかの2択になれる。そんな気がする。
泡だから他の思考が徐々に湧いてくるのだけれど…そして雑念の泡はなかなか弾けてくれない
主人公の親友に起こったトラブルで、主人公が自分のことのような感情で怒りを抱き、それを胸に抱えるシーンがあった。これって珍しい?よく読んでいた作家にこういう描写があまりなかったから?
湊さんの細かい心理描写っていうのかな?高校生の男子が親友のことでここまで感情がピュアに動くものなのかな?そういう作品と言われると一言でケリはつくけど…女性作家ならではの丁寧な心理描写な気がした。終盤主人公はかなり思考で成長していくけど
主人公の良太くんへの愛がもう親友というかラブに近いのではとさえ感じた。すいません盛りました。ラブほどではないけど
良太が良太は良太にがすごい多い
性別でどうこうってこれもろに↑で書いてるけどどっちが優れてるとかじゃない
後半はとにかく次へ次へと読むのが止まらなくなった。やはり真相に近づく瞬間というのはたまらない。この次へ次への感覚のために小説って読んでいるのではなかろうか?とさえ思うぐらいに
そして終盤、そりゃそうするよなって展開だった。ネタバレゼロでいくけど、落とし前っていうのかな、なんか一瞬納得いかないわって自分でなりかけて、いやいやそりゃそうよね納得納得
っていうなんかどの目線やねんっていう曖昧な感想で締めます。
これ二作目だったらしい、一作目も読もうと思う -
Posted by ブクログ
色んな人も書いてるけど登場人物の多さよね
学校を舞台にしてたらこの登場人物だけでは少ないと感じるまである
「高校入試」と言う規模感で言えば小さいものだけど中学生にとっては今後の人生を左右するというのが上手く作用していた
ましてや「一高」この高校に入りさえすれば!のような神様的扱いであるが故
大人達からの圧力やプレッシャーもあるのほんとに大人の厄介さみたいなものが描かれてる
自分の子どもなのに無理に勉学を強要させさらに今では「毒親」や「モンペ」と呼ばれる親についてが出てきているようだった
先生によっても考え方は全く違うし先生という前に1人の人間ということも考えなけれいけない
自分の通ってた高校も「入試」で何かあったってのは聞いた事ないけど生徒達が厄介すぎたから余計この作品を読んで先生という立場に同情してしまった
実際校内で窃盗が起きるなんて事もあったからほんとに大変だっただろうなって
物語についての話をするかね!面白い!
入試において不正があったのではないか、度々話題になる問題の流出という大問題がどうなっていくのかってのがとてつもなくハラハラする