湊かなえのレビュー一覧

  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    湊かなえさんらしくない爽やかな読後感の小説でした!けど、物語にどんどん引き込まれてしまうのは、さすが湊かなえさん⭐︎

    ラジオドラマにとても興味がわいたので、是非聞いてみたいです!

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    2025年10月03日
  • ユートピア

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    ネタバレ

    難しいご近所付き合いや古い慣習、新参者への興味や不信感はよく聞く「田舎の嫌な部分」を感じさせた。

    この作品は、いくつかの視点から書かれている。
    そのため、大人同士の友人関係の陰も見えた。
    お互いがお互いに思う所があってもなるべく友好でいられるよう、胸に収め言葉を選び合う様子が分かった。
    私も同じように過ごしている。
    平和に過ごすために波風を立てたくない。
    そのためとはいえ、登場人物と自分を重ね合わせて読んでいるせいで不安や不満が湧いてきて、他人と関わることに疲れてしまったり…。
    さすがイヤミス。

    1番最後に子どもの強かさが明らかになった時、ドキリとしたがスッキリもした。
    この2人は何か隠し

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    2025年09月30日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    それぞれのキャラクターと災害が様々な形で関わりあう。それによって登場人物がトンガ王国に行き、尚美さんと出会い、それぞれが抱える悩みや不満が事細かに描かれている。

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    2025年09月30日
  • サファイア

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    ネタバレ

    短編で読みやすかったし、それぞれの終わり方が「そういうこと⁉︎」ってなって面白かった。
    最初のルビーが進んでくうちに登場人物2人の関係性が分かってきて1番面白かった。
    本の名前にもなってるサファイアと続きのマリーゴールドは他と違って、ハッピーエンド?みたいな終わり方で好き。

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    2025年09月29日
  • 山女日記

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    山をテーマにした8つの湊かなえ氏連作長編。それぞれ主人公はみな人生の岐路に立ち、山で人と向き合い悩みと向き合い自分と向き合う。
    とはいえ、359ページにある通り、「そもそも、登山に理由付けなど必要ないのだ。山が好き。だから、登る。それでいいじゃないか」、そのとおり。一歩一歩頂上へ向かえば心は融解し素晴らしい景色が自分を迎えてくれて明日への活力を与えてくれる。爽やかな読後感のある作品。

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    2025年09月29日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    ネタバレ

    ミステリー要素はないが、湊かなえさんの新しい作風の作品が読めて楽しかった。
    所々に「ああ、こういう癖のある先輩いるよな…」「不毛な会話だな…」「理不尽だな…」と日常生活で一度は出会ったことのある苦手な瞬間があって、やっぱり湊かなえさんは人間の嫌な部分を表すのが上手いなと思った。
    最終的にどうなるのか楽しみに読んでいたけど、あまりにも全てがうまくいきすぎているような感じもして(フィクションだから仕方ないのかもしれないけど)、少し物足りなさも感じたので星4にした。
    この主人公達の来年や、大人になってからが気になる作品でした。

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    2025年09月28日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    登場人物が多く、少々読むのに苦労した。
    トンガの情景が美しく思い浮かんだ。イヤミス作品ではなく、ある種のヒューマンドラマのように感じた。
    最終章で、あぁなるほどと思った。

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    2025年09月24日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    山岳小説の続編。新田次郎のようなミステリー仕立てではなく、日常の延長としての登山で、様々な岐路に立つ人たちの人生を山に絡めての話です。今回は短編同士のつながりは全くなく、独立したお話ですね。解説も含めて読んで山に行きたくなりました。

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    2025年09月21日
  • 湊かなえのことば結び(下)

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    毎回の放送の「今日の一曲」を歌詞付きで聴きながら、選曲の渋さに、湊さんて何歳やった?と何度も突っ込む。自分はこの頃も海外にいたので、コロナの頃やなぁ、こんなん流行っててんなー、と懐かしく思い出す。

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    2025年09月17日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    4編の山歩き物語。
    後立山連峰、北アルプス表銀座、立山・剱岳と山好きにはお馴染みの名コース。
    私も歩いた事があるので、その時の景色が甦りました。
    剱岳の鎖場を登りながら、主人公の夏樹が語る。
    「岩場を前にすると、ワクワクする。手や足の置き場を想像する」「試してみたい、ただ、それだけだ」
    そう、その時には恐怖など無い。
    そんな山好きの作者の語るひとつひとつにうなずきながら読み進めました。

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    2025年09月17日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    自分も山に登るが自分と向き合えていない。本書の登場人物達は自分と向き合い、次の一歩を踏み出そうとしている。その違いは、彼女達が自分以外の誰かを思っているからなのか。自分もそんな登山をしてみたいと思える一冊、前作も読み直したい。

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    2025年09月16日
  • 湊かなえのことば結び(上)

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    文庫化を待ってました。FM大阪での番組トーク集で、エッセイとも違うんだけど、湊さんの作家としての体験、文章の書き方指南とか、その回のキメ文句。ファンにとっては一度に3回くらい美味しい作品です。

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    2025年09月15日
  • 告白

    ネタバレ 購入済み

    最後の復讐がすごい

    歪んだ愛情や虚栄心が絡み合って起きた事件とその後を一人一人の心情が明かされていく形で読むのは面白かった。飼い慣らされてるウェルテルちょっと可哀想だし、渡辺の母親はクソ。

    #ドロドロ #ダーク

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    2025年09月12日
  • 境遇

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    それぞれ別の児童養護施設で育った、親友の高倉陽子と相田晴美。
    陽子の息子が誘拐され、脅迫状が届く。
    「真実を公表しろ」という犯人は何者なのか、陽子は新聞記者の晴美に打ち明け、ともに行動する。
    陽子、晴美と二人の視点で交互に綴られ、緊迫感はいや増す。
    この作品は。ドラマのための書き下ろしだそうで、濃密な人間ドラマとなっている。
    親の罪は子供も背負わなければならないのか、重たい問いかけがあるが、愛する人への信頼が爽やかな読後感となる。

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    2025年09月11日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    最近山登りをゆっくり始めた。だからこの本を手に取ったのもある。正直始めた理由は山を登ってる人かっこいいから自分もやろかなくらいのしょうもない理由。
    山を登る行為は正直自分にとって特別ななにかではないけど、お父さんが週末に山に籠もって登りに行く姿はなんか小さいながらにいいなと思ってた。帰ってきて見せてくれる景色と山飯とたまにサムズアップしたお父さんの写真。
    お気に入りの石を一個持って帰ってきて部屋に飾るお父さんの部屋が好きだったな〜、とか思いながら読んだ。
    3つ目の話が好きだった。読みながらいつかお父さんと山に登りたいとも思った。その時がくる時にはお父さんはおじいさんで登れなくなってるかも…なん

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    2025年09月02日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    徐々に話がつながっていくのが面白い。しかし、私が美雪だったら、陽介のことも夏美のことも森本のことも、最後まで許せないと思う。幸せとはいえ、シングルマザーで苦労しながら生活してきた家と、清里に別荘まで持つ有名な建築家の家。せめて葬式の時に、本当のことを言ってくれていたら… ここが湊かなえの小説という感じ。

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    2025年08月29日
  • サファイア

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    ゾクゾクっとするのから、なんかジーンとするものまで短編で、いろんな要素がありあっという間に読み終わりました。サファイアとガーネットがよかった。

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    2025年08月21日
  • 山女日記

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    登場人物が悩みや苦悩を抱えながら山に登る。
    道中、気づかされたり、答えを見つけたり、オムニバス型式でお話が交差する。まるで、いく通りもある頂上へのルートが交差しながら続いている登山道のように。
    山に登ることで、問いの答えが見つかるのか?
    心がクリアになるのか?
    山は奥深いんだな。

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    2025年08月21日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    登山と女の一生、女の生き方が絡まって不自然ではないストーリー進行はさすがと言ったところ。ただ山の難所が多すぎる気がして、読んだだけなのに疲れてしまった感もある。装備の必要な本格的登山には憧れるけど、自分には無理だなぁと。
    それでも山ではあれこれ話せるとか、大声で歌う場面には共感できるし、天候に振り回され、人生に振り回されて、それでも進んでいく女性は強い。どんな人生にも価値があると改めて思わされた。

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    2025年07月30日
  • 往復書簡

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    ネタバレ

    手紙風のギミックを楽しむための作品かと思いながら読んでいると、作風に慣れてきた頃の「十五年後の補習」でやられた。
    秘密や闇を抱えながら、お互いを思い合ってきた2人がとても綺麗で美しかった。どうか幸せであれ。

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    2025年07月25日