湊かなえのレビュー一覧

  • 山女日記

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    山に登りたくなった!

    私はまだまだビギナーですが、後書きの「山にいる時間は濃い」っていうのはよくわかる気がする。
    多少なりとも命をかける遊びだから、チームとして連帯して関係性も濃くなる感じがあるのかな

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    2026年02月03日
  • 夜行観覧車

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    事件の真相を知りたかったなあとモヤモヤして読み終わったのが正直な感想。だけど逆に全部明らかにさせないのも奥深さを演出してる。
    ドロドロな奥様方のやり取りがあったが、終盤にかけて少しずつ良くなっていき、後味は割と良い!
    10話完結だけど、一夜で観切っちゃうドラマを観たような満足感。

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    2026年02月02日
  • ユートピア

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    初めは登場人物の数が多く感じ、混乱してしまったがそれぞれの登場人物の主観を丁寧に描かれていたので何が起きているのかをしっかりと捉えることができた。小さなコミュニティで起きがちな人間模様に加えて外部からやってきた人と織りなされる複雑な化学反応が現実的でぞくぞくした。どんなに仲良くなったと思っていても、大人になると相手の行動を深読みし善意をそのまま受け止めるのが難しくなることが描かれている。それに対して二人の少女が織りなす友情は誰にも邪魔されない眩しいものとして描かれている。自分が真っ正面からぶつかっていったとしても自分の思い通りに受け取ってもらえないもどかしさを感じることはこれから私にもたくさん

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    2026年02月01日
  • サファイア

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    読みながら、「短編集もイケるな!」と思いました。
    一話読み切りタイプですが、読みやすいのに、しっかりミステリーを織り込んでくるので、かなり満足感の高い1冊でした。

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    2026年01月31日
  • 贖罪

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    主要人物それぞれの視点から1つの事件について語られていて真相に繋がっていく流れが面白かった。出てくる男達の気持ち悪さに鳥肌が立った。

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    2026年01月30日
  • ドキュメント

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    前作のブロードキャストがある事を知らずに読んだ。 放送部が部の機材獲得のためにマラソン大会に出るところから始まり獲得した景品がきっかけで物語が動き出す。 解説にも記載されてるが読者を傍観者ではなく当事者と同じ目線にさせられる。続編から読んでも楽しめた

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    2026年01月30日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    よかった、自分は優しくない。と思った。

    あなたは優しくない。
    まさにその通り。
    優しい人なんて本当に滅多にいない。
    優しいと言われる人の大体は、人に興味がなくて無害、無関心で、気が弱く多くのことを押し付けられる人のことを言う。

    そんな人を、『押し付けてもいい人』と表すと、その人を利用しているのがバレてしまうから、うまく誤魔化すように『優しい人』って表現する。

    そうやって、押し付けて利用する人が大半なんだろうけど、たまにその優しい様を勘違いして本当に優しくて素敵な人だと思って近付かれることがある。
    でも近付けば化けの皮が剥がれて、ただの無関心で偽りの優しさだったと気付く。
    その時に裏切られ

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    2026年01月29日
  • 贖罪

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    田舎町で女の子が殺されてしまった。直前まで一緒に遊んでいた4人の女の子は犯人と言葉を交わしていたものの顔が思い出せずに迷宮入りする。被害者の母親は4人の女の子に「必ず犯人を見つけなさい。それができないのであれば私が納得できる償いをしなさい。」と十字架を背負わせる。十字架を背負うことになった4人の女の子の贖罪の物語。著者の人気に納得できる、引き込まれるストーリーが素晴らしい。登場人物の心理描写が丁寧に描かれていて償いに対する向き合い方がとても印象に残った。

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    2026年01月29日
  • カケラ

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    美容外科の先生と登場人物との喋り言葉がメインで構成されている。
    ほんとにリアルな内容の会話、些細な会話があってすごい状況は入ってきやすい。
    自分が美容外科の先生になって、登場人物と話してるような臨場感がある。
    みんな独特で(美容外科の先生自身も笑)面白い。
    読んでいくうちに、美容外科の先生がどんな人柄なのかも次第にわかってきて面白ってなる

    色んな立場の人がいて、色んな意見考えを持ってる。これは当たり前。だからこそ、自分が見えてる一方向からの視点で相手の全てがわかる訳じゃない。悪評の裏には切ない過去があるかもしれない。

    皆が皆それぞれに自己正当化をしていて、なんか少し醜いなと感じた。特に学校

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    2026年01月29日
  • Nのために

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    2026年4冊目『Nのために』

    それぞれの登場人物が、
    「どのN」を思って行動しているのかを考えながら読むのが、とにかく面白かった。
    でも同時に、ひたすら切ない。

    誰もが辛い過去や秘密を抱えていて、
    それをお互いが知ることはないまま物語は進んでいく。

    これって、普段私たちが生きている世界も同じで
    人は、それぞれが経験してきたことや、生きてきた時間の積み重ねで人格が形づくられていく。

    湊かなえさんの作品は、登場人物の背景や設定が本当に細かいから、気づけば深く感情移入してしまう。

    私は特に、西崎さんが好きだった

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    2026年01月28日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    信用できない語り手のオンパレード。
    あっちもこっちも嘘だったり記憶が曲がっているので何が何だか。さらにその証言の都合のいいところだけを使った週刊誌。完全にカオス。という状態を楽しめる内容でした。
    城野さんの最後の証言も怪しいし、ブログも本人が書いたように見えるし…面白かった

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    2026年01月28日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    山女日記よりもこちらの方が面白かった。後立山連峰の話がこの先どうなるの?とイヤミス~って感じで面白かった。
    通過したつらい日々は辛かったと認めればいい、大変だったと口に出せばいい。そこを乗り越えた自分を素直にねぎらえばいい、そこから次の目的地を探せばいい。

    ・鹿島槍ヶ岳

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    2026年01月28日
  • 落日

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    オーディブルにて

    一応スッキリはしたんだけど、
    胸糞の悪さともやもやが残る作品だった。

    虚言癖のJKってたちが悪い。
    同情できる部分が見当たらなかった。

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    2026年01月28日
  • Nのために

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    ネタバレ

    究極の愛の物語。
    昔ドラマで観てたけどうろ覚えなので再び原作を手に取ってみたくなった。

    登場人物達それぞれの視点で語られるにつれ、第一章の供述がどんどん崩れていって、真相が明らかになっていくのが面白かった。
    解説にもあったようにまるでパズルを組み立てていくような。
    読みあわった後はパズルが完成したようなスッキリ感を味わえた。

    灼熱バード、西崎の過去、心痛くなる。

    とりあえず西崎、いや、みんな幸せに生きてくれ


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    2026年01月27日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    いろいろな意味で湊かなえさんの新境地的作品なのだなと思います。
    登場人物たちを通して語られる「言葉」あるいはもっと深く「創作」の素晴らしさは、本心から滲み出たものなのでしょう。本作の主軸となるラジオドラマも作家デビュー前の著者に大きく関わることですし、ある種の原点回帰なのかなとも感じました。
    ただ、ところどころ展開的な繋がりを断ち切るような部分があって気になりました。もう少し場面展開に説明が必要なんじゃないかと。ある程度小説に慣れた人なら察して読めますけれど、誰でもわかりやすく読み進められる文章ではないのかもしれません。

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    2026年01月27日
  • 暁星

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    本書は 主に『暁闇』と『金星』の二作品で構成されている。

    11月3日14時20分頃、N県立北城高等学校の体育館の舞台上で式典の最中、文部科学大臣の清水義之(68)が男に刃物で襲われ首元を刺され死亡した。
    その場で取り押さえられた犯人は永瀬 暁(あかつき) 容疑者(37)。
    永瀬容疑者は殺害の意思があったことを認め、動機について 母親が多額の献金をしていた宗教団体に恨みがあり、独自の調査で清水義之大臣と教団とのあいだに深い関係があることを突き止め、襲撃を決めたと話している──。


    『暁闇』は上記の永瀬 暁 容疑者による手記で いわばノンフィクション。
    そして『金星』は事件現場にいた人気作家の

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    2026年04月18日
  • 落日

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    伏線の張り方はさすがだった。
    伏線が回収されるごとにゾワゾワして一気読みに敵してた。
    湊かなえには珍しくハッピーエンド(?)で監督の心が晴れて終わるのはすっきりした

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    2026年01月26日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    「本もの」とはなにか。
    本来生きていくうえで偽物かもしれないと疑うはずのない姉を「本もの」ではないと感じれるほどに万佑子ちゃんのことが好きな結衣子の葛藤と心の違和感が描かれていた。
    自分も生活の中で当たり前にそうだと思っていたものが「本もの」ではないかもしれないと感じた時、万佑子ちゃんのように偽物かもしれないと疑えるほど「好きなもの」をこの先見つけていきたいと思う。

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    2026年01月26日
  • 贖罪

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    小学生の頃に起きた殺人事件。
    殺された子と一緒にいた4人の女の子達と殺された子の母親とのやり取り。湊かなえらしい1冊。
    大人の発言が子供にとって成長に大きく影響を与え、上手く人生を送ることができていない4人の女の子。全員が殺された子への思いをそれぞれの捉え方で償おう(贖罪)とする姿が心に響いた。

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    2026年01月25日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    印象的な話は「ベストフレンド」

    途中まで主人公の漣涼香が大豆生田薫子を妬み恨んでいるのかと思えば、実際には直下未来が殺害予告のブログを書き、行動に及んだと気づいた時、先入観の恐ろしさに驚いた。

    漣は大豆生田のことを羨ましくも思っていたが、実際には強く尊敬し、心から親友と思っていたことを知ってしまうと、あまりにも無念で打ちひしがれた。

    これがイヤミスなのかと衝撃だった。
    だがイヤミスのはずなのに、文章の構成に感動したからなのか、極上の読後感だった。

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    2026年01月25日