湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
未来の自分からの手紙が届いた、というあらすじを見ていたから、一体誰が書いたんだろう。送り主を知りたいという探究心からスラスラと読めた。
真相は、読み終わってそういえば湊かなえはイヤミスの女王だったということを思い出し、なるほどなという結果だった。
普段生活をしていても思うけど、なんでこの世にはクソみたいな親が多いんだろうか。そんな人間がなぜ子供を育てようと思うのだろうか。
必ずしも子供を持つことを必要としない時代になってきたけれども、子供を持つことについてよく考える人こそ、産まないという決断をしている印象を受ける。
そういう人こそ子供とちゃんと向き合って良い親になりそうなのにね。
逆に何も考え -
Posted by ブクログ
正義を振りかざす
綺麗、痩せていることが正義で知らぬ間に人を傷つけているかもしれないってこれを読んで思える人が増えればいいな。
自分からしたら太っていることは醜くて虐待されていると感じても、他の人にとっては愛の象徴なのだから。
私の勤務先にもシミを指摘されてシミを前髪で隠す人生になった方がいるけど誰かに指摘をする時はその人の美の基準、人生が変わってしまうってことを自覚して話す必要があるなと改めて思った。不用意に相手の容姿に言及すること自体間違っているけどね。
ゆうちゃんも周りのルッキズムに苦しめられ正義で叩かれ母を守るために頑張ったんだなと思うとこういう人は現代社会にもきっといる。
考え方 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一気に読んだ!
湊かなえさんのは、一気読みしがち。
いやー、重かった。ぜんぶ重かった。
もう読みたくないかも笑
誰も報われなくて、誰もが苦しんでて、私も辛かった!!
告白に似てるかも?後味が。
時が経って、全て終わった後にはみんなこれから前を歩いて生きていくんだろうってわかったけど…
2人目くらいで、犯人の目星がついてしまったけど、でもまさかそんな風に話が繋がっていくとは思わなくて、最後の現実?リアルタイム?の時には、えぇーって思ったよ。驚きはあった。
犯人がなぜ殺人を犯したのかってのは詳しくはなかったね。なぜ子だったのか?母親でもよかったのに。
小学生の頃に、友達の死を目撃したら自分な -
Posted by ブクログ
悩める女性が人生の選択を問うために山に登る話。
オムニバス形式で読みやすかった。章ごとの登場人物が他の章にも関わっていたり、その後が語られていたり、山を通じてそれぞれの物語が交じり合うような感覚もある。
登山好きな身内がいるので山に魅了される気持ちは何となく分かるが、私は登山をしようとはならない。
作中にも登山経験のない人物も登場するが、人生に登山を通じて答えを見出し登山にハマっていく様子を見た。山は非日常を味わえる究極の場所なんだなと思う。
登る山が違えば見える景色や咲いている花も違うかもしれない。どの山を選ぶか、どう登るか、誰と登るか、一人で登るのか、山で何を食べるのか、天気はどうなのか -
Posted by ブクログ
「山女日記」このタイトルを目にしてすぐに手に取ったのを思い出す。湊かなえさんの本が好きで、しかも登山を趣味としている端くれの自分に、この本を読まない理由がない!
山登りは人生そのもの…このような言葉を耳にしたことがある人は多いはずだ。だが、この一言で言い表すことができない、それぞれの人生、、、いや考え、想い、悩み、生き様、決意、挑戦、、、十人十色のザックを背負って山に向き合っている姿があった。
どれひとつとして自分の置かれた環境、直面している状況と当てはまることはなかったが、どこか清々しく思えたのはなぜだったのだろうか。読み終えた後、「これでいいんだ」と、自分の立ち位置を再確認し、OKサイ -
Posted by ブクログ
ネタバレ阪神・淡路大震災とトンガという国に共通点を持つ女性たちの物語。
双子の片方が死んで、生き残ったのが「なんであんたなの」と言われて育ったマリエの話にぐっと来た。
マリエの話に出てきた、子供を放置する母親キョウコは、ひどいやつだと思ったのに、
キョウコ目線のストーリーになると、共感してしまった。
震災のときになにもできずに、友達が死んでもすぐには駆けつけなかった自分。震災がきっかけで何かをした、となると、罪悪感を抱いてしまう、サバイバーギルド的なものを抱えていた、この物語の「著者」とされる人物で締めくくられるのも良かった。
震災の外側にいた人が、分かったようなことを言ってはいけないこと。でも、