湊かなえのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
エッセイ。
旅行。卒業旅行。太宰治の生家に友達が言ったのを聞き、その時は走れメロスしかしらなかったが、あとで色々と読み、旅行で太宰治の生家に行かなかったことを後悔した。しかし、少しは後悔がある方が、今後の旅行に繋がるのでいい。
女子会。アラフォー(当時)の作者でも、女子に含まれる。
弁当男子の「子」について。
昔の生徒にたまたまあい、「迷ったけだ、髪の毛の薄さから先生かなと」声をかけられた。
その日から、育毛剤のお世話に。
オープンしてまもない「ウェスティンホテル淡路」で結婚式。
告白を出したときのこと。
ヒットしたときのこと。
本屋大賞の授賞式で、
「5年後の目標は、5年後の代表作を『告白』にしないことです」
入試問題に短編が使われた。
自分が普段使わない言葉は書かないようにしている。「驚愕した」とは日常で使ったことないので、「驚いた」にしている。
自分の葬式でかけたい曲。
映像化についての好意的な意見。
パーマ当てた時に、額がヒリヒリしたが我慢したときのこと。
執筆に欠かせないものは、ガム。
ガムを食べながら勉強すると効率が上がるとテレビでやっていた。脳に近いところの筋肉を動かしているから。
告白がアメリカのミステリーベスト10に選ばれた。
ダイエットして5キロ痩せたときのこと。
無理な締切で思い出す半日村の言葉。
海外のサイン会について。
同じ因島出身のポルノのAOKAGEの短編。
-
Posted by ブクログ
犯人を見つけろ、さもなくば罪を償え
何で自分の子供が、という苦しみは分かるし、誰も犯人を覚えていないという状況に苛つくことも分かるが、ローティーンの子供にぶつける言葉ではないなと思う。
自分も小学1年生の時にクラスメイトを亡くした。近所の公園の人工池で溺死だった。寒い時期のことだった。亡くなった子と親しかった訳ではないが、亡くなった子とその時一緒に遊んでいた子はよく知っていた子だった。通夜にはクラスメイト全員が参加し、クラスメイト代表がお別れの挨拶を読み上げた。亡くなった子の親御さんは消沈していた。一緒にいたあの子がもっと早くに誰かに知らせていたら助かっていたかも知れないという親同士の囁きを耳にした。当時7歳。亡くなった子の名前も未だに覚えている。振り返れば誰かが亡くなるということ自体が初めてだったかも知れない。当事者でもなかったのに強烈な記憶として残っている。この物語の女の子達は私と違って当事者だ。直接亡骸を目にし、犯人にも接触している。なのに犯人は捕まっていない。それだけでどれだけの傷を負っただろう。そこに加えて被害者母の辛辣な言葉。どれだけ重石になったかは本編にある通りだ。
事件の犯人や真相自体にはあまり意味はないのだろうなと思った。テーマはあくまでも贖罪で4人の同級生と被害者母の贖いに重きを置いて描かれている。呪いのような言葉を吐いた母親は悪く見られがちで、必ずしも褒められた人間性ではないのだが、それでも子供を殺されなければならないような人物ではなかったと思う。晶子のケースも嫁が悪いという側面もあったようだが、どちらの場合も結局は実際に犯行に及ぶ奴が悪いに他ならない。周りは皆被害者だ。
読みながら小学1年生の時の事件を思い出す。私も彼の地を離れて久しい。当事者の子とその話をしたことはついぞない。幼い彼が何を思い、傷付いたか、今更考えてしまう。 -
Posted by ブクログ
正義を振りかざす
綺麗、痩せていることが正義で知らぬ間に人を傷つけているかもしれないってこれを読んで思える人が増えればいいな。
自分からしたら太っていることは醜くて虐待されていると感じても、他の人にとっては愛の象徴なのだから。
私の勤務先にもシミを指摘されてシミを前髪で隠す人生になった方がいるけど誰かに指摘をする時はその人の美の基準、人生が変わってしまうってことを自覚して話す必要があるなと改めて思った。不用意に相手の容姿に言及すること自体間違っているけどね。
ゆうちゃんも周りのルッキズムに苦しめられ正義で叩かれ母を守るために頑張ったんだなと思うとこういう人は現代社会にもきっといる。
考え方を変えていこう。さくふわのドーナツ、穴を覗いたら私は何が見えるかな -
Posted by ブクログ
ネタバレ一気に読んだ!
湊かなえさんのは、一気読みしがち。
いやー、重かった。ぜんぶ重かった。
もう読みたくないかも笑
誰も報われなくて、誰もが苦しんでて、私も辛かった!!
告白に似てるかも?後味が。
時が経って、全て終わった後にはみんなこれから前を歩いて生きていくんだろうってわかったけど…
2人目くらいで、犯人の目星がついてしまったけど、でもまさかそんな風に話が繋がっていくとは思わなくて、最後の現実?リアルタイム?の時には、えぇーって思ったよ。驚きはあった。
犯人がなぜ殺人を犯したのかってのは詳しくはなかったね。なぜ子だったのか?母親でもよかったのに。
小学生の頃に、友達の死を目撃したら自分ならどう生きていたかなぁ。
ましてや、その亡くなった友達の母親に、人殺しとまで罵られたら…。
トラウマになっただろうと思う。
私なら日本に居ないかもなぁ。誰も何も知らない世界で、ゼロから人生始めてたかも。
とは言え、人生のやり直しは効かないわけで。と、なると私も5人の少女達と同じように罪を犯すことになったのだろうか、とか考えると…
今度は自分がほんとうに罪を犯す側で、償わなければならないわけで、それこそが贖罪ということなのか??
たられば、だけど色々考えてしまう。深夜3時33分です。 -
Posted by ブクログ
悩める女性が人生の選択を問うために山に登る話。
オムニバス形式で読みやすかった。章ごとの登場人物が他の章にも関わっていたり、その後が語られていたり、山を通じてそれぞれの物語が交じり合うような感覚もある。
登山好きな身内がいるので山に魅了される気持ちは何となく分かるが、私は登山をしようとはならない。
作中にも登山経験のない人物も登場するが、人生に登山を通じて答えを見出し登山にハマっていく様子を見た。山は非日常を味わえる究極の場所なんだなと思う。
登る山が違えば見える景色や咲いている花も違うかもしれない。どの山を選ぶか、どう登るか、誰と登るか、一人で登るのか、山で何を食べるのか、天気はどうなのか、景色を見るのか、考え事をするのか、登山の正解は一つではない。
人生も一つ山を越えたと思えば次の山が現れ、また越えてを繰り返す。
人生における選択の数々も、試練だと言ってしまえばありきたりだが、その先に何が見えるのか自分の足でしっかり踏み締めて生きていかなければならないような気がした。 -
Posted by ブクログ
「山女日記」このタイトルを目にしてすぐに手に取ったのを思い出す。湊かなえさんの本が好きで、しかも登山を趣味としている端くれの自分に、この本を読まない理由がない!
山登りは人生そのもの…このような言葉を耳にしたことがある人は多いはずだ。だが、この一言で言い表すことができない、それぞれの人生、、、いや考え、想い、悩み、生き様、決意、挑戦、、、十人十色のザックを背負って山に向き合っている姿があった。
どれひとつとして自分の置かれた環境、直面している状況と当てはまることはなかったが、どこか清々しく思えたのはなぜだったのだろうか。読み終えた後、「これでいいんだ」と、自分の立ち位置を再確認し、OKサインを出してもらった感覚があったからだろうか。
同じ想いで山に登っている人はいないし、楽しみ方も辛さもそれぞれであろう。そこで共通していることがあるとすれば、山を登り、山を後にするときに、何かしらのお土産を山に持たせてもらっていることだろうと感じた。
久々に山に向き合って、山に抱かれたいと思った…
自分も彼女たちのように、実際のOKサインをもらいたくなった… -
Posted by ブクログ
ネタバレ阪神・淡路大震災とトンガという国に共通点を持つ女性たちの物語。
双子の片方が死んで、生き残ったのが「なんであんたなの」と言われて育ったマリエの話にぐっと来た。
マリエの話に出てきた、子供を放置する母親キョウコは、ひどいやつだと思ったのに、
キョウコ目線のストーリーになると、共感してしまった。
震災のときになにもできずに、友達が死んでもすぐには駆けつけなかった自分。震災がきっかけで何かをした、となると、罪悪感を抱いてしまう、サバイバーギルド的なものを抱えていた、この物語の「著者」とされる人物で締めくくられるのも良かった。
震災の外側にいた人が、分かったようなことを言ってはいけないこと。でも、助けようとして善意でも、どうしても悪く捉えられてしまうときもあるなと思った -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々にぐいぐい読まされる作品に出会いました。結局、勝手な大人のいざこざに子どもたちが巻き込まれただけでしたね…。我々大人は子どもに対して発する言葉を慎重に選ばないといけないなという教訓が得られました。
犯人が何故そのような事件を起こしたのか、何故血の繋がりがあると知らなかったのにエミリを選んだのか( 単純に可愛かった?発育が良かった? )が最後に明かされるかと思ってたのでそこがモヤモヤしています。手紙と指輪の件から、エミリと血が繋がっていると気づいた上での犯行?とも思いますが、ならレイプする必要はあったのかというのもよくわかりません。
また、赤の他人ならまだしも、エミリの血の繋がりがあったなら精液からDNAを調べれば一気に犯人特定までいけそうだなとも思いました。