湊かなえのレビュー一覧

  • 未来

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    未来の自分からの手紙が届いた、というあらすじを見ていたから、一体誰が書いたんだろう。送り主を知りたいという探究心からスラスラと読めた。
    真相は、読み終わってそういえば湊かなえはイヤミスの女王だったということを思い出し、なるほどなという結果だった。
    普段生活をしていても思うけど、なんでこの世にはクソみたいな親が多いんだろうか。そんな人間がなぜ子供を育てようと思うのだろうか。
    必ずしも子供を持つことを必要としない時代になってきたけれども、子供を持つことについてよく考える人こそ、産まないという決断をしている印象を受ける。
    そういう人こそ子供とちゃんと向き合って良い親になりそうなのにね。
    逆に何も考え

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    2026年07月05日
  • カケラ

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    正義を振りかざす
    綺麗、痩せていることが正義で知らぬ間に人を傷つけているかもしれないってこれを読んで思える人が増えればいいな。
    自分からしたら太っていることは醜くて虐待されていると感じても、他の人にとっては愛の象徴なのだから。

    私の勤務先にもシミを指摘されてシミを前髪で隠す人生になった方がいるけど誰かに指摘をする時はその人の美の基準、人生が変わってしまうってことを自覚して話す必要があるなと改めて思った。不用意に相手の容姿に言及すること自体間違っているけどね。

    ゆうちゃんも周りのルッキズムに苦しめられ正義で叩かれ母を守るために頑張ったんだなと思うとこういう人は現代社会にもきっといる。
    考え方

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    2026年07月04日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    一気に読んだ!
    湊かなえさんのは、一気読みしがち。

    いやー、重かった。ぜんぶ重かった。
    もう読みたくないかも笑
    誰も報われなくて、誰もが苦しんでて、私も辛かった!!
    告白に似てるかも?後味が。

    時が経って、全て終わった後にはみんなこれから前を歩いて生きていくんだろうってわかったけど…
    2人目くらいで、犯人の目星がついてしまったけど、でもまさかそんな風に話が繋がっていくとは思わなくて、最後の現実?リアルタイム?の時には、えぇーって思ったよ。驚きはあった。
    犯人がなぜ殺人を犯したのかってのは詳しくはなかったね。なぜ子だったのか?母親でもよかったのに。

    小学生の頃に、友達の死を目撃したら自分な

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    2026年07月03日
  • 告白

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    最高。誰も救われない結末だけど、何故かスカッとする自分がいて不思議。個人的には、犯人の中学生の語りが大層な物言いで、転生ものの主人公のようなキャラなのに、動機なんかは年相応に小物なのが良い。

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    2026年08月28日
  • 母性(新潮文庫)

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    娘も母も本書でいう「愛」や「遊び」が足りてなかったんだろうと思う。母に関しては、ずっともらい続けてたはずの愛の供給が途切れてしまった。

    また、この世では不思議なことに、愛されたいと願うほど愛が足りず、どうでもいいと思った瞬間に満ち足りる。

    私はこの世で肯定されるような母性を持ってる人は、「愛」も「遊び」も足りてる人なんじゃないかと感じた。

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    2026年06月30日
  • 山女日記

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    悩める女性が人生の選択を問うために山に登る話。
    オムニバス形式で読みやすかった。章ごとの登場人物が他の章にも関わっていたり、その後が語られていたり、山を通じてそれぞれの物語が交じり合うような感覚もある。
    登山好きな身内がいるので山に魅了される気持ちは何となく分かるが、私は登山をしようとはならない。
    作中にも登山経験のない人物も登場するが、人生に登山を通じて答えを見出し登山にハマっていく様子を見た。山は非日常を味わえる究極の場所なんだなと思う。

    登る山が違えば見える景色や咲いている花も違うかもしれない。どの山を選ぶか、どう登るか、誰と登るか、一人で登るのか、山で何を食べるのか、天気はどうなのか

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    2026年06月30日
  • C線上のアリア

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    大好きな湊かなえさんの本

    予想もできないドキドキハラハラ、
    おそろしい展開が待っているかなと
    面白くてどんどん読み進められました

    結果的に、湊かなえさんの他の作品と比べると
    ソフトな感動的ラストで
    それはそれでとても良かった^ ^

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    2026年06月30日
  • 母性(新潮文庫)

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    産むなよ親になるなよとイライラしながら娘(清佳)の立場で読んでた。それはいま自分が娘の立場だからかな。母親の立場になって読んだら感想変わるのかな。母性、かー。

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    2026年06月30日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    4つの話のつながりはイマイチだと思った。だけど、一個一個の話は結構好き、特に「太陽」の編は、杏子の心情の変化がとても濃密に書かれていた。

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    2026年06月30日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    距離感って大事だよなー。
    近すぎると感謝の念が薄れて、もっと、もっとと相手に要求してしまう。
    菜穂との展開が強引すぎる気がしたが、最後で納得。作中での命の水の使い方も面白かった。

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    2026年06月28日
  • 山女日記

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    「山女日記」このタイトルを目にしてすぐに手に取ったのを思い出す。湊かなえさんの本が好きで、しかも登山を趣味としている端くれの自分に、この本を読まない理由がない!

    山登りは人生そのもの…このような言葉を耳にしたことがある人は多いはずだ。だが、この一言で言い表すことができない、それぞれの人生、、、いや考え、想い、悩み、生き様、決意、挑戦、、、十人十色のザックを背負って山に向き合っている姿があった。

    どれひとつとして自分の置かれた環境、直面している状況と当てはまることはなかったが、どこか清々しく思えたのはなぜだったのだろうか。読み終えた後、「これでいいんだ」と、自分の立ち位置を再確認し、OKサイ

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    2026年06月27日
  • 夜行観覧車

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    キャラクター1人ひとりが生きていた。

    ただ、この本を通して何が伝えたかったのかわからなかった、、、笑

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    2026年06月23日
  • C線上のアリア

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    湊かなえ読みやすい〜! サスペンスかなと思いきやそんなことなく平和?でした。

    すみのよるさんが曖昧な表現が多い後だったので比較するとシンプルな言葉でまっすぐ伝わってくる感じが素敵だった。

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    2026年06月21日
  • 花の鎖

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    「雪」「月」「花」
    3人の女性と謎の人物「K」
    最初はただなんとなく登場人物の物語を
    読んでいただけで正直退屈でした。
    が、後半につれ、その物語が「花の鎖」で
    繋がっていた事に気づき始め…。

    きんつば、食べたくなってきちゃいました。
    後でもう一度読み直そう、と思えた良作でした。

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    2026年06月21日
  • 贖罪

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    2章の真紀ちゃんを読んでいると、『告白』の悠子先生が重なって見えた。なぜだろうと考えてみると、二人とも自分の中に揺るがない正義を持ち、世間や周囲からの非難に対しても感情的にならず、冷静に抵抗しているところが似ているのだと思った。

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    2026年06月20日
  • 境遇

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    ネタバレ

    読みながらこの人が犯人なのではないかと複数人を疑った。
    実際一度も疑わなかった晴美が誘拐犯だった。
    そして晴美も自分が殺人さんの子供だとは思っていなかった。
    真実に辿り着くまで自分以外の人を疑ってしまう。信じたい人もいるけれど疑ってしまう。
    結局人は孤独なんだなと思った。
    それでも、だからこそ誰か味方が欲しい。
    これが人間なのかもと思った。

    湊かなえさんの作品は予想外のことが起こるし、人間の面白さも感じられて大好きです。

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    2026年06月19日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    「死人に口なし」とはまさに!

    SNSやメディアによって、真実かどうかもわからない情報があっという間に広がっていく怖さは、今の時代ともかなりリンクする作品だと思った。

    読み進めながら「いやいや、ありえないでしょ」と思ってしまう瞬間もあったけれど、冷静に考えると、ここに出てくるような人たちって実際に世の中にたくさんいるんだろうな、と。

    もしかしたら私自身も、知らないうちに「そちら側」になっていることがあるんじゃないかと思うと、ちょっと怖くなりました。

    ただ、今回は個人的にはそこまで刺さらなかったかな。

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    2026年06月19日
  • 少女

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    中学生の時に読んだことがあったけど、内容をしっかり覚えていなかった作品、『少女』。読んでみると、「そりゃ中学生じゃ理解できないわ」と思ったのが正直な感想。というか、よく読もうと思ったなぁ、、って。
    女子高生2人の夏休み、手を引いて駆け出したり、爽やかな描写なんだけど、内容は爽やかではなくて、なんとなく心がモヤっとするような内容。なのになんか青春ぽくて、不思議な気持ちでした。少しずつ伏線が回収されていくあたりがすごかった。
    個人的には最後に書店員さんがその作品を解説してくれていて、それがとても良かった。

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    2026年06月17日
  • 山女日記

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    さいきん登山が趣味になったので、山関連の全てに興味を持てた。いつか登りたい山、私も山頂でこんなことしたいな、など想像が膨らんだ一冊だった。

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    2026年06月14日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    ネタバレ

    阪神・淡路大震災とトンガという国に共通点を持つ女性たちの物語。
    双子の片方が死んで、生き残ったのが「なんであんたなの」と言われて育ったマリエの話にぐっと来た。
    マリエの話に出てきた、子供を放置する母親キョウコは、ひどいやつだと思ったのに、
    キョウコ目線のストーリーになると、共感してしまった。

    震災のときになにもできずに、友達が死んでもすぐには駆けつけなかった自分。震災がきっかけで何かをした、となると、罪悪感を抱いてしまう、サバイバーギルド的なものを抱えていた、この物語の「著者」とされる人物で締めくくられるのも良かった。

    震災の外側にいた人が、分かったようなことを言ってはいけないこと。でも、

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    2026年06月14日