湊かなえのレビュー一覧

  • 境遇

    Posted by ブクログ

    湊かなえさんの作品の中でも読みやすく、さくさく読み進められました。
    親友2人の境遇が明らかになっていき、真相が分かった後、それでいいの、、?ってなりました。
    陽子さん、優しすぎます。

    0
    2024年06月04日
  • 少女

    Posted by ブクログ

    サクッと読めたけど、語り口のあっさりさというか心情の掴めなさが自分には合わなかったかも?
    敦子と由紀の語りが区別しにくいのが敢えてのものだと解説にあったが、普通の範疇だと思った。

    0
    2024年06月04日
  • 贖罪

    Posted by ブクログ

    読みやすかった。
    女の子5人で遊んでて1人の女の子が殺された。
    残る4人のその後の人生の話し

    最後えーてなっかけど、少し強引な感じがした。

    0
    2024年06月05日
  • 人間標本

    Posted by ブクログ

    蝶と芸術に魅せられた怪奇な話。
    画家を父に持つ蝶学者の主人公。
    主人公の幼馴染である芸術家の女性。
    2人の子供たち。
    芸術と人間関係が複雑に交錯して、
    ゾワゾワするような形で進む。
    やがて、この人人殺し?、いや、殺してしまったんですね。。となるが、
    そこからの二転三転。
    すごい結末が待っていました。

    なかなかのグロさ。
    表紙後の複数枚の画がよりそれを際立たせるけど、あれがないと想像するのが難しかったかもしれない。
    それほど、常識的な想像を超えるものだったから。

    蝶については全く知らないし、興味もないから、なかなか名前が頭に入ってこなかったけど、図鑑と照らし合わせながらもう少し深掘りしても良

    0
    2024年06月03日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    人間の心理の深淵を見事に描き出した作品。

    主人公の深瀬は、平凡なサラリーマンとして過ごす中で、彼の過去が少しずつ明らかになり、真実に迫るサスペンス要素が読者を引き込んでいく。そして、衝撃のクライマックスが訪れる。

    最終的に物語の結末は、読者に投げかけられた大きな問いとなる。この作品を通じて、湊かなえは過去の出来事が現在の人間関係に与える影響と、その中で人々がいかにして自己を見つめ直し、許しを求めるかを巧みに描いている。深瀬の決断が明確には描かれていないため、読者は自身で思いを巡らせることで、深瀬の成長と解放を想像すると同時に深い考察を促される。

    0
    2024年06月02日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

    Posted by ブクログ

    さすがイヤミスの女王…
    誰が正しくて何が本当なのかは分からないけど、ただ弓香の母親に同情した…私の母も行きづらい人間だったと思うところもあり…
    リンクする点があった。

    0
    2024年06月01日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    作者自身がラジオドラマで賞をとってるので、経験をもとにした小説なんだろう。
    運動部でケガをして、文化部に移らなければならなくなった主人公が経験する事が、普通に書かれている。
    ただ、その文化部が放送部って私個人はどんな部活動をしてるのか知らないので、あまり共感するような部分がなかったのが残念。
    ストーリーの中で突然、パン屋のおばちゃんが登場し、誰だっけ?となるんだけど、この文庫本には巻末に短編が付属されていて、おぉぉ!そうだったのかとかなり納得ができるようになっている。
    ここまで読まないとストーリーが完結しない。
    湊かなえさん、ミステリーが多いけどこれはミステリー色はなく高校生の青春ストーリーで

    0
    2024年05月31日
  • 白ゆき姫殺人事件

    Posted by ブクログ

    湊かなえさんの作品を今年は色々と読んでいる所でしたが、この作品はあまり私にはハマらなかった。

    本編だけだと☆2かと思いながら、新聞の記事やSNSを見て☆+1 イヤミスという言葉がふさわしいこの作品も、イヤミス過ぎて私の中では怖い•••と思い過ぎました。

    良くも悪くもマスコミ、ゴシップ記事は所詮はゴシップ記事。標的にされた人の人生も狂わせてしまう、改めて言いいます、怖い•••。

    0
    2024年05月31日
  • 人間標本

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ギエーーーーー!!流石イヤミスの女王ーー!!!(※褒めています)
    二転三転どころか四転五転ぐらいしてたね...怖かった.....
    蝶々にあんまり興味持てなくてかなりハイスピードで読んだけど終盤にたくさんどんでん返しあるならもっとゆっくり読めば良かったかもとも思った。でもグロいシーンもちょっとあったし、じっくり読むのはキツかったかもなあとも思う。ハイスピードで良かったのかも。(1日かからず読み終わった)
    湊かなえ作品、これで4作品目だけど、今のところ暫定3位かな!(ちなみに1位『リバース』、2位『花の鎖』、4位『白ゆき姫殺人事件』)

    0
    2024年05月30日
  • 人間標本

    Posted by ブクログ

    図書室。
    湊かなえも趣味が悪くなったのかなと思ったけれど、最初飛ばしていた巻頭の絵も何回も見返すこととなった。面白かったというのかまだつらい。

    0
    2024年05月30日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    失踪から帰ってきた姉は本当の姉なのか?
    結衣子の視点で語られる失踪から現在までの経緯。一体、何があったのかドキドキしながらページを捲る。種明かしがアッサリしすぎてる感ありやや不完全燃焼。

    0
    2024年05月29日
  • 白ゆき姫殺人事件

    Posted by ブクログ

    事件に関わるとなぜかいろいろ知っていると思い込んで話してしまうそんな集団心理を感じ取ることができた。
    自分の生活圏で何か事件があれば何かと色々話したくなるのが人間なんだろう。そんな中でさまざまな憶測が飛び交い、勝手な噂を立てられネットやマスコミの恐ろしさを感じることができる作品であった。

    物語自体の面白さはそうでもない。でも悪くはなかった。

    0
    2024年05月28日
  • 人間標本

    Posted by ブクログ

     どう言葉を繋げていけば、感想文となるか考えてしまう。
    自分の中で渦を巻き始める思いはあるが、結実しない。
    消化できないもどかしさが残る。

    ーーーーー
     見返しの青と赤の色、高松和樹さんの口絵が物語の世界に入り込む効果を生んでいた。

    0
    2024年05月27日
  • Nのために

    Posted by ブクログ

    ストレスでご飯作りすぎるのわかるわ〜。料理は精神安定剤みたいなところある。自分の思い描いたとおりにキビキビ動けば思ったとおりに出来上がるごはん。「料理は裏切らない。」この前読んだ「正欲」みたいな言葉(笑)。

    安藤くんの人生が真っ当すぎて、そのせいで癖強な二人と世界観を共有できていないのが切なかった。彼だけ夢とか希望とか、恋愛とかきれいな世界を見ている。そして杉下に裾を掴まれたときも思いは見事にすれ違っている。でも、杉下も西崎も彼を踏み込ませないのは、彼が高慢だからだとか、無神経だから、というわけではなくて、彼の汚れていない人生を汚さないようにと気遣ってあげているのが切ないし、愛ゆえに蚊帳の外

    0
    2024年05月26日
  • 夜行観覧車

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    奥さん美人旦那さん医者、長男医学生で他の2人の子供も成績優秀で外から見たらいかにも幸せそうな家族に起きた家庭内殺人事件。
    旦那さんを殺したのは本当に母親なのか?って疑問を抱きながら読みました。結局、母親が殺したぽい。外から見たら幸せそうでも結局内側は分からない、家族だとしてもみんなの気持ちは分からないんだな。私もお金持ちではないけど外から見たら幸せそうな家族だけど、実際はぐちゃぐちゃな環境で育ったから共感できた。

    0
    2024年05月23日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読書習慣を再開しているため
    湊かなえって名前知ってる〜と軽い気持ちで読み始めたら暗い話だった
    よくこんなみんな可哀想なエンドを…多少救われた人もいたけど…
    そうだった告白も暗い話だったし救いなくてビックリしたような思い出がなんとなく蘇ってきた…
    登場人物が全員(子どもすら)微妙に嫌なやつで嫌な空気を見事に表現されている

    0
    2024年05月22日
  • 人間標本

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    少年たちの作品?が視覚で見られるから、どうなったのか想像せずとも状態が分かるけど、きれいな感じの絵だったから芸術作品ぽかったけど、遺体でってのをリアルに想像してみようとするとだいぶキツい。話はスムーズに進んでいくし、本当の犯人も隠すでもなく分かる。周りの人たちは犯人に狂わされてしまったのか、もともとすこしおかしかったのか。

    0
    2024年05月22日
  • 少女

    Posted by ブクログ

    高校生の時に読みたかった。
    最後にフィクションぽさを感じて残念だったけど気味の悪い感じは好き。
    内容は友情についてだった。少女たちのお互いのすれ違いは伝えなかったことが原因で最後にきちんと伝わったことにより友情が深まったことが良かった。私は人に言いたいこと言えないから、ちゃんと言える関係ってやっぱり大事だなって思った。少年たちもずる賢いって言うか、小さい子もしっかりと考えててるんだなって思って小さい子扱いじゃなくて1人の人間として接しよう

    0
    2024年05月23日
  • 贖罪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さすが湊かなえ、読みやすい
    ただ、南条が麻子へ復讐したかったならエミリちゃんを性的暴行する必要あったのか?
    ただ殺すだけで良かったことない?
    それとも別れた?女(秋恵)への日記とか付けちゃうくらいイカれてたからまあ性的暴行くらいするのか??

    0
    2024年05月21日
  • 人間標本

    Posted by ブクログ

    蝶の眼で見える世界に魅せられて
    人間の標本を作る話。なかなか過激な描写だけど、グロい感じじゃなくて、どこか美しいと思わされてる。さすが湊かなえと思いました。
    でもそんなに好きじゃなかったな。

    0
    2024年05月21日