湊かなえのレビュー一覧

  • 高校入試

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    湊かなえのイヤミス感がなく、すっきりと終わった。
    結局、高校入試の採点方法ミス〔というか受験番号書き忘れ)で不合格になり、人生がおかしくなったと思ってる兄弟が首謀者。
    まわりの先生たちや生徒はその作戦にのった人たち。
    登場人物多すぎてわけわからん。

    0
    2025年09月24日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    途中読むのが苦しかったが、最後まで読むと読んでよかったとなる作品。
    3人の女性それぞれ人間の嫌な部分が滲み出てて逆に人間味があって現実感があるからリアルに感じれて怖い

    0
    2025年09月24日
  • カケラ

    Posted by ブクログ

    ある少女の自殺をきっかけに、関係者の証言を基に少女の実像を辿る。湊さなえ氏に登場する人物は皆が皆ほんのり性格が歪んでおり一言多い。それが「イヤミス」を生み出しているのだが、ほぼ全員卑屈で偏った視点が重なるため、多面的なものの、自殺の真相は期待感を高めたわりには肩透かしを食らう。
    ちなみに解説は友利新さん。なるほど、イメージにマッチするが、本人をモデルにしているわけではないので悪しからず(友利さんの「嫌な予感」は的中)。

    0
    2025年09月23日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    牧歌的で美しい景観の港町である鼻崎町。その「ユートピア」の底には満たされなかった承認欲求が澱と成り、徐々に不穏な空気が漂う様を3人の視点を交錯させて描く。視点を切り替えながら薄味の悪意がじわじわと不協和音を生み出していく描き方はさすが湊さなえ氏。ただ、その静かな不協和音もピアノが打楽器に変わるような急な展開で少々面食らう。これはこれで面白くてどんでん返しと言えなくもないが、中盤までの路線でオチをつけて欲しかったところ。
    解説は原田ひ香氏が書き、湊さなえ氏の小説を「主観と主観の殴り合い」と評しており言い得て妙。

    0
    2025年09月23日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    湊かなえのミステリーじゃない普通の青春小説が気になって読んでみた!
    でもさすが湊かなえ。ミステリーじゃなくても続きが気になって一気に読み終えた。
    この惹かれる魅力、文体、展開すべて凄いな。

    主人公が陸上部の先生に陸上に誘われるシーン、私も主人公と一緒にドキドキした。
    これで完結かと思ったけど次作があったのびっくり。次作も読みたい!

    0
    2025年09月22日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    ☆3.8
    誰かの普通が誰かの羨ましさだったり、誰かにとってのユートピアが誰かの日常だったり。

    田舎の海近くの綺麗な空気が流れてるかと思いきや、みんな何かしらの隠し事あり、嫌味あり、裏の顔あり。
    イヤな感じはちょっと少なめ?に感じた

    0
    2025年09月22日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    冒頭に出てくる「女子高生の記事の真相は?」という点以外は、これはミステリーなのか?というのが正直な感想。母目線と娘目線で描かれているが、途中の日常がどちらにとっても苦痛な日々で、読んでいてしんどかった。最終的には気になっていたことは全て解き明かされるが、スッキリはしない。

    0
    2025年09月22日
  • 贖罪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結局お前が全ての元凶だったか〜〜!!って終わり方だった。東野圭吾のどんでん返しが好き過ぎるせいか、終わり方あんまり好きじゃない〜。犯人の描写もっと欲しかったなあ。湊かなえさんの小説は視点がわかりやすくて、主要登場人物の心情はすごく捉えやすい。

    0
    2025年09月21日
  • 山女日記

    Posted by ブクログ

    登山経験が僅かな私でも、この本を読めば山に行きたくなる、そんな山の魅力と、各々に悩みを抱える登場人物達の心の葛藤?が、上手くミックスされた佳作。

    0
    2025年09月18日
  • Nのために

    Posted by ブクログ

    読みやすく、話の展開も気になるのでスラスラ読めた。今回で湊かなえさんの作品を読むのは6冊目だが、他の作品と比べてイヤミス感やパンチはあまりないように感じた。イニシャルNの人たちが沢山登場し、誰が誰のためにどう行動したのかが、ちゃんとわかるようになっているので、スッキリ読み終われた。

    0
    2025年09月18日
  • 山女日記

    Posted by ブクログ

    イヤミスではないと聞き、手を取りました。

    『ドキュメント』や『ブロードキャスト』も面白かったので期待しておりましたが、こちらも良かった!登山に絡めた心情などの描写もさすが。

    体力がないので、『山に登りたい!』と思うにまでは至りませんでしたが、登山って楽しそうだなぁとは思えました。
    続編も読もうと思います。

    0
    2025年09月17日
  • 贖罪

    Posted by ブクログ

    胸糞悪い事件とその背景。
    1人の少女に起きた悲劇とその友達4人の人生への影響。
    過去の事件によってトラウマを抱えた者、強くなった者。それぞれの人生の中で"普通"とは違った生活をしていく様がとても面白かった。

    0
    2025年09月16日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    一見、ゆったりとした時間が流れる美しく平和な町。実際は閉鎖的なコミュニティ内での様々な人間関係が複雑に絡み合い、人間の汚い部分がドロドロに見られる。”理想郷“とは決して実現することのない、まやかしなんだと思う。

    0
    2025年09月16日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    失踪した姉をめぐるお話し。取り返しがつかない8年間、現実離れした内容ですが夢中になって読み進めてしまいます。

    0
    2025年09月15日
  • 絶唱(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    湊かなえらしくない面白さだった。実際に体験してきたことだからかもしれないが、文章が生きててたのしかった。得に第1章

    0
    2025年09月13日
  • 贖罪

    Posted by ブクログ

    湊かなえさんは人間の嫌なところや醜いところを描くのが本当にお上手で、読んでて苦しいのに、文体はめちゃくちゃ読みやすいから中毒性がすごい。怖いのに読みたくなる。。さすがイヤミスの女王だな、と思わされる作品でした。

    0
    2025年09月12日
  • 花の鎖

    Posted by ブクログ

    2017/5/16
    「リバース」の原作が読みたい処だけどドラマが終わる迄はと思い、「花の鎖」を読んだ。しかしさすが湊かなえ、コレも先が気になって気になって後半は一気に読みきってしまった…

    2017/7/2
    リバース見終わってから、湊かなえの本を何冊か買い込んで読んでいる。「贖罪」も面白かった。コレはWOWOWでドラマ化されたらしーので、是非とも観てみたいな。黒沢清監督だし、キャストもすごく良さげ。

    2017/8/8
    立て続けに湊かなえの「贖罪」「白ゆき姫殺人事件」「少女」を読んでDVDも観て、「往復書簡」に着手。読み始めて、しかしさすがに食傷気味になってきたなぁ、、と思ったけれど、またハマ

    0
    2025年09月10日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    2017/7/12
    湊かなえの「母性」読み終わった。いやぁ、キツイ…。この主人公には全く共感出来ないし、出てくる主要キャラ全員にイライラする!笑 しかしどこかしら理解出来る部分もあって作りが上手いなぁと。そして薄々感じてたが、湊かなえは家族関係のイヤ〜な部分を描かせたらピカイチではと思わせるね。

    0
    2025年09月10日
  • 白ゆき姫殺人事件

    Posted by ブクログ

    登場人物たちが、週刊誌『週刊英知』の記者さんに、事件のことや事件の容疑者に関することを話しているように書かれていた。
    終わりの方には、「しぐれ谷OL殺害事件」の関連資料として、SNS(この小説では、コミュニティサイト・マンマロー)や週刊誌の記事など、事件について読み手にわかりやすい工夫がしてあった。
    犯人については、最後まで分からなかったので、犯人が誰なのか考える面白さはあったし、犯人が分かって、この人だったのか!?という驚きはあったが、読後のスッキリ感はなく、なんだかモヤモヤ感が残る。
    容疑者だった、城野美姫さん。
    彼女について、犯人だと決めつけて、話す人が多かったが、やっぱり事実は本人にし

    0
    2025年09月10日
  • 境遇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の陽子は一人息子を誘拐されて大親友の晴美と息子を取り戻すべく奔走…みたいな始まりなのだけど…

    最初は主人公の陽子は殺人犯の娘で親友の晴美は被害者の娘かと思いきや、実はそうではなく立場逆転。
    …と、そこで終わるのかと思ったら、陽子は被害者の娘でもないと、終盤に匂わせみたいにちょこっと書かれてて、ん???じゃあ結局のところ陽子のルーツはわからないままってこと?

    読みやすくてサクサク読めたし、確かに面白くはあったけど、最後はちょっとモヤモヤしてしまう私であった…

    0
    2025年09月10日