湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレミステリやサスペンスの中でも、登場人物同士のすれ違いや距離感を緻密に書くことに重きを置いている作品のように思えた。しかし、由紀と敦子の「人が死ぬところを見てみたい」と言う動機にあまり共感できなかった。気持ちはわからないでもなかったが、「人が死ぬところを見たい」と思うには動機が浅すぎると感じた。ただ、初めはぼんやりとした登場人物同士の関係が、徐々にその輪郭がくっきりと見えてきて、気づけば全員が絡み合っているという構成は素晴らしかった。
解説にもある通り、「因果応報!地獄に堕ちろ!」が本作のテーゼであると思う。終章で遺書の書き手は紫織だと発覚する。読んだ瞬間はイジメられて自殺したことに同情しかけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ母と娘を巡る確執の話、という如何にもな湊氏作品。
自殺未遂の娘、その母親、そのまた母親(孫からしたら祖母)。祖母の無条件の愛のもとすくすく育った母親は、長じて結婚し「母親」になってからも「娘」のままで、彼女の目線は下ではなく上だった、みたいなのが筋。
更には母親の嫁ぎ先でその義母(孫からしたらそれも祖母)との確執もあり、ドロドロの母(義)娘のやり取りも、これまた湊氏ならでは。
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これに対し、新たな視点を授けてくれるのが、間宮氏の解説。
曰く、男性・父という類の失墜、女性・母という類の勝利、みたいな話。
辞書中の類語の多寡から始まり、本作中でも、如何に男性が事態に関わらなかったか -
Posted by ブクログ
手紙を書くと
相手の気持ちを深く考える時間になる。
メールとは違い、送った側には残らず受け取った側しか残らない。
書く文字によってもその人がわかる。
字の上手い下手ではなく、丁寧に書かれているか、漢字を間違えて誤魔化した跡とか、、、
文字を見るとその人の顔が浮かぶ。
もらって嬉しい手紙、悲しい手紙。
色々あると思う。
「手紙」を書いた事はありますか?
既読、未読スルーなど気にする事なく、相手に今の自分の気持ちをきちんと伝えられる。
手紙を書くという事は、送る人の事を考えながら便箋選びから始まる。
きっと大切な手紙は保管され、いつでも読み返されると思う。
久しぶりに手紙を書いてみ