湊かなえのレビュー一覧

  • 未来

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    重たい内容でもやめることなく読める読みやすさがあった。ただ内容的に自分が未来というタイトルから想像していたものではなかった。
    登場人物たちそれぞれ辛い状況が続きすぎて、、、ただ辛い。最初の未来からの手紙で、今を乗り越えた先があるのかなと思って読み進めたが、輝かしい未来までみれず。また今後幸せになっていることもなかなか創造できない。
    『読んでよかった。』とはならなかった。

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    2026年07月07日
  • 未来

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    暗い。とことん暗い。気分が悪くなるくらい暗い。そして何でこんな話を読み始めてしまったのだろうと更に暗くなる。もう真っ暗。こういう話が実際あるんだろうと思うと更に暗くなる。児童虐待・貧困、まさに親ガチャ、子供が可哀そう過ぎて辛い、とは言えこれが現実、何とかならんものかと思っていても何ともならんのやろなあ。

    タイトルが『未来』。いやいや、そういう子供たちには未来があるのかと?皮肉を込めてのタイトルなんでしょうか。でもいつか今の環境よりは良い未来があると生きて欲しい。それしか言えません。

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    2026年07月06日
  • Nのために

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    ネタバレ

    イヤミスは気持ちが元気な時にしか読めないので、今こそその時だと思い(あえて嫌な気分になりに行くこの感情をベニグン・マゾヒズムと言うらしい)、湊かなえ作品を引っ張り出してきた。しかし、この作品はイヤミスというより愛情の物語だった。

    序盤から登場人物の発言や回想の食い違いに違和感を持ちつつ読み進めていくと、少しずつ謎が解けていくスッキリ感が心地良い。そしてその違和感の正体は、お互いがNを思ったが故のすれ違いだったとわかっていく。

    しかし、はっとさせられたのは、そのNの中には自分自身も含まれているのではないか、と気づいた時。野口に作戦をばらしていた杉下も、自己を肯定するために嘘を決めた西崎も、誰

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    2026年07月05日
  • 少女

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    ネタバレ

    前半は、2人の少女を中心に話が進んでいく。何か起こりそうだけど、特に何も起こることなく後半に差し掛かると、最後には今までの伏線があれよあれよと結びついていく。そこまで繋がってたのか!と驚く部分も多かった。
    心が救われるような結末では全くないけど、これはこれで面白かった。

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    2026年07月04日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    タイムカプセルに少し憧れる思いもあったが、いざ開けてみると、自分の稚拙さに唖然としそう。それをきっかけとした再開に、醍醐味があるのだろうと思う。
    最後の話が、1番楽しめた。家庭教師の先生ナイス!
    途中まで、湊ワールドに入ると想像したので、少しの意外性も含め楽しめた。

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    2026年07月04日
  • 人間標本

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    読みやすかった
    読後はやるせない気持ちにさせられた
    映像でどのように表現しているのか気になるから見てみようかな

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    2026年07月04日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    タイトルが不思議で図書室で借りました。

    これはアンデルセン童話の場面とのこと。この「豆の上で眠る」ことが、主人公・結衣子のひっかかりとリンクしているのが巧妙〜。
    結衣子が小学一年生の夏、姉の万祐子が失踪。目撃情報から誘拐された可能性も出てきて、家族はそれぞれの考えで万祐子を探します。
    この騒動に振り回されるまだ幼い結衣子がほんとに不憫でならない。

    そして2年後、万佑子は保護され自宅に帰ってくるのですが、結衣子はそれからずっと違和感を感じる事に。
    ここからはただもう怖くてゾクゾクなのですが、真相がわかるともう頭がこんがらがって私には図解が必要です。

    自分にとって絶対確かだった物がいつの間に

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    2026年07月04日
  • 未来

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    始まりはファンタジーと思ったのに、最後まで苦しかった。あとがきで湊さんの解説があり、子どもの貧困、虐待への問題提起のためにこの作品を書いたことは理解できた。でも登場人物たちのとことん不幸な環境で救われない状況に、何度も読むのを諦めようかと思った。
    せめて章子や亜里沙に届いた未来からの手紙が本当になればいいなと思った。
    ストーカー化した林先生の顛末はどうなったのか、その辺もちょっと消化不良、、、

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    2026年07月04日
  • 往復書簡

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    手紙のやり取りによって明かされる連作ミステリ。あの頃の真相は、と手紙が交わされる度に混ざる不穏さが気になる。後日談まで楽しめるし、ここでこの人が繋がってると見つけるのも楽しい。手紙とか長らくしてないし文明が発達した今やからこそあらゆる含みを持ってて良き。

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    2026年07月03日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    城野の周囲の人たちに対するインタビュー形式で進む話。城野が犯人なのかどうか終盤までわからず、周りのひとの話す城野の人物像もバラバラで掴みきれずに読んでいた。
    結局犯人は城野ではなかったし、被害者のネチネチした部分も最後に明かされるのだが人のうける印象やそれを元にした会話がひとり歩きしがちで信用できないことが書かれてる話だった。

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    2026年07月02日
  • 往復書簡

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    手紙のやりとりで話しが進んでいく。
    ここ数日物語を読んでて思うのは、登場人物が増えると情報に追いつけない感じがあって、シンプルな話しが好きなのかもしれない。
    もしくは慣れるかな。

    イヤミス、でも救いがないわけではないので読後感が悪いものでもないけど、感動とかはしなかった。

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    2026年06月30日
  • 少女

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    人が死ぬ瞬間を見てみたいという動機に共感、了解が出来なくて没入できなかった。
    二人の少女がそれぞれ考えていること、置かれている状況にすれ違いがある中、中盤から混じり合っていくところは面白く読めた。

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    2026年06月29日
  • 夜行観覧車

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    感情表現がストレートでなく、登場人物の感情の着地がバラバラで、1箇所に着地していないことが、すっきりしなかった。

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    2026年06月29日
  • C線上のアリア

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    介護ミステリーとのことだが
    ミステリー要素は薄い。
    それでもどんどん読んでしまう。
    引き込まれました。

    老いは誰にでも平等に訪れるのに
    本著だけでなく、一般的に介護は女性が担う。

    主人公の元カレのセリフ
    「男に母親の下の世話はできないよ」
    が酷いけど現実。
    遠くない将来、そんな状況になったら、、と思うとおびえます。。

    主人公の叔母、弥生さんの日記を読み解くあたりからページをめくる手が止まらず、一気読み。

    現在では介護が必要な弥生さんも
    元カレの母親もかつては姑に
    苦労させられた嫁であったのです。
    下巻を読んでから
    上巻を読んだような気持ちになりました。

    でも、この小説のキーアイテムで

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    2026年06月28日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    インタビューされた側の台詞で容疑者について語られていく。
    無責任に勝手な事を言う人々の悪意がよく表現されていてとても嫌な気持ちになった。
    表面的な付き合いしかしていない人たちと深い付き合いのある人たちとでは語られる主の印象が違うのは実際にあるだろうなと思った。
    残り1/3は事件関係の資料や勝手な憶測をSNSでやり取りしている部分が載っている。
    変わった手法の作品で一気に読めたけど好みではない・・。

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    2026年06月26日
  • ユートピア

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    海辺の美しい、鼻先町という地方の町で
    出会う、3人の女性、
    古くから続く、商店街の仏具屋の妻、
    堂場菜々子、娘の久美香は幼稚園時代の
    交通事故が原因で車椅子を使用している。
    夫の転勤がきっかけで社宅住まいをしている
    相葉光稀、移住してきた陶芸家の星川すみれ。
    3人は祭りの実行委員として出会い、
    祭りで起きた事件をきっかけに、すみれが作る
    ストラップを使ったボランティア基金、
    「クララの翼」を立ち上げる。

    初めは確かに、善意から始まった「クララの翼」
    それがしだいに周囲から妬まれるようになり、
    噂を流され、悪意へと変わっていく。
    この辺り、田舎の閉塞感あるあるだ。
    3人の女性たちの、表面上は仲

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    2026年06月25日
  • 落日

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    湊かなえあるあるだけど、主要な登場人物が複数人いて、章ごとに視点が変わるから「いま誰の話⁉︎」「この話、事件に関係ある〜⁉︎」と思いながら読んだ。全ての話を回収して、一つの真実が出来上がるからすごい。イヤミスというよりは、何が真実なのかというテーマの作品だった。

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    2026年06月24日
  • カケラ

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    有利新とルッキズム 整形美容外科医が自身の周りで起きたルッキズムな出来事をインタビューする形。文字数がすごいので一章読むにも大変だったけど、だんだん回収が進むとワクワク感も増して面白かったです。

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    2026年06月23日
  • 未来

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    久しぶりに湊かなえ作品を手に取りました。
    ついに映画化との見出で。
    読み進める中で、手紙形式でお決まりの一人称。
    途中、あまりにグロすぎて読み進めるうちに、こんな人生酷すぎると思いながらページをめくっていました。
    しかし、最期の場面でまさに、逃げ場のない人がどうしたら、その現実から抜け出すことができるのか、今、どこかに同じような思いを持っている人がいるのではないかと、考えさせられる物語でした。
    ぜひ見逃した映画を見てみたいと衝動に駆られました。
    キャストは合っていそう。

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    2026年06月22日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    いくら憎い人の血縁とはいえ、その人は何も悪くない。だけど、その存在を許せはしないと思いました。
    自分が同じような立場になった時、絶対に助けてあげられないと思いました。
    絶対に助けてあげるべき人のはずなのに、その人のことを愛していたはずなのに。

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    2026年06月22日