湊かなえのレビュー一覧

  • 夜行観覧車

    Posted by ブクログ

    父親が買ったものが家にあったので読んだ。
    結末は思ったよりも薄く、若干消化不良だが、登場人物全員が「自分の正しさ」を信じて疑わず、全て他責にしているところから、自分を俯瞰で見ることの大切さを痛感させられた。しかし、この小説を読んでなぜ父親はあんなに「自分の正しさ」を押し付けてくるのだろうか、と疑問が残った。

    0
    2025年10月09日
  • 夜行観覧車

    Posted by ブクログ

    最初は遠藤家の娘の癇癪がひどすぎて読んでてイライラしてた。読み進めていくうちに彼女の視点になり,何故この癇癪が始まったのかわかる。この物語を通してひばりヶ丘の住人達が自分優先というか自己中で、気に入らないことがあったら他人にぶつかったり,逃げたりして誰も向き合おうとしていなかった。最初は遠藤家の娘だけそのように書かれているが,視点が変わっていくごとに全員が自己中であるとわかる。鈴木家はまともだったことから,ひばりヶ丘に住んでる人だけがこの自己中になっていってるのだと思う。最後の週刊誌に掲載された文も加害者遺族としての3人より,被害者遺族の3人であるように世間で見られるがための立ち回りで結局は自

    0
    2025年10月07日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    血が繋がっていれば家族なのか…
    血が繋がっていなければ家族ではないのか…
    長年育てた子供と血が繋がっていないと知ったらその子は家族の枠から除外されてしまうのか?

    「本ものってなんですか」
    この一言に深く考えさせられました。

    湊かなえさんの作品は人間の解像度が高すぎて現実味のある恐怖を与えてくれる点が好きです!

    0
    2025年10月06日
  • サファイア

    Posted by ブクログ

    怖いけれど面白かった。出来事の解釈は自分で決めていい。先月、訪問販売ですぐ契約してしまった。翌日クーリングオフしたが、商品そのものよりも営業の人に同情してしまったのだと思う。金銭的な被害はなかったけれど、個人情報を与えてしまった事を悔んでいる。疲れてメンタルが落ちている時は逃げるのも難しく、相手の言いなりになってしまう。こんな風に事件は起こっているのかなぁとぼんやり思った。おかげで今後、怪しい人からは全力で逃げられそうだ。

    0
    2025年10月06日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

    Posted by ブクログ

    表題作の「ポイズンドーター」と「ホーリーマザー」は、「毒親」という問題について娘側と母側両方の立場から考えさせる構成になっていたが、母の立場になったことがない私にはどうしても娘の方に感情移入してしまった。もしも「ホーリーマザー」が友人視点ではなく弓香の母視点で描かれていれば、弓香の母の心情にも寄り添えたのかもしれない。
    どの話でも語り手によって物事の捉え方ががらりと変わるところや、他人の心をさも理解しているとばかりに勝手なことを言う語り手たちの醜さにぞっとした。

    0
    2025年10月03日
  • Nのために

    Posted by ブクログ

    ドラマがとても面白かった記憶があるが、もうあまり覚えてないので、今回は本を読むことに。

    登場人物それぞれの、究極の愛。それは一体誰のため、何なんだろう?と考えながら読み進めた。思い込みや食い違いがありながらも、それぞれのNのために取った行動の1つ1つで結果がこうなったんだと思うと、ゾクっとした。
    暗い描写が多いけど、暖かさもあり、好きです。
    湊かなえさんの他の作品も読みたくなった。

    0
    2025年10月03日
  • 白ゆき姫殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    湊かなえは何となく読んだことはあったしこの小説は小学校にあった気がするけど、初めて湊かなえをしっかり読んだ!OLになったから分かるけど、給湯室の解像度が高くて社会経験もある人だろうなと思った
    城野さんがひたすらに可哀想だったけど、城野さん視点だからなのかな、きっとどんな人も美化したり嫌になる言い方にできたりするんだろうと思った
    本当は殺人しそうな人に見えるけど、狙われるのが怖くて「人殺しをする人に見えなかった」とみんな言うという視点にはびっくり。確かにそうなのかなと考えさせられた。
    最後のブログとか新聞は読みにくかったし湊かなえの文章で読みたかったな〜と思った

    0
    2025年10月02日
  • 贖罪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以前ドラマを観た印象が微かに残っていたが麻子の印象が全く異なるものであった。
    最愛の娘を亡くしたことでもっと冷酷非情な女性になってしまった印象だった。しかし4人の少女に厳しい事を言って、彼女達の人生が変わってしまったのを後悔し、最後には自分なりの贖罪を果たそうとするのは良い意味で裏切られ、この作品全体の印象も(内容が重い事には変わりはないが・・)良い方向に変わった。
    各章が濃厚なストーリーを織りなしていたが、メインキャストの5人の女性達が前向きに生きていって欲しいと思った。

    0
    2025年09月29日
  • 花の鎖

    Posted by ブクログ

    リバース読んだ流れで湊かなえさんの作品が読みたくて。すんごく入り組んだ話だわと思いつつ進んでいく内に、ん?もしや…が所々散りばめられていて。とんでもなく綺麗な回収と悲しいけどハッピーエンドになって良かったなあと思いつつ。とんでもない超大作の何世代も続く壮大な物語を読み終えてどっと力尽きる感じです。

    0
    2025年09月29日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

    Posted by ブクログ

    1作目から後味が悪くてさすがイヤミス…となった。
    表題作は立場によって見え方が180度違くなることを明確に表現していたと思う。ただ人によって感じ方は異なるからどちらが正しいがないのが難しい。

    0
    2025年09月28日
  • 贖罪

    Posted by ブクログ


    事件に関わる4人の証言者と被害者の母による5部構成で、ひとつの物語を様々な側面から見ることが出来て、普通に生きてて出来ない体験をここ数日で体験した気がする。

    5部に区切られていて、読みやすいと思ったが、読み進めていくうちに何度も読み返して確認した内容もあるから一気に読んでしまった方が内容がわかりやすいのかも。最後は落ち込んだ気持ちで読んだ。でも内容はリアルで面白い!!!

    0
    2025年09月26日
  • 少女

    Posted by ブクログ

    ひねくれたヤバい思想を持っているけど、JKらしあキラキラした気持ちが溢れていたり、大人と対等に関わったり、子供っぽい行動をしたり、思春期だなあと感じながら読むドロっとしたミステリーだった。

    0
    2025年09月26日
  • 夜行観覧車

    Posted by ブクログ

    家族のあり方
    他人事ではない温度感で、ゆっくり締め上げられるのを感じながら読んだ。
    良い作品だと思うが、想像できるリアルさでエンタメ要素は無いのでちょっと疲れた。でも良い作品。

    0
    2025年09月25日
  • 高校入試

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    湊かなえのイヤミス感がなく、すっきりと終わった。
    結局、高校入試の採点方法ミス〔というか受験番号書き忘れ)で不合格になり、人生がおかしくなったと思ってる兄弟が首謀者。
    まわりの先生たちや生徒はその作戦にのった人たち。
    登場人物多すぎてわけわからん。

    0
    2025年09月24日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    途中読むのが苦しかったが、最後まで読むと読んでよかったとなる作品。
    3人の女性それぞれ人間の嫌な部分が滲み出てて逆に人間味があって現実感があるからリアルに感じれて怖い

    0
    2025年09月24日
  • カケラ

    Posted by ブクログ

    ある少女の自殺をきっかけに、関係者の証言を基に少女の実像を辿る。湊さなえ氏に登場する人物は皆が皆ほんのり性格が歪んでおり一言多い。それが「イヤミス」を生み出しているのだが、ほぼ全員卑屈で偏った視点が重なるため、多面的なものの、自殺の真相は期待感を高めたわりには肩透かしを食らう。
    ちなみに解説は友利新さん。なるほど、イメージにマッチするが、本人をモデルにしているわけではないので悪しからず(友利さんの「嫌な予感」は的中)。

    0
    2025年09月23日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    牧歌的で美しい景観の港町である鼻崎町。その「ユートピア」の底には満たされなかった承認欲求が澱と成り、徐々に不穏な空気が漂う様を3人の視点を交錯させて描く。視点を切り替えながら薄味の悪意がじわじわと不協和音を生み出していく描き方はさすが湊さなえ氏。ただ、その静かな不協和音もピアノが打楽器に変わるような急な展開で少々面食らう。これはこれで面白くてどんでん返しと言えなくもないが、中盤までの路線でオチをつけて欲しかったところ。
    解説は原田ひ香氏が書き、湊さなえ氏の小説を「主観と主観の殴り合い」と評しており言い得て妙。

    0
    2025年09月23日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    湊かなえのミステリーじゃない普通の青春小説が気になって読んでみた!
    でもさすが湊かなえ。ミステリーじゃなくても続きが気になって一気に読み終えた。
    この惹かれる魅力、文体、展開すべて凄いな。

    主人公が陸上部の先生に陸上に誘われるシーン、私も主人公と一緒にドキドキした。
    これで完結かと思ったけど次作があったのびっくり。次作も読みたい!

    0
    2025年09月22日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    ☆3.8
    誰かの普通が誰かの羨ましさだったり、誰かにとってのユートピアが誰かの日常だったり。

    田舎の海近くの綺麗な空気が流れてるかと思いきや、みんな何かしらの隠し事あり、嫌味あり、裏の顔あり。
    イヤな感じはちょっと少なめ?に感じた

    0
    2025年09月22日
  • 贖罪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結局お前が全ての元凶だったか〜〜!!って終わり方だった。東野圭吾のどんでん返しが好き過ぎるせいか、終わり方あんまり好きじゃない〜。犯人の描写もっと欲しかったなあ。湊かなえさんの小説は視点がわかりやすくて、主要登場人物の心情はすごく捉えやすい。

    0
    2025年09月21日