湊かなえのレビュー一覧

  • 花の鎖

    Posted by ブクログ

    順番に3人の女性視点で描かれる物語、面白いけど人の名前覚えるの苦手でリンクする場所やキーワードもたくさん出てくるから、この人はどの人だ?ってなりながら読みました。

    0
    2025年09月07日
  • Nのために

    Posted by ブクログ

    何回かドラマを観て、初めて原作を読んだ。緻密なパズルの様な原作を、よくあそこまで原作の良さを残しつつ、映像化できたなと感心してまたドラマを観たくなった。安藤が意外と原作の方がツンデレみが強くて可愛かったし、読み終わった後の全て繋ぎ合わさった後の爽快感は原作だから味わえた事なのかと思った。

    0
    2025年09月07日
  • ドキュメント

    Posted by ブクログ

    湊かなえのミステリーではない、青春物語
    共感できるところが少なくてちょっとうーん
    最後の方の盛り上がりが、もっと序盤に来てほしかった

    というかこれシリーズの第二作目なの知らずに読んでた

    0
    2025年09月07日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    久しぶりの湊かなえ作品。やっぱりページを捲らせる力がすごい。冷静に見たらそんなことあるだろうかと思いながらも、ミステリーとしては楽しめました、主人公はきっとこの先もこの傷を抱えて生きていくんだろう。それにしても、家族ってなんだろうなぁ。

    0
    2025年09月07日
  • 白ゆき姫殺人事件

    Posted by ブクログ

    本文と関連資料からなるタイプの小説で、そこも楽しむ点なのだと思うが、SNSのやり取りなどから推察しなければならないことが読書力の低い私には少ししんどかった。

    しかし全体的に読みやすく、自分なりには楽しむことができたと思う。

    メディアの報道に限ったことではないが、一部の偏った情報だけで判断することは危険だと感じた。

    0
    2025年09月05日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    多分何度読んでも娘は何も悪くないという感想を抱くと思う
    親に、母に愛されたい不器用で思春期の子供であると

    では、いつから子供は大人になるのだろう
    母が実母に愛されたいのは気持ちとしては同じであろう
    最近自分の成長が分からない、高校生の時から進歩してないような気がする、むしろ退化したように思える
    そんな自分に大人とは、親とはなにか考えさせる作品だった

    受けたぶんの愛を子に注いでやろうなどと思わないように、滲み出るものが愛であるように

    0
    2025年09月04日
  • 贖罪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    話の構成が複雑ですごい。もう一度読み返したくなる。エミリの母親は人の気持ちを慮る気は微塵もないのに自分の気持ちは共感してもらえて当然と思っていて、これだから恵まれた人間は嫌だと思った。

    「エミリちゃんのお母さんがあたしを突き飛ばしたことが警察や他人にバレてしまうような気がして、気が引けたの」

    「外に出て、誰かと関わるだけでその人に迷惑がふりかかるような気がしたし、関わらなくても、あたしが外に出ただけでそこにたまたま居合わせた人に迷惑をかけるんじゃないかって思った。」

    0
    2025年09月02日
  • ドキュメント

    Posted by ブクログ

    「プライドがぽっきり折れる前に逃げてしまう。人生というスパンで長く挑むために、一度そこから離れて、自己改善を含めて練り直すの」
    ちょっと間延び感。でも一生懸命な姿はまぶしくてかっこいい

    0
    2025年09月01日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    猫が見ていた、という題がピッタリな感じのアンソロジー。人間の営みのそばを通り抜けていくネコチャンみたいな印象

    0
    2025年09月01日
  • 落日

    Posted by ブクログ

    なんか、惜しかったな… 序盤の掴みは良く、これは期待できると感じたのに途中で失速し、オチも悪くないのに展開の仕方が悪かったのか全体的にイマイチな印象で終わった。

    0
    2025年08月30日
  • 高校入試

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    たくさん先生が出てくるから不安で読み始めたけど、キャラがたってるのでサクサク、場面を想像しながら読みやすかった。

    出てくる先生ひとりひとりが人間らしくて好きだった。

    それぞれ自己中心的で問題も抱えてるけど、
    でも先生って単に仕事なだけで、同じ人間なんだから。と気づく。

    その反面、最後の荻野先生の行動や春山先生の決断は、先生としての生き方がもう骨の髄まで沁みていて、先生という生き物なんだ、とも思える。

    それが良かった。



    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    読みやすいのに、重量感のある読んだ!!って感じのストーリー。

    湊かなえの作品でしか得られない、読むのが止まらないそわそわ感と満足感

    0
    2025年08月30日
  • 残照の頂 続・山女日記

    Posted by ブクログ

    オーディブルで聴く。サクッと聴ける長さ。重過ぎず、気軽に聴けた。それぞれの女性の過去と現在を山登りを通して綴られていく。それぞれの女性の話は別々の話になっていて、登場する山も変わる。有名な山が出てくるので知ってると思うと同時に情景も伺えてとても魅力的に感じた。山、登ってみたいなぁ、と思った。確かに山登りしてると過去のこととか色々考えるよなぁ、とそんなぐるぐると頭の中で考えが巡っている、そんな感じが良く表れていたように思う。

    0
    2025年08月27日
  • 落日

    Posted by ブクログ

    落日★3.5
    15年前にとある田舎町で起きた長男による一家殺害事件の真相を巡るミステリー。
    湊かなえらしい暗く悲しい雰囲気を感じながらだんだんと真相が明かされていく感じが気持ちよかった。

    0
    2025年08月26日
  • 白ゆき姫殺人事件

    Posted by ブクログ

    美人OL惨殺事件をめぐり、同僚や地元の人々が容疑者について語る前半と、新聞・雑誌・SNSの記録を集めた後半で構成された作品。
    さまざまな視点から「容疑者の幼少期から現在までの人物像やうわさ話」が語られることで、彼女の一面しか知らないのに、あたかもすべてを知っているかのように語ってしまう人間の怖さが浮かび上がる。
    また、蔓延するニセ情報に翻弄される現代人の姿を描き、現実味のある社会的テーマに強く引き込まれた。
    一章ごとに読み進め、巻末の参考資料を確認する読み方が新鮮で面白いが、資料は各章ごとにあった方がより読みやすいと感じた。

    0
    2025年08月24日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ずっと頭の中がざわざわとする不穏な雰囲気が続く中での後味の悪い結末…
    娘が行方不明になった母親の必死さもわからなくもないが、自分の娘を利用して「猫探し」の名目で犯人探しをやらせたり大事な真実を隠していたりと作者はやはり「母親」のいや〜な部分の描写が上手いなと感じた。

    真相は個人的にそこまでショッキングな内容ではなかったが、ずっと「本当」の姉を追い求め、母親の言うことを真摯に聞いては家族の本当の一員としてやってきたはずなのに結局は大学になって自分が行動を起こして真実を向こうからやっと打ち明けられるまで一人蚊帳の外状態。
    どうしても結衣子が可哀想で仕方なかった。
    ずっと家族を気にして本当の気持ち

    0
    2025年08月22日
  • 落日

    Posted by ブクログ

    最初から最後まで重苦しいストーリー。
    真尋が終始お姉ちゃんに語りかけていたので、シスコン?と思っていたら全く別の落着。
    巻末の瀧井さんの解説で、湊さんが映画と裁判のワードでこの作品の複雑な人間関係を描き切ったと書かれていて驚いた。想像力がバケモノ(褒め言葉)。

    0
    2025年08月18日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    前半はテンポがゆっくり、後半にどっときた感じ。昔の殺人事件とけんごの関係性がちょっとわかりにくかったかな。それぞれの心情が、自分の中にも部分的にあるな、人の悪意で善意に見せかけてるんだよな、と思うところがありました。

    0
    2025年08月18日
  • 山女日記

    Posted by ブクログ

    audibleで聴了。
    湊かなえっぽくなかった、と言うのが一言でいう感想。
    様々な山を通して、登場人物の心の動きを描いていた。

    0
    2025年08月17日
  • 湊かなえのことば結び(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何にも考えずに湊かなえの文庫新刊だー!と思って買ったら、ラジオの記録?だった。エッセイでもなく、ラジオの音源をテキスト化したってことかな。

    コロナ禍だったらしくネタの半分がコロナか淡路島笑
    淡路島は行ってみたいなー。

    0
    2025年08月17日
  • カケラ

    Posted by ブクログ

    一人の死に対して食い違う証言の数々。
    学校の先生、友達、母親、、見えている世界ががらっと違うものなんだなあと感じた。
    都合よく解釈していたり、見ていた"つもり"の部分。
    見えていない部分で相手を追い詰めていないか、少し考えるお話でした。

    0
    2025年08月16日