湊かなえのレビュー一覧

  • C線上のアリア

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    両親を亡くし、地方都市の叔母に育てられた女性が、その叔母の介護のために帰ってくる。
    そして、叔母を介護ホームに入所させ、育った家を片付けていく。

    その過程で明らかになる叔母の過去の秘密、さらに自らの過去。
    介護、実家の片付けという問題をかかえながら、その裏に事件が隠されており、そして謎解きが行われる。
    複雑な筋書きのミステリーだった。

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    2026年07月15日
  • 贖罪

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    絵画が5回重ね塗りされながら完成に至る様子を鑑賞する気分で読んだ。全ての発端となった事件については被害者側の視点から客観的に描かれているので、もう少し加害者の視点から、どんな思いで犯行に至ったのか、どうやって計画を練ったのかなどの説明が欲しかった。

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    2026年07月15日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    噂、偏向報道、印象操作の恐ろしさを感じた。
    人は見たいものを見たい時に見たいように見るものなのかもしれない。

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    2026年07月14日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    湊かなえの作品は初めて読んだけどとても読みやすかった
    自分にもいつか来るかもしれない未来が垣間見えて具合を悪くしながら読んだ
    あまりに現代で完全に解決される望みの少ない問題すぎてこのちょっと展望の見えるラストがなんか気休めにしかならないな…と思ってしまった 現代社会をリアルに反映すると逆にノイズになるというか…
    全然関係ないけどゴミ屋敷の片付ける描写は興味深かったのでもう少し読みたかった
    ほとんどの登場人物に善と悪の両面がみえてその人物の見え方が変わっていくのは良かったけど、邦彦はどうしてもあのセリフがあるから最後まで好きになれない(主人公の夫も同程度だろうが描写が少ないのでスルー…)
    バッハ

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    2026年07月12日
  • 少女

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    無関係だと思っていた登場人物たちが終盤で芋づる式にするすると繋がっていく様子が気持ち良い。人が死ぬところを見てみたいという動機への違和感であったり、その動機のために高校生がこんなにモチベーション高く行動できるのかという違和感は消えなかったが、映画「ソウ3」を彷彿とさせる怒涛の伏線回収を体験するだけでも読む価値がある一冊だと思った。

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    2026年07月12日
  • ユートピア

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    ネタバレ

    女性陣3名と心情はすごく丁寧に書いてあるのに、健吾の考えが最後まで分からない。
    目的は金を手に入れること?埋めた遺体を隠し続けること?

    だったら、誘拐まがいの事なんてすべきじゃない。
    湊かなえらしいが、何だかモヤッとする終わり方でした。

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    2026年07月10日
  • 山女日記

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    2026.07.10

    湊かなえさん=イヤミス
    のイメージが自分の中で定着していたので、ドロドロとしたものを期待してしまったが、後味の悪くない短編集もなかなかよかった。

    それぞれの想いを抱えて山に向かう人々の心情の変化が描かれており、登山の楽しさも垣間見えるので
    読書しながら登山している気分にもなれる一石二鳥(?)な作品。

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    2026年07月10日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    最近
    作中に実在する小説が出てくる
    (しかも重要な意味を持って)
    本続いたな〜

    私はノルウェーの森
    当時読むには若すぎたし
    もう少し経ってから読んだ時にも
    それほどハマらなかったんだけど
    あの赤と緑の装丁が本屋さんで鮮やかだったのを
    とても覚えている

    家事交換というのが
    ちょっとなじまなかったけど
    うちの嫁よりよその嫁がよく見えるというのは
    リアルな気がした

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    2026年07月10日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    人と人って自分で作った偽りの部分同士で交流しているんだなって思った。女性特有の女性にしか分からないあのいやらしさと、男性お得意の物事を勝手に解釈して大袈裟に伝える感じがすごくよく書かれてたと思う。

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    2026年07月09日
  • 未来

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    何とも後味がスッキリしない作品だ。
    「エピソード」の各章が前段の「章子」を補足する構成は面白いと思う。
    内実が分かる。
    ただ「エピソードII」以外は後味が何とも言えず、「終章」も未来に希望が持てない。
    全てが明るい終わり方をする作品ではないが、これから先が全く分からずに終わる作品も読み方としては困ってしまう。

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    2026年07月09日
  • 少女

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    2人の少女が主人公
    あまり人を近寄らせにくい2人 共に警戒しながらも唯一の友達と思いながら 素直になれない2人

    2人やその周りの色んな人々が最終的に繋がる。不思議な繋がり
    全員 不幸の中にいる人ばかり
    ゆきの彼氏だけはちょっと異質な存在 この2人は付き合ってるのか〜?いやああ ただの同士だなあーー

    自殺 病死 老衰 事故死
    この世からの退出はこんな軽いものではないけどなあああ~と感じました

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    2026年07月08日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    湊かなえ作品
    阪神淡路大震災の被害者とトンガに関わる人達との繋がりの連作短編集
    イヤミスと違う趣の作品

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    2026年07月07日
  • カケラ

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    ずっと語りかけてくる文調が苦手だった。
    ずっと聞き役に回らなければいけないので、集中力が必要で、ほっと一息つけるような場面もなかった。
    内容自体は面白く、整形とかルッキズムの現代ぽいテーマで描かれていたのが印象的だった。

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    2026年07月07日
  • 未来

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    重たい内容でもやめることなく読める読みやすさがあった。ただ内容的に自分が未来というタイトルから想像していたものではなかった。
    登場人物たちそれぞれ辛い状況が続きすぎて、、、ただ辛い。最初の未来からの手紙で、今を乗り越えた先があるのかなと思って読み進めたが、輝かしい未来までみれず。また今後幸せになっていることもなかなか創造できない。
    『読んでよかった。』とはならなかった。

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    2026年07月07日
  • 未来

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    暗い。とことん暗い。気分が悪くなるくらい暗い。そして何でこんな話を読み始めてしまったのだろうと更に暗くなる。もう真っ暗。こういう話が実際あるんだろうと思うと更に暗くなる。児童虐待・貧困、まさに親ガチャ、子供が可哀そう過ぎて辛い、とは言えこれが現実、何とかならんものかと思っていても何ともならんのやろなあ。

    タイトルが『未来』。いやいや、そういう子供たちには未来があるのかと?皮肉を込めてのタイトルなんでしょうか。でもいつか今の環境よりは良い未来があると生きて欲しい。それしか言えません。

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    2026年07月06日
  • 少女

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    ネタバレ

    前半は、2人の少女を中心に話が進んでいく。何か起こりそうだけど、特に何も起こることなく後半に差し掛かると、最後には今までの伏線があれよあれよと結びついていく。そこまで繋がってたのか!と驚く部分も多かった。
    心が救われるような結末では全くないけど、これはこれで面白かった。

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    2026年07月04日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    タイムカプセルに少し憧れる思いもあったが、いざ開けてみると、自分の稚拙さに唖然としそう。それをきっかけとした再開に、醍醐味があるのだろうと思う。
    最後の話が、1番楽しめた。家庭教師の先生ナイス!
    途中まで、湊ワールドに入ると想像したので、少しの意外性も含め楽しめた。

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    2026年07月04日
  • 往復書簡

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    手紙のやり取りによって明かされる連作ミステリ。あの頃の真相は、と手紙が交わされる度に混ざる不穏さが気になる。後日談まで楽しめるし、ここでこの人が繋がってると見つけるのも楽しい。手紙とか長らくしてないし文明が発達した今やからこそあらゆる含みを持ってて良き。

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    2026年07月03日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    城野の周囲の人たちに対するインタビュー形式で進む話。城野が犯人なのかどうか終盤までわからず、周りのひとの話す城野の人物像もバラバラで掴みきれずに読んでいた。
    結局犯人は城野ではなかったし、被害者のネチネチした部分も最後に明かされるのだが人のうける印象やそれを元にした会話がひとり歩きしがちで信用できないことが書かれてる話だった。

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    2026年07月02日
  • 往復書簡

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    手紙のやりとりで話しが進んでいく。
    ここ数日物語を読んでて思うのは、登場人物が増えると情報に追いつけない感じがあって、シンプルな話しが好きなのかもしれない。
    もしくは慣れるかな。

    イヤミス、でも救いがないわけではないので読後感が悪いものでもないけど、感動とかはしなかった。

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    2026年06月30日