湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ由紀は、人が死ぬ瞬間を見るために小児病棟へ読み聞かせのボランティアへ。敦子は、死を目撃して強い自分になるために介護施設でボランティアをすることに。高校ニ年の夏、二人の少女はそれぞれに死を探求する。
湊かなえ作品らしい。
最後にぱたぱたとパズルのピースが嵌るのは、とても「らしい」のだが、最後にじゃんっと一気にはまる上にそのピースがデカい。メインの絵は完成したているので、そのしかけはなくても全然通じる。ピースがはまったことで見えてくる真実のようなものはない。玉止めしたあとにちょろんと出ている糸に他所から出ている糸を繋いでみましたというか、、、繋いだ結果バッグがポーチになったりとか、そういう類の話ではないので、なくても全然困らないこじつけのようなものだと思った。
二人が死を目撃したい理由が浅い。
浅い故に短慮で衝動的で、それこそが若さという見方もできるのだが、物語としては少々説得力に欠ける印象。浅いサイコなキャラクターとして、由紀の彼氏・牧瀬が登場するのだが、私としてはみんなどっこいどっこい。
由紀と敦子の二視点で進めないほうがよかったかも…。
最後に交わるが、線が一度触れる程度。そこから一本の線になって共闘するという展開ではないので、ダブルヒロインというのは、物語のごちゃつきに繋がったという印象しかなかった。どっちかに絞ったほうが読みやすかったかも。
湊かなえ作品らしく、もっとイヤミスしても良かった。
結構さっと読めてすっと終わってしまう。蒔いた種がいまいち発芽しきれていないような、もったいない印象を受けた。胸に来るような、厭な作品を読みたかったな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ⭐︎3.5
もっと何かあるのではないかと思ってた。殺人が起きた高橋家、犯人はお母さんって言われて終わったけど本当にお母さん?兄弟3人が幸せに暮らせるっぽいから、それは良かったけど‥
むかいの遠藤家、娘の彩花はお母さんを「あんた」って呼んで癇癪持ちで、あまり好きじゃない。嫌な気持ちになる一方だった。お母さんもプッツンしたときに土を口に詰め込んで、怖い。逃げたお父さんも微妙、、
小島さとこ、ラメポってあだ名が可愛すぎるし、いつも変なところで出てきてNICE
実はこのおばさんが犯人だったりするかなって思ってたw結局、真相がはっきりわからないモヤモヤで終わるのがイヤミスだなー -
Posted by ブクログ
うー。私はいまいちだったかな。
好みではなかっただけだと思うけど。
ダラダラと続いてる感じがして、なんとか読み切った感じでした。
嫁姑の関係って、今私がこの話を読んで
「古い考えだなー」「いつの話?」って思ってしまうくらい
今の関係性が変わってきているのと、そもそも私が幸せなのかもしれないが。
じゃあさ、逆に今から何十年後かに(そりゃ古いよー)って未来の人に思われてしまうことって、いま何があるんだろう。
昔の悪しき習慣、のように小説で描かれてしまうことが、今の私の生きてる時代に、何があるんだろう。
想像してみたけど、難しかった。
特に不満に思っていることがないから?
それとも、実は未来の人にとってはありえない感覚なのに、それに慣れてしまってる?
とりあえずこれは、映像化しなさそうー、と勝手に思ってしまいました。 -
Posted by ブクログ
湊かなえ先生の作品は、ドラマや映画など映像化されたものを観たことはありましたが、恥ずかしながら、小説を読むのは今回が初めてだったかも。
「イヤミスの女王」と呼ばれる湊かなえ先生の作品。映像作品でも観た後に気持ちが沈むことがあるので、小説となると、さらに気持ちを持っていかれてしまうのでは……と少し心配していました。
特に、前回読んだ『熟柿』で相当気持ちが落ち込んでしまったので、今回も大丈夫かな?と思いながら読み始めましたが、どうにか大丈夫でした笑
口コミで「本作品はそこまでイヤミスではない」という声を見かけて読んでみましたが、確かに、個人的にはサラッとした感じのイヤミスで、そこまで気持ちを引きずることなく読み終えることができました。
そして、義母との同居や介護についても考えさせられました。
自分だったら、果たして耐えられるだろうか・・・
家族や介護、老いることについて、いろいろと考えさせられる作品でした。