湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ久々に湊かなえさんの本を読んだ。
成人してからは湊かなえさんの本ばかり好んで読んでいたから、久々に別の作家さんを読んだ時には読みづらく感じた。
しかし今回湊かなえさんの本を久々に読んだら、これはこれで読みづらく感じた。
文章のクセってあるよね。
お姉さんの件は前半から不穏で、まぁ実際はいないか亡くなってるかってとこかな、とそこそこな段階で気がついた。
物語の真相部分は…まぁ予想もつく話ではあるが、序盤には予想していなかった展開だったので面白く読めた。
読み込みが足りないのかもしれないけど、サラちゃんリキトくんのご両親がリキトくんに暴力振るってた理由ってなんなんでしょう?
サラちゃんが虚言癖で悪いやつなのは兄がイケメンなのに嫉妬しているから、だよね。
なんか最近どんでん返しミステリをたくさん読んだ分、この辺りの詰めの甘さは感じた。そんな短絡的なもんかな人間って、と。
でもこれって、最近に色んな作家さんの本を読んだからこう思うだけで、湊かなえさんの本は毎回そうかも。
もう少し語らせてもらうと、湊かなえさんのミステリは本当に独特。
多くのミステリは「犯人は誰だ」「トリックはなんだ」と進んでいくけども、湊かなえさんのミステリは犯人を探しているわけではない。
その背景にある事実を浮かび上がらせていく。けど、作中にまひろも言っていた通りに、全ての事実わわ知った方がいいということは無くて、知らない方が良いことも世の中本当にたくさんある。
その、知らなくても良いはずの事実をつい覗いてみたくなってしまう、いわばゴシップ的な感性が湊かなえさんの本を読みたいと駆り立てるのかもしれない。
実際、未解決事件の特番や、炎上のまとめサイトなんかを読んでる時と感覚が近いんだよね。
そして湊かなえさんの本は気になって一気に読み進めてしまう分、なおかつ犯人探しの本ではない分、脳内に展開が残らないので多分数年したら話の内容を忘れてしまう。
湊かなえさんの本だけは売ったり捨てたりせずに取っておこうと思う。
そうそう、最後にもう一つ。
イヤミスの女王などと言われてるけどこの本は珍しく希望に向かって終わっていったし救いもあった。終わり方は好きでした。 -
Posted by ブクログ
主人公圭祐と同様、放送部と聞くとお昼にラジオをかけたりする団体というイメージしか無かったが、こんなにも熱くなれる活動を行う団体とは知らなかった。
王道真っ只中の青春ストーリーといった感じで、昔なら自分の姿に重ねてページを進めていただろうが、大人になってしまったのか少し展開に物足りなさを感じてしまった。
一方で映画や小説とはまた違ったラジオドラマという媒体を知ることができて良かった。
本書の途中にも書かれているように、ドラマ、本、ラジオそれぞれに個性があり、読書好きの自分は火を熾し薪をくべるという表現は面白く感じた。
ラジオは耳だけで想像を膨らませなければならないので、テレビドラマとはまた違った手法で作成されるという点も描写されており非常に興味深かった。 -
Posted by ブクログ
手紙を書くと
相手の気持ちを深く考える時間になる。
メールとは違い、送った側には残らず受け取った側しか残らない。
書く文字によってもその人がわかる。
字の上手い下手ではなく、丁寧に書かれているか、漢字を間違えて誤魔化した跡とか、、、
文字を見るとその人の顔が浮かぶ。
もらって嬉しい手紙、悲しい手紙。
色々あると思う。
「手紙」を書いた事はありますか?
既読、未読スルーなど気にする事なく、相手に今の自分の気持ちをきちんと伝えられる。
手紙を書くという事は、送る人の事を考えながら便箋選びから始まる。
きっと大切な手紙は保管され、いつでも読み返されると思う。
久しぶりに手紙を書いてみようか
大切な人に。