湊かなえのレビュー一覧
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昔、
女が山に登ると汚れる、月を見ると汚れる。
そんなことを某占い師が言っていて、何の根拠ないのに女は山登りすべきではないと刷り込まれている自分がいる。
靴擦れしそうだし疲れるだろうし天候も常に快適ではないだろうから、山登りしない理由はたくさんある。
だけど、見たことない世界を見てみたい好奇心もある。
山登りを男女でしてもそれは男女の仲ではない、山頂ではラーメンの箸をシェアできる、でも地上では違う。
人間が追い込まれてる時の感覚に似てるのだろうか。
山頂で食べる和菓子とコーヒー、おにぎり、たけのこの里は絶品だろう。滅多に見れない富士山が見れたらなんとも言えない幸福感に包まれれであろう。
危険が -
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絆、繋がりはとっても大切なものだと気付かされる作品。苦楽を共に経験をして山に登った仲間は、特別なんだろうな。そんな特別な仲間も行き違いで疎遠になったり、気持ちが離れてしまっても、また
"山"が繋げてくれる。山の力は絶大。
私にはそんな強い絆がある仲間はいるのだろうか?
そんなことを考えてしまう。
どの話も良かったのだけど私は、『後立山連峰』の後半の話と『立山・剱岳』が好きです。『後立山連峰』は山岳ガイドさんがカッコ良すぎ。『立山・剱岳』は母と娘の駆け引きも良かったけど、やっぱり父と母の若かりし頃の話がジーンときてしまった。あとは絶対無理だと分かってるんだけど、行ってみたいなぁと思っている雄山 -
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3年前に読んだ「ブロードキャスト」の続編。3年生が引退して1,2年生だけになった放送部が舞台。
今回もまたJコンを目指す中で、テレビドキュメント部門の作品では陸上部を取り上げることになり、事故によるケガで陸上を諦めざるを得なかった圭祐が中心となって進めていくことに。
キャラや筋立てはしっかり作り込まれていて破綻はないが、もっさりした進行であまりワクワク感もない。その中で圭祐の陸上に対する屈託や久米さんに接する態度など煮え切らなさや幼さが何回も繰り返されるのがなんとも…。
そうした圭祐の鬱屈が作品を作り込んでいく過程で晴らされていき、彼の成長を読めると良かったのだが、話の2/3を過ぎてから陸上部 -
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ネタバレまずは、衝撃事実。どうやら「ブロードキャスト」と言う作品の続編だったらしい。知らずに読んだので問題ないことをした。
内容は放送部を題材とした青春物語。湊かなえのイメージになかったからこんな軽やかな作品も書くんだと意外に思った。と思いきや、中盤にきちんと陸上部タバコ事件を入れてくるあたりはドロドロな感じを忘れてないんだな、と感心。でも、テイスト的には恩田陸っぽい?
個人的にはタバコ云々の事件よりも、物語の締め方の方が感心した。ひとことも「コロナ」というキーワードを使わずとも暗に読者に伝え、高校生らしい感受性と視点で締められていたのが印象的だった。 -
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ネタバレ結末はなんとなく予想した通りに。それゆえに誘拐のハラハラ感はなく、裕太は無事に帰ってくるだろうと思いながら読み進めることができました。
晴美の友人という言葉が2回目に出てきた時にはぞくぞくしました。やっぱり湊さんは伏線がたくさんあるなと。
陽子がとても温かく、血が繋がってなくても両親に大切に育てられたんだなと感じられ、反面、晴美は寂しさやコンプレックスが常にあったんだろうなと思いました。始まりが似ていたとしても、その後どのように進むかが人格形成に影響するのかなとも。決して施設で育つことが悪い訳ではなく、自分にだけ注がれている愛情というのは大きいのかなと。
とにかく湊かなえにハマっています -
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第一印象は想像していた湊かなえ先生とは全然違う⁉️それも私が行ってみたい所の第一希望は広島なんです。大林映画監督の尾道三部作が好きで好きでいつかは行ってみたいとずっと思っていました。湊かなえ先生も広島の因島出身だったんですね。それもお嫁さんに行った所が淡路島なんてビックリです。淡路島も行ってみたい所の上位でした。エッセイ集を出していた事も知りませんでした。湊かなえ先生の頭の中を覗いて見たかった私はなんだか私と余り変わらない生活をしている事に嬉しいやらビックリするやら猫と珈琲は私も好きだけど山はたまに主人に誘われて八幡平や十和田湖の奥入瀬散歩などハイキング程度なので、湊かなえ先生を尊敬してしまい