湊かなえのレビュー一覧

  • 山猫珈琲 上巻

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    文芸美術国保の保険証にはペンネーム併記されるって
    マメ知識を手に入れた。
    そしてマロンの旅立ちで泣いてしまった;;

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    2021年11月11日
  • 山猫珈琲 上巻

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    湊かなえさんのエッセイを初読み。
    エッセイはほとんど読まないけど、
    通勤時間に読むとき物語だとなかなか没入できなくて
    何か良いのはないかなと思ってエッセイを持ち歩くようになったらどんぴしゃりでした…。
    印象に残ってるのは、『弁当男に「子」をつけると』。
    ニュースで見る〇〇女子、〇〇男子問題、、、
    (ジェンダーというよりは大人が女子を名乗って良いのかというほうがこの話のメインだと思うけど)
    結構いまの仕事関連でも言われることが多くて
    私としては何をそこまで気にするのって思うのが正直なんですけど、
    湊さんの解釈がよかったーーーー!
    「子」には「!」みたいな意味がある、そういう考えで
    もうアラサーだ

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    2021年10月31日
  • 時の罠

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    再読。
    というよりも、湊かなえさんワールドに浸かりたくて
    湊さんの話だけ読もうと思って手に取ったら
    他のも結局読み返してしまった!

    アンソロジーなので、一つ一つのお話は短くて
    でもしっかりと世界観を魅せてくれる安心の4名……
    湊かなえさんの「長井優介へ」がすごくすき。
    15年は長すぎるけど、またこれからの15年は
    長井にとって明るい15年であってほしいなと思いました!
    そして辻村さんの「タイムカプセルの八年」は
    胸が熱くなった。
    親父たちがすごい!かっこいい!
    小学校卒業から成人までの八年と、
    成人からの八年は本当に全く違うだろな。
    他二編はファンタジー?要素もあり
    不思議な感覚で面白いです

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    2021年08月15日
  • 猫が見ていた

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    今更感想を書こうとしたが、記憶が朧げ。

    湊かなえさんの「マロンの話」が湊さん自身のお話のようで、ほっこりしたのと、
    初めて読んだ井上荒野さんの「凶暴な気分」が、ちょっと粘液質な感じで、思っていたのと違ったなぁ…ということくらいしか覚えていない。

    短編集ってすぐに感想書かないとだめだわ。
    2021.2.23

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    2021年07月02日
  • 山猫珈琲 下巻

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    2冊読んでいくと、同じエピソードも入ってきて、ああこれは読んだなということも多くなる。
    それだけ作者を知れたということかも。
    2冊を読んで、一気に親近感が湧いた。
    あと、公募ガイドを元にどんなふうに努力を重ねて作家になったのかもわかった。でも初めから少しでも箸にかかっていて、やはり才能大きいなあと思った。

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    2021年06月08日
  • 猫が見ていた

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    ネタバレ

    2月22日は猫の日ということで読んでみた。これまでアンソロジーはあまり手に取ることはなかったけれど、普段読まない作家さんの作品に触れることができてよかった。
    1作品あたりのページ数も少なく、隙間時間で読むことができる。

    【最も好きな作品】
    柚月裕子さん「泣く猫」
    17年会っていない母が猫に自分と同じ名前をつけていたことを知ったときの真紀の気持ちを想うとともに、母はどのような想いでマキと呼んでいたのだろうかと思う。
    マキの登場が真紀の感情を引き出し、自覚させるきっかけになったのではないか。

    【最も印象に残ったフレーズ】
    北村薫さん「『100万回生きたねこ』は絶望の書か」
    「本の読み方にひとつ

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    2021年02月23日
  • 少女 新装版 プチデザ(1)

    購入済み

    んー。原作はイヤミスながらも伏線と回収を楽しく読めたのですが、コミカライズは「なんか違う…」と感じてしまいました。悪いワケではないのですが、個人的にこの作品は原作だけで良いかなと思います。

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    2021年02月15日
  • 山猫珈琲 上巻

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    ネタバレ

    湊かなえ作品、14冊目。
    初エッセイでしたが、楽しく読むことができました。
    印象的なフレーズは以下:
    ★「祭り」を知っている世代と「祭りのあと世代」では価値観が全く違います
    ★それでいいのか?山「ガール」とは、その程度のものなのか?
    ★女子からの卒業は、…、「聞き流す」「やり過ごす」「なかったことにする」という技が自然に身についたからです。
    ★山道の石がすべて、偶然、平らな面を上に向けているわけではない。
    ★物は主に語りかけようとしている。だから、声の届く範囲に置いておかなければならない。声が聞こえなくなれば、それが別れの時なのだ、と。

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    2021年01月31日
  • 時の罠

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    湊かなえ、米澤穂信等、よく読ませていただいている作家さんの短編小説。
    自分自身、教育に携わるものとして、ハッとされられる場面が何回かあった。
    人と関わる仕事の責任の重さ、影響力について改めて考えさせられた。

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    2020年09月06日
  • 時の罠

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    4人の作者による短編集。
    すべて時間・時がメインテーマとなっている。

    辻村深月の「タイムカプセルの8年」の登場人物である父親は正直なところ、いい父親では無い。
    私が妻であれば今すぐにでも離婚したいと思うような父親である。
    何しろ我が子の誕生日やこどもの日のようなイベントから、運動会や授業参観のような学校行事もよく忘れ、挙げ句の果てにクリスマスプレゼントまで買い忘れる有様!
    それらを別にたいしたことがない、プレゼントなど実用的ではないと言ってのける。
    あんたはそうかもしれないが、と腹立たしい。
    心がないのではないかと読んでいて心底嫌になったものだ。
    確かに祝い事やプレゼントなど実用的でもないし

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    2020年07月05日
  • 山猫珈琲 下巻

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    湊かなえ好きだけど
    エッセイはそこまで面白くないなぁー
    山猫珈琲の上巻であらかた情報は手に入れた感じ

    山が好き、コーヒも好き
    猫のことってでてきた?
    青年協力隊に応募して行ったこと「トンガ国へ」

    下巻では、いかにして作家への道のり
    応募して応募して涙ぐましい努力。

    因島の柑橘がどんなに美味しいか
    みかん好きとしてはどうしても食べたくなった。

    真面目な人なんだとつくづく思った
    有川浩との交流は
    上巻で熟知済み。

    「とうもろこしおばあさん」は読んでみたい。

    2008年「告白」でデビュー
    淡路島在住で、(本人は因島の出身)
    作家を続けることは難しいらしい、それを湊かなえはやり遂げた。

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    2020年07月04日
  • 山猫珈琲 上巻

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    湊さんの初エッセイ集読んだ事があるものもありましたが、日常のちょっとした出来事とか楽しく読ませていただきました。私も家電製品はソニー派ですし、キョロちゃんのおもちゃのカンヅメ欲しさに口のとこ開ける時毎回ワクワクした事とか、ご当地バーガー等々一緒に楽しめました。

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    2020年05月23日
  • 山猫珈琲 上巻

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    湊かなえさんの本はよく読みますが、湊さん自身がどんな方なのかあまり知りませんでした。
    へえー、淡路島に住んでるんだぁ。海外青年協力隊に参加したことあるんだねー、結婚されてるけど、お子さんはいないのかな?ああいたいた、など、色んなことを知れました。

    私より2つ年上の方なので、共感できる話もありました。
    子どものころ漫画雑誌の発売日にワクワクしながら本屋に行ったことや、この歳になって名前で呼んでもらえる友達がいること、など。

    私の大好きな「ゲラゲラ笑えるエッセイ」ではないですが、おもしろかったです。

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    2020年03月04日
  • 山猫珈琲 下巻

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    ネタバレ

    再読。巻末に過去受賞した脚本とラジオドラマが特別収録されたエッセイ集。他にもデビューまでの経緯が書かれていて、湊さんの書くことへの執着がよくわかった。

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    2020年02月10日
  • ブロードキャスト 1

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    ネタバレ

    あらすじを読んで気になって購入したけども、湊かなえ原作でびっくり。普通に青春してるよ…? 高校の放送部、こんなこともしてるんだ。本当に女の子ってめんどくさいよねぇ… 圭祐が本当の意味で自分の居場所を見つけられますように。

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    2019年12月07日
  • 猫が見ていた

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    猫好きにはたまらない、猫ばかりが出てくる話。
    猫にほだされた家主、お馴染みの准教授
    母親になれない母親を持った子供
    100万回~の絵本について
    飼ってはいけないマンションで猫を飼う女を見た女
    猫に刺青を彫る男の女、アプリにはまっている男。

    なかなか色々だな、と思いましたけど
    会社の人の台詞に共感するのは最後の話。
    消えてなくなるし、そこに金をつぎ込んで満足するのは
    確かに分かるのですが…触れないものですし。
    でも、主人公の気持ちは分かります。

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    2019年08月31日
  • 猫が見ていた

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    いろんな猫の話があって面白かった。
    1番心に残ってるのは、「100万回生きた猫は絶望の書か」という話だ。物語の読み取り方は人それぞれだなと改めて感じた。
    短編集で読みやすかった。

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    2019年08月22日
  • 猫が見ていた

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    猫にまつわるアンソロジー。猫がテーマだと、ちょっと暗めな感じになるのかな。
    個人的には「泣く猫」柚月裕子と「凶暴な気分」井上荒野が好き。

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    2019年01月23日
  • 猫が見ていた

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    啓文堂文庫大賞で見て。

    猫に魅かれて読んだが、面白くなかった。
    稀代の女流作家たちだから、面白さがわからなかった、と言うべきか。
    短すぎるのかもしれない。

    「三べんまわってニャンと鳴く」かな、一番面白かったのは。

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    2018年11月06日
  • 猫が見ていた

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    ネタバレ

    猫と小説はナイスな組み合わせですね。
    ミステリアスな空気の中に、どこかほっこりする要素があって楽しめました。
    どのお話も前向きなラストでよかったです。

    猫好きにはたまらない1冊!

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    2018年09月13日