湊かなえのレビュー一覧

  • 往復書簡

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    ネタバレ

    3編の短編集。
    ①友人関係のもつれ②教師が昔の教え子たちを気にかけると同時にミステリーが展開されていく話③幼なじみでもある恋人との秘密が明らかになる

    読者が手紙を除くという新しい視点で読むことができた。読みなれていないため、最初はとまどったが、独特の読後感があった。個人的には3つ目の作品が1番面白かった。

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    2025年02月18日
  • 高校入試

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    登場人物の相関図が最初にあるが、なんせ人数が多く、何度も相関図を見直しながら読んだ。途中もしかしたらという結末予想はできたが、犯人の告白含めて、それぞれの人相まで、想像できるような人物描写が作者の素晴らしいところ!採点作業なども興味深く(今はだいぶ変化してるでしょうが)受験シーズンに読めて良かった。

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    2025年02月01日
  • ドキュメント

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    私立高校の放送部。部員が、マラソン大会の景品でドローンを引き当て、ドローンを使った作品を考える。ドキュメントトとして運動部の様子をドローンで紹介しようとする中、陸上部の部室から火のついた煙草を持って出てくる部員をとらえてしまう。

    報道するとは、どういうことなのか。プロの放送関係者でも自問自答する日々なのだと思うが、高校生という純な気持ちが、それぞれの思いとぶつかり、重なり合う。ミステリーというよりも、青春ドラマだ。
    「ブロードキャスト」の続編ということだが、「ブロードキャスト」は、読んでいない。それでも、充分楽しめた。

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    2025年01月19日
  • ドキュメント

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    高校部活小説の続編。放送部で全国大会を目指す生徒たちの奮闘が描かれているが、ミステリー的な展開になるのもお決まりのパターンか。全国大会が思わぬ結末になるのには驚いた。

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    2025年01月12日
  • 時の罠

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    1作品目を読みはじめ、なんだか見覚えがあると思ったら「家族シアター」に収録されている作品の1つだった。久々に読み直すことができ、やはり面白いと感じた。
    特に不思議な世界観だったのは3作品目。米澤穂信さんの作品は初めて読んだが、切り口が独特で興味深かった。

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    2024年12月12日
  • ドキュメント

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    3年前に読んだ「ブロードキャスト」の続編。3年生が引退して1,2年生だけになった放送部が舞台。
    今回もまたJコンを目指す中で、テレビドキュメント部門の作品では陸上部を取り上げることになり、事故によるケガで陸上を諦めざるを得なかった圭祐が中心となって進めていくことに。
    キャラや筋立てはしっかり作り込まれていて破綻はないが、もっさりした進行であまりワクワク感もない。その中で圭祐の陸上に対する屈託や久米さんに接する態度など煮え切らなさや幼さが何回も繰り返されるのがなんとも…。
    そうした圭祐の鬱屈が作品を作り込んでいく過程で晴らされていき、彼の成長を読めると良かったのだが、話の2/3を過ぎてから陸上部

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    2024年11月30日
  • ドキュメント

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    ネタバレ

    まずは、衝撃事実。どうやら「ブロードキャスト」と言う作品の続編だったらしい。知らずに読んだので問題ないことをした。

    内容は放送部を題材とした青春物語。湊かなえのイメージになかったからこんな軽やかな作品も書くんだと意外に思った。と思いきや、中盤にきちんと陸上部タバコ事件を入れてくるあたりはドロドロな感じを忘れてないんだな、と感心。でも、テイスト的には恩田陸っぽい?

    個人的にはタバコ云々の事件よりも、物語の締め方の方が感心した。ひとことも「コロナ」というキーワードを使わずとも暗に読者に伝え、高校生らしい感受性と視点で締められていたのが印象的だった。

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    2024年11月28日
  • 山猫珈琲 上巻

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    第一印象は想像していた湊かなえ先生とは全然違う⁉️それも私が行ってみたい所の第一希望は広島なんです。大林映画監督の尾道三部作が好きで好きでいつかは行ってみたいとずっと思っていました。湊かなえ先生も広島の因島出身だったんですね。それもお嫁さんに行った所が淡路島なんてビックリです。淡路島も行ってみたい所の上位でした。エッセイ集を出していた事も知りませんでした。湊かなえ先生の頭の中を覗いて見たかった私はなんだか私と余り変わらない生活をしている事に嬉しいやらビックリするやら猫と珈琲は私も好きだけど山はたまに主人に誘われて八幡平や十和田湖の奥入瀬散歩などハイキング程度なので、湊かなえ先生を尊敬してしまい

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    2024年11月02日
  • ドキュメント

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    『ブロードキャスト』の続編。
    佳祐は事故のため陸上を諦めざるをえなくなる。
    そんな時に誘ってもらった放送部で、仲間とコンテストに挑む。
    景品目当てのマラソン大会で、見事に当たったドローンも駆使して、撮影は順調に進むはずだったのに…
    ドローンの撮影中に思わぬ映像が映りこみ、騒動になる。
    そこで、思わぬ人物が引き金になっているとわかり、衝撃…
    部活にかける情熱と仲間との関係性が、胸に響く。

    2024.10.28

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    2024年10月28日
  • ドキュメント

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    前作に続いて…でした。シンプルにドキュメント制作をする、でも良かったのでは?と思わせられる話の展開でしたね。部員のあれこれを知ることが出来た巻でもありました、3年生バージョンまで続いていく気配ですね。

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    2024年10月27日
  • 高校入試

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    登場人物が多すぎて正直読みにくかった。最後は展開が早くなり面白くなった。人生の掛かった高校入試、色々ありすぎて、一筋縄ではいきませんな〜

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    2024年10月20日
  • ドキュメント

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    学園青春ものからのミステリー。展開も早くて、楽しく読めました。
    ドローンがでてくることからも示唆されているように、視点の違いに気づけるかみたいなところが面白かった。視野の広さ深さが尋常じゃないなぁ。

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    2024年10月07日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    湊かなえさんがミステリーではなく青春小説を?と「山女日記」の時と同じ驚きを(笑)主人公の心の声のような文章が随所にあるのは湊さんらしいが、有川浩さんの昔の作品みたいな感じを受けました。最後のおまけみたいな恩師の話にはうるっときました。⭐️4よりの3.8くらい!

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    2024年09月23日
  • 山女日記

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    再読

    雨が降っても一緒にいたいと思えるというのは、なるほどと思った。

    体力って可視化しにくいけど、たとえばしっかり歩けるという事はきっと自信にも繋がるような気がして、登山に限らず私も何か歩くことにつながる趣味があると良いのになぁ、とあらためて思った。

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    2026年02月01日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    中学時代には陸上部だった圭祐が交通事故に逢い、高校では正也という同じ中学出身の子に誘われ、心揺れながらも放送部へ入部する。圭祐の視点で描かれていた物語だが、番外編では正也の視点でも描かれている。私はランニングはするが、文化系の放送部に興味は基本無い。少し視界を広げ、揺すぶりをかけるのが本書でもあるのかな。

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    2024年09月08日
  • 高校入試

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    ネタバレ

    良き、綺麗に完結
    高校入試の問題別視点と誰のせい?
    登場人物視点に切り替わる為、名前に把握に苦労した

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    2024年08月18日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    中学時代、駅伝に打ち込んでいた町田圭佑は、高校受験の合格と同時に起きた交通事故によって競技人生を断念してしまう。
    虚な表情で高校の新入生オリエンテーションを眺めていた圭佑が出会ったのは、脚本家を目指している同級生・宮本正也。正也に声の良さを買われてスカウトされた圭佑は、彼と共に全国大会に9年連続で出場している青海学院高等学校の放送部の扉を叩くことになる。

    名門校の陸上部で親友と走るという夢を絶たれてしまった圭佑だが、皮肉なことにそのきっかけとなった交通事故がなければ、彼は自分の声の良さに気づかなかっただろうし、放送部の活動とも縁がなかっただろう。
    陸上を愛していた圭介をプロローグから緻密に描

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    2024年12月09日
  • 高校入試

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    湊かなえ氏の作品は『リバース』『告白』以来に読む三作品目。

    県下有数の進学校・橘第一高校(通称・一校)の入試で起きる事件を描いた物語。
    役割を分担する教師たちそれぞれに、ひとつひとつを見れば事件と呼べないほど些細な出来事が次々に発生。各事件は伏線を回収するかのように、絡み合い膨張していき、犯人の手のひらで踊らされていることを理解した教師たちは、事件の収束を目指し行動を開始する。
    登場する教師12名は、それぞれが隠している秘密や過去があり、それを緻密に描いているのはさすが湊かなえ氏といったところ。その反面、序盤から登場する人物が多く、冒頭の相関図を定期的に見ないといけないほどにややこしい。

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    2024年12月09日
  • 猫が見ていた

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    映画「朽ちない桜」つながりで、この作品に。
    短編集の中で、気に入ったのはふたつ。

    ・泣く猫 柚月裕子
     17年音信不通であった母が死んで、真紀は母の住処に訪れる。母の同僚サオリが弔問に訪れる。
    母が大切にしていた猫・マキは母のために泣いたという。

    P.76

    (中略) あっけらかんとした人生じゃなかったと思うよい サオリは俯いたまま、自分のことのように語る。
    「男に夢中になると、ほかが見えなくなっちゃう。男と別れたあと、自分がしでかしたことを後悔する。そんときは、もう男なんかいらないって思うけど、好きなやつができ ると、また突っ走る。そして別れて悔いての繰り返し、心底、自分で自分がいやに

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    2024年07月03日
  • 母性(新潮文庫)

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    ゾワっとするけど続きが気になってしまう 湊かなえさんらしい(?)独特のゾワっと感がある。その中で登場人物の心の機微をうまく描かれていて引き込まれてしまった。audible。

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    2026年02月09日