湊かなえのレビュー一覧

  • 少女

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    告白と同様に、本当によくできたプロットだと思った。二人が花火祭りの中を駆け抜ける姿と最後に病院から公園まで駆け抜ける姿が重なった瞬間が、とてもよかった。それでいて、もう一つの親友のペア(紫織と星羅)はどちらも最終的に自殺してしまうというのが、なんとも後味が悪い。輝かしい青春のひと時を見ていると思っても、実は裏では人を傷つけ貶めている彼女たちには、人間の二面性を強く実感させられる。

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    2026年05月24日
  • ドキュメント

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    軽めの湊かなえ作品。

    正直「ブロードキャスト」は読んでません。
    文庫本の解説読んで初めて知りました…(泣きたい

    ドッロドロの重めミステリーが欲しい人にはおすすめしないけど、
    そういうのが続いて軽めのが欲しい人には手に取って欲しい青春小説。

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    2026年05月24日
  • 高校入試

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    ネタバレ

    登場人物が多い。読み進めるにつれて、人物像が明らかになり、事件の真相も気になって仕方なくなった。最後の結末は予想外。先生のやり取りは面白かった。犯行動機はよく分からなかった。

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    2026年05月23日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    湊かなえ作品
    表題作を含む短編集で色々な種類のイタイ女性の語りで構成されている、なかでもマイディアレストと罪深き女の2作は特にイタイ。思い込みの激しさと蚤は印象深い

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    2026年05月22日
  • リバース

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    失ってわかる人もいれば、別に変わらない人もいる。広沢が好きな人達が、悩んで、悔いて、行動している。ちょっと読みにくい

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    2026年05月21日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    湊かなえ作品
    母親の語りと娘の語りがそれぞれ繰り広げられるがあくまでも自分語りなのでどちらが正しいの判断はできない、ただどちらにも言えるのは母に愛されたいという点には嘘がないように思う

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    2026年05月21日
  • サファイア

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    湊かなえさんの短編集は初めて読みました。
    短編集なので展開が早く、それでいてミステリー。イヤミスらしく、もやっとした終わり方に持っていくところはすごいなと思いました。
    中にはすっきり?するものも。後半2編は続き物でしたが、もう少し長く見てみたかったなという感じでした。

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    2026年05月21日
  • リバース

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    他のミステリー小説と比べて、正直それほどハラハラしない。前振りが長い小説。方舟読んだ後だからか、少し退屈な時間もある。最後の一行のどんでん返しだけ面白かった。
    湊かなえさんの他の小説も読んでみないとだが、文章が他の作家さんに比べて読みにくい。今誰がこのセリフを言っているのか少し分かりにくいところがある。

    次は豆の本を読んでみようかな。

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    2026年05月21日
  • Nのために

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    オーディブルにて。ナレーター、榮倉奈々。
    ザ、イヤミスだった。
    虐待、裏切り、火事…不幸フルコースがどんどん出てくる。どんより、もやもや、悲壮感しかない。

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    2026年05月20日
  • C線上のアリア

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    弥生さんと菊枝さんの関係が最後に修復まではいかないけどわだかまりが取れた感じがして良かった。
    昔の人は今より家族に縛られて生きづらい部分が多かったように思う

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    2026年05月19日
  • 落日

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    視点が毎回変わるので一気に読み進めないと理解するのに時間かかりました。だけど、読み進めて行くと最初に感じていたキャラクターの印象が最後には変わって行ってるのが興味深かったし、ラストどんな展開になるのか楽しみになっていました。

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    2026年05月18日
  • 母性(新潮文庫)

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    世にいう家族についての再生産というのがあると思うけど、それは親の学歴とか子供の数とかそういうものだけではなくて、家族の形についても言えることなのかなと感じた。
    不器用さというか、それぞれの登場人物の歪みが噛み合わなくて読んでいて辛い。
    誰の目線の話が真実なのかはわからないけどそれぞれの記憶の改竄とそれに伴う解釈のもとこの大きな歪みが生じてしまったのだなと思う。
    きっとこれからもこの本に出てくる再生産は続いていってしまうんだろうなという感じ。
    そして『花の鎖』を読んだ時も思ったけど湊かなえさんは登場人物の繋げ方がうまくてえっという驚きはあるのにスッと入ってくる。

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    2026年05月18日
  • 贖罪

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    本の構成がおもしろい
    でも1人ずつくるって2章目で分かったときの3.4人目ちょっとだけ集中力が切れて翌日読んでまた翌日読んだ

    あらすじ読んだ時から娘を喪った母親がえ?って引っかかってたけど読み進めても最後までも、えーって言いながら受け入れた

    結構1.3.4人目の話はグロい

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    2026年05月18日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    2026年13冊目

    衝撃のどんでん返しという本屋のポップに惹かれて購入しました。

    最初の100ページくらい、展開がなかなか変化せず、ストーリーが進むのが遅いと感じました。姉が誘拐された時の描写が延々と書かれており、これ伏線かな?これ何かのヒントかな?この登場人物怪しいか?等、
    情報が多く、考えてる間もストーリー進まないし、疲れてきたなっていうのが最初の印象でした。

    ただし、捜索パートに入って少し経ったくらいから段々と面白くなってきて、ラストは一気に読んでしまいました。ただ思っていたよりも衝撃さは感じなかったです。というのも、ラスト1行で一気に場面が急展開するという種類のものではなく、徐々

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    2026年05月17日
  • Nのために

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    昔ドラマをみた記憶をたどりながら一気読み。

    みんな、誰かのために歪んだ愛情を確認(証明したい)話だった。一方通行の愛ばかりで、登場人物の過去がまさに逃げられない鳥籠のように苦痛。
    どんどん読み進められたけど、内容が重いので読後は疲れました…。

    暴力を愛情だと被害者が肯定し始めたら、誰にも助けられない。DVの当事者ってこんな心境なのだろうか?

    ●愛情とは何か?
    誰かのためを思ってしても、相手が望んでいないことは愛情にはならない。
    相手を尊重し、本来の自分らしく振る舞えることが愛情ではないかな。

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    2026年05月17日
  • 人間標本

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    題名からも分かる通り、猟奇的なミステリーです。蝶と同じように、誰もが持っている輝かしく、そして美しいその瞬間を標本に。
    幼少期の経験や些細な言葉が、その後の人生を大きく変えていく。告白同様に、猟奇的な思想に至るその経緯をうまく描写しているところに感心させられました。
    皆さんのいう通り、最後の急展開とどんでん返しが印象的な作品でした。

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    2026年05月17日
  • 少女

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    由紀のおばあちゃんを偶然、敦子がそうと知らずに助けたあと、敦子が本気で由紀に報復として殺されるのではないかと悩むシーンが好き。
    普通に考えたらギャグでしかないのに、シリアスな雰囲気というか、敦子が由紀の触れてはいけない闇に触れてしまったような逃げ場のない感覚が痛いくらいうまく表現されていて、さすがだなと。

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    2026年05月16日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    冒頭から筆が乗っているのが紙越しに伝わってくる文章。そして後半いつもの湊節の巻き取りは圧巻。ただ、筆が乗っているから面白いということもなく、163Pまでの「人間標本 榊史郎」「SNSより抜粋」はかなり退屈でpixivに見られる類の素人のようでな文章で辟易としたのだが次のPを捲ると数行で違和感。これをやられたらそら面白いでしょうと言いたくなる否応なしのエンタメ性が繰り広げられ最後まで読み切ってしまった。ただ、犯人が二転三転する展開では、被害者以外の登場人物が全て一度犯人であるかのような描写があるため真犯人に行き着く頃には少々食傷気味であった。人間標本は現実離れしすぎていてイメージがボヤケているの

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    2026年05月14日
  • 母性(新潮文庫)

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    母になれる人と、ずっと子どもでいたい人が、母親の中にもこの世にはいる。
    マザコンを超えた母には共感できないが。。

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    2026年05月14日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    ネタバレ

    章ごとに異なる登場人物がゆるくトンガ、そこに住む尚美さん、阪神淡路大震災と繋がっている。外からは分からないそれぞれの人生や内面が読んでいてとても引き込まれる。最後の章の絶唱については、私は震災被災者ではないが、主人公の心情や行動に自分は似たところがあるような気もして心苦しさも感じる。人生は本当に人の数だけあるんだなぁと感じる。人の命は儚いが、残された人の気持ちもとても脆くて壊れやすく、でも強くなることが必要とされることも多いと感じた。

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    2026年05月13日