湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ海の街を舞台としたブロマンス・ミステリ?
最初の章の最後に「珊瑚の女王を殺したのは誰なんだ?」とあり、イヤミスの始まりかと思いましたが、次の章から「珊瑚の女王はなぜ死んだ?」というメッセージに変わっていて、???
物語のきっかけはスキューバダイビングの軽量タンクお披露目会での事故によるヒロインの死とその直後のヒーローの死で、その真相を追っかけているはずなのに中学時代の事件の真相にミステリーのメインテーマが移ってしまってました。
事件の真相は明らかになったのですが、二人の死の真相はあいまいで結局事故ということに落ち着いてしまったようです。
細かいところの詰めが甘いのは相変わらずですが、各章で個 -
Posted by ブクログ
ちょっと期待しすぎたかも…
「ブロマンス」と銘打っているけれど、正直ブロマンスの名作が数ある中でかなり薄味の今作には「これでブロマンス?」と思ってしまった。
登場人物や関係値がわからないまま回想を混ぜながら視点が変わっていくので没入しにくい。ミステリーとしてどこを面白がればいいのか、ブロマンスとしてどこをおいしいと思えばいいのか、売りがよくわからない話だった。
時間軸があちこちに飛んで関係ないエピソードも挟むので散漫になっているとも感じたし、そもそも9人いるキャラクターが9人も必要なほどキャラが立っているとは思えず、関係が薄い人もいるのでイマイチ…。
事件の中心となっている女性キャラの魅力もわ -
Posted by ブクログ
登場人物の誰もがNのために行動を起こす。そこには愛という名の呪縛があり、少しのすれ違いが大きなズレを生む。
相手はきっと知らない、わからないだろうという思い込みは綻びとなって人を蝕んでいく。
幼少期に傷ついた心は、一生残る。
母親に傷つけられたとしても、母親からの愛はどうしても抗えないのが子供だというのが苦しくなった。
湊かなえは、母親と子供の呪縛をいい意味で嫌というほど鮮明に書いてくれる。読後、本当に心が苦しくなって仕方がなかった。
去年広島の福山駅の近くで立ち寄った古本屋さんで購入した。湊かなえは広島県出身だったから、ちょうど旅行の記念にと思った。一年以上経ってようやく読めた。あまり