湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世にいう家族についての再生産というのがあると思うけど、それは親の学歴とか子供の数とかそういうものだけではなくて、家族の形についても言えることなのかなと感じた。
不器用さというか、それぞれの登場人物の歪みが噛み合わなくて読んでいて辛い。
誰の目線の話が真実なのかはわからないけどそれぞれの記憶の改竄とそれに伴う解釈のもとこの大きな歪みが生じてしまったのだなと思う。
きっとこれからもこの本に出てくる再生産は続いていってしまうんだろうなという感じ。
そして『花の鎖』を読んだ時も思ったけど湊かなえさんは登場人物の繋げ方がうまくてえっという驚きはあるのにスッと入ってくる。 -
Posted by ブクログ
2026年13冊目
衝撃のどんでん返しという本屋のポップに惹かれて購入しました。
最初の100ページくらい、展開がなかなか変化せず、ストーリーが進むのが遅いと感じました。姉が誘拐された時の描写が延々と書かれており、これ伏線かな?これ何かのヒントかな?この登場人物怪しいか?等、
情報が多く、考えてる間もストーリー進まないし、疲れてきたなっていうのが最初の印象でした。
ただし、捜索パートに入って少し経ったくらいから段々と面白くなってきて、ラストは一気に読んでしまいました。ただ思っていたよりも衝撃さは感じなかったです。というのも、ラスト1行で一気に場面が急展開するという種類のものではなく、徐々 -
Posted by ブクログ
ネタバレ冒頭から筆が乗っているのが紙越しに伝わってくる文章。そして後半いつもの湊節の巻き取りは圧巻。ただ、筆が乗っているから面白いということもなく、163Pまでの「人間標本 榊史郎」「SNSより抜粋」はかなり退屈でpixivに見られる類の素人のようでな文章で辟易としたのだが次のPを捲ると数行で違和感。これをやられたらそら面白いでしょうと言いたくなる否応なしのエンタメ性が繰り広げられ最後まで読み切ってしまった。ただ、犯人が二転三転する展開では、被害者以外の登場人物が全て一度犯人であるかのような描写があるため真犯人に行き着く頃には少々食傷気味であった。人間標本は現実離れしすぎていてイメージがボヤケているの