湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ人には言えないが、心の片隅に眠っている
人間の倒錯した欲望が一種幻想的ないろどりを加え
作品に単なる事件、トリック、探偵ではない
ねっとりとした空気を纏わせているのだろう。
全て明らかになったかと感じた直後に真相が明らかになる
収録作2、3、4、真相が明らかになっていない可能性の
余韻が漂う収録作1、5、推理小説ではない収録作6
に随筆3本。
やはり収録作5『人間椅子』
気味の悪い恐怖のどん底に陥った直後、
できすぎたタイミングで真相が明らかになった、
かと思うのだが、、、では、なぜそんなにも気味の悪い
手紙を書けたのだろうか。いやいや、まさか、もしかして。 -
ネタバレ 購入済み
小説として面白かった
湊かなえの本は初めてだった。
この作品ミステリーとしては
謎解き等が弱いかもしれないが、
登場人物の心理やその動きが
面白い。
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Posted by ブクログ
ネタバレイヤミスは気持ちが元気な時にしか読めないので、今こそその時だと思い(あえて嫌な気分になりに行くこの感情をベニグン・マゾヒズムと言うらしい)、湊かなえ作品を引っ張り出してきた。しかし、この作品はイヤミスというより愛情の物語だった。
序盤から登場人物の発言や回想の食い違いに違和感を持ちつつ読み進めていくと、少しずつ謎が解けていくスッキリ感が心地良い。そしてその違和感の正体は、お互いがNを思ったが故のすれ違いだったとわかっていく。
しかし、はっとさせられたのは、そのNの中には自分自身も含まれているのではないか、と気づいた時。野口に作戦をばらしていた杉下も、自己を肯定するために嘘を決めた西崎も、誰 -
Posted by ブクログ
あらすじを読んで、阿〇元首相の暗殺事件をモチーフにした話なのかと思い、期待して読み始めました。
しかし、実際に読んでみると、まったく別のお話でした。
アイデアの出発点は、そこにあるのかもしれませんが。
この作品からは、宗教二世の苦しみが痛々しいほどに伝わってきました。
この本を読むまでは、宗教というと、弱者からお金を吸い上げる悪い組織。
そして、その団体に所属している人は、社会から強い偏見を受ける。
何となくネガティブなイメージを持っていました。
何がという具体的なモノがなく、雰囲気だけで嫌悪感を感じていたのですが、この本を読んでそれが明確になった気がします。
しかし、この本では、さら -
Posted by ブクログ
タイトルが不思議で図書室で借りました。
これはアンデルセン童話の場面とのこと。この「豆の上で眠る」ことが、主人公・結衣子のひっかかりとリンクしているのが巧妙〜。
結衣子が小学一年生の夏、姉の万祐子が失踪。目撃情報から誘拐された可能性も出てきて、家族はそれぞれの考えで万祐子を探します。
この騒動に振り回されるまだ幼い結衣子がほんとに不憫でならない。
そして2年後、万佑子は保護され自宅に帰ってくるのですが、結衣子はそれからずっと違和感を感じる事に。
ここからはただもう怖くてゾクゾクなのですが、真相がわかるともう頭がこんがらがって私には図解が必要です。
自分にとって絶対確かだった物がいつの間に -
Posted by ブクログ
5人の女の子が遊んでいると知らないおじさんがやってきて「誰か1人お仕事の手伝いをしてほしい」と声をかけ、1人の女の子を連れて行くが、いつまで経っても戻ってこないので様子を見に行くとその女の子は亡くなっていた。4人の女の子は揃いも揃って「犯人の顔を覚えていない」と言い、亡くなった子の母親は「お前たちが覚えてないから犯人は捕まらないんだ!時効までに犯人を見つけろ!できなければ納得できるかたちで償え!」と言い放ち、4人の女の子の人生はだんだんと狂い始めるーといったお話。
あらすじを読んで、亡くなった子の母親の重苦しい復讐劇かと思っていたが、実際には「あらら、償えとか言ったもんだから4人ともえらいこ