湊かなえのレビュー一覧

  • 江戸川乱歩傑作選 鏡

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    ネタバレ

    人には言えないが、心の片隅に眠っている
    人間の倒錯した欲望が一種幻想的ないろどりを加え
    作品に単なる事件、トリック、探偵ではない
    ねっとりとした空気を纏わせているのだろう。

    全て明らかになったかと感じた直後に真相が明らかになる
    収録作2、3、4、真相が明らかになっていない可能性の
    余韻が漂う収録作1、5、推理小説ではない収録作6
    に随筆3本。

    やはり収録作5『人間椅子』
    気味の悪い恐怖のどん底に陥った直後、
    できすぎたタイミングで真相が明らかになった、
    かと思うのだが、、、では、なぜそんなにも気味の悪い
    手紙を書けたのだろうか。いやいや、まさか、もしかして。

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    2018年04月04日
  • 白ゆき姫殺人事件

    ネタバレ 購入済み

    小説として面白かった

    湊かなえの本は初めてだった。
    この作品ミステリーとしては
    謎解き等が弱いかもしれないが、
    登場人物の心理やその動きが
    面白い。

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    2017年06月28日
  • コミック版 夜行観覧車

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    つながりの希薄な現代社会を、とある高級住宅地の中に再現したようだった。
    たくさん登場人物がいるなかで、唯一「いいひと」がひとりもいなくて、誰も応援できないのがモヤモヤしてしまった。現実世界もそうなのかなあ・・・

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    2013年08月24日
  • 少女

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    湊かなえらしい伏線はりまくりの作品でした。にしても、よくもまあこれだけ…と驚きを隠せない。
    告白も少女も読みやすいのは、物語が一人称で進んでいくからなんだろう。人間って日々これだけのことを頭の中で唱えながら生活してるんだな、と改めて気づかされました。

    0
    2026年05月17日
  • Nのために

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    ネタバレ

    イヤミスは気持ちが元気な時にしか読めないので、今こそその時だと思い(あえて嫌な気分になりに行くこの感情をベニグン・マゾヒズムと言うらしい)、湊かなえ作品を引っ張り出してきた。しかし、この作品はイヤミスというより愛情の物語だった。

    序盤から登場人物の発言や回想の食い違いに違和感を持ちつつ読み進めていくと、少しずつ謎が解けていくスッキリ感が心地良い。そしてその違和感の正体は、お互いがNを思ったが故のすれ違いだったとわかっていく。

    しかし、はっとさせられたのは、そのNの中には自分自身も含まれているのではないか、と気づいた時。野口に作戦をばらしていた杉下も、自己を肯定するために嘘を決めた西崎も、誰

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    2026年07月05日
  • 暁星

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    SL 2026.7.2-2026.7.5
    「金星」は読んでいて苦しい。宗教団体に取り込まれるというのはこういうことなのか。宗教二世はもちろん、はじめは自分の意思で入信したものにとってもいつの間にか決して抜け出せない構造になっているというのは変わらない。

    0
    2026年07月05日
  • 少女

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    ネタバレ

    前半は、2人の少女を中心に話が進んでいく。何か起こりそうだけど、特に何も起こることなく後半に差し掛かると、最後には今までの伏線があれよあれよと結びついていく。そこまで繋がってたのか!と驚く部分も多かった。
    心が救われるような結末では全くないけど、これはこれで面白かった。

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    2026年07月04日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    タイムカプセルに少し憧れる思いもあったが、いざ開けてみると、自分の稚拙さに唖然としそう。それをきっかけとした再開に、醍醐味があるのだろうと思う。
    最後の話が、1番楽しめた。家庭教師の先生ナイス!
    途中まで、湊ワールドに入ると想像したので、少しの意外性も含め楽しめた。

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    2026年07月04日
  • 暁星

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    あらすじを読んで、阿〇元首相の暗殺事件をモチーフにした話なのかと思い、期待して読み始めました。

    しかし、実際に読んでみると、まったく別のお話でした。
    アイデアの出発点は、そこにあるのかもしれませんが。

    この作品からは、宗教二世の苦しみが痛々しいほどに伝わってきました。

    この本を読むまでは、宗教というと、弱者からお金を吸い上げる悪い組織。
    そして、その団体に所属している人は、社会から強い偏見を受ける。
    何となくネガティブなイメージを持っていました。
    何がという具体的なモノがなく、雰囲気だけで嫌悪感を感じていたのですが、この本を読んでそれが明確になった気がします。

    しかし、この本では、さら

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    2026年07月04日
  • 人間標本

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    読みやすかった
    読後はやるせない気持ちにさせられた
    映像でどのように表現しているのか気になるから見てみようかな

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    2026年07月04日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    タイトルが不思議で図書室で借りました。

    これはアンデルセン童話の場面とのこと。この「豆の上で眠る」ことが、主人公・結衣子のひっかかりとリンクしているのが巧妙〜。
    結衣子が小学一年生の夏、姉の万祐子が失踪。目撃情報から誘拐された可能性も出てきて、家族はそれぞれの考えで万祐子を探します。
    この騒動に振り回されるまだ幼い結衣子がほんとに不憫でならない。

    そして2年後、万佑子は保護され自宅に帰ってくるのですが、結衣子はそれからずっと違和感を感じる事に。
    ここからはただもう怖くてゾクゾクなのですが、真相がわかるともう頭がこんがらがって私には図解が必要です。

    自分にとって絶対確かだった物がいつの間に

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    2026年07月04日
  • 未来

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    始まりはファンタジーと思ったのに、最後まで苦しかった。あとがきで湊さんの解説があり、子どもの貧困、虐待への問題提起のためにこの作品を書いたことは理解できた。でも登場人物たちのとことん不幸な環境で救われない状況に、何度も読むのを諦めようかと思った。
    せめて章子や亜里沙に届いた未来からの手紙が本当になればいいなと思った。
    ストーカー化した林先生の顛末はどうなったのか、その辺もちょっと消化不良、、、

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    2026年07月04日
  • 贖罪

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    5人の女の子が遊んでいると知らないおじさんがやってきて「誰か1人お仕事の手伝いをしてほしい」と声をかけ、1人の女の子を連れて行くが、いつまで経っても戻ってこないので様子を見に行くとその女の子は亡くなっていた。4人の女の子は揃いも揃って「犯人の顔を覚えていない」と言い、亡くなった子の母親は「お前たちが覚えてないから犯人は捕まらないんだ!時効までに犯人を見つけろ!できなければ納得できるかたちで償え!」と言い放ち、4人の女の子の人生はだんだんと狂い始めるーといったお話。

    あらすじを読んで、亡くなった子の母親の重苦しい復讐劇かと思っていたが、実際には「あらら、償えとか言ったもんだから4人ともえらいこ

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    2026年07月03日
  • 往復書簡

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    手紙のやり取りによって明かされる連作ミステリ。あの頃の真相は、と手紙が交わされる度に混ざる不穏さが気になる。後日談まで楽しめるし、ここでこの人が繋がってると見つけるのも楽しい。手紙とか長らくしてないし文明が発達した今やからこそあらゆる含みを持ってて良き。

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    2026年07月03日
  • 暁星

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    んー、私も期待しすぎてて読んでしまったかも。
    実際に起こった事件をどうしても思い出してしまうが、二世の子供達の辛さ、献金のおぞましさ、ただただ恐ろしい!



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    2026年07月02日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    城野の周囲の人たちに対するインタビュー形式で進む話。城野が犯人なのかどうか終盤までわからず、周りのひとの話す城野の人物像もバラバラで掴みきれずに読んでいた。
    結局犯人は城野ではなかったし、被害者のネチネチした部分も最後に明かされるのだが人のうける印象やそれを元にした会話がひとり歩きしがちで信用できないことが書かれてる話だった。

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    2026年07月02日
  • 暁星

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    久しぶりの湊かなえ。宗教がこの社会にヒタヒタと染み渡っていくような恐ろしさを感じた。第一部と第二部で被告の印象が変わる。ここらへんがザ湊かなえ、だと思う。この本が本屋大賞にならなかったり、直木賞の候補に挙がらないことを不思議に感じる。

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    2026年07月01日
  • 往復書簡

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    手紙のやりとりで話しが進んでいく。
    ここ数日物語を読んでて思うのは、登場人物が増えると情報に追いつけない感じがあって、シンプルな話しが好きなのかもしれない。
    もしくは慣れるかな。

    イヤミス、でも救いがないわけではないので読後感が悪いものでもないけど、感動とかはしなかった。

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    2026年06月30日
  • 少女

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    人が死ぬ瞬間を見てみたいという動機に共感、了解が出来なくて没入できなかった。
    二人の少女がそれぞれ考えていること、置かれている状況にすれ違いがある中、中盤から混じり合っていくところは面白く読めた。

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    2026年06月29日
  • 夜行観覧車

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    感情表現がストレートでなく、登場人物の感情の着地がバラバラで、1箇所に着地していないことが、すっきりしなかった。

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    2026年06月29日