湊かなえのレビュー一覧

  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

     『告白』が湊かなえの代表作であれば、この本は"金戸美苗の1番の代表作"とも言えるのではないかと思った。著者自身が母親であり、自伝的な側面もあるのではないかと思った。言葉の在り方についても思考を巡らせる一幕があり、語を操る小説家としての思いも込められているようだった。母と娘の感情の機微、すれ違いを描く上手さは流石。親子関係だけでなく、姉妹関係に対する見方の違いも深みをもたらしてくれている。
    (清佳はルミ子を守ろうとするように"母性"を顕現させている人物であり、また春奈との交流から"姉"となることへの憧れも芽生えていた。
    一方のルミ子

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    2026年01月09日
  • ドキュメント

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    以前読んだブロードキャストの内容を忘れてしまったけれど、新鮮な気持ちで楽しめた。
    解説の通りまた続きがあるとしたらとても楽しみ。

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    2024年09月18日
  • ドキュメント

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    「ブロードキャスト」の続編の青春小説です。そちらを先に。と、思い出しながら読んでたら、前半は伏線で、後半、湊さんマジックが出てきて騙されて。自分の場合はどうだったかな、とか色々考えさせられました。

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    2024年09月07日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    放送部が全国大会を目指す。湊さんによる青春小説。イヤミスではない。前向きに過ごした高校生活を、思い出させながら、グイグイ引き込む作品。本作が第一弾、「ドキュメント」がその続編。

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    2024年09月04日
  • ドキュメント

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    序章/ドローン/プロット/トークバック/CUEシート/
    デジタイズ/リアクションショット/スタンバイ/終章

    高校の放送部。新入部員は事故で陸上競技をあきらめた佳祐、彼を誘った正也、久米さんの3人。
    悠々と高校生活を過ごせる子もいればいろいろな問題を抱えている子もいる。

    部活動をしながらどんな事が起きるのだろう。

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    2024年08月29日
  • 花の鎖

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    ずいぶん前に読んだからあんまり覚えてないけど…
    「K」の正体がわかると全ての謎が解けます。
    この人かな?って考えながら読むのが面白いです。
    最後に登場人物たちが実は繋がっていて、まるで絡まった鎖がほどけていくように謎が解けていくのが読んでて清々しかったです。

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    2025年07月22日
  • 時の罠

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    4名の作家さんのうち、2名は好きな作家さん。
    最初の辻村深月さんのお話は先がさらにどうなったのか気になったし、最後の湊かなえさんもはぁーさすが!って思った。
    新しい作家さんを知りたいのにとてもオススメー!

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    2024年08月25日
  • 江戸川乱歩傑作選 鏡

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    江戸川乱歩ってグロ中心かと思ったら、そうでもない。ミステリーもすごい。グロミステリー!(そんな言葉はあるんだろうか)人間椅子のオチがすごく面白かった。「まさか、あの椅子の中に男がいたの…!」って、まじか、って思っているところに、あれ僕の物語なんですよね(≧∀≦)って言われると、一気に力が抜ける。「はい?物語?…安心したー」

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    2024年08月14日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    ☆4.5

    高校の放送部を舞台にした青春小説❁⃘*.゚

    湊かなえさんの作品は初めてだったのですが、とても描写が繊細で丁寧に書かれており、特に放送部の大会の場面では自分も主人公・圭祐たちと会場で一緒に参加しているようなそんなリアルな体験をさせて頂きました!
    時に苦しみながらも、仲間たちと共に目標に向かって乗り越えていく姿が魅力的で感動的な作品でした。

    こちらの作品がとても面白かったので、続編である「ドキュメント」も読み進めていきたいと思います(*´˘`*)

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    2024年08月05日
  • 落日

    購入済み

    さすが

    湊かなえさん。今回もココロをごそっと引きずり出された。この感覚、芥川龍之介やドストエフスキー読んだ時と同じ。

    #共感する

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    2024年07月28日
  • サファイア

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    短編集は読み応えがなくて、あまり好きでは無いのですが、今回のサファイアは面白かったです。
    湊かなえさんの作品は読んでいる段階で誰をさしているのか見失う事がよくあるのですが、今回も見事に見失いました。 あと中年のおばさんに厳しい所が好きです。 
    結婚詐欺の話があるのですが、騙されている男性のスズメ女に対する言葉使いと婚約者に対する言葉遣いの落差がかなり好きです。

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    2024年06月28日
  • 時の罠

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    万城目学さんと、湊かなえさんのお話がおもしろかったです。
    時間をテーマにしたいろんな作家さんの短編が読めてよかったです。

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    2024年05月19日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    高校生時代の放送部生活を思い出した!登場人物たちほど未来を見据えて放送部に入った訳じゃないけど、大会までの毎日に掛けてた思いはこんな感じだったなあって。そしてさすが湊かなえさん、青春小説っていう土台は崩さずに、不自然がない程度のミステリー部分というかちょっとした伏線回収もあったし、青春小説だけど暑苦しく感じなかった!ただ登場人物に感情移入するのが難しかったかな、特に好きになる登場人物もいなかったし。強いていうなら白井さんぐらい。でも実際の高校生たちなんてこんなもんかも。

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    2024年05月18日
  • 山猫珈琲 上巻

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    優しい語り口で日常を受け止める著者の言葉が、ストンと入ってきて心地の良いエッセイ。
    …と同時に、「この人があの作品を!?」という驚きもあり面白い。
    作家としての面だけではなく、妻の姿、母の姿、娘の姿…グルメな姿などなど、「湊かなえ」の言葉をまるっと堪能できる1冊。

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    2024年05月01日
  • 山猫珈琲 下巻

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    ネタバレ

    湊かなえ先生のエッセイ本下巻
    湊先生の小説が映像化されても面白いのは湊先生が脚本家としても凄い努力されたからなんだなと実感(個人的にリバースが好き)

    珈琲革命のすり鉢事件はお腹抱えて笑ってしまった

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    2024年02月26日
  • リバース

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    普段ミステリーはあまり読まないのですが、「最後の一行で全部がひっくり返る」と知り合いに勧められて。
    湊かなえは昔々にいくつか読んだことがあるのですがやっぱり読みやすいです。
    だんだんと真相に近づいていく感じはハラハラするし(ミステリー系は基本そうかもしれませんが)、話のまとまりも良い。
    最後の一行は、確かに「なるほど」とは思いました。巻末の解説に書いてあったのですが、「主人公が犯人で、本人がそれを知るのは物語の最後」というオーダーが出版社からあったとのこと。
    ほぼ無茶振りのような?相手の要望を聞いたうえでここまでクオリティの高い物語を書けるというのがすごい。

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    2026年01月11日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    ネタバレ

    4つの短編それぞれの主人公達にとって、阪神・淡路大震災が彼女達の人生の大きな転機となります。タイトルの『絶唱』には、天災という自分の力ではどうすることも出来なかった様々な被災者の声の限りの叫びが詰め込まれているように思います。短編の中では特に「太陽」が印象的でした。杏子の陰鬱とした避難所生活を明るく照らしてくれたセミシさんの温かさにこちらも励まされました。

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    2025年12月21日
  • サファイア

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    湊かなえさん作品の中でも「イヤミス」感が少なめだと思うので、初心者さんにも読みやすいのでは…!
    でもその中でも彼女の魅力とも言える「人間の闇/醜さ」みたいなところはやはりしっかり描かれていて、人間とはどういう生き物なのか考えさせられるなと思います。

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    2023年11月02日
  • サファイア

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    それぞれ宝石の表題がついた短編が7つ。
    最後の「サファイア」から「ガーネット」のみ続きもののようになっていて、「サファイア」のみ読んだ時には悲しく切ない読後感だったのが、ガーネットまで読むことで少し昇華できるようになっていて良かった。

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    2023年08月21日
  • サファイア

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    湊かなえさんの短編集

    真珠
    ルビー
    ダイヤモンド
    猫目石
    ムーンストーン
    サファイア
    ガーネット

    イヤミスの女王などと評される湊かなえさんだが、本作ではその範疇に留まらず、予想外(といっては失礼だが)に希望すら感じる物語や、人間の愚かさや醜さ、或いは愉しさ等、実に沢山の引出しを持っておられる作家さんだと敬服した。

    7つの物語、一つ一つの短編が実に個性豊かで味わい深く、読後に解釈を共有したくなる様な面白さを秘めていた。

    特に私が印象に残ったのが、以下2作品
    まるで雀の恩返しのような「ダイヤモンド」と2人の女性の過去と現在が交差する「ムーンストーン」

    小説のタイトルである「サファイア」は

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    2023年08月03日