湊かなえのレビュー一覧
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それぞれの一番大切な人のため(Nのため)に行動した結果、、、。
読み難いなどは感じませんでしたが、好みではなかったかなと思いました。
章ごとに主人公が変わっていき、それぞれの視点で描かれているのは読みやすく整理しやすかったです。Posted by ブクログ -
だんだん引き込まれ、二転三転した展開で一気に読んでしまった。でも人を標本にしたい気持ちが僕には全くわからない。
息子への愛から殺してしまったお父さんがやりきれない。Posted by ブクログ -
蝶々をモチーフにした六人の子ども達の口絵が不気味。悍しい猟奇殺人。その動機や手口は不快感だらけ。親子の愛を履き違え、互いの庇い合いが誤認や悲劇を生んだ。悪魔の人間標本 。
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湊かなえらしい、イヤミスまでいかないが、イヤミス寄り。
女3人の視点で書かれていて、女3人の難しさや女特有の心情が絶妙にリアル。
私もかつてユートピアをさまよっていた人間だからこそ深い内容ではあった。
ただ殺人などの相関関係が難しいと感じた。Posted by ブクログ -
めっちゃ期待してたけど、好きな本にランクインすることはなかった。
でも良くできている本で読みやすかった。
もっとすごい結末が待ってると思ったけどそんなことなくて杉下目線らへんのとこが1番面白かった。安藤が戦犯では、、、、Posted by ブクログ -
イヤミス作品ではない。4人の女性がある共通した出来事からの喪失、再生を描いた短編小説。
これを題材にするのはかなり重いし色々考えて描かれたのではないかと思う。
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最初はちょっと退屈だなーと思ったけど、タイパ、即レスのこの忙しい現代、気持ちを整理しながら手紙のやりとりするような心の余裕があってももいいんじゃないか
時間が味方になることも多いものPosted by ブクログ -
湊かなえさんは告白も読んだことある。書き方が似ている気がするな。
それぞれの主観で回想していく感じとか。
同じ出来事でも、人によってこうも受け取り方、記憶が違うのかと思うと面白い。Posted by ブクログ -
殺人事件の被害者の周囲の人々へのインタビュー形式で話が進む。
最後は小説内のSNSや雑誌記事、新聞記事などが掲載されている。
推理小説ではなくインタビューを読むので読みやすかった。Posted by ブクログ -
ほぼインタビュー内容で進む変わったつくり。
小出しにされる情報、いろんな角度からみた人物像、なかなか事件の真相がみえない。
内容が三文ライターのインタビューなので、これが警察小説だと全く違う展開になるのだろう。
最後の雑誌記事とSNSの部分はちょっと読むのが面倒に感じた。Posted by ブクログ -
初めて湊かなえ作品を読んだ。
立場の変化が見方を変えるという点を深く感じた。
毒親とはなにか、毒娘とはなにか、読後感はどろっとした感じ。Posted by ブクログ