湊かなえのレビュー一覧

  • 山猫珈琲 下巻

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    何度か登場する話もありますが、新作を抱えながら、これだけクオリティの高い日本語を怒涛の如く発信し続けられるのは、やはり大作家の筆力を見せつけられたようで、震え上がります。巻末の脚本も心に残ります。

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    2025年03月18日
  • 高校入試

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    この作品、ドラマで初めて見て。
    湊かなえ先生の作品の中でも私が一番好きな作品です。
    イヤミスの女王の湊先生の中でイヤミスではない話なんじゃないかなぁと思います。
    時事的な、考えさせられる話で面白いです。

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    2025年03月17日
  • 山猫珈琲 上巻

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    湊さんによるエッセイ集で、山と猫は別々でした。イヤミスなんてかけらも感じさせない、肩肘張らない温かい文章で、日頃の疲れを癒してくれます。でも震災や災害関係の記述には、さすがに身につまされます。

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    2025年03月16日
  • 母性(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    娘を持って読みたいと思っていた作品をようやく。
    自分がなれる、なるものだと思っていた母親像。実際母親になってみたら全然違う感覚。20歳ってすごく大人だと思ってたのに自分がなってみたら全然大人じゃない、みたいな。
    母はきっとあれが精一杯。あそこでこうしていれば…とかは不可能だったと思う。
    あとがきの信用できない語り手は本当にその通りで、自分がやっていること、思っていることのおかしさ、記憶の曖昧さは自分じゃわからない。わざとじゃない。
    だからこそ田所になんとかしてほしかった。

    #じれったい #深い #ドロドロ

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    2025年03月08日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    山ガール仲間で回し読みしている一冊。
    まだ高尾山しか登っていない入門者ですが、いつかこんな山々にチャレンジできたらいいなって、憧れながら読みました。
    一歩一歩無心になって歩くという動作を繰り返しながら、自分と向き合える場所。これまで自分が紡いできた人生の、答え合わせをしに行くような感覚なのかも。
    暖かくなったら、答え合わせをしに出かけよう。

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    2025年02月22日
  • 山猫珈琲 下巻

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    読んでいるうちに私も何か書けたらいいな、と思ってしまいました。とても安易な考えです。恥ずかしい。
    とても面白く興味深かったです。

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    2025年02月21日
  • 母性(新潮文庫)

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    女性同士の連帯のことをシスターフッドと呼ぶけれど、そこに母と娘も入るらしいということを最近知った。確かに、男性優位の社会(家庭)では、女性の家族は連帯せざるを得ないと思う。でも、健全な連帯(?)にはお互いの自立、自律が欠かせない気もする。そういう意味では、母と娘は家庭という狭い社会の中だと連帯ではなく依存に陥りやすいのかもしれないな、と感じた。
    すごく雑に感想をひとことで言うと、みんなお母さん好きすぎるだろ、に尽きる。もはや人間扱いされてない。それゆえに人としての人権もない。
    最終章がハッピーエンドに思えるけど、ほんとうにそう思っていいのか?と思わされるほど途中はなかなか複雑怪奇な心理劇であり

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    2026年02月07日
  • ドキュメント

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    前作「ブロードキャスト」の続編です。前作はまさにTHE青春小説って感じでしたが、本作はそれに少しミステリー要素が加わった感じです。中盤から意外な展開になって、さらに終盤は何かやるせない気持ちにさせられました。ただのエンタメ小説かなと思って読み始めてみたら結構メッセージ性の強い作品だった、みたいな、良い意味での裏切りのある小説でした。

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    2025年01月28日
  • 少女

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    正直、途中までは2人の少女の目的が見えず、読むのをやめようかと思うほど共感できませんでした。しかし、物語が交差し始めた瞬間に景色が一変。それまでの何気ないエピソードがすべて意味を持ち始め、一気に物語に鮮やかな色が宿りました。バラバラだったピースが完璧な絵を形作るその手腕は、まさに「さすが」の一言。最後まで読み切って本当に良かったと思える、見事な構成力でした。

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    2026年03月26日
  • 江戸川乱歩傑作選 鏡

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    図書室。江戸川乱歩ちゃんと読んだことないので。
    「湖畔亭事件」「石榴」が良かったな。「人間椅子」はあらすじのみ知っていたけど、手紙の恐ろしさが良かった。

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    2025年01月07日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    タイムカプセルの八年と長井優介へが好き。
    特に湊かなえさんの作品の方は鳥肌がたった。
    心が温かくなった。

    辻村深月さんの作品では、こどもの愛し方に強く共感した。子育て中のわたしにとって糧になる物語に出会えた。

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    2024年12月12日
  • 山猫珈琲 上巻

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     山、猫、珈琲好きの湊かなえさんが朝日新聞・神戸新聞・日経新聞などで連載されてたエッセイをまとめた本です。娘のオススメで読みました。

     広島県因島ご出身で淡路島在住の湊さん。山好きとして、女性として、妻として、作家として色々と綴って下さってます。淡路島グルメをたくさん取り上げられてて、本当に美味しそう。鯛そうめん食べてみたい。

     湊さんご自身の阪神淡路大震災や青年海外協力隊でのご経験が『絶唱』の元になってるのかな。瀬戸内海の美しい景色が目に浮かぶような『望郷』は瀬戸内のご出身だからなんだな。とか思いつつ読みました。

     久々に『望郷』が読みたくなったな。
    湊さん作品の中で『望郷』が1番好き

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    2024年12月06日
  • 高校入試

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    「入試」という題材が既に面白い!と思い読み始めたらまさかの教員側の奮闘がメインの話。頻繁に切り替わる視点に多少の読みづらさを感じるも、入試システムの杜撰さがある意味面白くて途中まで犯人云々も忘れて読み進めていた。これが現実でも起こり得ることだと考えると怖い。

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    2024年11月18日
  • 山女日記

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    「湊かなえ=イヤミスの女王」のステレオタイプのせいで、こういうイヤでもミステリーでもない小説だと旨味がないのでは、と思ったけどそんなことはなかった。

    物足りなくはあるが、あの路線はあの路線でどうしても『告白』を超えてこないなあ、と思うほかなかったからむしろ良かった。

    序盤はじんわりと涙が滲んだ。感化されやすいので、今とても山に登りたい。今なら富士山にだって登りたい気持ち。(富士山って書くとこの本をまったくわかってなさそうだけど、わかりやすく、ね。)

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    2025年12月24日
  • 山猫珈琲 下巻

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    ベストセラー作家の初エッセーはとても楽しい時間でした。私は作家の私生活は余り興味が無い方なので、結婚してから作家デビューってあり得ないと思いました。ましてや青年海外協力隊としてトンガ王国に赴任していてその夢のキッカケが森村桂さんの『天国にいちばん近い島』ニューカレドニア❣️私も憧れました。でも湊かなえ先生は自分の南の島を探す‼️そこが私と湊かなえ先生の違いなんですね。短大を卒業し学生の頃から付き合っていた彼と結婚して子供が生まれ昔はBOOKOFFなんて無かったから本を買って読む習慣も育児や家事に追われてほぼない毎日の中で嫁ぎ先で購読していた『家の光』や『育児書』『家庭の医学』などが私の愛読書だ

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    2024年11月11日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    中学時代、駅伝で全国大会を目指していた圭祐は、あと少しのところで出場を逃した。高校入学後、とある理由によって競技人生を断念した圭祐は、放送部に入部。新たな居場所で再び全国を目指すことになる。
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    私が好きな学園もの。湊かなえさんの作品の中でかなり好きな部類。
    その分?イヤミス度は下がるかも知れないけど
    私にはこれくらいのほうが気分がいい。

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    2024年10月31日
  • 山猫珈琲 上巻

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    「山」「猫」「珈琲」は著者がとても好きで大切にしているもの。これらに励まされ、また癒され、日々の執筆活動に励んでいる。上巻は、朝日新聞、神戸新聞、日経新聞などに連載されたエッセイを収録。デビュー10周年記念の初エッセイ集

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    2024年10月31日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    ネタバレ

    湊かなえといえばイヤミスのイメージが強過ぎて、読んでる最中は、なにか胸糞なことが起こるんじゃないか…とどきどきしたけど、とても良い青春学園ものだった。いいもの読んだなあ。怪我でスポーツを諦めざるを得ず、別の世界で頑張る話はまぁまあ王道だけど、放送部というまたあまり知らない世界を見れて楽しかった。あとなんだか頼りない先輩たちの、ちょっとわかってない感になぞのリアリティがある笑 ちょっとしたミステリーというか、なぜ?に対する解決編みたいなのがあるのもよかったし、個人的には最後の話が好きだったな。続編も楽しみに読みます。

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    2024年10月25日
  • ドキュメント

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    ネタバレ

    前作は湊かなえらしからぬ青春物語でその中にほんの少し人間関係に嫌〜な感じが含まれている程度だったけどこれはまさに湊かなえの物語!とは言え学生が主体だからか今後に希望もちゃんと残っていて素晴らしい。
    圭祐が成長して周りを見ることができるようになってきてようやくコンクールだ!どうなる!??と期待してページを捲るとコロナの世界。その頃すでに大人だった私はただのつまらない日々として記憶しているけどそのときに学生時代を過ごしていた子たちはこんな絶望と虚無を味わったのか…と追体験した気持ち。

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    2024年10月24日
  • ドキュメント

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    前作「ブロードキャスト」はザ青春!!な湊かなえとは思えない爽やかさ。今作「ドキュメント」はミステリー要素も入りつつ、この時期特有の人の危うさを感じた。前作よりも登場人物ひとりひとりの特徴が詳しくあったように感じて、放送部全体に感情移入できた。最後、肝心のコンクールは・・・だったので、続編でガッツリ作品づくりに向かう3人と新入部員(入るか?)に期待したい!!

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    2024年10月14日