湊かなえのレビュー一覧
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あなたは、『二人で山ガールにチャレンジしてみましょう』と言われたらどうしますか?
“登山を愛好する女性”を指す『山ガール』という言葉。2009年頃から使われ出したという言葉によって山へ向かう人のイメージは随分と変わった気がします。かつては、いかにも”山男”たちの集う場という印象のあった山。それが、...続きを読むPosted by ブクログ -
山女日記2作目。
久しぶりの山岳ですね。
全4編。1編目、4編目が特に好き。
①
喫茶店の女主人と取引先の女性営業マン。歳の差がある他人の女性2人とガイドの男性1人での登山は少し考えにくい組み合わせだった。
④
大学生時代の登山友達、女性2人がそれぞれ登山した話を手紙で綴る。
人生を山に例え、こ...続きを読むPosted by ブクログ -
湊かなえさんは、すごく芯の強い方なんだと思います
集中力、悔しさをバネにできること、やってみようというチャレンジ精神、継続する力
すごいなぁと励まされました
同じ話が少し違う文章で繰り返し読めるところもこの本の魅力でした!Posted by ブクログ -
2023/06/04
#残照の頂
#湊かなえ
《感想》
#山女日記 の続編!
人間の闇深さにフォーカスしていません!
それよりも、人間の繋がり、山との繋がりに
フォーカスされて、感動と共感を感じる1冊!
読んでて最後には良かったねぇ!って思える。
特に好きだった章は、「立山·剱岳」
母と娘が一...続きを読むPosted by ブクログ -
山に登る女たちの短編集第二弾。
人生は山あり谷あり、とはよく言ったもの。
物語それぞれの登場人物たちの背景は異なるけれど、山を登ることで自らの人生を山になぞらえる。
山を愛する女たちの生き様、信念には共通したものが多い。女たちの直向きさに、第一弾同様今回も心地よい読後感にひたれた。
目を開けろ。耳...続きを読むPosted by ブクログ -
短編集とかアンソロジー物はあまり読んだ事がありませんでしたが、これは楽しめるお話ばかりでした。
家族愛もの(私にはオヤジの友情もの)やSF物、オチがスッキリとしたものニヤリとさせられるもの。
いろんな作家さんに少しずつ触れるには持ってこい、な一冊でした。Posted by ブクログ -
湊かなえさんのエッセイ後半。特別収録にコンクールの授賞作品が掲載されている。湊作品の作られ方や旦那さんとの関係、小説を書くに至った経緯や地方で文章を書き続ける大変さなどを感じた。雑誌の連載なども収録されており、湊かなえさんという人物像に近づける一冊。Posted by ブクログ
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2023.05.02
何が良いって、若さというか、みずみずしさにあふれているところが良い。
理屈ではない、若さゆえの言動の数々。
ただただ若いっていいよなと思う。
青春をぶつける対象は体育会系だけではないということも描いている。Posted by ブクログ -
今年はある山に登る目標を立てました。
この続編の中に、その山の名前を見つけてワクワクしながら読みました。自分がその山を登り頂きに立つ姿をシミュレーションするのも楽しかったです。
前作もそうでしたが、山を登る女性の向こう側が見えて、人それぞれに山に登る理由があることが、改めてわかります。
自分は何故山...続きを読む