湊かなえのレビュー一覧

  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    4話分入っていて、短編なので飽きずにサクサク読めた。
    1つ目の話は小説家を目指す3人の話
    スタート地点は一緒だったはずなのに、自分もこんなに頑張っているはずなのに、、と相手の活躍を見て妬んだり羨んだり。はたまた自分の方が格上だと思っているうちは相手を下に見てばかにしていたり。
    ほんとは他人と比べることなんて無いはずなのにどうしてもそう思ってしまうことはあるよなと自分にも心当たりがありました。ただ、一概に妬み嫉みが悪くはなく、それをバネに自分も頑張ろうと思えるかどうかが人間の成長への繋がることを再認識しました。

    2つ目の話は同じアパートに住む子どもたちの話
    ほとんど最後まで女の子視点から語られる。
    が、最後1ページくらいは男の子視点。そこで全てが女の子側の勝手な解釈だったことがわかる。ただ、この話はじゃああの時男の子が階段に座ってお腹すかしてそうだったことや勉強教わってたことなどなんだったんだろう?と感じてよくわからなかった


    3.4つ目の話は特におもしろく感じたけど、感想はまた気が向いた時に書きたいと思う、

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    2026年02月03日
  • 山女日記

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    山に登りたくなった!

    私はまだまだビギナーですが、後書きの「山にいる時間は濃い」っていうのはよくわかる気がする。
    多少なりとも命をかける遊びだから、チームとして連帯して関係性も濃くなる感じがあるのかな

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    2026年02月03日
  • ユートピア

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    初めは登場人物の数が多く感じ、混乱してしまったがそれぞれの登場人物の主観を丁寧に描かれていたので何が起きているのかをしっかりと捉えることができた。小さなコミュニティで起きがちな人間模様に加えて外部からやってきた人と織りなされる複雑な化学反応が現実的でぞくぞくした。どんなに仲良くなったと思っていても、大人になると相手の行動を深読みし善意をそのまま受け止めるのが難しくなることが描かれている。それに対して二人の少女が織りなす友情は誰にも邪魔されない眩しいものとして描かれている。自分が真っ正面からぶつかっていったとしても自分の思い通りに受け取ってもらえないもどかしさを感じることはこれから私にもたくさんあるのかもしれない。そんな時にまたこの本を読み返し、どんな感想を抱くのか自分でも興味深い。

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    2026年02月01日
  • サファイア

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    読みながら、「短編集もイケるな!」と思いました。
    一話読み切りタイプですが、読みやすいのに、しっかりミステリーを織り込んでくるので、かなり満足感の高い1冊でした。

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    2026年01月31日
  • ドキュメント

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    前作のブロードキャストがある事を知らずに読んだ。 放送部が部の機材獲得のためにマラソン大会に出るところから始まり獲得した景品がきっかけで物語が動き出す。 解説にも記載されてるが読者を傍観者ではなく当事者と同じ目線にさせられる。続編から読んでも楽しめた

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    2026年01月30日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    山女日記よりもこちらの方が面白かった。後立山連峰の話がこの先どうなるの?とイヤミス~って感じで面白かった。
    通過したつらい日々は辛かったと認めればいい、大変だったと口に出せばいい。そこを乗り越えた自分を素直にねぎらえばいい、そこから次の目的地を探せばいい。

    ・鹿島槍ヶ岳

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    2026年01月28日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    いろいろな意味で湊かなえさんの新境地的作品なのだなと思います。
    登場人物たちを通して語られる「言葉」あるいはもっと深く「創作」の素晴らしさは、本心から滲み出たものなのでしょう。本作の主軸となるラジオドラマも作家デビュー前の著者に大きく関わることですし、ある種の原点回帰なのかなとも感じました。
    ただ、ところどころ展開的な繋がりを断ち切るような部分があって気になりました。もう少し場面展開に説明が必要なんじゃないかと。ある程度小説に慣れた人なら察して読めますけれど、誰でもわかりやすく読み進められる文章ではないのかもしれません。

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    2026年01月27日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    印象的な話は「ベストフレンド」

    途中まで主人公の漣涼香が大豆生田薫子を妬み恨んでいるのかと思えば、実際には直下未来が殺害予告のブログを書き、行動に及んだと気づいた時、先入観の恐ろしさに驚いた。

    漣は大豆生田のことを羨ましくも思っていたが、実際には強く尊敬し、心から親友と思っていたことを知ってしまうと、あまりにも無念で打ちひしがれた。

    これがイヤミスなのかと衝撃だった。
    だがイヤミスのはずなのに、文章の構成に感動したからなのか、極上の読後感だった。

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    2026年01月25日
  • 往復書簡

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    タイトル通り手紙のやり取りで語られる物語。著者の作品は何作が読んでいるのでなんとなくすんなりと読めた。結末も予想できたけれど面白かった。読後にずっしりと重たい感情が残る。これも著者の作品に共通しているような気がする。読んでない著者の作品も読破しないと、と思った。

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    2026年01月25日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    Audibleで。前作に続き選書。

    昨年聞いて記録を残していなかったことに気付いたものの、あまり印象になく…記憶を引っ張り出すためにも終盤少し聴き直す。
    そうだそうだ、五竜岳の話が特に好きだった。
    手紙に綴りながら思い出と山行を行き来する安達太良山パートの描き方が新鮮でこちらも好き。
    みんな人生の何かしらの想いとリンクさせて登ってるよね、って。
    今年登りたい山がまた増えた。

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    2026年01月24日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    阪神大震災から30年以上が過ぎて
    少しずつ忘れかけていた私に
    当時の悲惨さを思い出させる一冊でした。
    様々な形の悲しみを全部包み込んでくれる
    トンガの景色や人達の暖かさに出会ってみたくなりました

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    2026年01月23日
  • サファイア

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    宝石はただ高いだけで買うのはなと思っていた。しかし、宝石をきっかけに人生が変わるかもしれないと感じさせてくれた。宝石に着目するのではなく、誰にもらったか、どう感じるかが大切なのだと思った。

    最初何に繋がってるかよく分からず、長編の方が面白いと感じた。しかし、最後まで読んでこれもいいなと感じた。 

    次読むときはそれぞれの宝石が何を表してるのか考えながら読みたいと思った!

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    2026年01月23日
  • ドキュメント

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    個人的にとても良かった。後半はまとめて読み上げるほどページを捲る手が止まらなかった。他の作品も読んでみたい。

    ドローンの話があり、個人的に所有もしており、民間資格も取っているので、プライバシー面であったり、再度考えさせられることが多々あった面でも読んで良かった。

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    2026年01月21日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    ただただ城野さんが可哀想だと思った
    まだ犯人とは決まっていない段階で、勝手に犯人と決めつけて証拠なんてないのに過去の出来事を踏まえて城野さんが犯人だとペラペラ喋る人たち。
    無実が証明されたとしても周りの人間1人も信じられなくなるよ、、。
    それと一度ついた印象はそう覆らないんだと思ったし、現代のネット社会って怖いね。

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    2026年01月19日
  • 境遇

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    絵本が有名となった陽子さんの子供が誘拐された……彼女は犯人のFAXを参考に何故誘拐されたのかを考える。

    生まれてすぐ預けられた彼女の出自が関係しているのか。それとも、政治家の夫の活動が関係しているのか。親友の晴美さん、政治の支援家岩崎さんなどを頼りながら探していく、、、

    そして、彼女は結論にたどり着くんだった。しかし、最後にどんでん返し……。想像できない結末だった。



    陽子さん、晴美さんの2視点で語られる面白さ。しかし、最後に少し物足りなさも感じたため、☆4


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    2026年01月18日
  • 山女日記

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    登山の楽しさが伝わってきて、大きな山に登山やトレッキングに行きたくなりました。

    あぁ、そうそう、人間ってこんな感じだよなー、と思いました。見えている部分だけが全てではない、本当の気持ちなんて、他の人にはわからない。登場人物のその後が気になりました。様々な章の中で少しずつ人がつながっていて、あれっこの人はどの人の何だっけ?と読み返すのがまた楽しかったです。

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    2026年01月16日
  • 山女日記

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    実際に自分登ったこともある山が舞台で書かれてた為、懐かしさを感じながら読み進められた。色々な悩みを抱えながら登る登場人物たちの様子を見てると、自分も学生時代に山に登っていたものの一度離れ、そしてまた数年前から登山欲が湧いてきたのは、一人で没入できる環境が欲しくなったからなのかなと感じた。

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    2026年01月13日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    山歩きの表現が上手く、自分が山を登った時の記憶を引っ張り出されているような気分になります。そこに登場するそれぞれの人物の心象や背景がオーバーラップするので小説が上手いなあと思いながら読みました。

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    2026年01月13日
  • 山女日記

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    山に登りたくなります。山が好きではないけど、モヤモヤした気持ちがある時に読むと良いです。湊かなえは少し心理描写が鬱屈としていてあまり読まないのですが、前を向いて生きようと思わされるので良いです。人生は自分がどんな状態でも進んでいくので、コツコツと良い方向になる選択を積み重ねていきたいですね。

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    2026年01月08日
  • 山女日記

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    等身大の悩みとその昇華舞台となる山。

    劇的な物語でないが故に、感情移入がしやすかった。
    また舞台となる山々も彼女たちの悩みにそれぞれうってつけの舞台となっている。

    場所という環境から影響されやすい自分にもこの昇華の仕方は踏襲できると思うので、登山にも挑戦したくなった。

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    2026年01月05日