湊かなえのレビュー一覧

  • 花の鎖

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    ミステリーというカテゴリーではあるみたいだが、事件が起こらないので、なかなか読み進められず、中盤まで進むのに時間がかかった。3人の女性をそれぞれ主人公とし、3つのストーリーが進んでいくが、同じ物が所々に出てくるので、繋がっているんだろうなとは思っていたが、こちらの想像を超えた繋がり方で終盤でびっくりした。繋がりが見え始めるとあとは展開が気になって一気に読み進めた。
    3つのうち、2つが繋がったところで、あと1つは…となったときに「あー!」と自分の中で全てが繋がって爽快だった。
    湊かなえさんといえば、イヤミスだが、この本は最終的には後味が良い話だった。

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    2025年11月13日
  • カケラ

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    ネタバレ

    「自分ではそれほど気にしていない、もしくは気にしないようにしているのに、他者が無遠慮にそこを触り袋に穴をあけてしまうこともあります。
    避けた袋からは砂が溢れ出す。この砂とは何か。自信です。自己肯定感です。誇りです。尊厳です。」
    この文章がとても好き
    本当に引き込まれる文章を書く人

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    2025年11月12日
  • 山女日記

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    登山が趣味で読んでみたけど、登山する人、しない人どちらも楽しめる作品に仕上がってる。 行ったことのない山、トンガリロに登りたくなった。

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    2025年11月08日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    短編集で読みやすかったです。
    表題作の『ポイズンドーター』『ホーリーマザー』を一番期待して読んだのですが、自分ああまりピンと来ませんでした。
    しかし、『マイディアレスト』『優しい人』は非常に面白いと感じました。マイディアレストは蚤取りに夢中になる狂った様子を展開に絡めている点、優しい人は貧乏くじを引き続けて苦しむ人がいることを前提に社会が成り立っている、優しくない人もいるがそれは悪では無いというメッセージがとても印象に残りました。
    友人に進めるならこのふたつですね!

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    2025年11月01日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    私は、湊かなえ先生の小説は''母性''と''告白''しか読んだことなかったので、この本は比較的明るいように感じた。自分もバカンスに行っているような描写が楽しかったが、それぞれの登場人物が抱える悩みが見えたとき、ただ楽しいだけではなく、色々かんがえさせられた。私は阪神淡路大震災を経験していない。もし私がそれを経験していたら、“内側”の人間だったら、静香と泰代に対してどう思うのか。“外側''の人間だったら何か行動を起こせるのか。深く考え込んでしまった。そして後半、フィクションではないことに気づく。そ

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    2025年10月29日
  • サファイア

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    久しぶりの湊かなえ作品。短編集。

    この人の作品は、普通の台詞回しのように見えてどこかしらに闇が隠れてるような表現がとにかく上手い。珍しくファンタジー的な話もあり、最後のサファイアとガーネットは驚きと感動が混ざりあって感想が難しい。

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    2025年10月29日
  • 花の鎖

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    自分に都合のよいことばかり考える人たち
    地位や繋がりにこだわっている、人間の嫌な部分を
    描くのが本当に上手すぎて、、読んでいる間ずっと雨が降っているようなじめじめ感

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    2025年10月27日
  • 落日

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    おもしろいのだけど、自分の趣味ではない
    読みごたえもあって、各章・各エピソードおもしろかった。だけど、読み終わって全体を振り返ったときに、なんとなく好きじゃないかなーって思ってしまった。もう一度読むとまた違った感覚になりそうな気もするけど。

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    2025年12月05日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    ネタバレ

    やはりこの方は女の書き方がすごい上手いし、こんな人いるってなる。3年生の先輩たちに既視感しかなかった。正直、部活内のゴタゴタとかは、先輩たちに対してなんでこんなこと言うの、するのと思うような描写ばかりだったけど、すごくリアルだし、主人公の行動は理解できるものばかりだったので面白く読めた。十八番のイヤミスではない青春ものを書いているところはさすが。私は、パン屋のおばさんの人生を描いた小説を読みたいです。

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    2025年10月23日
  • ドキュメント

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    青春小説が好き
    それは今も変わらないと思ってる

    でもこの本だからでは無くて、何か読んでいて違和感があるような…感じがした。
    そうか…もう青春小説の舞台から離れて、長くなったから、イメージが掴めないと言うか、遠い世界のような感じがしているのかもしれない。
    忘れたと言う表現とも違う、不思議な感覚

    それらを文字にできる作家というのはやはりすごいな。俺より多分離れて長いはず、なのに文字が具体化してる。だからプロなのだろうけど…


    ・仕事前と昼休憩に少しずつ小説を読むようにしている。小学校や中学校でも読書習慣があるというし、自分も同じように

    確かに仕事の時、うまく行く行かないは置いておいて、余計

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    2025年10月23日
  • 湊かなえのことば結び(上)

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    淡路島いきたくなった
    小説家ってこんなふうに暮らしてるんだなあってことが
    少しみえるのがとてもよかった

    コロナの頃の放送だから既に懐かしいと感じ始めてるけど
    50年後くらいにまた読んだらどんな風に感じるんだろうかとふと思った

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    2025年10月20日
  • 花の鎖

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    2週目
    やっぱり読みにくいなと...思いながら
    私も赤岳3回登ったな...と思いながら
    あっという間に読み終えてしまう
    面白い
    また告白でも読んでみようかな
    別の作品も読んでみたくなる

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    2025年10月19日
  • 山女日記

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    珍しくイヤミスでない作風。山登りにより浄化され次段階へ背中を押すような作品。どれも妙な力を感じる山だった。短編のようで所々繋がる人物のそれがあるのが粋。

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    2025年10月17日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    「楽園」。この言葉からイメージされる楽園像は人それぞれ違ったものだろうが、この物語に出てきたトンガは私が思い描く楽園そのものだった。遠い遠い国の美しい島、濁りのない透明な空と海、白い砂浜に自分ただ1人。
    自分を殺して、押しつぶされながら、やっと辿り着いた楽園に心が震えた。

    また、「太陽」では、見事に”リアルな人間”が描かれており、自分の中のエゴや偽善に迫ってきて、1人でばつが悪くなる(これがあるから、湊さんはやめられない...!)。見えない傷を抱えていること、それぞれが思い通りにならない人生を一生懸命に生きていることに気付かされる。

    救いと寄り添いを感じ、毒気が少ない作品だったため、湊かな

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    2025年10月12日
  • 山女日記

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    1年前から山にハマった。
    低山で経験を積み、この夏初めて立山、燕岳、木曽駒ヶ岳に登った。どれも恋い焦がれた名峰。
    山女日記に登場する山は、どれも登ったことがないけれど、登場人物が山頂を目指す気持ちはとても共感できる。
    山は人生に似ている。
    険しい箇所ほど狭くて、同行者と横並びで歩けないし、岩の直登は落石の可能性があるのでひとりずつしか登れない。
    大事なときほど孤独で自分との対峙の時。
    けれど、どんな山行も普段は嫌なやつ!と思っていても自分も反省するところがあるな。今度謝らなきゃなとか、、、。
    自分の足音と荒い息しか聞こえていないのに、頭の中は色んな人のことで忙しく、素直に自分を見つめ直すことが

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    2025年10月10日
  • 高校入試

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    匿名の怖さやネットの使い方、入試に対する学校側の対応、学歴社会に対する意見など現代の日本が抱える様々な問題に触れられていて沢山考えさせられた。

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    2025年10月09日
  • ユートピア

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    慈善団体とかそういう活動を快く思わない人もいるし素直に応援する人もいる。本作では、人間の嫌な部分が色々と詰まっている気がした。最後の方はちょっと話が入り組んできて展開を追いきれなかった。

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    2025年10月08日
  • 高校入試

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    色んな人も書いてるけど登場人物の多さよね
    学校を舞台にしてたらこの登場人物だけでは少ないと感じるまである
    「高校入試」と言う規模感で言えば小さいものだけど中学生にとっては今後の人生を左右するというのが上手く作用していた
    ましてや「一高」この高校に入りさえすれば!のような神様的扱いであるが故
    大人達からの圧力やプレッシャーもあるのほんとに大人の厄介さみたいなものが描かれてる
    自分の子どもなのに無理に勉学を強要させさらに今では「毒親」や「モンペ」と呼ばれる親についてが出てきているようだった
    先生によっても考え方は全く違うし先生という前に1人の人間ということも考えなけれいけない
    自分の通ってた高校も

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    2025年10月08日
  • 高校入試

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    おもしろくて一気に読めてしまうけど、誰もが思う「登場人物おおすぎ」!
    ああ〜これに関しては誰かがどこかで違和感もってたな、くらいにしか思い出せず、ゆっくり読み返しながら読み進めるしかない( ◠‿◠ )
    高校教師だった湊かなえさんだから書けた作品なのでは。

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    2025年10月06日
  • 往復書簡

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    好きな人を庇うためにつく嘘、自分のことを知るためにつく嘘、手紙しか持たない良いところをうまく利用している作品だった

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    2025年10月04日