湊かなえのレビュー一覧

  • ドキュメント

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    『ブロードキャスト』の続編。
    今回は、懸賞で引き当てたドローンを使って、圭祐たち放送部はドキュメント作品を作ろうと奮闘する。
    そのドローンが捉えた映像により、圭祐の親友の良太にある疑いがかかり、前作よりも少しミステリー性を帯びた学園青春小説となっている。
    主人公たちとの同世代ばかりか我々高齢者にも楽しめる作品で、まだ続編がありそうで、刊行を待つとしよう。

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    2025年11月18日
  • カケラ

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    ネタバレ

    いじりは相手にとって得があるものをよぶ。それが無ければそれはいじめになる。
    皆がみんな同じ基準を持つ必要は無い。
    いろんな欠片、ピースが上手くハマってひとつのパズルができるように、かけている所があるからこそピッタリとハマる。

    一人の女の子が亡くなった。美容外科似通っていたようだ、そこの先生が自分が原因なのではないか、と有羽ちゃんの死んだ原因を突き止めるためいろいろな人のところを訪れる。昔の同級生や、有羽ちゃんのお母さん、担任など、、。まるで読者が先生の立場になったかのように物語はすすむ。外見で人を判断する醜さが伝わった。太った体型で馬鹿にされ嫌な思いをした横綱さんが、痩せた体型と言うだけで有

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    2025年11月18日
  • 落日

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    同じ人間に対し、見る人が違ったり
    接し方が違うと全く別人格のように考えられる
    という実験的な作品と感じた。
    構成も含め面白かったけれど
    なんだかどんよりする作品。

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    2025年11月15日
  • 花の鎖

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    ミステリーというカテゴリーではあるみたいだが、事件が起こらないので、なかなか読み進められず、中盤まで進むのに時間がかかった。3人の女性をそれぞれ主人公とし、3つのストーリーが進んでいくが、同じ物が所々に出てくるので、繋がっているんだろうなとは思っていたが、こちらの想像を超えた繋がり方で終盤でびっくりした。繋がりが見え始めるとあとは展開が気になって一気に読み進めた。
    3つのうち、2つが繋がったところで、あと1つは…となったときに「あー!」と自分の中で全てが繋がって爽快だった。
    湊かなえさんといえば、イヤミスだが、この本は最終的には後味が良い話だった。

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    2025年11月13日
  • カケラ

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    ネタバレ

    「自分ではそれほど気にしていない、もしくは気にしないようにしているのに、他者が無遠慮にそこを触り袋に穴をあけてしまうこともあります。
    避けた袋からは砂が溢れ出す。この砂とは何か。自信です。自己肯定感です。誇りです。尊厳です。」
    この文章がとても好き
    本当に引き込まれる文章を書く人

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    2025年11月12日
  • 山女日記

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    登山が趣味で読んでみたけど、登山する人、しない人どちらも楽しめる作品に仕上がってる。 行ったことのない山、トンガリロに登りたくなった。

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    2025年11月08日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    湊かなえさんの作品を久しぶりに読みました。

    自分もこうなる可能性があるな、と心にグッとくる(突き刺さるような感覚)ような話が詰め込まれてました。

    それぞれの視点で読み進めていくと、そのときはこっちはこんな気持ちであっちはそんな気持ちだったのかと思うことが多く、実際も自分自身の見えかたと周りの人見え方ってだいぶ違うなあと思うことがあり、案外小説の中だけの話ではないかもなあ…と。

    書き方がそれぞれの心情を交互に書いていたり、インタビューのような形式で書かれていたり、短編集で読みやすいですが、飽きずにサクサク読めます。

    小説の読み慣れてない方で湊かなえさんの作品に触れたい方にはオススメです。

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    2025年11月04日
  • カケラ

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    私も日々生きていく中で、外見が人の価値を決めている事が多いと感じる事が多々あります。
    そのような現実の中で生きる人の内面をこの本を通じてみる事ができた気がします。
    自分の内面と外見に今一度向き合おうと思いました

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    2025年11月04日
  • カケラ

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    ネタバレ

    「あたしは、幸せに、幸せに、太っていったの。」

    主観のカケラの寄せ集め。
    根っこの部分は何も変わってない(、きっと)。
    躁鬱メーターが、一気に鬱側に振り切れてしまっていたのね。

    ここまで真相を究明しようとするサノちゃんの意図は分からなかった。子供がいるという描写の必要性とは? 等。
    構造上本作のストーリーテラーと言われたらそう。

    幸せに太っていったの言葉に惹かれ、その観点の発想に相応しい見事な精神の登場人物でした。

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    2025年11月02日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    短編集で読みやすかったです。
    表題作の『ポイズンドーター』『ホーリーマザー』を一番期待して読んだのですが、自分ああまりピンと来ませんでした。
    しかし、『マイディアレスト』『優しい人』は非常に面白いと感じました。マイディアレストは蚤取りに夢中になる狂った様子を展開に絡めている点、優しい人は貧乏くじを引き続けて苦しむ人がいることを前提に社会が成り立っている、優しくない人もいるがそれは悪では無いというメッセージがとても印象に残りました。
    友人に進めるならこのふたつですね!

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    2025年11月01日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    私は、湊かなえ先生の小説は''母性''と''告白''しか読んだことなかったので、この本は比較的明るいように感じた。自分もバカンスに行っているような描写が楽しかったが、それぞれの登場人物が抱える悩みが見えたとき、ただ楽しいだけではなく、色々かんがえさせられた。私は阪神淡路大震災を経験していない。もし私がそれを経験していたら、“内側”の人間だったら、静香と泰代に対してどう思うのか。“外側''の人間だったら何か行動を起こせるのか。深く考え込んでしまった。そして後半、フィクションではないことに気づく。そ

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    2025年10月29日
  • サファイア

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    久しぶりの湊かなえ作品。短編集。

    この人の作品は、普通の台詞回しのように見えてどこかしらに闇が隠れてるような表現がとにかく上手い。珍しくファンタジー的な話もあり、最後のサファイアとガーネットは驚きと感動が混ざりあって感想が難しい。

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    2025年10月29日
  • 花の鎖

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    自分に都合のよいことばかり考える人たち
    地位や繋がりにこだわっている、人間の嫌な部分を
    描くのが本当に上手すぎて、、読んでいる間ずっと雨が降っているようなじめじめ感

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    2025年10月27日
  • 落日

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    物語の中心人物は一体誰なんだ、と分かりづらい書き方だけど、読み終えたとき、この人たちの物語を書きたかったのかと思った。私は誰に感情移入して読んでいたのだろうか?多分、誰でもないな。

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    2025年10月25日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    バイト先の後輩から借りました!·͜·ᰔ短編だったから読みやすかった!

    話自体は短く完結するものばかりだったけど、それらの1個1個で展開がひっくり返って、ちょっとモヤモヤするような読後感があって、短編でもしっかり湊かなえを感じました。

    特に最後のポイズンドーターとホーリーマザーが印象に残った。

    昨今、毒親や親ガチャという言葉が増えてきた。SNSの発展に伴って皆周りと比べてしまう様になって、自分の置かれた環境を嘆く人が増えているんだろうけど、この2つの短編はそれに一石を投じる内容だと思った。どこかで自分もポイズンドーターになっていないか、ヒヤヒヤさせられました。

    私は辛さを感じる基準は人そ

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    2025年10月25日
  • 落日

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    おもしろいのだけど、自分の趣味ではない
    読みごたえもあって、各章・各エピソードおもしろかった。だけど、読み終わって全体を振り返ったときに、なんとなく好きじゃないかなーって思ってしまった。もう一度読むとまた違った感覚になりそうな気もするけど。

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    2025年12月05日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    ネタバレ

    やはりこの方は女の書き方がすごい上手いし、こんな人いるってなる。3年生の先輩たちに既視感しかなかった。正直、部活内のゴタゴタとかは、先輩たちに対してなんでこんなこと言うの、するのと思うような描写ばかりだったけど、すごくリアルだし、主人公の行動は理解できるものばかりだったので面白く読めた。十八番のイヤミスではない青春ものを書いているところはさすが。私は、パン屋のおばさんの人生を描いた小説を読みたいです。

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    2025年10月23日
  • ドキュメント

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    青春小説が好き
    それは今も変わらないと思ってる

    でもこの本だからでは無くて、何か読んでいて違和感があるような…感じがした。
    そうか…もう青春小説の舞台から離れて、長くなったから、イメージが掴めないと言うか、遠い世界のような感じがしているのかもしれない。
    忘れたと言う表現とも違う、不思議な感覚

    それらを文字にできる作家というのはやはりすごいな。俺より多分離れて長いはず、なのに文字が具体化してる。だからプロなのだろうけど…


    ・仕事前と昼休憩に少しずつ小説を読むようにしている。小学校や中学校でも読書習慣があるというし、自分も同じように

    確かに仕事の時、うまく行く行かないは置いておいて、余計

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    2025年10月23日
  • 湊かなえのことば結び(上)

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    淡路島いきたくなった
    小説家ってこんなふうに暮らしてるんだなあってことが
    少しみえるのがとてもよかった

    コロナの頃の放送だから既に懐かしいと感じ始めてるけど
    50年後くらいにまた読んだらどんな風に感じるんだろうかとふと思った

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    2025年10月20日
  • 花の鎖

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    2週目
    やっぱり読みにくいなと...思いながら
    私も赤岳3回登ったな...と思いながら
    あっという間に読み終えてしまう
    面白い
    また告白でも読んでみようかな
    別の作品も読んでみたくなる

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    2025年10月19日