湊かなえのレビュー一覧

  • サファイア

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    ゾクゾクっとするのから、なんかジーンとするものまで短編で、いろんな要素がありあっという間に読み終わりました。サファイアとガーネットがよかった。

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    2025年08月21日
  • 山女日記

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    登場人物が悩みや苦悩を抱えながら山に登る。
    道中、気づかされたり、答えを見つけたり、オムニバス型式でお話が交差する。まるで、いく通りもある頂上へのルートが交差しながら続いている登山道のように。
    山に登ることで、問いの答えが見つかるのか?
    心がクリアになるのか?
    山は奥深いんだな。

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    2025年08月21日
  • 夜行観覧車

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    ミステリー要素は控えめです。
    私は湊かなえ作品には余りミステリーを求めないので読みやすく気に入りました。
    ちなみに他に気に入っている作品は母性で、ミステリー要素が強い少女や落日などは好みではありません。

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    2025年08月20日
  • 夜行観覧車

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    やっぱり湊かなえはの描く毒女は本当に目が離せなくなる。
    もちろんそういう人たちの心情を覗きながら読んでいくのも楽しいんだけど、語る側として登場しない高橋家の父や母については想像ばかり掻き立てられて面白い。

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    2025年08月20日
  • 落日

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    !大事!
    実際に自分の目で見ること
    自分の頭で考えた意見を持つこと
    自分のものの見方を疑うこと
    事実・真実を知る覚悟

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    2025年08月15日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    湊かなえさん著「白ゆき姫殺人事件」
    いつか読もうと何年か前から本棚でずっと眠っていた作品、なおなおさんに薦められてやっと読む手を伸ばせた。ありがとうございます。

    作品は著者の十八番、多人数の独白形式で多角的に真実に迫っていくミステリー。
    今回の作品、物語自体には特に叙述的なミスリード等があるわけでもない。
    しかし平行して描かれていく「資料」の頁、ツイッター形式のSNS「マンマロー」という投稿サイト、これを読み込むのに頭を相当使う。
    ハンドルネームから登場人物を割り出せるが、誰が何をツイートしたのかでその意図やその人の人格の表裏が見え隠れする。
    凄く複雑で、かつ現代的な感覚が斬新に思えた。

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    2025年08月13日
  • 夜行観覧車

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    かなり昔のドラマ化を見て、小説も読みたいなと思って何回も読んだやつ。少しドラマと違うところがあるけどやっぱり面白い。何度読んでも面白い。

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    2025年08月12日
  • カケラ

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    ナツイチで見かけて気になったのと、イヤミスを読んでみたくて購入。私自身太っていることがコンプレックスなので、美容外科が舞台なの面白そうって思ったことも理由。なんだろう、なんとも言えない気持ちになったけど、自分を好きな自分でいれるようにダイエット頑張ろうと思いました笑

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    2025年08月11日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    美人社員がどうして殺されてしまったのか。その関係者への取材という形で物語が非常にスピーディーに進んでいく。

    -自分の記憶で作られる過去と、他人の記憶で作られる過去。正しいのはどちらなのでしょう。-(抜粋)

    些細な出来事や噂話から、人物像が作り上げられてしまう。それはSNSが発達した現代ではより加速していると思われる。

    私はこのようにありもしないことをでっち上げ、それを楽しむような人はもちろんだが、そのような人たちから被害者を守ろうとする人々も、結局同じ土俵に上がってしまえば、被害者を傷つけていることに変わりないことをこの物語から感じた。
    たとえそれが善意だとしても、他人から提供される自分

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    2025年08月10日
  • 山女日記

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    私は苦手な人に対して「嫌だな」という気持ちを持っても長く保つことができない。マイナスな気持があっても気づかずに生きているのだが、湊かなえさんは、呑気に暮らしてるはずの
    私の心のひだを一枚一枚めくっては、ほらこんなに…と見せてくる。嫌な作家だ。
    だが、山に登るにつれて登場人物の心にあるわだかまりは浄化されて清々しく終わるので、こちらも気持ち良くなり、短編を読み進めていく。
    と思えば、最後が苦いものもあって要注意だ。

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    2025年08月08日
  • ユートピア

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    他人の嫉みや恨み、それに振り回される人たちの視点がリアルに描かれていて非常に面白かった。

    -地に足着けた大半の人たちは、ユートピアなどどこにも存在しないことを知っている-

    もしかしたらユートピアなんて存在せず、自分の現状に満足していない人たちが求めているだけなんじゃないか。理想だけでなく、今ある現実を大事にすることの大切さを感じる一冊だった

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    2025年08月03日
  • 落日

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    一家殺害事件の真相を追うほどに、過去の事件に対し裁く事は何なのかを考えるほど、少し胸が痛くなった。
    そして、引きこもり兄さんが可哀想に感じた。

    衝撃だったのは、最後の解説で記されていた。
    湊かなえさんは新作を作る際に、編集者から投げかけられる一言を鍵に作っていくのだという。
    今で言うとCHATGPT並みのスキルでしょうか。いや、それ以上の才能ですよよね。

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    2025年08月03日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ミステリーとしてとても面白くて、読み終わった後の心のざらざら感もほぼなく、非常に読みやすい本だった。もっと精神を抉ってくるような女性がでてくる湊かなえ作品も好きなので、個人的には少し物足りなさもあった。
    証言者たちが自覚しないくらいの小さな悪意とそれを恣意的に切り取るライターによって、真実の周りに紙粘土みたいな嘘が貼り付けられて行って、事件がどんどんわかりやすい形に成形されるのがとてもメディアっぽいなと思った。

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    2025年08月01日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    短編でも読み応え抜群でした。まず事件の内容があって、その後読み進めるとそれぞれの犯人の背景が複雑でした。

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    2025年08月01日
  • ユートピア

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    ネタバレ

    女たちの胸の奥に渦巻くどす黒い感情を見事に描いてくれて気持ちいい。
    普段自分も感じているこの嫌〜な気持ちを文章にしてくれているのを読むことで、なぜか浄化されたような気持ちになる。
    なのでイヤミスを読むと逆に私はスッキリします。笑

    妬みとか、人からこう見られたいとか、そういう欲望から解放されたら、人間もっと楽になれるよな。
    私も「かっこいい人」「すごい人」でいたいと思ってしまっていたので、光稀やすみれの気持ちがわかる…。
    素敵な人ぶっちゃうというか、いいかっこしちゃうというか。
    時にそれがマウントになっていたり。
    結局周りの目を気にせずに自由に生きていくのが1番幸せだけど、コミュニティの中でそ

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    2025年08月01日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    登山と女の一生、女の生き方が絡まって不自然ではないストーリー進行はさすがと言ったところ。ただ山の難所が多すぎる気がして、読んだだけなのに疲れてしまった感もある。装備の必要な本格的登山には憧れるけど、自分には無理だなぁと。
    それでも山ではあれこれ話せるとか、大声で歌う場面には共感できるし、天候に振り回され、人生に振り回されて、それでも進んでいく女性は強い。どんな人生にも価値があると改めて思わされた。

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    2025年07月30日
  • 山女日記

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    山好きは必読。そこに人間ドラマもあってよい。湊かなえさんで、山で、短編集でなくて、1人の人間にクローズアップした長編で書いてほしいなあ。

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    2025年07月25日
  • 往復書簡

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    ネタバレ

    手紙風のギミックを楽しむための作品かと思いながら読んでいると、作風に慣れてきた頃の「十五年後の補習」でやられた。
    秘密や闇を抱えながら、お互いを思い合ってきた2人がとても綺麗で美しかった。どうか幸せであれ。

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    2025年07月25日
  • 落日

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    実はドラマをNetflixで観たので、原作も読みたくなった。(あらすじに映画キャスティング)

    15年前に起きた「笹塚町一家殺害事件」を題材に、新人脚本家(吉岡里帆)と映画監督(北川景子)が事件の真相に迫っていく物語。

    ドラマを先に観ているから全て知った上で小説を読むという形になるが、ドラマはダイジェストだったというくらい、小説の描写は人物の感情などが細部まで掘り下げている感じがした。(こんなシーン無かったなあと思うこともかなりあった)

    北川景子の演じた映画監督の香が、何故昔の事件を掘り起こし映画にしようと思ったのか、吉岡里帆演じる脚本家の真尋の姉の死を何故隠したのか…この話を書くにあたり

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    2025年07月24日
  • サファイア

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    「イヤミス」だけじゃなく様々な魅力が詰まった短編集。解説も必読!

    本の紹介
    綺麗な宝石に秘められた 深い謎と人々の切なる想い。 人間の内なる闇と祈りを描き切る、珠玉の物語。

    あなたの「恩」は、一度も忘れたことがなかっ たーー

    「二十歳の誕生日プレゼントには、指輪が欲し いな」わたしは恋人に

    人生初のおねだりをした・・・・・・(「サファイア」より)。

    林田万砂子(五十歳・主婦)は子ども用歯磨き粉の「ムーンラビットイチゴ味」がいかに素晴らしいかを、わたしに得々と話し始 めたが・・・・・・(「真珠」より)。

    人間の摩詞不思議で切ない出逢いと別れを、己 の罪悪と愛と夢を描いた傑作短篇集。

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    2025年07月19日