湊かなえのレビュー一覧

  • ユートピア

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    3人の女性の個性が上手く表現されていて、その中でストーリーがバシッとハマっていくので、読みやすかったですし、最後までドキドキしました。
    善意と偽善の狭間で揺れ動く気持ちの葛藤と、周りの人たちへの影響がリアルで面白かったです。

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    2025年12月12日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    トンガ島と阪神淡路大震災をモチーフに描く4つの物語。タイトル作の「絶唱」はもしかすると著者の私小説に近く、著者の心の奥底に潜む叫びなのかもしれない。他人からは見えない本人の苦悩や葛藤を著者十八番の一人称視点を重ねることで複眼的に物語を仕立てる。震災を契機に奥底に潜む核が開放され、トンガ島という象徴をもって想いは解放し昇華する。作品の後半、トンガ島の出来事は「そうだった…」と思い出させられるものだが、ゆえに人と人が瞬間瞬間真剣に向き合うことの大切さを気付かせてくれる作品である。

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    2025年12月10日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    前に読んだ彼女の著書「カケラ」「贖罪」と同じく、主人公の取材形式で事件を追っていく流れ。このタイプは湊かなえさんの3作品でしかまだ呼んだことがないが、相手の情報はたっぷり得れるのに対して主人公のことが全くわからないので、後々相手の発言によりタチの悪い主人公だと露呈される。そこを見抜こうとするのが楽しかった。

    「自分の記憶で作られる過去と、他人の記憶で作られる過去。正しいのはどちらなのでしょう。」
    主観と客観は全く異なるのだなあ、と。自分の中に華やかな思い出として残っていたとしても、他人からしたら別物かもしれない。
    噂に関してもそうです。見たもの聞いたものが、どんどん誇張され見栄や妬みが含むこ

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    2025年12月09日
  • 夜行観覧車

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    オーディブル
    こいつ嫌い!こいつも嫌い!うわーやだ!ほんとやだ!って思いながら聴いた
    オーディブル、最高過ぎた。嫌な奴らがより煮詰まってた。

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    2025年12月08日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    「妬みをパワーに消化できないのは大概男」
    この文大丈夫そ?笑
    2013ならまあまだそんな時代でもないか

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    2025年12月08日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    面白かった
    やっぱり湊かなえの作品は続きが気になってページを捲る手が止まらない

    最後の最後まで謎が解けないドキドキ感と資料で謎が解明されていく爽快感がたまらなく楽しい

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    2025年12月06日
  • 暁星 【無料お試し版】

    購入済み

    さすが

    さすが湊かなえさん!という読み心地でした。
    読後感もよかったです。

    #切ない

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    2025年12月06日
  • 贖罪

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    同級生の殺害された姿を目の当たりにした4人の女性の独白で物語は進んでいく。それぞれにいびつな?思考と言動で皆不幸へとおとされていく。やがて不明だった犯人が明らかになった時、タイトルの本当の意味を知る。

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    2026年02月09日
  • 夜行観覧車

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    とっても嫌だった。
    読んでる手が止まらない。読みやすくて、想像が容易くて嫌な気分になりながら読んでた。
    こういう人いるよねとか、こういう状況あるよねとかこの人の気持ちもわかるよねとか……
    さすが湊かなえ先生と言わざる負えない。最高だった

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    2025年12月05日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    友人からのお勧めで読んだ本。
    のっけから漂う不穏な空気がたまらない。
    次々に出てくる色んな人の証言に目が離せず一気読み。
    後半は事件に関するコミュニティサイト、雑誌、新聞、ブログのページを関連資料として読む構成になっているのがおもしろい。
    量が多くて読むのはちょっとしんどかったけど、人々が勝手な憶測で加熱するところにリアリティがあった。
    犯人の動機はちょっと弱いように思った。

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    2025年12月03日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    ネタバレ

    トンガと災害のお話。
    それぞれの喪失と再生のお話。
    外からじゃ語る資格ないって本当に思った。もっと深い傷を受けている人、もっともっと深い傷を受けている人なんて無限にいる。
    湊かなえ作品の中でトップレベルに好き

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    2025年12月03日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    高校の放送部を題材とした湊かなえ氏の作品。微かに負の感情を混ぜつつ文化部の青春という要素を描き、イヤミス感のない爽やかな読後感。
    「ラジオドラマ」という他ではあまり見ないテーマだが、著者のデビューでもあるこの領域に対する思い入れがうかがえる。「物語のおわり」で見たようなパン屋の先生など他作品とのつながりも感じられて面白い。

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    2025年12月01日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    週刊誌のライターに取材を受けてる人の語りで展開するミステリー
    ちょっとずつ当事者たちの人柄がわかってきたり印象変わってきたりするのが面白かった

    しゃべった内容からかなり嫌な切り取られ方をして記事になっているのとか、そもそも取材だからって盛って話しちゃうのとか人間のよくないところをすごく感じた

    結末本当に予想してない方向で、本当にびっくり。

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    2025年11月27日
  • リバース

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    ネタバレ

    おもしろかった。何か教訓めいたものを得たというよりは、ただただ面白いミステリだった。最後の一文には驚かされた。人を色で例えると、広沢は、相手に合わせて相手の色に染まることができると言う理由で、透明だと言うのは上手く言ったものだなと思った。広沢には共感できたが、深瀬、古川には共感できない。カーストを気にして上カーストの人とつるもうなんて思ったことがないし、相手は優しいから自分とつるんでいるなんて思ったことがないから。実際そうだと思うし。広沢は結局海外のどこに行きたかったのかとか、ほっぽり出されて回収されていない伏線があったのは、少し残念だった。あと、文章が読みづらかった。

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    2026年03月09日
  • 夜行観覧車

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    ネタバレ

    父が母により殺されたエリート一家。
    エリート一家(その子供たち)からの視点と近所の人視点が章ごとに変わり面白さを感じた。
    家庭の事情は当事者しか分からないし、何処で相手の気持ちを逆撫でするか分からない…それを感じさせる本だった。
    エリート一家の母が話にほぼでてこないのも興味深かった

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    2025年11月25日
  • 往復書簡

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    すごく読みやすい、のに、惹きつけられる物語。
    手紙のやり取りの中で、少しずつ明かされていく真実。
    それぞれの思惑が少しずつ露わになっていく感じがぞくっとした。

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    2025年11月24日
  • カケラ

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    人はそれぞれパズルのピースであり型にはまらないとその場にいずらい社会であるがそのピースが均等なものではなく複雑なピースで交わっていきたい。

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    2025年11月24日
  • ユートピア

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    この物語は田舎の港町で、3人の女性がさまざまな経験や子どもたちを通して個々の心情や他者との関係の変化をかいている。
    この物語を語る上で「翼」という言葉は欠かすことができない。この言葉の意味は彩也子の書いた作文で述べられている。人はみんな片翼であり誰かと繋がることで一緒にどこまでも遠くへ行ける。この物語ではこの言葉が良い意味でも悪い意味でも表れている。
    田舎と人の繋がりとなると悪い意味で捉える人も多いだろう。当然私も同意見だ。そしてこの物語でも同様に噂や陰口なんかがたびたび表れて不快感があるシーンも多々あった。だがこの本を読んでそれは田舎だからという理由ではないのだろうと思った。それは「都会では

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    2025年11月24日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    人間交差点。(大体の小説がそうだから、1行無駄使い)

    震災や南国の島が舞台。心の窮屈さ=逃げ場となりうる南国の楽園。

    言動の裏に利他があるか利己があるか、、ただ見た目では分からないのが他人の気持ちと過去。(大体の小説がそうだから、全文無駄使い)

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    2025年11月22日
  • 落日

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    実際に起こった事柄が事実、そこに感情が乗っかたものが真実
    真実を紡ぎだしていくクリエイターはすごい

    辛い事実から自分や大事な人を救うために、
    自分たちの見たい世界を見たり、
    一方では真実をまっすぐに追い求めたり、
    様々な人の様々な闘い方に触れることができる

    たとえば辛い事実に直面したときに
    私はまっすぐ真実に向かっていけない気がする
    一時間前を創った監督も
    笹塚町一家殺害事件を描けた真尋も
    事実に向き合って真実を紡いでかっこいい

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    2025年11月21日