湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ひとつの事実が、語り手により全く異なる受け取り方をして語られる。登場人物の誰もが正しく、同時に間違っている。
ミステリー要素は弱く感じてしまうものの、人間の主観がいかに都合よく事実を歪めるかという点においては非常にリアルで、よく出来た構成だと思う。
ものごとにおいて何が正しいかは当然人によって違うが、傍からみればおかしいのにそれを正しい愛だと信じて疑わないこの作中の母親(「母の手記」の語り手)が、自分の母親に似ていて、読んでいてしっかり精神的苦痛を感じた。
感情を動かされたという点では良かったのだけど、終わり方がすこし綺麗すぎる気もする。もっと不幸であってほしかった。 -
Posted by ブクログ
人間標本
湊かなえ
角川文庫
生きているうちに、外に放してやりなさい。かわいそうだから。
自分が殺めてしまった命。
標本を作ってみないか。生きている蝶は神のもの。だが、標本にすればおまえのものだ
もう一方の手で…、蝶の胸を軽くつぶした。
知的好奇心の心の種になるのではなく、猟奇的思考の種になるなどとは想像もせずに。いや、違う。父は私に託そうとしたのだ。自分が押し殺している欲望を。
人間も一番美しいときに標本にできればいいのにな
実体験は想像を凌駕する
蝶にはこう見えている、はずなんだ。
もともと蝶の重さなど意識したことはなかったが、生きているときよりも軽くなったように感じた
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Posted by ブクログ
ストーリーの満足度高い
最初はタイトルの意味がわからなかったけど、なぜこのタイトルなのか。
読み終えると見えてくるものがあります。
_さて、あなたはどう感じますか。
ぜひこの世界に入って、妹のゆいこと共に答えを導き出してほしい。
心理系ミステリーが好きな方は、おすすめ
個人的な感想....
まず、スミマセン、、
総合的にはいいんですけど、個人的には「うーーーーん。。。。」という感じでした(-_-;)
題名に納得はできたし、終盤差し掛かるにつれて盛り上がったけど、
私はそれぞれの心情を捉えきれなかったので、面白さを見出せなかった。。
感情推測したりするのが苦手な人は、読み終えてもスッキ