湊かなえのレビュー一覧

  • 落日

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    最初に描いていたサラちゃんは、どんどん歪んでいく。点と点を繋いで徐々に明らかになるという構造が面白かった。全てが分かった時には全く別の物語となっていて、不思議な感覚を得ました。

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    2026年05月30日
  • 未来

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    胸糞悪い部分がほとんどだけど、少し優しい部分もありました。全体的に中途半端な印象で、エンタメに振り切るなら振り切ってほしかったと思いました。多分、伏線回収のミステリーがメインだったと思います。

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    2026年05月30日
  • Nのために

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    ネタバレ

    読みやすかったが
    勝手に期待しすぎてるとこがあって☆3
    一人ひとりエピソードが胸が痛かった
    ミステリーというより
    切ない恋愛ストーリーだったかな
    杉下と西崎は幸せになってほしい

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    2026年05月29日
  • 母性(新潮文庫)

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    ひとつの事実が、語り手により全く異なる受け取り方をして語られる。登場人物の誰もが正しく、同時に間違っている。

    ミステリー要素は弱く感じてしまうものの、人間の主観がいかに都合よく事実を歪めるかという点においては非常にリアルで、よく出来た構成だと思う。

    ものごとにおいて何が正しいかは当然人によって違うが、傍からみればおかしいのにそれを正しい愛だと信じて疑わないこの作中の母親(「母の手記」の語り手)が、自分の母親に似ていて、読んでいてしっかり精神的苦痛を感じた。
    感情を動かされたという点では良かったのだけど、終わり方がすこし綺麗すぎる気もする。もっと不幸であってほしかった。

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    2026年05月28日
  • 未来

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    イヤミスの女王である著者の作品でしたが、今作はそこまでイヤミスではないように感じました。
    ただ、最後が特別に嫌な感じではなかっただけで、最初から最後までずっと嫌な感じが続きました。
    しかし構成力は本当に素晴らしくて、よくこんな発想ができるなと、読んでいて感心しっぱなしでした。

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    2026年05月28日
  • 人間標本

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    人間標本
    湊かなえ
    角川文庫

    生きているうちに、外に放してやりなさい。かわいそうだから。

    自分が殺めてしまった命。

    標本を作ってみないか。生きている蝶は神のもの。だが、標本にすればおまえのものだ

    もう一方の手で…、蝶の胸を軽くつぶした。

    知的好奇心の心の種になるのではなく、猟奇的思考の種になるなどとは想像もせずに。いや、違う。父は私に託そうとしたのだ。自分が押し殺している欲望を。

    人間も一番美しいときに標本にできればいいのにな

    実体験は想像を凌駕する

    蝶にはこう見えている、はずなんだ。

    もともと蝶の重さなど意識したことはなかったが、生きているときよりも軽くなったように感じた

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    2026年06月08日
  • 母性(新潮文庫)

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    かなえさんの作品を読むのは2作目ですが
    世間一般の目からみた人間の歪みを中心に進んでいく面白さがあり狂気じみた怖さを感じるが
    冷たさだけでなく、ちゃんと愛を感じられるから不思議だしつい、のめり込んでしまう

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    2026年05月28日
  • 母性(新潮文庫)

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    女性なら、子を産んだら母性を持つものだという決めつけられた読者自身のバイアスが、
    この物語の歪みを際立たせると感じた。

    より母性というキーワードを強めるため、
    キリスト教であるという設定も効果的。

    この、それぞれの感性がそれぞれの感性とすれ違い、誰も悪くないのにみんなが悪い、
    というような報われなさは、
    母性に限らず、現代人の生きづらさの原因の一部なのだと思う。

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    2026年05月27日
  • 人間標本

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    前半を読みながら、とんでもない猟奇殺人の話だなと思っていた。でも決してそれだけでは終わらない。後半を読み続けて行くうちに、やはりどんでん返しきたなと気づくがさらに、、、ただの気持ち悪い殺人時間の話ではない父と息子の話でもある。

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    2026年05月27日
  • 少女

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    ネタバレ

    デビューから2作目ということで、『告白』くらい濃い内容かと思って読んだけど、予想よりちょっと薄めな内容だった。
    語り手の視点がコロコロ変わったり、2人の少女の周囲にいる人たちが関係し合って、一つの結末に向かっていく展開はさすがの湊かなえ節。
    終章が冒頭の人物と同じで、彼女が死に向かうというところまでは予想できず、読み応えはあった。しかし、電車で移動中に結末を読んでしまったため作品の世界観に浸りきれず、完全燃焼にはなれなかったのが正直なところ。ミステリーを時間潰しで読むものではない。

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    2026年05月27日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    一時期湊かなえ著書ばかり読んでた時期があって久しぶりに。誰それの姉やら妹やらが沢山出てきて脳のキャパが狭い私には理解するのが難しい部分が多々。ページをめくり直して何度か読み直してなるほど!と納得。と同時に絶望。緻密に計算された素晴らしいストーリーでした。

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    2026年05月27日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    成熟できていない母と、母の愛を乞う娘のすれ違う想いがただただ重かった。結末だけ、救われたような思い。

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    2026年05月27日
  • 未来

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    話が重く深い、女子の親となった自分には
    非常に重くつらく悲しい話が多かった。
    あとがきを読み、筆者の伝えたいことを多く感じた。映画にもなるらしく、映画もNetflixに来たら見たいなと思った。


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    2026年05月27日
  • 人間標本

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    以前、動画で既に観ていたので内容については大きな驚きなどは感じられなかった。想像する描写も宮沢りえとか出てきて、以前観た映像に引っ張られる感じで読み進めていた。
    若干違ったのが生徒たちの年齢が映像だと大学生くらいだったのに対して、本では中学生。やはり、アマプラとはいえ中学生を標本にするのはやばかったのか。
    映像を見ずに本を読んでいればもっと面白く読めたような気がします。

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    2026年05月27日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ストーリーの満足度高い
    最初はタイトルの意味がわからなかったけど、なぜこのタイトルなのか。
    読み終えると見えてくるものがあります。

    _さて、あなたはどう感じますか。

    ぜひこの世界に入って、妹のゆいこと共に答えを導き出してほしい。
    心理系ミステリーが好きな方は、おすすめ


    個人的な感想....
    まず、スミマセン、、
    総合的にはいいんですけど、個人的には「うーーーーん。。。。」という感じでした(-_-;)
    題名に納得はできたし、終盤差し掛かるにつれて盛り上がったけど、
    私はそれぞれの心情を捉えきれなかったので、面白さを見出せなかった。。

    感情推測したりするのが苦手な人は、読み終えてもスッキ

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    2026年05月27日
  • リバース

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    文庫の解説に、作者のインタビューのなかで「広沢くんは〈鏡〉であったらいい。〜あまり色がつきすぎている人物ではいけない」とあった。
    確かに、何考えているか本当のところが掴みにくい人物と描かれているけど、広沢がちゃんと周りにもう一歩踏み込んで話していれば、いらぬ誤解も無いし、最後の結末を迎えないで済んだのでは?
    言葉が少なすぎるのも罪だと思う。

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    2026年05月26日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    短編集のため、ミステリーが無い分、最後に嫌な気持ちになる話。
    主人公たちには同情してしまう。
    湊かなえ先生は親子題材にした話が多いなと思った。こころの闇の表現がすごい上手。

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    2026年05月26日
  • 未来

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    ネタバレ

    子供達がひどい目にあうため読んでいて辛い。こうじゃなければいいな、と予想した展開がどんどん起こる。
    ラストは希望のある結末でよかった。
    ひどい展開ばかり集めた話だなと感じていたが、あとがきを読んで納得。

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    2026年05月26日
  • 境遇

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    犯人が誰なのかというのがちょっと分かりやすかった気がする。なんかあっさりと終わってしまったような感じで、後日談的なものが欲しいなあという感じでちょっとモヤモヤしたのが残念かな。

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    2026年05月26日
  • 告白

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    ネタバレ

    未読だと思っていたけど、読んだことがあるような気がする…?
    登場人物みんな欠けているところがあって、その欠け方がやっぱり中学生なんだなあと思った。
    最後まで読んで先生は徹底的に復讐するつもりだったんだと分かってすこし意外だった。

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    2026年05月26日