湊かなえのレビュー一覧
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ネタバレ─〈海の騎士たちよ、珊瑚の女王はなぜ死んだ?〉
浜崎朔也は海洋学部で学び旅行代理店を経て、満を持して
ウェルネス・ツーリズムの会社「海の王国」を興した。
幼い頃からの夢がようやく形になりかけた矢先、悲劇が起きる。
希望が燃えたあと、遺されたのは八人の騎士と、珊瑚の王女と白い騎士のいない海の王国。
それは煌めく思い出とやさしい嘘とせつない愛に満ちたやさしい城。
そして、希望はふたたびうまれる。
虹よりも鮮やかな橋が架かる。
翔と朔也は互いに互いを窮地から救っていたのはすげーよかった。そのあと全てを知った親父さん含め。いくら大切でも罪をかぶって罰を受ける機会や償う機会を奪ってはいけない。大切だからこそ。
……わたしは翔がすきだ。お前は海の男だよ……翔。
ブロマンスミステリと帯にあったが、個人的ブロマンス判定はグレーです。 -
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ネタバレどこまで証明できれば本物の姉なのか。果たして本物って何なんだろうか?
8年間一緒に過ごした血の繋がってないほうが本物の姉なのか、失踪後に帰ってきた血の繋がったほうが本物の姉なのか。
血が繋がっていることだけが本物の家族ではないと言うなら、何があれば本物の家族なのだろうか。
過ごした時間?それなら(旧)遥のほうが過ごした時間は長いはず。どちらをとっても(旧)遥のほうが本物と説明がつく。
だけど(旧)遥は、8年間育ててくれた母からは興味を失われ、安西家に来てからは結衣子含めて家族から疑われ続け、一生を「偽物」扱いされ続けてきた(旧)遥、疑い続けたが最後は豆の上に何重も布団をかけたように心にしまった結衣子。
真相がわかった後は書かれてないが、この後安西家はどうなったのか。
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正直、なぜこの本がそれほどまでに高評価を受けているものなのかは分からなかった。
湊かなえさんの作品を読むのは初めてで、心理サスペンス小説も初めてなのであまり全体を上手くつかめず、面白さを理解できなかった部分があるかもしれないし、難しいと感じた。
こんなに登場人物全員に共感できない物語は初めてで、多少は殺人犯の心理ってこういう風になっているのかな、と感じた部分もあったが、終始ほぅ。という感じだった。特に衝撃的な結末でもなかったし、前回読んだ本が非常に面白く、情景描写やすごく繊細に描かれていたからか、比べてしまって、この本は細かな部分の詰めが甘い(ほんまに自分何様すぎるほんまにごめんなさい)と感じる部分がいくつかあった。とにかく自分が刺さるジャンルでは無かったし、最後の文を読んでむずー!と言ってしまうくらいには難しいと感じた。またもっと色々な本を読んだ後にもう一度読んでみようとだった。 -
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登る山の難易度が上がるにつれて
女性たちが抱える人生の悩みもより深くなり…
それでも包み込んでくれる山の静かな包容力に
胸が打たれる味わい深い作品でした
イヤミスじゃない湊かなえさんもすごくイイ〜!
険しい道のりに足を踏み出すなかで
山は何も語らず ただそこにあり…
彼女たちの複雑な感情も迷いもすべてを
静かに受け止めてくれる…
山頂に立ったとき 夕日に
照らされる美しい残照のなかで
「苦しかった過去も無駄ではなかった」と思えるような解放感と温かさがあり…
山が見せてくれる景色が
迷える背中を優しく肯定し
これから歩むべき道を
そっと照らしてくれるような
深い感動を味わえました
読後はすっ〜と心が軽くなり
山を歩きたくなる作品でした! -
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点数が低い理由は湊かなえらしさを求めた結果…なんだと思う。
そんな私はこの作品に湊かなえらしさを求めなかったことで割とサクサク読むことができた。
ハッピーエンドかと言われればそうではないけど、決して嫌な気持ちで終わる救いのない物語ではなかった。
朔也を中心にした夢を本気で実現する人たち、登場人物それぞれの視点で描かれているから最初は時系列が???と混乱したが建付に慣れれば一人一人の性格がよく描かれていたし、ちょっとずつ気になることが積み重なっていくような仕上がり方は見事だなーと思った。
朔也みたいな人は稀有!
そして大人になってから共に夢を追いかける仲間の存在も稀有!
色んな意味でおとぎ話のような王国の様子を読ませてもらった感じです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレさすが湊かなえだなという構成。
ただ、前半部分(榊の手記)が長いのと、文字では蝶の見た目をイメージしにくく、退屈に感じる部分が長かった。
(ドラマはかなり忠実につくられていて、やはり映像の方が理解がしやすい。)
最後のどんでん返しは良かった。
犯人のことも含め、母留美から与えられた課題で、才能が目覚めた、ギフトが与えられたという内容も面白い。
ポルトガル語で話すという部分も面白かった。(ドラマでは特にこの描写がなく残念)
ただ、最後まで、なぜ至がそこまで杏奈に協力したのかということの理由があまり感じられなかった。
(最後息子の名を叫ぶ西島さんの演技最高でした)