湊かなえのレビュー一覧

  • 人間標本

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    ネタバレ

    タイトル通り「人間標本」を作るという内容だが…最初は、ただの異常犯罪者の連続殺人でその手記を読んでいたと思っていたが、次の章へと順番に読んでいくうちに「あれ…?」となっていき、最終的には数人の思いと事情が重なった悲しい結末だった。

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    2025年12月29日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    ・「タイムカプセルの八年」辻村深月
    大学講師の孝臣には妻の温子と小学校の教諭になった幸臣という息子がいる。
    幸臣が小学6年の時に親父会に参加することになった孝臣は、小松ユカリの父親や洋菓子屋の主人、沢渡などと交流をもつようになる。その時の担任が比留間先生で、彼に憧れて幸臣は小学校の先生になりたいと話すようになる。タイムカプセルを埋めるといっていた比留間は土に埋めずに学校を移ったと知った孝臣は(幸臣は後輩に知らされる)、息子達に黙ってに親父会のメンバーでタイムカプセルを探しにいき土の中に埋めた。息子が憧れていた比留間先生が埋めてくれたことにして。
    親父会メンバーで時々集まることにな

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    2025年12月28日
  • 人間標本

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    読み続けるのがつらいなぁと思う話だったけど、それでも気になって一気に読み切ってしまう文章を書ける湊かなえは凄いなと。

    私は人間を標本にしたいと思ったことはないので、自分とは全く考えが違う、住んでいる世界が違う人の思考を見ている気分になった。理解は出来ないけれど興味深かった。

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    2025年12月28日
  • 夜行観覧車

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    外から見れば理想の家庭。でも内側まで理想とは限らない——湊かなえ『夜行観覧車』を読んで、改めてそう思った。

    高級住宅地という“きれいに整った場所”ほど、体面や比較が静かに人を縛っていく。誰の視点から見るかで印象が変わる構成も、現実の社会そのものみたいでぞっとする。

    なかでも心を掴まれたのは子どもたちだった。親の願いや理想が先に立ち、子どもの感性や個性が置き去りにされていくとき、家族の歯車は少しずつ噛み合わなくなる。もし「それも君の力だね」と受け止められていたら——そんな“もしも”が胸に残る、苦くて切ない物語だった。

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    2025年12月27日
  • カケラ

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    自分が好きな自分でいることが一番大切だと思っているものの、そうしていると周りからの評価や見られ方は思っているものと違ったり
    自分視点と相手視点が違うことは当たり前なのだから、それに一喜一憂するのは馬鹿らしいなと思いつつやっぱり気になってしまったり

    考えれば考えるほど考えたっていいことないなと思う

    さまざまな人の視点から語られる物語は読むのが難しかったけど、本書を読んで"見た目"について考えるいいきっかけになった
    それぞれの登場人物に少なからず希望があってよかった

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    2025年12月27日
  • 人間標本

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    インパクト大の興味をそそるタイトル。
    気になっていたので文庫化で即購入。
    序盤は淡々と進んでいき拍子抜けした感もあったが
    後半、あの驚愕な真実が待っていると思うとなんだか納得。淡々としていた分、グロさなどはあまり気にならなかった。
    おぞましいタイトルから連想される感情とは裏腹に
    親子愛に富み、何とも哀しい結末。何度も疑ってかかる自分がいて、その度に裏切られる展開。
    結局、印象に残るのは史郎と至の親子であり、至の父への最後のメッセージが…何とも言えず心にささる。
    微笑ましい親子だったがゆえに、両者の感情を思うと心をえぐられる。今回も痛烈なイヤミス感だった。

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    2025年12月27日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    ボタンの掛け違いかのように5人の人生が不幸へと連鎖していく、作者お得意の他人の事をわかっているつもりでも実際はわからないから結果的に不幸へ突き進んでいくパターン。まぁ犯人の存在感のなさが残念

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    2025年12月26日
  • リバース

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    なんか予想できた展開だなと思っていたが、ひとつ予想できなかったことが出てびっくりした。
    でもちょっと腑に落ちない。

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    2025年12月26日
  • 夜行観覧車

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    ネタバレ

    いろんな必然が相絡まって夜行観覧車。
    そりゃヒステリックすぎるよ、お子さま。
    そして、引き金は誰が引くかよくわからないというのは、よくあることなのかもしれない。

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    2025年12月25日
  • 往復書簡

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    今まで読んだ湊かなえ先生の作品の中で一番ドロドロしていない短編集に感じた。
    メール等と違い、すぐには返事がこない手紙がキーポイントだと思う。
    でも湊さんのはもっとドロドロしていてほしい。

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    2025年12月25日
  • 少女

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    「死」への興味に悪意があって、高校生ともなると一通りのことが出来るから、悪意を隠すのも上手いし、気味の悪さだけが残った。

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    2025年12月25日
  • 人間標本

    ネタバレ 購入済み

    映像のほうもあとから見ましたが小説より映像映えする作品でしたね。
    二転三転するようなストーリーでした。驚きはあるけど、登場人物全員に感情移入ができない。
    主人公も息子があんなことしたと思いこんだからってそう簡単に実行できるでしょうか。切ないというよりはなんだか愚かで可哀想。

    #ダーク

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    2025年12月25日
  • 母性(新潮文庫)

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    母親の手記と娘の回想で物語が進行する。

    母親は自分の母から授かったような愛情を注ぐのだが、娘にはそれが充分に伝わっていないと感じ、絶望感に陥る。
    娘は母親から愛されていないと感じ、自分に愛情を向けてもらうように努力する。
    しかし、お互い不器用で真逆な受け取り方をしてしまい、溝は深まっていく。

    「母性」とは何かと考えたとき、言葉の定義はわかるものの、男には説明し得ない概念だと感じた。

    子育てをしているお母さんと思春期の娘さんが読むとより共感できるのではないだろうか。

    悪者として書かれていた義母視点があっても良かったと思う。
    義母の実の娘達への甘さもまた母性だからだ。

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    2025年12月24日
  • 告白

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    子供を殺された教師の苦悩と復讐劇
    各章が登場人物それぞれのエピソードとなっており、物語が展開されていく。
    イヤミスと言われている作品らしいが、読後感は割とスッキリ感があり、とても読み応えがあって良かった。
    小説を読んでいて初めて、ページを捲るのが怖いと思った。
    人気作品なので色々と考察がされているが、確かに自分も『うん?』となるところは1点あった。
    少年法に守られた殺人者に本当の意味で罪を償わせるには、そうするしかないんやろな、と納得できる結末であった。
    この作品を読んだ人達と、それぞれ疑問に思った部分を話し合えたら面白いだろうなと感じた。

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    2025年12月24日
  • 人間標本

    ネタバレ

    やっぱりなぁ

    やっぱり、ラストにどんでん返しがあるよなぁ。
    いままでの作品よりは感動しなかった。

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    2025年12月24日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    湊かなえらしい、いい作品だったと思う。どんでん返しは言い過ぎかもしれませんが、何となく感じる引っ掛かりをサラッと回収してくれる。
    色彩の描写が多いので映像化しても見応えのある作品になりそうだなと思っていましたが、すでにドラマ化されておりそちらも見たくなった。

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    2025年12月23日
  • 贖罪

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    「贖罪」自分の犯した罪や過失を償う事。
    ある夏の日、5人の少女達の内、1人が惨殺される。その出来事は残された少女達を15年もの間、苛まさせる事に。
    彼女達のその後と贖罪のカタチとは?また人間の心のカタチとは?
    代表作「告白」に似た構成
    これぞイヤミス女王作。

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    2025年12月23日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    湊かなえさんの本を初めて読んだ。
    イヤミスの女王と呼ばれていることから、結末にヒヤヒヤしていたけれど…思ったよりスッキリする結末で、少しホッとした。
    今度は、もっと湊かなえ節の効いた本を読んでみようと思う。

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    2025年12月22日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    みどり屋敷に住む弥生さんとそれを取り巻く人々の物語。

    弥生さんの日記を読み進めて判明する衝撃の真実が面白かった。菊枝さんと交換家事を行い、仲良くなっていったかと思いきや、突然交換家事を終わりにしたいと告げられ、最後の挨拶に行った日に弥生さんの義母が階段から落ちて亡くなってしまう。
    なんと階段にはコードが貼ってあり、そのコードは弥生さんの夫が、姑が階段を上がれるのかどうか確かめるために仕掛けたものだった…
    色んな不協和音が重なっておきてしまった悲しい結末に、心がざわついた。

    邦彦があまり魅力的な男性に感じられなかった。(介護をお嫁さんに押し付ける、実は弥生さんを好きだった)
    美佐は他人に首突

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    2025年12月22日
  • 少女

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    ネタバレ

    終盤にかけての怒涛の伏線回収に、あれもこれも繋がっていたのか‼︎と驚きました。普通そうな少女達であっても、ほんの小さな選択の差によって、辿ることになる運命は大きく変わるのだなと思わされました。自分がその選択を取らなかっただけで、由紀や敦子や紫織や星羅のような少女達は違った選択をした結果の自分なのかもしれないな…と思いました。

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    2025年12月21日