湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
数年ぶりに湊かなえさんの本を手に取りました
自分の中で何故か封印していたんだけど
タイトルと装丁を見て物凄く読みたくなった
正直な感想を言うと冒頭数行で
読み切れないかもと不安になりつつ
兎に角ゆっくりゆっくり読み進めようと
10日以上かけて1小説ずつ読みました
後半のラスト近辺までモヤモヤしたり
??になったりちょっと胸糞だったり
感情がアチコチ行ったり来たり。
読みにくくもない代わりに、ついラストに向けて
どうなるかばかり考えてしまって
向き合うのに苦労した。
結論としては、湊かなえさんの著書は
ものすごく欲した時に読めたらいいなと。
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Posted by ブクログ
ネタバレいわゆるどんでん返しがあることを知った上で読み始めたのだが、最初は純粋に巧みなテキストをじっくりと楽しんでいたのに、例の紙の出現以降まったく浸れなくなり、プロットを確認するためだけの読みになってしまった。「あ、これはミステリのためのミステリだ」と察してしまったのだ。「つまり、ここから先は徹頭徹尾目眩しってことだ」と。そして、実際にそうであった。その後繰り広げられる「いやな告白」と真相、あるいは謎そのものとは、実は大した関係が何もない。それを確認してからでないと、内容に真面目に取り組めないという判断だった。だが……肝心の「いやな告白」の部分が……他人事だった。きっとそれはとても生々しく、精緻に人
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Posted by ブクログ
ネタバレ一人一人の過去を聞かされる度に、有羽が自殺した理由は、想像からコロコロと変わっていった。
それこそ高校の担任の話を聞いた時は、まんまと母親のせいだったのではないか、と思わされてしまった私は、結局他人が人の幸せにとやかく言う権利はないことを身をもって体験させられた。そして大人同士が心に秘めたそれぞれの事情のせいで、ひとりの子供が自死に追いやられていた。有羽の育ての親でさえ、憧れの千佳さんの夫に好意を抱いていた。そして、それが原因で、最後有羽を自殺に追い込んでしまった。
美醜だけではなく、貧富も、地頭の良さも、生まれつき差があることはいくらでもある。学歴だって、いくらでも差がついてしまう。だけど -
Posted by ブクログ
ネタバレ弟からもらったので読んでみました。
以前ドラマにもなったお話だそうですが観てなかったな。。
時系列をバラバラにしたり、登場人物の人間関係が入り組んでいたり、複雑な仕掛けがちりばめられていました。ラストですべてが明らかになって腑に落ちる、ということを著者は狙っていたのだと思います。
でも、仕掛けが複雑すぎてきちんと理解しきれてなくてモヤモヤ。すべてが明らかになっても「あーそうか」と思うだけでモヤモヤは払拭できなくて感動したりは出来なかった・・
それよりは、器の小さい人、身勝手な人ばかりが出てきてモヤモヤ。
更に、自分は全く知らなかったことに対して、親からの恨みの世襲とかって現実にあるの?命 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今年実写化すると知って読みました、久しぶりの湊かなえ作品でした。
終始苦しくてしんどかった。でもなぜだか読み進める手を止められなかった。彼女たちの背負っているものを少しでも受け止める気持ちでした。どうにか救われてほしいという気持ちでした。でも20年後の未来からの手紙の真相に、正直残念な感情を抱いてしまいました。小説なんだからファンタジー要素あってもいいのになと思ってしまいました。父親と母親の過去も、こんなしんどい設定よく思いつくなというくらいに未成年が背負うにはしんどいことだらけでした。その先の未来も知っている分、もっと救われてほしい気持ちでした。だからどうか、信頼できる大人が見つかっています -
Posted by ブクログ
贖罪の後に読んで、湊かなえ作品に期待しすぎたからか、登場人物の心情にリアリティを感じられない箇所が所々にあった(下記具体↓)
・人の死を目の当たりにしたいって学生はいると探せば思うけど、実際にボランティアに応募するとか自分の性を売ってまでそれを叶えようとする人なんているのか?
・処女卒業をおっさんで果たすのが嫌だ、というのはわかるとして、それの回避策として好きでもない人で果たす、っていう思考回路になるのがよくわからん
・35のおっさんになぜか恋してしまう登場人物に共感できなかった
ラストの遺書の部分でどんでん返しとかいうか、1番最初の伏線回収が見事だなと思ったけど。
正直隠キャ・非モ