湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子供たちがなぜお互いをよすがにしていたのかヒントはあったけど、明確には見えなかったのがなぜだが不気味。
田舎に住む人が抱く都会への憧憬や自分のことが近所中に知られているという閉塞感、陰口が聞こえても構わないというような配慮の無さに辟易する感覚はわたしも田舎出身だから分かる。と同時に東京に出てきて数年が経ったので田舎にこそ、なにか自分の求める居場所(ユートピア)があるのでは無いかという気持ちも同時にあるよねという感覚がある。
私たちはいつもここにない場所に自分の求めるものがあるのでは無いかと、ありもしない理想郷を夢想する。(ここに無いから夢想できる)
ザラッとした後味の悪さの残る話でした。 -
Posted by ブクログ
湊かなえのブロマンス小説との事。9人でてくる男性の視点それぞれで語られる真実。誰が女王を殺したのか?
最初は少し読みにくかったのだけど、徐々に人間関係や何が起きたのかが、明かされていくうちに、次が気になって読み進んだ。何があったのか、それぞれ何を隠していたのか少しずつ語り部の視点から明かされていく。それぞれ後悔を告白していくが、希望のもてる終わり方になっていた。
事件?事故?の真相はおそらくこうなのかな?!ではっきりとは語られない。
でも、そのほうがリアリティがある気もする。事件の真相よりも皆の心を救いたかったのかも?!ブロマンスの捉え方しだいなような気もするが、ブロマンスではあるかな?!
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Posted by ブクログ
ネタバレいろんな意味で理解に苦しんでる…
主要人物それぞれが「Nのために」したことが、全部ちょっとずつうまく噛み合わなくて起きた事件?
誰もなんにもしなくても、野口夫婦は遅かれ早かれこうなっていたのでは…
野バラ荘は誰もなんにもしなくても買い取られることはなかったし、火事(放火?)の犯人はNじゃない。
そしてNは、家から逃げたいとも思っていなかった。
みんなが「Nのために」したことって、ぜんぶ無駄足だったんだなって印象。
最初のほうまで安藤は女だと思って読み進めていたのがあとから男だと知って「今後の展開に関わるのかな」と思ったら何にもなかったのもびっくり。
…これはただの、私の思い込みのせいか(