湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
湊かなえさんの文章が好きだ。
ありありと伝わる情景、説明口調じゃないのにわかる描写。
以前、告白を読んで衝撃を受けて以来、久々に読んだ。
正直、ストーリーはそこまでではなかった。告白のショックと面白さがヤバかったので、期待が大きすぎたかもしれない。
帯に書かれていた大どんでん返しってほどのオチは結末になくて、ある程度予測できた結果。
ただ、結衣子の気持ちとか語彙力、感性の鈍さあたりと、だからこそ殻に閉じこもる性格になってしまった背景、母親の世間知らずさとメンヘラ感など、人物像がとても的確でよかった。
人が家族とか兄弟と認識するのは血の繋がりだから、なのか?それとも一緒に過ごした時間なのか?
あの後、衝動的に動いた結衣子がどうしたのかは、読者それぞれが考える世界なのかな。
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Posted by ブクログ
山頂に立ったときの解放感!
山が背中を押してくれる感動の連作短編集
人間関係や人生の悩みを抱えた女性たちが
それぞれの思いを背負って山に登る連作短編集
嫌なことやモヤモヤを抱えていても
一歩一歩足を前に出し続けるうちに
不思議と心が澄んでいく過程が
とても丁寧に描かれていて…
息を切らしながら登りきり
頂上にたどり着いた瞬間に広がる
絶景と圧倒的な達成感〜!!
毎日色々あるけれど…
明日からまた前を向いて歩いていこう!!と
思わせてくれる山の魅力と美しい景色が
本の向こう側に見えた気がして…
私も登山したくなりました〜!!
苦しい登り坂の先には
必ず素晴らしい景色が待っている!
人生の励みにもなるような…素敵な作品でした! -
Posted by ブクログ
ドラマ『Nのために』が好き過ぎて、これが、イヤミスの女王湊かなえの作品?と思い、原作を読んでみた。
小説は、ドラマよりイヤミス要素が高い。登場人物の独白、というか、たぶん警察の取り調べに答えてるという設定なのかな?
ドラマを観ていたら、そんなふうには描かれてなかった気がするけど?というようなことがあって(起こった事柄はほぼ変えていないが、それに対しての感想とかが違う。まさにイヤミス)
事件としてはとても単純なんだけれど、その裏には、いろいろな愛の形があり、愛のために動いた、ってことなんだな。
それにしても、この小説を、あの素晴らしく感動的な脚本にした奥寺佐渡子、演出の塚原あゆ子は凄い才能の持ち主であると思う。