湊かなえのレビュー一覧

  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    湊かなえさんの文章が好きだ。
    ありありと伝わる情景、説明口調じゃないのにわかる描写。
    以前、告白を読んで衝撃を受けて以来、久々に読んだ。

    正直、ストーリーはそこまでではなかった。告白のショックと面白さがヤバかったので、期待が大きすぎたかもしれない。
    帯に書かれていた大どんでん返しってほどのオチは結末になくて、ある程度予測できた結果。
    ただ、結衣子の気持ちとか語彙力、感性の鈍さあたりと、だからこそ殻に閉じこもる性格になってしまった背景、母親の世間知らずさとメンヘラ感など、人物像がとても的確でよかった。

    人が家族とか兄弟と認識するのは血の繋がりだから、なのか?それとも一緒に過ごした時間なのか?
    あの後、衝動的に動いた結衣子がどうしたのかは、読者それぞれが考える世界なのかな。

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    2026年09月22日
  • 山女日記

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    山頂に立ったときの解放感!
    山が背中を押してくれる感動の連作短編集

    人間関係や人生の悩みを抱えた女性たちが
    それぞれの思いを背負って山に登る連作短編集

     

    嫌なことやモヤモヤを抱えていても
    一歩一歩足を前に出し続けるうちに
    不思議と心が澄んでいく過程が
    とても丁寧に描かれていて…

    息を切らしながら登りきり
    頂上にたどり着いた瞬間に広がる
    絶景と圧倒的な達成感〜!!

     

    毎日色々あるけれど…
    明日からまた前を向いて歩いていこう!!と
    思わせてくれる山の魅力と美しい景色が
    本の向こう側に見えた気がして…
    私も登山したくなりました〜!!

    苦しい登り坂の先には
    必ず素晴らしい景色が待っている!

    人生の励みにもなるような…素敵な作品でした!

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    2026年09月22日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    総じて碌でもない男性が多くて、各章主人公の女性が根暗気味。
    あまり感情移入ができなくて、面白いと感じる部分はあれど、没頭して読める感じではなかった。

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    2026年09月21日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    激しい場面転換や感情の動きがなく、結論に至るまでが長かったのでちょっと飽きてしまう部分もありつつ、ラストは「これはまぁ、イヤミスだなぁ…」という終わり方。上手く言えないけど、「うわー!イヤミス読んだ!!」という達成感(?)爽快感(?)もない感じ。全体的にジメッとしてる。
    内容に触れるなら、ひたすらに妹が気の毒だなぁと思う…。ある程度の年齢になってから話してあげれば良かったのに。

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    2026年09月21日
  • 母性(新潮文庫)

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    とにかくダメな父母の話を淡々と読まされたという気分。終始気持ち悪かった。解説を読むと、娘側の主張も偏ってるのかも?と思うけど、母の手記の気持ち悪さは拭えない気がする。結局自分のない母が、ないはずの自分を子供に求めて失敗してる感じ。旦那は論外

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    2026年09月21日
  • 未来

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    これがイヤミスなの(´;ω;`)
    救いがねえ(´;ω;`)

    「救い」なんて上から目線なのかな…とか考えちゃいますね。

    物語としてはとても面白くて、電車内以外でも読みたい気持ちになりました。
    タイトルから、もっとハッピーなエンドかと勝手に想像していたのですが、思ったよりそうでもなかった(笑)
    だからと言って面白くないとかではありません。
    読み進めるごとに、ページをめくるごとに息苦しささえ覚えましたが止まりませんでした。
    もう一度読み直したいと思いました。

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    2026年09月20日
  • 花の鎖

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    過去と今を紡ぐ壮大なミステリー。

    Kという名前で毎年母に花を贈るのは誰なのか。
    三人の女性と花を軸とした、美しくも哀しい雰囲気が漂う物語。

    最初の方は、主人公がコロコロ変わることやKを当てることに必死になり読みづらさを感じましたが、きんつばを起点に考えると混乱が減ります(そうかな?)。
    湊先生はダークな内容も軽やかに表現されるので、読みやすさは抜群、考え込まずにさらさらと読むと最後にあっときれいな描写が流れ込みます。
    良いお話でした。

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    2026年09月19日
  • 未来

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    ネタバレ

    貧困、家庭内暴力、性的暴力、売春などの社会問題を描きつつ、それぞれの登場人物が未来を進むストーリーになっていますが、唯一ハッピーエンドなのは、未来からの手紙を書いた先生のみと言う所にも、湊かなえさんの嫌ミス要素が感じられた。章子と亜里沙には、殺人を犯す以外の未来を選んで欲しかったなと思う。

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    2026年09月19日
  • 夜行観覧車

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    被害者である亡くなった父が悪者扱いで、加害者の母が被害者として世間から見られる。
    これから生きていくために、本当の事実を隠していくのは残された兄弟にとって果たして正解なのだろうか。

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    2026年09月18日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    著者の髄骨頂であろうかと思われる短編集。
    後味悪いです。
    読み終えた夜中に、悪い夢を見てうなされて目が覚めました。ある意味ホラー。

    メディアが生み出した「毒親」というワードは、今後は淘汰されていくかもしれませんが、そこに着目した小説は引き込まれるものがあります。

    子供は尊い存在で、胸が痛くなる場面も多々あります。親はみんな悩み、子供の幸せを願いながら一生懸命子育てして人生を翻弄されていくのだなと感じました。

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    2026年09月18日
  • C線上のアリア

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    星3.8
    お世話になった綺麗好きな叔母が、ゴミ屋敷?
    介護、嫁いびり、、隠された出来事
    日記、
    色んなちょっとづな秘密
    一気読みしました。

    ずーっと、ソワソワでした。嫌なソワソワ。
    早く結末まで行ってしまいたい!そう思ってどんどん読みました!
    内容も展開も面白かったです。

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    2026年09月18日
  • カケラ

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    女性を自死に追いやったものは、外見から来る劣等感が関係しているのか?親のように親しくしていた人のために痩せたのに裏切られてしまった切なさは共感できた。一人語り形式で物語が進むため、登場人物を整理しながら読む必要がある上、しっかり読んだが全体像が(少なくとも私は)はっきりと分からなかったため、読み終わった時にいろんな意味ですっきりとしなかった。この感じは湊かなえさんの本でしか味わえないのだが。。

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    2026年09月17日
  • 落日

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    この本を読んで、ストーリーがどうこうよりも裁判の傍聴に行ってみたくなり、実際に行ってきました。
    とてもいい社会勉強になりました。
    そんなきっかけをくれた1冊となりました。

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    2026年09月17日
  • 母性(新潮文庫)

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    自分が男だからなのか、母と娘の女性としての描写が全くと言って良いほど理解し辛い内容でした。ただ自分の母と姉が自分が子どもの時に感じた姉に対して過干渉自体が母性なのかとも思った。母が息子に対する母性と娘に対する母性は何か違うのではないかと感じた。このタイトルの母性は母→娘であって、母→息子には成立しないのでと思いました。

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    2026年09月17日
  • C線上のアリア

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    全体に男性上位・家父長的な背景が貫かれてること、また古い日記が発見されるまでの前半が淡々ととしていて今一つ入り込めませんでした。

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    2026年09月17日
  • カケラ

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    決まりきった被害者加害者がいるわけでもない
    上手くいきそうなことでも人に関われば関わるほど救われることもあれば逆にもなる。
    最後にドーナツのレシピがあったら★ひとつ増やしてたかも

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    2026年09月16日
  • Nのために

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    ドラマ『Nのために』が好き過ぎて、これが、イヤミスの女王湊かなえの作品?と思い、原作を読んでみた。
    小説は、ドラマよりイヤミス要素が高い。登場人物の独白、というか、たぶん警察の取り調べに答えてるという設定なのかな?
    ドラマを観ていたら、そんなふうには描かれてなかった気がするけど?というようなことがあって(起こった事柄はほぼ変えていないが、それに対しての感想とかが違う。まさにイヤミス)

    事件としてはとても単純なんだけれど、その裏には、いろいろな愛の形があり、愛のために動いた、ってことなんだな。

    それにしても、この小説を、あの素晴らしく感動的な脚本にした奥寺佐渡子、演出の塚原あゆ子は凄い才能の持ち主であると思う。

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    2026年09月17日
  • カケラ

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    ネタバレ

    湊かなえ作品
    美容整形外科医師が自殺さた少女について関係者から話を聞くスタイルでわからなかった点を補完しながら謎にせまっていく。
    愛情のすれ違いは対話不足としか言えない。
    なんにしろそんなうまいドーナツ食べてみたい

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    2026年09月15日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    最初読み進めるときは、何のことだからよくわからなかったが、花の題名が重要だった。そのうちに、あのことは、このことか、あの人は、この人か?などと、想像力を刺激してくる。文章の手法に感激した。3つのお話が同じ街で起きる。それが違い時代なのだとチャッピーに聞いてやっとわかった。何となくわかった感じで読み終わったので、難しかった。

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    2026年09月14日
  • 夜行観覧車

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    登場人物全員が気持ち悪いのは湊かなえのいいところだけど、最後らへんの彩花の使い方が雑に感じた。あとあまり最後の動機にも納得がいってない。そこまでつまらなくはなかったけどって感じでした。

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    2026年09月13日